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投稿日:2025年12月03日  更新日:2025年12月03日

投稿日:2025年12月03日
更新日:2025年12月03日

なぜあの組織は強いのか?日本型リーダーシップの難所と、社員の強みを活かす組織の作り方

川口美香子
アース製薬株式会社 上席執行役員 新価値創造本部 本部長 兼 コミュニケーションデザイン部 部長
小山 一郎
豊通食料株式会社 代表取締役社長
白波瀬 章
シーキューブ株式会社 代表取締役社長
津田 恵
株式会社日立製作所 理事/グループ環境本部長 兼 グループサステナビリティ本部長
原 雄介
株式会社デンソー 上席執行幹部 エアコンディショニングシステム事業部長

いかに多様な人材の強みと熱意を引き出し、組織のパフォーマンスと成長を最大化できるのか。本セッションでは、リーダーたちが「多様な人材が活躍する組織」の定義を共有し、変革の難所—日本型のリーダーシップ文化や部門の縦割り—への具体的な取り組みを深掘りします。難所を乗り越える経営者の覚悟や、個性を強みに変える実践知に触れるとともに、変革を一過性にせずカルチャーとして定着させる戦略を探求。多様な時代に選ばれる企業となるための実践的なヒントが得られます。

あすか会議2025 第6部 分科会(アルムナイ特別)

「人が活きる職場をつくるには ~一人ひとりの力を組織の力に変える環境づくり~」川口美香子×小山一郎×白波瀬章×津田恵×原雄介

(2025年7月6日開催/水戸市民会館)

多様性を「倫理」ではなく「戦略」として捉え、組織の力を最大化するには?異質なメンバーが持つ価値観を尊重し、イノベーションを起こす組織変革の難所を、経営者・役員陣が経験談に基づいて解説。社員が自律的にチャレンジし、生き生きと働く職場をつくるリーダーの役割を問う。(肩書は登壇当時のもの)

【タイムスタンプ】

※タイムスタンプは生成AIで作成しているため、一部誤りがある可能性があります。あらかじめご了承ください。

00:36 イベント全体の構成と議論の焦点

多様な人材活躍の定義、課題と乗り越え方、カルチャー定着の3部構成

01:45 組織戦略としての多様性

多様な存在の必要性、組織戦略としての多様性、異質な人が生きるリーダーの重要性

05:32 多様な人材が活躍する組織の定義

業界の同質性への気づき、イノベーションのための多様性、役割理解と力の発揮が合致した状態

08:18 人が活躍できる組織の要素

再生体験から得た教訓、リスクを取ったチャレンジ、部門を越えたチームワークの重要性

13:11 多様な人材活躍に大事な2つのこと

リーダーによるビジョンの明確化、個人の強みに本気で向き合う姿勢と理解

15:54 難所1: 日本のリーダーシップ文化

階層主義と合意形成型という特殊性、暗黙の意思決定と空気を読む文化の弊害

19:10 議論と新しい価値創造の必要性

コミュニケーションコストをかけても議論し、新しい価値を生み出す姿勢

21:48 難所2: イノベーションのための組織変革

コアの強みの再言語化と発信、「スターカルテット」で新規事業を推進

25:09 難所3: 組織構造の課題と変革

本部長制による機能停止と縦割り構造の克服、経営者の覚悟を持ってレイヤーを外す

28:21 難所4: 強みを活かすことのジレンマ

強みに気づけないメンバーと課題に目が向きがちなマネジメント層、部署横断チームでの活動

33:28 カルチャー定着の戦略

7Sのハードからソフトを変える構造、揺るがないビジョンとバリューの深層への根付かせ

43:54 仕事の楽しさと感謝:グロービスの学び

仕事を通して作りたい社会に近づく喜び、仲間と学びを与えてくれたグロービスへの感謝

54:02 視聴者へのメッセージと行動変革

違和感・気持ち悪さの重要性、小さな変化を起こす行動、インプットとアウトプットの繰り返し

川口美香子

アース製薬株式会社 上席執行役員 新価値創造本部 本部長 兼 コミュニケーションデザイン部 部長

京都大学大学院エネルギー科学研究科卒業後、2003年にアース製薬株式会社入社。入浴剤の研究開発に携わる。いったん退職し、サービス業や小売雑貨のバイヤー職などを経て、2011年にアース製薬株式会社に復職。再び研究員として日用品の商品開発に従事し、2019年から4年間、研究部長を務め、研究開発職の道を歩んできた。2023年に、執行役員マーケティング総合企画本部本部長となり、研究開発からマーケティングへと役割変更となる。役割は同じまま、部門名が新価値創造本部と変わり、25年より現職の上席執行役員 新価値創造本部本部長兼コミュニケーションデザイン部長となる。グロービスは、2022年卒。

小山 一郎

豊通食料株式会社 代表取締役社長

グロービス経営大学院 大阪校 2018期

1993年トーメン(現豊田通商)入社、食料部門にてトレーディング、事業体管理担当。内3年間、人事部にて人財育成、採用担当。大阪食料部部長を経て、2020年、豊田通商が33.4%出資する第一屋製パンに出向。副社長として、業績不振であった同社の企業再生(工場閉鎖、組織改革、人財育成など)に取り組み、2023年、5年ぶりに黒字化に成功。今年4月より現職。

白波瀬 章

シーキューブ株式会社 代表取締役社長

京都大学大学院修了後、NTTに入社。法人営業部門のSEを経て、インターネット関連のグループ会社立上げや、事業化支援、非常勤役員としての経営管理等に携わる。その後、持株会社にて、クラウド分野のR&Dの戦略企画、事業化推進、グローバル展開を担当。2014年7月より、元々自身で立上げに関わったNTTスマートコネクト社に取締役として戻り、2016年7月より同社社長。2020年6月 NTT西日本 取締役 ビジネスデザイン部長を経て2021年6月より同 執行役員 CTO 技術革新部長。2024年6月に退任し、エクシオグループ株式会社に入社。2025年1月に同東海エリア子会社のシーキューブ株式会社 副社長に移り、2025年4月1日より現職。

グロービス・オリジナル・MBAプログラム(GDBA)修了。

スタンフォード経営大学院 スローンマスターズプログラム(現MSx)修了。

津田 恵

株式会社日立製作所 理事/グループ環境本部長 兼 グループサステナビリティ本部長

京都大学教育学部を卒業後、大阪ガス株式会社に入社。
海外事業に長年従事した後、IR部長、CSR・環境部長、イノベーション推進部長を務めて退職。
2021年株式会社日立製作所入社。
2022年4月よりサステナビリティ推進本部長、23年4月より環境も兼務し、日立グループ全社のサステナビリティ・環境の戦略策定と実行をリードしている。プライベートでは、「日本の大企業を変える女性役員を増やす」をモットーに仲間たちと活動を推進中。

2006年ハーバード大学ケネディ―スクールフェロー。2019年グロービス経営大学院卒業。京都府出身。

原 雄介

株式会社デンソー 上席執行幹部 エアコンディショニングシステム事業部長

自動車部品メーカーの株式会社デンソーに入社後、生産企画、生産技術開発、工場マネジメントなどのモノづくりの上流から下流の幅広い業務に従事。
アジア地域本社に出向し、地域モノづくり変革とカンボジア新工場などを推進。
海外勤務後、経営戦略本部へ異動し、全社戦略と経営改革の構想・推進に従事。
21年から総務人事本部の担当となり、10年ぶりに人と組織のビジョンを刷新し、人財・組織改革を推進。25年より事業部門へ異動し、現職を担当。