GLOBIS Articles
- 志
- イノベーション
- あすか会議
- 動画
- 起業
- 知見録PICK UP
投稿日:2023年11月15日 更新日:2023年12月12日
投稿日:2023年11月15日
更新日:2023年12月12日
社会起業家が考える、失敗への恐れと戦い方/闇バイト・入管法への課題意識/現在の取り組み【安部敏樹×川口加奈×藤沢烈×渡部カンコロンゴ清花×佐藤大吾】
- 安部 敏樹
- 一般社団法人リディラバ 代表理事
- 川口 加奈
- 認定NPO法人Homedoor 理事長
- 藤沢 烈
- 一般社団法人RCF 代表理事
- 渡部カンコロンゴ 清花
- NPO法人WELgee 代表
- 佐藤 大吾
- NPO法人ドットジェイピー 理事長/ 武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 教授
あすか会議2023
第6部分科会【地域・社会・組織】「世界の課題の解決に挑む社会起業家たち~新たな視点で挑む世界の問題~」
(2023年7月2日開催/国立京都国際会館)
私たちの世界は多くの課題に直面しており、政府や大企業だけでは解決が難しいものばかりだ。そのような社会課題に独自のアプローチで取り組んでいる社会起業家のリーダー達。環境問題、教育格差、移民問題、貧困課題など、それぞれ深刻な社会課題に彼らはどう立ち向かい、どのような成果を生み出してきたのか。これからの時代に求められる社会起業のあり方を考える。(肩書きは2023年7月2日登壇当時のもの)
02:43 会社の中で、最近何に時間を割いているか(安部氏、川口氏)
14:53 「闇バイト」への課題意識(安部氏、川口氏)
17:27 会社の中で、最近何に時間を割いているか(渡部氏)
25:00 「入管法改正案」について(渡部氏)
30:50 NPOが持つ役割「社会化」「事業化」「制度化」について(藤沢氏)
38:06 質疑応答
-ファーストピンを見つける時に、失敗を恐れたことはないか。その怖さとどう戦っているのか。
-ファイナンスについて。デッド(負債)を調達することの意義・怖さとは。
-寄付が集まってくる、川口氏が持つ要因とは。
安部 敏樹
一般社団法人リディラバ 代表理事
1987年生まれ。2009年、東京大学在学中に、社会問題をツアーにして発信・共有するプラットフォーム『リディラバ』を開始。2012年に一般社団法人、翌年に株式会社Ridiloverを設立。2012-2015年度東京大学教養学部にて、1・2年生向けに社会起業の授業を教える。特技はマグロを素手で取ること。 第1回 総務省「NICT起業家甲子園」優勝、「KDDI∞Labo(ムゲンラボ)」第4期 最優秀賞 など、受賞多数。2017年、米誌「Forbes(フォーブス)」が選ぶアジアを代表するU-30選出。著書『いつかリーダーになる君たちへ』(日経BP社)『日本につけるクスリ』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。
川口 加奈
認定NPO法人Homedoor 理事長
1991年 大阪府高石市生まれ。 中学生の時、通学路で見たあいりん地区の風景に衝撃を受け、14歳でホームレスの人への炊出しに参加。ホームレス襲撃事件の根絶をめざし、炊出しや講演活動を開始し、17歳で米国ボランティア親善大使に選ばれる。ホームレス問題の研究が進む大阪市立大学に進学し、19歳でHomedoorを設立。路上から脱出したいと思ったら、誰もが脱出できる「選択肢」がある社会を目指し、ホームレスの人の7割が得意とする自転車修理技術を活かしたシェアサイクルHUBchari事業を開始。現在、大阪市内350ポートで展開中。また2018年からは18部屋の個室宿泊施設「アンドセンター」やカフェ「おかえりキッチン」の運営を開始。現在、年間1000名近くが新規で相談に訪れ、就労・生活支援を提供する。Googleインパクトチャレンジ グランプリ、内閣総理大臣賞等を受賞。日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019」、ダボス会議 Global Shapersにも選出される。NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」(2022/3)に出演。 著書:14歳で“おっちゃん"と出会ってから、15年考えつづけてやっと見つけた「働く意味」(ダイヤモンド社)
藤沢 烈
一般社団法人RCF 代表理事
1975年京都府生まれ。一橋大学卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て独立し、NPO・社会事業等に特化したコンサルティング会社を経営。東日本大震災後、RCF復興支援チーム(現・(一社)RCF)を設立し、災害復興に関する情報分析や事業創造に取り組む。現在は、全国での復興事業及び地方創生事業を、行政や企業など多様なセクターとの連携を通じ展開している。 ふくしま12市町村移住支援センター長、新公益連盟理事・事務局長、PwC財団理事、復興庁復興推進委員を兼務。日本プロサッカーリーグ理事、復興庁東日本大震災の復興施策の総括に関するWG構成員、東京五輪組織委員会委員等を歴任。 著書に『人生100年時代の国家戦略~小泉小委の500日』(東洋経済新報社)『社会のために働く 未来の仕事のリーダーが生まれる現場』(講談社)、共著に『東日本大震災復興が日本を変える-行政・企業・NPOの未来のかたち』(ぎょうせい)など。 G1・KIBOWソーシャルアワード2016社会起業家部門受賞。
渡部カンコロンゴ 清花
NPO法人WELgee 代表
大学時代、バングラデシュのチッタゴン丘陵地帯にてNGOの駐在員・国連開発計画インターンとして平和構築プロジェクトに参画。2016年に日本に逃れてきた難民の仲間たちとWELgeeを設立。静岡文化芸術大学卒業、東京大学大学院 総合文化研究科・人間の安全保障プログラム修士課程修了。サンデーモーニングコメンテーター。Global Shapers Tokyo hub所属。トビタテ!留学JAPAN一期生。内閣府世界青年の船事業第24回代表青年。埼玉県川口市多文化共生指針策定委員。2歳児育児に奮闘中!
佐藤 大吾
NPO法人ドットジェイピー 理事長/ 武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 教授
1973年、大阪生まれ。大阪大学法学部在学中に起業、その後中退。 1998年、若年投票率の向上を目的にNPO法人ドットジェイピーを設立。企業、議員事務所、大使館、NPOなどでのインターンシッププログラムを運営。これまでに4.5万人の学生が参加、うち約180人以上が議員として活躍。2010年、英国発世界最大の寄付サイト「JustGiving」の日本サービス「JustGiving Japan」の運営を開始(17年LIFULLグループ入りを経て、19年トラストバンクへ事業譲渡)。2021年より武蔵野大学アントレプレナーシップ学部教授に就任、起業家教育に取り組む。