現役・実務家教員
教員詳細
教員略歴
太田 昂志Takashi Ota
大阪大学人間科学部卒業
グロービス経営大学院経営研究科経営専攻修了(成績優秀修了者)
学位:MBA
DX推進・内製化支援を行うテックカンパニーにて最高人事責任者(CHRO:Chief Human Resource Officer)として会社経営に携わる。経営戦略と連動した人材戦略の立案・推進、全社的な組織・人材管理、人事制度改革、人材育成体系の再構築、ピープルアナリティクス、人的資本経営・情報開示対応等、戦略人事全般を管掌する。同時に、公的機関や急成長スタートアップの経営・人事アドバイザーとして、事業開発や組織変革等を支援する。
以前は、大手SIerにて法人営業やパートナー企業との業務提携、グロービスにて法人向け人材育成・組織開発コンサルタント、動画学習サービス「GLOBIS 学び放題」の事業開発担当マネージャーを経験。
クラス運営方針
本クラスは「リーダーとしての軸を磨き込む」ことを目指した場です。
このクラスには多彩なリーダーが集います。たとえば、社員数万人規模の組織における現場リーダー、オーナー経営者の右腕を期待される経営幹部候補、次のステージを切り拓こうとする起業家などです。それぞれの背景や置かれた環境は異なりますが、リーダーならではの悩みや問題意識には共通する部分も多いことでしょう。
そこで、こうした場の多様性を最大限活かすために、本クラスでは次の3つを意識いただきたいと思います。
●「正解」を求めず、今の「自分にとっての学び」を持ち帰る
ビジネスの現場に唯一絶対の正解は存在しないように、この場にも正解はありません。そのため、徹底的に考え抜き、自分なりの理解を得ようとするプロセスを大切にしてください。
●「ぼんやり」ではなく「はっきり」考える。鍵は言語化。
頭の中で思考を巡らせるだけでは不十分です。曖昧で不確かな状態から、明確な考えを持つためには、とにかく言葉にしてみることが重要です。
●「相互学習」により学びを深める
学びは異なるものに触れた瞬間、多く得られるものです。したがってこのクラスでも、自身の考えを述べるだけでなく、仲間の感想や意見にも真剣に耳を傾け、学び取る姿勢を心がけてください。
最後に、このクラスの価値を最大化させる鍵は、何と言っても、皆さん一人ひとりが本心で場に向き合うことです。「この文脈では、どんな回答が期待されているのか?」など、正解探しや予定調和からは、リーダーとしての認識のアップデートは何も起こりません。是非、ご自身がクラスの議論や対話をリードする気概で、3カ月間コミットいただきたいと思います。私自身も皆さんがリーダーとしての次元をもう一段高められるように、心からそのお手伝いをしたいと願っています。