グロービス経営大学院
お知らせ
2019年12月11日
2019年12月11日
グロービス経営大学院、卒業生向けに「リーダーのためのデザインリテラシー」を4月に開講へ
~ビジネスの創出や成果に資するデザインの知識を身に付け、実践のスキルを磨く特別講座~
グロービス経営大学院は2020年4月、ポストMBAの修養プログラム「アルムナイ・スクール」の特別講座として、「リーダーのためのデザインリテラシー」を開講します。対象は、グロービス経営大学院のMBAプログラム、および前身のグロービス・オリジナルMBAプログラムGDBA(※)の卒業生です。本講座は、ビジネスの創出や成果に資するデザインの知識を身に付け、実践のスキルを磨くものです。
グロービス経営大学院では、デザインを中核とする事業開発や顧客体験の設計がより求められる環境において、ビジネスパーソンに必要な学びを提供すべく「デザイン思考と体験価値」「デザイン経営(デザイン駆動型のイノベーションとブランディング)【Produced by Takram】」といった講座を本科生向けに開講しています。MBAプログラム修了後、リーダーとして職務や事業活動に臨む方々に向けても、デザインに関わる経営知を学ぶ機会を提供し、卒業生による創造と変革への挑戦を後押しするため、本講座の開講を決定しました。
「リーダーのためのデザインリテラシー」では、デザインの基礎知識を理論的に学ぶとともに、ビジネスのビジョン創造からコミュニケーションまで、全レイヤーのデザインについて、意図的にコントロールし、実行する能力を磨きます。講座の最終回では、デザインを用いたビジネスの課題解決の提案を、グループで発表します。講義は隔週の土曜日に全6回で開講し、1回の講義は3時間です。授業はディスカッションを中心に進行し、講師のみならず受講生同士の議論から、気付きや学びを深めます。
担当講師は、日本初のビジネスパーソンを対象としたデザインの学び場である「WEデザインスクール」を主宰する、稲葉裕美氏(株式会社 OFFICE HALO 代表取締役)が務めます。主な受講生として、デザインを基本から学び、活用方法や良質なデザインを判断するための見識を深め、デザインを用いたビジネスの創出または発展につなげてゆきたい方を想定しています。
稲葉氏は、「デザインは学べば誰でも徐々に理解できるものです。この講座は、さまざまなデザイン事例を、理論立てて言語化し分解していくことを通してデザインリテラシーを深める、ビジネスリーダーのために開発されたこれまでにないデザインプログラムです。感覚的になんとなくデザインと付き合うことから脱し、しっかりとした理由と考えをもってデザインを活用する能力を一緒に磨きましょう。」と話しています。
■グロービス経営大学院 アルムナイ・スクール特別講座
「リーダーのためのデザインリテラシー」概要
開講時期:2020年4月4日(土) 14:00~17:00
開講場所:グロービス経営大学院 東京校
対象:グロービス経営大学院 MBAプログラム卒業生/GDBA卒業生
定員:35名
受講料:154,000円(税込)
受講形式期間:3ヶ月(1回180分×全6回、隔週土曜日開催)
担当教員:稲葉裕美氏(WEデザインスクール主宰、株式会社OFFICE HALO代表取締役)
お問い合わせ:グロービス東京校 03-5275-3973
稲葉裕美 (いなば ゆみ)
WEデザインスクール主宰 株式会社OFFICE HALO代表取締役
1984年生まれ。武蔵野美術大学造形学部卒。創造性教育やアート・デザイン教育、その実践的活用や普及を研究対象とし、デザインマネジメントやアートマネジメント、文化政策を学ぶ。2014年に「クリエイティブと社会を架橋する」というビジョンのもと、教育デザインファームOFFICE HALOを設立し、同年、大人のためのアートスクール「CORNER」を、2017年には武蔵野美術大学デザイン・ラウンジと協同で、ビジネスリーダー向けデザインスクール「WE Design School」を開校。デザイン、アート、表現領域のアカデミックな方法論を融合させ、社会人のデザインリテラシーや感性を育成する、これまでにない教育分野を開拓。企業、大学、自治体等で幅広く教育プロジェクトを展開している。
(※)グロービス・オリジナルMBAプログラムGDBA(Graduate Diploma in Business Administration)は、2003年にスタートした非学位のプログラムです。その実績をもとに、2005年、文部科学省より大学院大学の設置認可を受け、2006年4月より経営大学院としてMBA生を受け入れることになりました。GDBAとグロービス経営大学院のMBAプログラムとは、入学審査、カリキュラム内容、講師陣の質、取得単位数などアカデミックな側面で、ほぼ同水準にあるものとグロービスでは認識しています。