現役・実務家教員
教員詳細
教員略歴
陶久 季彦Toshihiko Suehisa
東京大学経済学部経済学科卒業
学位:学士(経済学)
資格等:公認会計士(2006年6月登録)
安田信託銀行(現 みずほ信託銀行)に入社し、個人・法人向け営業等に従事。
1999年にグロービスに加わり、現在のグロービスグループの経理業務の構築、管理会計制度の設計、運用を統括した。また、2008年にグロービス経営大学院を立ち上げた際は、会計システムの導入、学校法人の経理業務の構築を統括した。現在はマネジャーとしてコーポレート・エデュケーション(企業研修部門)で法務・契約管理、顧客満足度モニタリングにおいて中心的な役割を果たしている。2006年よりグロービス・マネジメントスクール、2008年よりグロービス経営大学院、2009年よりグロービス・エグゼクティブスクールにおいて財務会計・管理会計の講師として活躍し、高い評価を得ている。企業研修についても、実務経験に裏打ちされたファシリテーションで強い支持を得ている。
執筆書籍等
共著:『グロービスMBAアカウンティング 改訂3版』(ダイヤモンド社)
クラス運営方針
アカウンティング基礎では、会計の初学者の方を対象に、ビジネスリーダーにとって必要な会計について学んでいきます。クラスの中では、もちろんP/L、B/S、キャッシュフロー計算書の構造や項目についての知識も学んでいきますが、さまざまな事業活動と財務諸表の数字とのつながりを捉えることに重点を置き、財務数値からどのような事業活動が展開されたのか、逆に戦略に沿って行われた事業活動の結果がどのような財務数値として定量的に表現されるのかを考えていきます。学習にあたっては簿記・会計のルールや制度の細部に深入りせず、根底にある考え方・視点をしっかり押さえることが重要です。そのために、クラス当日のレクチャーだけに頼るのではなく、じゅうぶんな予習を通じてできるだけたくさんの事例や数字に触れて自分なりにとことん考えるようにしてください。それがクラス当日における積極的な議論への参加につながり、自身の学びを深くしてくれると思います。