現役・実務家教員

教員詳細

教員略歴

大山 みのり

大山 みのりMinori Ohyama

青山学院大学国際政治経済学部卒業
オックスフォード大学サイード・ビジネス・スクール経営学修士修了
学位:MBA
資格等:公認会計士


大手監査法人にて会計・内部統制監査業務従事後、MBAを経て、大手会計系コンサルティングファームに入社。ディールズ部門において、M&A統合支援業務および財務デューデリジェンス業務に従事する。特にカーブアウト実行支援を得意とする。シニアマネージャーとして、ディールエグゼキューションサポート、統合計画立案支援等、マルチナショナルクライアント案件・クロスボーダー案件を中心に数多く従事する。その後、公認会計士事務所を独立開業、現在に至る。

クラス運営方針

数字は多弁です。どのような業務分野の方でも、マネジメントになるほど、財務数値で報告を受け、状況を判断し、意思決定を下さなければならない場面も増えることでしょう。その時、受け取った財務数値をただの数字の羅列として捉え断片的に用いるのか、または、その数字の背後に流れるビジネスストーリーを全体感を持って読み解き、判断に有効に生かす事が出来るのか。その分かれ目は数字の「見るべきポイント」を抑えているかどうかではないでしょうか。

また、数字はビジネスをドライブする有力な武器となります。自身が思い描くビジネスを具体化し、将来を予測し、その方向性が間違っていないのかを検証するツールとなります。さらには、人を説得し、組織を動かしていく力も持っています。しかし、その力を使うには最低限の財務数値の扱い方を知っている必要があるのです。

私の講義では、アカウンティングに関連した業務をされている方はもちろん、仕事上アカウンティングに直接関わっていないと感じている皆さんでも、自身の強みとして数字を味方につけられる、「使える」アカウンティングの基礎を学んで頂くことに重点を置いています。講義では実際の企業事例なども取り入れながら、企業活動と財務数値の繋がりを丁寧に紐解いていきます。6回の講義に積極的に参加して頂ければ、今まで縁遠いと感じていたアカウンティングの世界が、自身のビジネスを豊かにする武器になりうることを実感して頂けるのではないかと思います。その学びの効果を高めるためにも、予復習も含め、皆さんの積極的なクラス貢献を期待しています。