活躍する卒業生・在校生

学生の声

藤野 貴教さん藤野 貴教さん

インプットとアウトプットの
高速回転が学びを深める。

株式会社働きごこち研究所
代表取締役 ワークスタイルクリエイター

藤野 貴教さん Takanori Fujino

PROFILE

アクセンチュア、人事コンサルティング会社を経て、2007年株式会社働きごこち研究所を設立。「働くって楽しい!」と感じられる働きごこちのよい組織づくりの支援を実践中。グロービス経営大学院MBA(成績優秀修了者)。「テクノロジーの進化と人間の働き方の進化」をメイン研究領域とし、『2020年人工知能時代 僕たちの幸せな働き方』を上梓。2006年、27歳のときに東京を「卒業」。愛知県の田舎(西尾市幡豆町ハズフォルニア)で子育て中。

※肩書はインタビュー当時のものです

起業して3年。インプットが枯渇しているという感覚に襲われた。

― MBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

コンサルティング会社を経て、採用・人材育成コンサルタントとして起業をし、3年ほど経ったとき、「自分の中でインプットが枯渇している」という感覚を持ちました。これまでも業務に関する人材育成や教育のインプットは行なっていました。しかしクライアントから相談されることに対して、どうしても自分の経験からしか答えることができていませんでした。そのとき初めて、「経営をちゃんと学ぼう」という意識が芽生えたように思います。

誰しも、「学びたい」というスイッチが入るタイミングがあると思います。私にも、「我流では限界がある。先人の学びを自分のものにしたい」というスイッチが入ったのだと思います。

人間力を交えて教えてくれる教員に惹かれた。

― なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

私は教員の方々の魅力に惹かれました。グロービスには頭でっかちな教員は誰一人おらず、授業で使うケース(企業事例)に対し、皆さんそれぞれの人間力を交えて教えてくださる――「この人たちから学びたい」と心が燃え上がったことを今でも強く覚えています。

会社勤めではありませんし、小さな子どももいます。働くことをやめることはできません。制度面が充実していることで「働きながら安心して学べる」グロービスが、私のような働き方をする者にとってはベストであったと言えます。

インプットとアウトプットの高速回転が学びを深める。

― グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?

グロービスでの学びは、実践的なため、日々の仕事にすぐに活かすことができることが魅力です。週末に学んだことを、次の週にはクライアントへ提出する資料に活かしたり、会話の中で触れたりしてアウトプットしていました。そしてその中で気づいたこと、疑問に思ったことを、2週間後のクラスでまた教員や仲間と共有し、学びを深めることができました。インプットとアウトプットの高速回転を回すことが、学びのレベルを一気に上げてくれたと思います。

「やりきった」と感じたからこそ、次のステップがある。

― 卒業後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

左脳を徹底的に鍛えた2年間を終え、私は「もう頭の学びはやり終えた」と感じることができました。もちろんまだまだ学ぶことはたくさんあります。けれど、自分がこれから学ぶことは経営以外のもっとほかの種類のことだと感じたのです。それは、グロービスで「やり切った」からこそ感じられる気づきでした。

卒業後、私は意識的に「遊ぶ」ことにしました。それは、海に行くことであったり、農業にチャレンジすることであったりします。そんなことをしていると、自分の中でどんどん「感性」や「直感」が育ってきました。まさに、理性と感情がバランスし始めた感覚です。

そんな「遊び」をしているときに、人工知能(AI)の進化に触れる機会があり、今、主に「人工知能時代に人はどのように働くことが幸せなのか」を研究し、書籍も執筆しました。その研究での気づきや学びを卒業後もグロービスの仲間と共有する場があり、刺激をもらえて本当に感謝しています。

グロービスはMBAを取る場所じゃない。リーダーシップを学ぶ場所。

― グロービスのMBAで得たものを一言で表現すると何になりますか?

グロービスで学び始めて1年たったとき、「グロービスはMBAを取る場所じゃない。リーダーシップを学ぶ場だ」と気づきました。頭でっかちではない教員の方々に惹かれていたのにもかかわらず、毎週のように授業をこなし、インプットが増えるたび、私自身が目的を見失い、頭でっかちになっていたことに気づきました。その日の授業後の懇親会で、教員にその悩みを打ち明けると、「僕もそうだったよ。左脳と右脳のバランス、理性と感情のバランスが大事だよね。でも、もうそれに気づいたから大丈夫。藤野さんは、きっとうまくバランスできるようになるよ」と言ってもらいました。実はこの感覚に気が付いたことが、グロービスで得た最大の学びであったかもしれません。

私は、経営学を学び、そして同時に、学びを手放すことを始めました。頭でっかちに経営学を振りかざさず、自らの右脳や感情にも素直に向き合い始めたそのとき、私の中で初めて、先人の学びである「経営の定石」が自分のものになり始めたことを感じました。

悩みは消化せず、学ぶことを通じて「昇華」してほしい。

― グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

仕事で頑張っているからこそ、成果を出しているからこそ、悩みや成長の壁にぶつかるのだと思います。その悩みや壁を飲み会や趣味で『消化』させることもできますが、私は「学ぶ」ことで数段違うステージへと自分を『昇華』させることができると思っています。

ただし、「学ぶ」ことをゴールにしてはもったいないです。自分はいったいどんな人間になりたいのか。それをグロービスでは「志」と呼んでいますが、そう考え続けることで、学びが自らの血肉になっていくと思います。

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藤野 貴教さんのページ。実践的なMBA(経営学修士)のグロービス経営大学院。リーダー育成のビジネススクールとして、東京・大阪・名古屋・仙台・福岡・横浜・水戸・オンラインでMBAプログラムを提供しています。