グロービス経営大学院

お知らせ

2023年04月04日

2023年04月04日

2023年度日本語MBAプログラム入学式を開催
〜入学者数は1,068名、在校生・卒業生の累計1万人を突破〜

グロービス経営大学院は3月26日(日)、2023年度日本語MBAプログラム入学式を開催しました。入学者数は全国のキャンパスを合わせて1,068名となりました。

在校生・卒業生累計1万人を超える多様なMBAネットワーク

2006年開学当初、78名だった大学院本科入学者数は、2023年4月にはパートタイム&オンラインMBAプログラム(日本語)で1,068名に達し、在校生・卒業生を合わせて1万名超の多様なMBAネットワークを形成する日本最大のビジネススクールに成長しています。近年では、医師や弁護士などの専門資格職、エンジニアやデザイナーなどのクリエイティブ職、NPO職員や公益財団職員などの非営利職に従事する入学者が増えています。「プロスポーツ選手・セカンドキャリア支援MBA奨学金」の開始を受け、プロスポーツ選手が入学する例も見られ、学生の多様性は急速に増しています。

近年のオンライン学習のニーズの高まりを受けて、オンラインキャンパスへの入学者数はコロナ禍以前に比べ約3倍に増加しました。グロービス経営大学院は、オンライン学習の需要増や、不確実性が高い時代の新たな生活様式に合わせて、オンラインと通学(オンキャンパス)を自由に行き来できる新たなプログラム、ハイブリッド型MBAを2021年度から開始。オンラインクラスは、国や地域を越えて多様なバックグラウンドを持つ社会人が多く集うため、通学での授業以上に、さまざまな視点からのディスカッションが展開されます。一方、通学の授業では、対面形式でのディスカッションを通じて、学生同士の深いつながりが生まれる点に特徴があります。ハイブリッド型MBAプログラムの提供を通して、受講の利便性向上だけではなく、学生の多様性と人的ネットワークを広げる機会が格段に増えると考えています。

ハイブリッド型MBAの概要はこちら

学長 堀からのエール

スピーカー:堀 義人 グロービス経営大学院 学長

堀は「桜が美しく咲き誇るこの季節に、1,068名の優秀な方々をグロービス経営大学院にお迎えすることができ、とてもうれしく思っております。過去2年間にわたる新型コロナウイルスの影響により、グロービスの学びは完全オンライン形式やハイブリッド形式を取り入れながら継続してきました。グロービスは、どんな環境であっても、皆さんの学びを止めることなく、リアルとオンラインを組み合わせながら、最善の学びの機会を提供します」と挨拶を始めました。

続けて、新入生への3つの期待を提示しました。
1つ目は、グロービスが提供する『能力開発』『人的ネットワーク構築』『志の醸成』の場を最大限活用すること。
2つ目は、リスクを取り『創造と変革』を成し遂げる姿勢を身に付けること。
3つ目は、世界観・歴史観・倫理観・人生観・使命感という『5カン』を持って、リーダーとしての意思決定を行うこと。

また、テクノロジーとイノベーションを組み合わせたグロービスの造語「テクノベート」についても言及。
「現在、テクノロジーの指数関数的な進化により、全ての業界で劇的なディスラプティブな変化が起こっています。さらに新型コロナウイルスにより、その変化が一気に加速しました。教育もテクノロジーにより劇的に変化をしています。グロービスでは、テクノベート分野の科目群を用意し、オンライン学習やGLOBIS 学び放題など、テクノロジーを活用した新たな教育にも力を入れています」

最後に、これから2年をかけて成長していく新入生に向け「ぜひグロービスで、テクノベート能力を持つ『創造と変革の志士』として思いきり多くのことを吸収して欲しい」と、力強いエールを送りました。

新入生代表スピーチ

白幡 江里さん

現在は金融業に勤めている白幡さん。世界中の成長期の子どもたちに、日本食と融合しタンパク質に特化した「専門食事管理」のサービスを提供し、関わるご家族、そしてご本人のためになる貢献をしたいという「志」を持っています。「人生の折り返し地点までに初動を起こしたい。その志を実現するために、今からでも学びを始めよう」とグロービスで学ぶ決意をされました。

「2018年、次男が突如として難病を発症しました。入退院を繰り返すも、食育をきっかけに3年前から病状が安定し、昨年から高校サッカー選手権を目指し、病気を抱えながらも単身県外の高校への進学を果たしました。

この経験から、今後のキャリアを食事を管理するビジネスで築きたいと考えています。食事が身体をつくりあげることを考えると、幼少期からの食育の重要性を、そしてその先の選択肢と可能性を広げるため、とくに成長期の子どもたちに特化した分野で「専門食事管理」の仕組みをつくり、それに関わるご家族、当人の夢を叶える貢献に情熱を注ぎたいと考えています」

草場 勇介さん

長女が生まれたと同時に会社を設立し、今ではご自身の会社for next株式会社と、NPO法人キャリアbaseの2社の代表を務めている草場さん。「この子が大人になったとき、少しでもよい社会になっているよう、日本に生まれたことを誇りに思えるような社会にする。この想いが全ての原点です」と語りました。

「まず、日本で一番子どもの人生に寄り添う教育企業を目指し、幼少期のSTEAM教育から、高校生へのキャリア教育までの総合教育をつくっていきます。地域の人材輩出基地のような存在になり、人材版”地産地消モデル”をつくります。
そして強い経営力で地方の企業のM&Aを次々に成功させていき、地方創生に貢献したい。未来をよくしようとする同志とともに学び、踊る阿呆精神で存分にグロービスを楽しみます」

セクション・ウェイの発表

グロービス経営大学院では、学生を30〜40名ずつのセクションに分け、人的ネットワーク構築やそれぞれの学生が持つ志の実現のために互いにサポートし合うことを促進しています。入学式閉式後、各セクションリーダーから「セクション・ウェイ」というセクションごとの行動指針が発表されました。これは入学式に先立って開催された「入学オリエンテーション」でセクションごとに半日かけて議論し、学生たち自らが定めたものです。

新入生の皆さんの表情を見ていると、各セクションが、互いに切磋琢磨し、仲間全員で成長するコミュニティーへと進化していくであろうことが伺えました。

東京校入学式 当日の様子

  • 当日の東京校の様子

    当日の東京校の様子

  • 教員からのお祝いのメッセージの様子

    教員からのお祝いのメッセージの様子

  • 教員からのお祝いのメッセージの様子

    教員からのお祝いのメッセージの様子

  • 入学式に参加した学生たち

    入学式に参加した学生たち

  • セクション・ウェイ発表の様子

    セクション・ウェイ発表の様子

グロービス生涯の友と呼べる仲間ができる仕組み

グロービスでは、教室の外でも人的ネットワークが築けるように数多くの仕組みが用意されています。こうした仕組みを通じて、ともに成長し続ける生涯の仲間を得ることができるのです。

あすか会議

今年で19回目を迎えるあすか会議は、政治家、経営者、学者、メディアなど各界の数多くのトップリーダーの知見・志・情熱に触れることができる合宿型のカンファレンスです。また、 全国の学生が1,000人規模で一堂 に集うことで、ネットワークを広げる貴重な機会となっており、「能力開発・人的ネットワークの構築・志の醸成」という教育理念が2日間に凝縮されたイベントとなっています。

≫あすか会議特別サイトはこちら

クラブ活動

社会の「創造と変革」に貢献することをテーマに掲げ、学生が自主的に取り組む活動です。共通の目的や問題意識を持った仲間が集い、多彩なテーマで独自の活動を展開しています。学年の枠を超えて、在校生と卒業生が知識や経験を共有するクラブ活動は、志を実現につなげるための貴重な場になっています。

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≫クラブ活動の活動事例はこちら