カリキュラム

科目詳細

パワーと影響力 講座詳細

大きな目標を実現したり、志を成し遂げたりするためには人や組織を本当に動かす有効な行動を取らなければなりません。一方、現代社会における多様性と相互依存性はますます高まり、人や組織を動かす難度は上がるばかりです。本科目では、人々に影響力を及ぼす際の、パワーを獲得・行使するプロセスや技術論を具体的に学んでいきます。
  • 応用
  • 組織

    人事
  • 1.5
    単位
  • レポート
    DAY4
    提出
  • 全6回
  • 35人
    CLASS
  • ケース
    メソッド

科目概要

本科目では、共生を大切にする人間観と深い人間理解(心理学)に基づき、人々に影響力を及ぼす際の、パワーの源泉とそれを獲得・行使するプロセスや技術論を具体的に学んでいきます。現代社会における複雑性(多様性×相互依存性)はますます高まり、人や組織を動かす難度は上がるばかりです。そうした中で大きな目標を実現したり、志を成し遂げたりするためには、何が正しいかを知っているだけでは不十分であり、人や組織を本当に動かす有効な行動を取らなければなりません。そのためには、パワーと影響力を正しく認識することが必要です。

この科目では、部下、上司、他部署、文化の異なる他組織、そして広く社会を動かすというそれぞれの場面での必要なパワーを背景に、影響力を適切に行使することで、相手の自発的な行動と可能性を引き出しつつ、1人ではできない高い目標や志を自己成長を遂げながら実現できるようになることを目指します。

受講対象者

成し遂げたい目標や志を持ち、より広く高い次元で活躍したいと考えている方を対象とします。机上の論理に安穏とせず、組織や社会に「創造と変革」をもたらすため、学んだ技術を実践することを前提とします。

各回のテーマとケース

Day1

セッション A
テーマ :
パワーと影響力とは何か、その基本と視点(前半)
ケース :
リサ・べントン(A)
セッション B
テーマ :
パワーと影響力とは何か、その基本と視点(後半)
ケース :
リサ・べントン(A)(B)

Day2

セッション A
テーマ :
部下を動かす
ケース :
ヒューストン、問題発生:NASAとオープンイノベーション(A)
ヒューストン、解決策発見:NASAとオープンイノベーション(B)
セッション B
テーマ :
上司を動かす
ケース :
トーマス・グリーン:パワー、社内政治、キャリアの危機

Day3

セッション A
テーマ :
他部署を動かす
ケース :
Dr. ローラ・エッサーマン(A)
セッション B
テーマ :
印象のマネジメント

Day4

セッション A
テーマ :
文化の異なる他組織を動かす(前半)
ケース :
HP-シスコの業務提携(A)
セッション B
テーマ :
文化の異なる他組織を動かす(後半)
ケース :
HP-シスコの業務提携(B)

Day5

セッション A
テーマ :
社会を動かす(前半)
ケース :
「ティッピングポイント」とグリーンドット・パブリックスクールズ
セッション B
テーマ :
社会を動かす(後半)
ケース :
「ティッピングポイント」とグリーンドット・パブリックスクールズ

Day6

セッション A
テーマ :
パワーの喪失
ケース :
『君主論』岩波文庫(ニッコロ マキアヴェッリ(著))
ダイエー創業者 中内功
セッション B
テーマ :
自分を動かす
ケース :
『君主論』岩波文庫(ニッコロ マキアヴェッリ(著))
ダイエー創業者 中内功

※クラスで使用するケースや教材、得られる学びは体験クラス&説明会にてご確認できます。

教科書

君主論

ニッコロ マキアヴェッリ(著)
岩波文庫(出版)

[新版]グロービスMBAリーダーシップ

グロービス経営大学院(著)
ダイヤモンド社(出版)
電子出版対応

参考書

GLOBIS 学び放題「パワーと影響力」

影響力の武器[第三版]―なぜ、人は動かされるのか

ロバート・B・チャルディーニ(著)
誠信書房(出版)

事前推奨科目

この講座の受講は、事前に以下の講座の履修が推奨されます。