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投稿日:2025年06月02日

投稿日:2025年06月02日

実務家から学ぶMBA──グロービス経営大学院が社会人に選ばれる理由

本橋敦子
グロービス コンテンツオウンドメディアチーム

「授業の質が高い国内トップMBA」を検討する際、重要な指標となるのが「国際認証の有無」「実務家教員の比率」「議論(アウトプット)の密度」の3点です。
グロービス経営大学院は、あえて独自の道を歩むことで、特に「100%実務家教員」と「国内屈指の議論の密度」という2点において、圧倒的な教育品質を実現しています。
本記事では、なぜグロービスの実務家教員が選ばれ、どのような質の高い学びを提供しているのかを解説します。

実務家教員とは?──制度と現場の両視点から

文部科学省は、専門職大学院における専任教員のうち3割以上を「実務家教員」とすることを義務付けています。 専門職大学院は、理論の修得に加えて、現場での応用力を高めることを目的とした教育機関であり、実務家教員の存在はその実践的学びを支える中核的な要素です。現場で得た知見や経験をもとに、学生が実際のビジネス課題に対応できるよう導くことが求められます。 実務家教員とは、以下のような条件を満たす教員です。

  • 担当分野に関して5年以上の実務経験を持つ
  • 高度の実務能力と教育上の指導力を兼ね備える
  • 実務経験を理論化し、体系的に伝える力を持つ
  • 現場に基づいた具体的な事例や省察を教育に活かす

彼らは単なる経験者ではなく、理論と実践を橋渡しする存在であり、学びを現場で再現できる形にする役割を担います。

100%実務家教員の実践──グロービスのリアルな教育力

国内トップクラスの「議論(アウトプット)の密度」を実現する仕組み

グロービス経営大学院では、100%実務家教員です。彼らは次のような特長を持っています。

  • 現役の経営者、コンサルタント、企業のマネジメント層
  • 実務で培った知見を理論に結びつけて伝える指導力
  • 受講生の思考を深めるファシリテーション力

また、MBAの授業の質を左右する大きな要因が「議論(アウトプット)の密度」です。
グロービスの授業は、教員が一方的に話す講義形式ではありません。

  • 全授業時間の多くを議論に集約: 
    実務家教員が投げかける問いに対し、多様な背景を持つ学生がぶつかり合います。
  • 実務家ならではのファシリテーション: 
    現場のリアルを知る教員だからこそ、議論の核心を突き、学生のアウトプットを実務で通用するレベルまで引き上げます。

「授業で取り上げるケースは、自分の事業で実際に直面した課題がベースです。成功体験だけでなく、失敗から学んだことも正直に共有することで、学生が『自分だったらどうするか』を真剣に考える場が生まれます」(マーケティング担当教員)

「ファシリテーションにおいて大切にしているのは、“学生が自分で考え、決断し、振り返るプロセス”です。私はその支援役であり、現場での経験があってこそ深く関われると感じています」(ファイナンス担当教員)

多様なバックグラウンドの教員陣

実務家教員は、以下のような多様な業界・職種の出身者で構成されています。

アマゾン・ジャパン/メルカリ/ヤフー/日本アイ・ビー・エム/NTTデータ/KDDI/ディー・エヌ・エー/ファーストリテイリング/P&G/日本コカ・コーラ/楽天/エステー/トヨタ/ソニー/電通/サイバーエージェント/三菱商事/住友商事/丸紅/GEインターナショナル・ジャパン/マッキンゼー・アンド・カンパニー/ボストン・コンサルティング・グループ/A.T. カーニー/ローランド・ベルガー/アクセンチュアなど

多様な実務経験が、授業に厚みと深みをもたらしています。

教員の活動実績

グロービスの実務家教員たちは、教育だけでなく、外部メディアでも積極的に発信を行っています。
以下はその一例です:

  • 2025年6月|ダイヤモンド|鈴木健一(担当科目:ビジネス・アナリティクス、テクノベート・シンキングなど 西松屋の“ガラガラ経営”を通じて、「顧客体験」と「ローコスト戦略」が合理的に結びついたビジネスモデルの優位性を解説。
  • 2024年12月|Newsweek日本版 |若杉忠弘 (担当科目:組織行動とリーダーシップ、パワーと影響力など 運動不足がリーダーシップに与える影響に言及。
  • 2024年11月|Biz/Zine|鷲巣大輔 (担当科目:ファイナンス基礎、ファイナンスⅠ(事業戦略と企業財務)など ビジネスカンファレンスにて、FP&A(財務計画・分析)の導入を通じたコーポレート部門と事業部門の連携強化を提言。

まとめ

実務家教員とは、理論と実務を橋渡しし、学びを現場で再現可能な知識として提供できる専門性を持つ教育者です。
グロービス経営大学院では、こうした教員が全専攻で中心的に活躍しており、「議論の密度」を最大化させることで、実務と教育を融合させた質の高い学びを提供しています。
学びの成果を「結果」として実感したい方にこそ、グロービスの実務家教員との出会いが、大きな一歩になるはずです。

本橋敦子

グロービス コンテンツオウンドメディアチーム

早稲田大学文化構想学部卒。新聞記者を経て、グロービスのオウンドメディア編集を担当。