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習慣は「第二の天性」、新しい年から日々の積み重ねを始めよう

2020年01月03日

  • 思考
  • キャリア
村山 昇 キャリア・ポートレート コンサルティング 代表

●「習慣として身についているものは、事実上、持って生まれついたのと同じようなものになっている」。 
───アリストテレス『弁論術』


●「人生の特性を決定するのは、日常の小さな事柄であって、偉大な行動ではない」。
───カール・ヒルティ『眠られぬ夜のために』


●「天才とは、蝶を追っていつの間にか山頂に登っている少年である」。 
───ジョン・スタインベック(米国の小説家)


習慣は日々の反復的な行動です。それはたとえ小さな行動であっても、長い間積み重なることで、あたかも生まれつき持ってきたかのような性向として固まってきます。習慣が「第二の天性」と言われるゆえんです。習慣は自分自身にさほど大きな心的負担をかけないにもかかわらず、結果的に生活・人生に強い影響を及ぼします。


習慣は下図のように天性と努力の中間に位置し、両方の性質を持つことが重要な点です。つまり、習慣は努力の一部、技術の一部ですから、意志を持って取り組めば、自分の性向や態度、姿勢をそう仕向けることが可能です。そこには、まったく新しい第二の天性を後天的につくることができるという希望があります。

ただ、習慣には「よい習慣」と「悪い習慣」があります。よい習慣は自分の生活に薬として効いてきますが、悪い習慣は毒として作用します。それほどに日々の振る舞いの地盤は重要なものです。

よい習慣を何か始めるためには、最初の気持ちをゼロからイチに起こすところが大変です。しかし、それをしばらく持続させていくことで新しい習慣が誕生します。その習慣は長い時間をかけて自分を望ましいところへ誘ってくれるでしょう。さあ、新しい年にあなたはどんな習慣を始めますか。

村山 昇キャリア・ポートレート コンサルティング 代表

人財教育コンサルタント・概念工作家。
『プロフェッショナルシップ研修』(一個のプロとしての意識基盤をつくる教育プログラム)をはじめ、管理職研修、キャリア開発研修、思考技術研修などの分野で企業内研修を行なう。「働くこと・仕事」の本質をつかむ哲学的なアプローチを志向している。
GCC(グロービス・キャリア・クラブ)主催セミナーにて登壇も多数。


1986年慶應義塾大学・経済学部卒業。プラス、日経BP社、ベネッセコーポレーション、NTTデータを経て、03年独立。94-95年イリノイ工科大学大学院「Institute of Design」(米・シカゴ)研究員、07年一橋大学大学院・商学研究科にて経営学修士(MBA)取得。


著書に、『キレの思考・コクの思考』(東洋経済新報社)、『個と組織を強くする部課長の対話力』『いい仕事ができる人の考え方』『働き方の哲学』(以上、ディスカヴァー・トゥエンティワン)など。

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