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リユニオン2020~卒業生が集い、最新の経営知を学び互いの成長や志を確かめ合う~

2020年11月09日

11月8日(日)にグロービス経営大学院・東京校にて「リユニオン2020」が開催されました。東京・大阪・名古屋・仙台をはじめ、日本各地・海外からリアルまたはオンライン参加も含めて180名以上の卒業生が参加。グロービスの最新の研究テーマやカリキュラムについて、教員からセッション形式で学びながら、卒業生同士で議論を交わし、互いの成長や志を確かめ合いました。


【リユニオン2020概要】

リユニオンは、グロービスの3つの教育理念である「能力開発」「志」「人的ネットワークの構築」に沿って、入学同期の仲間が5年に一度キャンパスに集い交流し、お互いの成長を確認するとともに、在学時と同様にともに学ぶ場です。リユニオンでは、以下4つの場を提供しています。

・ 卒業後のグロービスの姿とテクノベート時代の世界No.1に向けた方向性について知る場
・ グロービスの最新の研究テーマやカリキュラムを教員からセッション形式で学ぶ場
・ ビジネスの第一線で活躍する卒業生同士が興味のあるテーマで議論をする場
・ お互いの旧交を温め、成長を確かめあえる交流の場

開会式

オープニング・学長挨拶

スピーカー:堀 義人 グロービス経営大学院 学長

「おかえりなさい!」という一言から始まった学長の堀の挨拶。リユニオンに参加する意義について、「思いきり楽しみながら新たな知見をアップデートしてほしい。そして能力開発・人的ネットワークの構築・自身の『志』について再確認してほしい」と卒業生に語りかけました。


第1部 全体会「グロービスの現在と未来」

スピーカー:田久保 善彦 グロービス経営大学院 研究科長

グロービス経営大学院の前身である、グロービス・オリジナルMBAプログラムGDBA(Graduate Diploma in Business Administration)を開講した2003年の入学者は23名でした。


その後、2006年にグロービス経営大学院を開学し日本語MBAプログラムを、2009年には英語MBAプログラムを開講。東京、大阪、名古屋、仙台、福岡とキャンパスを拡大し、2015年にはオンラインMBAプログラムを開講。加えて、2017年4月に水戸、同年10月には横浜に特設キャンパスを開設し、2019年8月にはシンガポールにも拠点を構えました。2020年10月には横浜・特設キャンパスを移転し、常設化しました。


また、時代の変化に合わせて「テクノベート(テクノロジー×イノベーション)」領域を設け、順次科目を追加し、カリキュラムの改編を続けています。さらに卒業後も学び続けられる特別講座「アルムナイ・スクール」をスタートさせるなど、人生100年時代に卒業生の皆さんが成長し、互いに高め合い、つながり続けられるよう、常に学びの場を進化させ続けています。


2020年には1,095名の入学者を迎え、卒業生の総数は5,500名を超えました。学生のネットワークも、急速に拡大しており、アルムナイ・アワードの4人の受賞者をはじめとして、多くの卒業生が各界で活躍の場を広げています。今後は、オンラインクラスと通学クラスが融合した「ハイブリッド型MBA」として、より多くの人にグロービスの学びを提供できるよう努力を続けます。


研究科長の田久保は、「今後もすばらしい卒業生の皆さんとつながり続けられるよう、卒業生の皆さんへのサポート拡充も進めていきます。卒業後もアルムナイ・スクールやクラブ活動、あすか会議、互縁ネットなどの機会をさらに活用していってほしい」と語りました。


これからもグロービス経営大学院は、ビジネス環境の目まぐるしい変化に対応した「新時代のMBA」を常に模索し、卒業生が誇れる学校であり続けるべく進化を続けていきます。


第2部 全体会「テクノベートwithコロナ時代に求められる新リーダーの条件」

スピーカー:木村尚敬氏 株式会社経営共創基盤(IGPI) 共同経営者
モデレーター:堀 義人 グロービス経営大学院 学長 

技術革新がビジネス環境に劇的な変化をもたらし、日々新たな産業やイノベーションが生まれる「テクノベート時代」。そして、現在では、新型コロナウィルスの影響で、新しい価値観や働き方などあらゆることに変革が求められています。

本セッションでは、株式会社経営共創基盤(IGPI)の 共同経営者である木村氏を迎え、「テクノベートwithコロナ時代に求められる新リーダーの条件」について卒業生とともに考える時間となりました。


木村氏の多方面に渡る経験を題材に、after/withコロナ時代において、既存事業の改善を推進する「連続的イノベーション」と、既存の思考の枠組みから外れた「非連続的イノベーション」の2つを両立させることの重要性について扱いました。セッションの後半では、非連続的イノベーションを推進するリーダーシップについてまで議論はおよび、明日からもつべきマインドセット、リーダーとしての具体的な行動指針、社外での人的ネットワーク構築の重要性など、様々なテーマについても考えていきました。


セッションの最後には、木村氏から「これからの時代をけん引するリーダーとして、今までの成功体験だけにとらわれず、積極的に、『創造と変革』に挑んでほしい」と参加者にエールを送りました。

スピーカー:木村尚敬氏 株式会社経営共創基盤(IGPI) 共同経営者

レスター大学経営大学院修士課程修了 

ランカスター大学経営大学院修士課程修了


 大学在学中にベンチャー会社を起業。10年間のマネジメント経験の後、日本NCRを経て、タワーズペリン、アーサー・D・リトルにおいて事業戦略策定や経営管理体制の構築、組織開発・人事/報酬制度設計等に従事。現在は(株)経営共創基盤(IGPI)において、全社経営改革(事業ポートフォリオ再編・中長期戦略・経営管理の高度化/高速化・構造改革・財務戦略等)や事業強化(成長戦略・新規事業開発・M&A戦略・コスト競争力強化等)など、企業のブレークスルーから戦略転換、再成長へ向けた戦略策定と実行支援を中心に活動を展開。

第3部 分科会

教員セッション-A 【思考】新型コロナを思考で解く

担当教員:鈴木 健一、岡 重文、堤 崇士

新型コロナウィルスによって我々の生活は180度変わりました。緊急事態宣言によって在宅勤務が当たり前となり、多くの人にとって満員の通勤電車の苦しみや友人との楽しい飲み会は遠い昔のようです。 新型コロナはわからないことが多く、自分のアタマで考えることが必要です。


本セッションでは、鈴木、岡、堤の3人の教員が登壇。新型コロナウィルスがもたらした社会変化を題材に我々の持つ思考の癖と可能性をワークショップで体感しました。 例えば、「ワクチン接種の効果や副作用が見えない中で受けたいという人はどれくらいいるのか?」「どのような追加情報があれば判断が変わるのか?」「また、感染者数はどのようなモデルで表現できるか?」など、昨今の社会変化を違った角度からアプローチしていきました。


堤は、思考の癖をビジネスに活用することについて言及しました。 「人は脳の認知負荷を下げるために意思決定に関して多くの単純化戦略や経験則を使っています。これは、ヒューリスティックと呼ばれており、時としてバイアスをもたらすこともあり注意が必要です。また、このバイアスを積極的に活用し、自発的によりよい選択をできるようにする手法を『ナッジ理論』といいます。ビジネスに「選択肢」を作る際、有効活用することができます。」 教員陣からは「様々な経験を積んで、よりよい選択肢を作れるようになっていたただければ」と激励の言葉でセッションを締めくくりました。


教員セッション-B 【創造】データドリブン経営で実現するDXとは?

担当教員:加藤 剛広

本セッションでは、実際にデータを活用して大きく事業成長させた複数の実企業の事例を取り上げながら、データドリブン経営やDX推進の肝でもあり難所でもある「データ活用の実現」に関して扱いました。

例えばAIによる需要予測や自動発注を行い、欠品率を大幅に軽減させた小売企業を題材に、データドリブン経営による具体的なインパクトについても議論しました。


 セッションの締めくくりに加藤は、「データ基盤を整えるだけでなく、企業のミッションやカルチャー(文化・風土)を同時に整えていくことが、データドリブン経営に近づくための重要なポイントである」と伝えた。そして、組織や経営を動かしていくために、「まずは自分のできる範囲で何かを始めてみて、小さな成功と結果を作っていくこと。それをもとに組織や経営層を動かし、よりリーダーとして飛躍していきましょう」との言葉でセッションを締めくくりました。

第4部 分科会

教員セッション-A 【ヒト】イノベーションを導くリーダーシップと組織

担当教員:若杉 忠弘

本セッションでは、インドのITサービス企業や世界的なエンターテインメント企業が、イノベーティブな組織に大変革を捉えた事例を読み解きながら、イノベーションを導くリーダーシップと組織の本質について、深く探求をしていきました。


 担当教員の若杉は、イノベーションを導くリーダーシップと組織について、以下のように語りました「イノベーションを導くリーダーは、自分自身が失敗(弱さ)を開示できる強さをもち、チームには心理的安全性のある場をつくることが欠かせません。もちろん、リーダーとして場を作るだけでなく、メンバーに高いゴールを設定し、責任を与えることも重要です。そして組織では、一人ひとりを両利き(改善か革新かを状況に合わせて選択し行動させる)にすることで事業パフォーマンスの向上を目指します。」


 最後に、若杉は「イノベーションは”道”であり、終わりのないもの。歩き続けることが重要」と参加者へメッセージを送りました。


教員セッション-B 【カネ】サブスクリプション:そのバリュエーションと成功のカギとは?

担当教員:星野 優

2010年代後半には、さまざまなサブスクリプションモデルが拡大し、現在ではSaaSに留まらず、自動車、家具、高級バッグ、絵画、フレンチなど、モノ領域にもサブスク型のサービスが広がりつつあります。


本セッションでは、定期課金型のビジネスが注目される時代背景を紐解きながら、事業価値算定の具体的な方法論、サブスクリプションモデルの成功の要諦などの幅広い内容を、実際の企業の財務諸表を紐解くことで理解を深めていきました。


セッションの最後に星野は、「サブスクリプションにおける成功の要諦の1つとして、企業固有のストーリーが重要である」と語り、その上で「ファイナンスはストーリーの価値を測り、創り、分配することができる武器である。改めてグロービスのMBAで学んだことを活かしていってほしい」と述べました。

第5部 分科会

教員セッション-A 【モノ】コロナ禍を乗り切る企業の戦略とは

担当教員:池田 新

コロナ禍を機会と捉え企業価値を伸ばした企業は、変化の兆しをいち早く捉えることができただけでなく、抜本的な変革を実行できる組織能力においても優れていました。


 本セッションでは、昨今の環境変化に適応しコロナ禍を乗り切る具体的な企業戦略を同じ業界で苦戦している企業との比較を通して考えていきました。衣・食・住の切り口から各業界の企業事例を用いて、参加者とディスカッションをしながら展開された本セッション。終始、和やかな雰囲気で、真剣に分析に取り組む参加者の姿が多く見られました。


 担当した池田は「経営戦略の肝は、環境変化への普段からの備えです。資金繰りが止まった時点で生き延びることはできないので、本業で稼ぐ力がなくてはなりません。経営は負けてはいけません。」と述べました。

教員セッション-B 【志】テクノベート時代のキャリア戦略~ポスト・コロナを見据えて求められるアクション

担当教員:竹内 秀太郎

テクノベート時代、そして、after/withコロナ時代は、社会変化が早く、新しいキャリアを創造するチャンスでもあります。未だかつてない様々な変化が複合的に起こるこの時代に生きる私たちは、この時代変化がキャリアにどのように影響を与えるのかを、改めて考えなければなりません。 


本セッションでは、このような未来が不透明な時代においても、可能性を見出し果敢に挑戦している「創造と変革の志士」たちの事例に、主体的なキャリアの描き方を扱いました。思い通りのキャリアを実現するには、何を重視し、どんな行動を心がければよいのか。参加者の皆さんとともにディスカッションをしながら考えを深めていきました。 


教員の竹内は「ライフワークは人生を豊かにするために重要。これからも学び続け、これまで築いた人間関係を資産として大切にしながら、より豊かなキャリアを描いていきましょう」と語りかけました。

第6部 全体会「学長セッション」

「新型コロナが加速する激変の時代。堀流パラダイムシフトに学ぶ!」

スピーカー:堀 義人 グロービス経営大学院 学長 

卒業生モデレーター:瀬沼健吾さん(2013期東京)、高橋梢子さん(2013期東京)


最後の全体会は、卒業生モデレーターの瀬沼健吾さん(2013期東京)と高橋梢子さん(2013期東京)が、ライブアンケートで集めた質問を学長の堀に投げかける「学長セッション」です。学長の堀と卒業生は、志・知・ネットワークに関するさまざまな意見交換を行いました。


政治、経済、グローバル、教育、環境問題など様々な課題について多くの質問が寄せられ、それらに1つずつ経営者としての意見を述べていきました。 


時勢にからんだ質問も多く、例えば、「Withコロナ時代に大事な考え方は?」という質問に対しては、「ゼロベースの思考をしていくこと。今ある前提、当たり前を常に疑い、自分の頭で考え続けること。そのためには、クリティカル・シンキングが最も大事」と伝えた。


 また、「環境変化が激しい時代。経営者として大切にしていることは?」という質問に対して、「誰よりも、どこよりも先取りすることを大切にしている。この時代は、最も選ばれるサービスでなければ生き残れない。そのために、常にアンテナをはり続け、多くのことに興味を持ち続けておくことが重要」と語った。


 最後に堀は、「参加者の皆さんとリアルとオンラインの両方でお会いできて、本当に嬉しいです。5年後のリユニオンで会うときはお互いにもっと成長している姿で会えるように、学んできた知識と培ったネットワークを最大限に活かして、『創造と変革の志士』としてより高みを目指してほしい。」とエールを送りました。

閉会式

クロージング挨拶

午前10時から始まったリユニオンもいよいよ閉会。閉会式の始めの挨拶では、リユニオンの実行委員長の森有功さん(2013期大阪校)が、今回イベントを支えてくれたリユニオン委員のメンバー全員とともに登壇。


「卒業後5年たった今でも、グロービス・コミュニティの心地よさやオープンマインドな校風を感じることでできて、嬉しかったです。5年後のリユニオンでは、皆が創造と変革の志士としてさらに活躍し、社会により大きなインパクトを与えているようにしましょう。これからも互いに助け合い、切磋琢磨していきましょう」


続けて、グロービス経営大学院 副研究科長の廣瀬が「グロービスは開学以来、教育理念である『能力開発』『志』『人的ネットワーク』を変わらず大切にしてきました。そして、ビジネススクールのリーダーとして、時代の変化に合わせてこの5年間でカリキュラムの改編やキャンパスの拡大などさまざまな進化を遂げてきました。そして次の5年に向けて私たちはさらに進化していきます。卒業生の皆さんも、この変化の時代を牽引できるリーダーになるべく、常に知見をアップデートしていきましょう」

5年後の再会に向けた更なる挑戦を誓い合う

最新の学びと仲間のエネルギーに触れ、さらなる「創造と変革」 の挑戦へとつながる場

5年振りに集まった卒業生たちは、久々に顔を合わせた仲間たちと近況を伝え合い、経営の最新知を得て、互いの「志」を確かめ合いました。リユニオンをきっかけに、卒業生たちは5年後の再会に向けて今日からまた新たな「創造と変革の道」へと進んでいきます。


グロービス卒業後も続く交流と学びの仕組み

互援コミュニティ(オンライン・ネットワーク・サービス)

在学時期や居住地を越えて、全卒業生・在校生がオンライン上でつながる機会を提供するビジネス・プラットフォーム。学年同期やクラブ活動に代表される在学中に得られたネットワーク交流を生涯に渡り続けられることに加え、卒業後にも互いのビジネスやキャリアを支援し合う新たなネットワークを築くことができます。情報交換や相互アドバイスを通じて、ビジネスの課題解決や機会創出をサポートし志の実現を後押しします。


グロービス経営大学院では、「互援コミュニティ」を「人生100年時代のインフラ」として位置づけ、7,000名を超えるビジネスネットワークの交流を促進することで、起業や新規事業の立ち上げ、既存組織の改革など、在校生や卒業生による社会の創造と変革への挑戦を後押しています。

卒業生向け特別講座(アルムナイ・スクール)

卒業生に対象を限定した特別講座(アルムナイ・スクール)を開講しています。先行き不透明な変化の時代を先導するリーダーには、一生涯、学び続けることが求められます。卒業生に限られた質の高い学習環境で、同窓と真剣な議論を交わしながら、経営知に留まらない幅広い能力や人間力を磨き続けます。

講座例:「AIビジネスリテラシー」
野呂浩良氏(株式会社DIVE INTO CODE 代表取締役)

講座例:「中国古典に学ぶリーダー哲学」
守屋淳氏(作家)

講座例:「経営層のための税務戦略」
谷保廣氏 (公認会計士、税理士、証券アナリスト)

講座例:「リーダーのためのデザインリテラシー」
稲葉裕美氏 (株式会社OFFICE HALO代表取締役)

講座例:「リーダーのための実践的会社法」
藤本欣伸氏(西村あさひ法律事務所シニアパートナー)

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