グロービス経営大学院の学生チームが、11月30日に開催された「日本ビジネススクール・ケース・コンペティション2025」（以下JBCC*）で優勝・準優勝、特別賞に輝きました。また、日本全国のビジネススクールから参加した126チームの中から本選の最終審査に進出した5チームすべてがグロービス学生チームという快挙となりました。

今回のJBCCでは、「物流企業の代表取締役社長の立場で、買収提案に対する経営判断を、創業家を含む取締役に提案」をテーマに、参加チームは、経営環境・経営状況の分析と戦略提言を行いました。

本年は全国から17校、126チーム、592名が参加し、その中から20チームが予選を通過。予選通過チームのうち、グロービス経営大学院からは最多の11チームが予選通過を果たしました。

*全国のビジネススクールに通うMBA生を対象とし、架空企業の経営戦略を立案しその内容を競うビジネスプラン・ケース・コンペティション

＜優勝・文部科学大臣賞＞
鈴木 重嘉チーム（オンライン校 2024年入学）
メンバー：鈴木 重嘉さん、大谷 拓さん、鳥越 純子さん、中居 久人さん、山本 晃平さん

＜準優勝＞
林 祐貴チーム（東京校、名古屋校 2024年入学）
メンバー：林 祐貴さん、清水 隆太さん、兒玉 隆志さん、山本 洋一さん、齊藤 安珠さん

＜特別賞（トリプルバリューエンゲージメント賞）＞
渡辺 信之チーム　（東京校、大阪校、オンライン校 2024年入学）
メンバー：渡辺 信之さん、助川 美奈子さん、和田山 嗣倫さん、吉田 茂樹さん

今回の結果について、グロービス経営大学院 経営研究科 研究科長 君島 朋子は次のように話しています。

「グロービス経営大学院の学生チームが優勝・準優勝、特別賞のすべての賞をいただいたことを、心から嬉しく思います。今年も多くのチームがJBCCに出場し、知恵と熱意を注いで準備されている様子を拝見していました。結果に関わらず、大きな成長の契機となったことと思います。修了生の方々も、多忙な中この舞台を支えてくださいました。支え合いながら挑戦を続ける皆さんの姿こそが、グロービス経営大学院の作り出したい姿そのものだと感じます。挑戦された皆さんのご活躍を誇りに思うとともに、関わられた皆さんのご努力に心から敬意を表します」

日本ビジネススクール・ケース・コンペティション（略称、JBCC）は「日頃の学習成果を実践的に発揮する場の提供」、「国内MBA間の競争環境の創出」「ビジネススクール生の交流活性化」により「国内におけるビジネススクールの価値向上」を目的とした大会です。 

• 主催： JBCC2025実行委員会
• 本選開催日： 2025年11月30日（日）
• 参加対象： 国内外のビジネススクール、大学院修士課程（経営学に関わる）に所属する学生
• 趣旨： 日本企業が抱える問題をテーマに、課題を分析し解決に向けた戦略提言を競う
• 審査方法： 書類審査（予選）、プレゼンテーション（本選）
• 賞金： 優勝30万円、準優勝10万円、その他特別賞有り