大阪校
大阪校学生ブログ
- ◆MBA生活
『ブレない心』を育て、仕事を楽しむ!
【氏名】佐藤 由香
【勤務先】バクスター株式会社
【入学年】2015年
グロービス経営大学院に在校中の佐藤由香と申します。
2014年1月にグロービスの単科生としてクリティカル・シンキングを受講し、
2科目受講を続けながら、晴れて2015年4月グロービス経営大学院に入学しました。
私は、看護師免許を持っており、資格と臨床経験を活かして医療機器メーカーへ転職し、
現在は米国の製薬メーカーでマーケティングをしています。
地域の基幹病院や急性期病院での自社製品を取り巻く治療の普及を図る為に、
担当病院におけるチーム医療や地域連携の推進をMRと協働しながら進めています。
■グロービスに通うきっかけ
企業で働き始めて約10年、ビジネスの知識より臨床の知識を求められる
職種を歩んできましたが、ふとビジネスにおいて『私は何の武器も持っていない』と感じ、
「このまま定年までこの職務で良いのか?かといって他の事ができるだろうか?」と不安を覚えました。
また、転職したてで社歴の浅い私は、「上層部から降りてくる戦略が本当に正しいのか?」と
疑問を持ち始めていた時期でもありました。
私は、医療従事者に対して医療や臨床面の提案だけでなく、
顧客である病院の経営と自社の治療が共存できる提案が必要だと感じていましたが、
前社から転職してきて経験も実績もない中、自分の意見に自信が持てず、
悶々としていました。
『自分の考え方はどうなのか』、ビジネスをきちんと学ぶ必要があると思い、
国内でもMBAを目指せるグロービスを見つけました。単科生(※)という制度があり、
MBA入学前に受講しながらや、理念に共感し、共に学び磨き合える仲間の存在に
助けられながら本科生を目指し、入学に至ります。
※単科生制度:大学院本科入学前に、グロービス経営大学院の基本科目を1科目から履修できる制度。
■グロービスで学び始めての変化
【学びが仕事につながる】
自分の意見や考えに自信が持てず、悶々と過ごしていたのですが、
クリティカル・シンキング、マーケティング・経営戦略基礎を終える頃には、
自社のビジネスを大きく捉えながら、課題を考えられるようになってきました。
その頃、同僚から「最近、仕事が楽しそうだね、表情が変わった」と言われました。
自分ではわからない変化でしたが、確かに自分の考えや意見に自信を持って
ビジネスを進められるようになり、周囲の人にもたくさん助けてもらいながら、
入社3年目で優秀アワードを頂く等の実績を残すことができました。
【リーダーや経営者の視点とブレない心】
グロービスで学ぶ以前は、一従業員として会社の方針や戦略などをあまり理解せず、
自己中心的な見解で判断することが多々ありました。
経営戦略やマーケティング、リーダーシップを学ぶ中で、次第に「会社の取った戦略には、
きっとこういう意図があるのだろう」と自分なりに理解・納得できるようになってきました。
また、科目として、自身の志について考える機会があるため、自身と向き合いながら、
『ブレない心』を育てていくことができます。
ブレない心により、多少の困難な状況をも楽しむ力が付き、
周りの同僚のネガティブな発言などにも左右されなくなりました。
【キャンパスライフ】
私は看護学校の経験しかないので、グロービスで憧れの大学生活を満喫しています。
『共に学ぶ』はもちろん、良く飲み、良く語り、ユニークな教員陣との懇親会や
様々なクラブ活動・合宿など、年齢、性別、業界を超えたつながりの中、
人的ネットワークも自分次第でどんどん拡げることができます。
自分だけの価値観だけでなく、違う価値観や人生に触れることができる為、
人生の幅が広がっていきます。仕事と学業の両立は大変な事もありますが、
自分次第で、知識もスキルも精神も人とのつながりも可能性は無限大です。
頑張った分だけ自分が成長し、周りにも還元できるのだと思います。
グロービス生活も単科生を含めて2年が経過し、残り1年です。
当初3年も継続できるのか?と長く感じましたが、あっという間です。
残りの学生生活をどのように過ごし、どう変わるのか私もまだまだ発展途上。
これからの自分が楽しみです。