大阪校
大阪校学生ブログ
- ◆MBA生活
グロービスでの学びの実行
【氏名】渡部 弘一
【勤務先】ファインメディコム株式会社
【入学年】2011
こんにちは。2011期生の渡部です。
2010年に単科生としてはじめてクリティカル・シンキングを受講し、
2015年に卒業するまで5年近くグロービスで学んでいたことになります。
入学当初は調剤薬局を阪神間で経営しておりましたが、
グロービスでの学びやつながりを活かし、現在、グロービスでの仲間と共に、
介護事業や予防医療にも事業拡大し、超高齢者社会を支える企業になろうとしております。
■グロービスでの学び「知行合一」
グロービスでの学びは、いくつかの思い入れのあるケース学習(実際の企業の事例を使った学び方)がありますが、
そこで重要だと痛感したのが、ケースの中の経営者やリーダーに感情移入し、
「自分だったらどうするのか?」を常に考える、という経験でした。
このケースのビジネスの肝は自社の環境に置き換えるとどういうことなのか?
を考えますから、常に現実の世界で使えるように取り組む意識が持てました。
このことから得たものは大きかったです。実際に、グロービスで週末に学んだことは
翌週には、実務でどんどん使いました。最初はうまくいかない事ばかりでしたが、
試行錯誤し、それこそグロービスでの学びでもある知行合一で、
実践することで初めて本当の学びになることを実感しました。
※知行合一:陽明学の基本思想で、真に学ぶということは、
すなわち実践することと一体であることを表す言葉。
グロービス経営大学院では、「経営道場」という科目で触れます。
また、グロービスの仲間と共に、非営利として医療介護従事者の学びと
つながりの場を提供する一般社団法人LINKを立ち上げ、経営学を学ぶ傍ら、
ゼロから社会的起業を経験できたことは、それまで野心あふれる自分の中に、
社会性や公共性の高い志を持てるきかっけとなりました。
■志の共鳴
グロービスでは、自らの志を見つけるだけでなく、自社の逆転戦略を練り、
また新規企画を、グループワークし、プレゼンする機会もあります。
私も、学びを自社に落とし込み、自分の使命や志はこれだ!というものを見つけ、
クラス内外で、教員や学友に相談し、意見を求めました。
すると、志が共鳴し、その志を一緒に実現できる仲間を見つけることが出来ました。
2人のグロービス生が入社してくれて、その他多くのグロービス生も、業務提携や連携、
社外取締役や、志の実現に向けてたくさんの道をつないでくれています。
私も何かあればすぐに学友の相談にのっています。
こうした一生の宝ともいえるネットワークづくりも
グロービスの大きな魅力の一つとも言えます。
また、グロービスでは、セミナーが定期的に開催されています。
新規事業の一つであるタニタさんとの健康カフェは、
実は、グロービスで谷田社長が講演されたセミナーに出席し、
企画を直接持ち込んだことがきっかけでスタートできました。
ほかにもDeNAの創業者・南場さんのセミナーに
参加したことがきっかけでお取引が始まろうとしています。
「下町ロケット」ではないですが、過去に何の接点もない中小企業が大手企業と
スムーズに協力関係を築くことができたのは、グロービスでの学びと人脈にほかなりません。
皆さんも、是非、グロービスで自らの志を醸成し、人間力を高め、知識を深め、
人脈を広げて、一緒に創造と変革の志士として、活躍しようではありませんか。