金尾 元信さん 金尾 元信さん

トップである限り
学び続けなければならない。

  • 日廣薬品株式会社
  • 代表取締役社長

金尾 元信さんMotonobu Kanao

PROFILE

学習院大学卒業後、三菱東京UFJ銀行(現三菱UFJ銀行)にて法人融資業務に4年間従事。2011年4月より家業の日廣薬品株式会社へ戻り、2015年6月代表取締役社長に就任。社員がこれまで以上に誇りを持ち、働いて良かったと思える会社を作り、次の世代に確実に引き継ぐためにグロービスの学びを活かしつつ、共に変革を進める社員にもグロービスでの学びを推奨している。


※肩書はインタビュー当時のものです

事業承継後、想像を絶するプレッシャーに押しつぶされそうになった。

MBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

家業の社長就任が決まったと同時に、想像を絶するような重圧に押しつぶされそうになりました。これがMBAを取得しようと考え始めたきっかけです。

専務時代の4年間も社長のつもりで、さまざまな判断していましたが、振り返ってみると「つもり」の域を出ず、最終責任は父がとってくれるという甘えがありました。社長になり、社員やその家族の生活が自分の判断1つにかかっていると思うと、どんな些細な判断にも時間がかかるようになりました。決断後も自問自答を繰り返し、夜も眠れない日々が続きました。社員を幸せにするために何が自分に必要か、どうすれば自信を持って判断できるだろうか――そう考えた末に行きついたのが、MBAで学ぶという決意でした。

場所を選ばず経営知だけでなく、人間性や胆力をも鍛えることができる。

なぜオンラインMBAを選択されたのでしょうか?

」系科目の存在とオンラインで受講できることが大きな決め手になりました。当時の私に必要だったのは、「経営に携わるものが、最低限備えておかなければならない知識」や「論理的に考える能力」だけでなく、「経営者にふさわしい人間性」、そして「決断すべきときに決断する胆力」です。この中で、知識や論理的な考え方については、他のMBAでも学べたのかもしれません。

しかし、これから家業に人生をかけ、自分の判断の結果を逃げずに全て引き受ける――そんな覚悟を決める必要があった当時の私にとっては、人間性や胆力も磨くことができるという点が非常に重要でした。ゆえに、知識や論理的な考え方について学ぶのと同時に、「志」系科目を有するグロービスに魅力を感じたのです。

さらに、ちょうど長男が生まれ、後継者の育成という観点から育児にも全力でコミットしたいと考えていました。通学時間を短縮でき、授業の直前まで育児をし、授業が終わった直後には、また子供と向き合うことのできるオンラインで受講できる点にも魅力を感じていました。

自社の現状に合わせて打ち手を立案し、実行できるようになる。

オンラインMBAで学ぶ魅力は何でしょうか?

経営の原理原則を実際の経営の現場で、すぐに応用するための思考力を鍛えられる点が大きな魅力です。ケース(企業事例)を読み解き、経営レベルの意思決定の疑似体験を行ったうえで授業に臨みます。そこで実務経験豊かな教員やさまざまな業界における多様な立場の学生たちとディスカッションを行うことで、意思決定の生々しい難所を知ることができます。

さらに授業後の振り返りで、その学びを自社に引き寄せ、どのようなことができるかについて徹底的に考えることも求められます。これらを繰り返すことで、どのような企業でも当てはまる難所を意識しつつ、自社の現状に合った打ち手を立案し、実行できるようになったと思います。

また、オンラインで学ぶことの魅力は学生の多様性と学びの深さだと思います。オンラインには育休中の方や海外からも受講される方が多く、こうした方の多くはこれまで、学びたくても学べなかったという渇望感が授業に取り組む姿勢に表れており、いつも刺激を受けます。自分も同じレベルで取り組まなければ、置いていかれるという思いがおのずと湧き上がり、授業へのモチベーションを高く維持でき、学びがより深まるのです。

時間をかけて熟慮すべきことに、時間と労力を割けるようになった。

卒業後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

「考えるべきこと」に集中できるようになりました。「クリティカル・シンキング」で自分の頭で考え抜く力を磨き、その後、さまざまな科目で多種多様なフレームワークを学び、多くのケースで経営者の立場で意思決定を疑似体験することで、以前に比べれば格段に抜け漏れなく考えることができるようになりました。意思決定までにかかる時間も短くなり、判断の質も確実に上がりました。

また、自分たちでコントロール可能なリスクとコントロール不可能なリスクを冷静に切り分けられるようになり、コントロール不可能なこと(考えても意味がないこと)に思考や時間を奪われ、精神的に疲弊していくことが少なくなりました。その結果、本当に時間をかけて熟慮すべきことに時間と自分の労力を割けるようになったと考えています。

トップである限り学び続けなければならない。

オンラインMBAで得たものを一言で表現すると何になりますか?

トップが自ら学び続け、成長し続ける重要性に気づかされた2年間でした。私が変化し、成長を続けることによって、会社全体に学びと変革の風土を根づかせることができます。まだまだ道のりは長いものの、その第一歩を踏み出せたと考えています。裏返せば、トップが学びを怠ったり、変化を恐れたりすれば、社員たちを幸せにはできません。

トップである限り学び続けなければならないという覚悟を得たと同時に、学びを怠ったときが社長引退の時期なのだと強く意識するようになりました。

互いに本気で、刺激を与え合える――そんな仲間たちに必ず会えるはず。

オンラインMBAで学ぶことを考えている皆さんにメッセージをお願いします。

私はグロービスで、学位取得のみを目的にした仲間に会ったことがありません。私が会った学生たちは皆、本気で学び、本気で実践し、成長し続けたい、成果を出したい、そして自分や周りの人を幸せにしたい、そしてポジティブな影響を与えたい、そんな志に溢れていました。

最初はそんな仲間たちに圧倒されましたが、必死についていく中で、自らの志や学び続けるモチベーションも引き上げられたと思います。互いに本気で、刺激を与え合える――グロービスでは、そんな仲間たちに必ず会えるはずです。

出願を考えている皆さんが、その一歩を踏み出し、最高の仲間とともに学び、自分の人生を変えていかれることを願ってやみません。

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