グロービス経営大学院
お知らせ
2024年12月17日
2024年12月17日
グロービス経営大学院の卒業生、97%が「人生の選択肢が増えた」、95%が「ビジネス課題に最適解導ける」人生、キャリア、能力にポジティブな影響
調査の背景
グロービス経営大学院は、日本および世界のリーダーたる「創造と変革の志士」を輩出する経営大学院を目指し、学びの場を提供しています。MBAプログラムを通して、本学が学生にどのように貢献できているか、卒業生が本学における経験をどのように活かしているかを知り、今後よりよい場を提供していくため、調査を実施しました。
調査結果サマリー
- 95%以上が「経営知識を活かし、ビジネス課題に最適解を出せるようになった」
- 実績アップ、年収増加、昇進を経験した人の97%以上が「グロービスMBAが役立った」
- 「人生の選択肢が増えた」、約97%
調査結果詳細
「能力開発」「人的ネットワークの構築」「志の醸成」の実現
グロービスMBA在学中に得られたものについて聞いたところ、98.7%が「経営の原理原則を理解し、ビジネスで活用できるようになった」、95.7%が「 ビジネス上の課題に対し最適解を導けるようになった」と答えました(図1)。
また、グロービスMBA 在学中に「志」や卒業後も続く人的ネットワークが得られたと答えた人もそれぞれ約90%と高い結果となりました(図2)。
グロービス経営大学院は、「日本および世界のリーダーたる、『創造と変革の志士』を輩出する経営大学院として存在し、『理論と実践を融合した能力開発の場』『生涯にわたる人的ネットワーク構築の場』『自らの志と生き方(キャリア)を見つける場』を提供する」ということを、教育理念として掲げています。
この理念に基づき、例えば人的ネットワークに関しては、セクション活動*1やクラブ活動、全国の学生・教員・産官学のトップリーダーが集うあすか会議といった、さまざまな機会を提供。卒業後も、同窓会や互援ネット*2、アルムナイ・スクール(卒業生向け特別講座)などを通じて、学生が「生涯の仲間」を得るサポートをしています。
今回の調査の結果からは、多くの卒業生が、これらの場による成果を実感していることがわかりました。
*1 2年間の学生生活をともにする約40名の同期コミュニティ
*2 卒業生による相互支援ネットワーク。 参加を希望する卒業生が7〜8人程度のチームになり、相互にメンターとなって、3ヶ月ごとにミーティングを行いながら、ビジネスや人生の課題・展望を共有する
処遇・キャリアの変化
入学時から現在(卒業後)までの処遇やキャリアの変化を聞いたところ、最も多いのは「ビジネスで実績を高めた」、次いで「年収が増加した」「昇進した」が続きました。他にも、社内の異動、転職、新たな業務へのアサイン、独立・起業など、卒業生の幅広い活躍がうかがえる結果となりました(図3)。
また、キャリア・処遇の変化の上位に挙がった「ビジネスで実績を高めた」「年収が増加した」「昇進した」について、グロービスMBAの影響を聞いたところ、いずれにおいても97%以上がグロービスMBAが役立ったと答えました(図4)。
さらに、現在までのキャリア・処遇の変化として年収増加を挙げた人に対して本科入学時点と現在の年収を聞いたところ、現在の平均年収は、本科入学時点の1.75倍となりました*3(図5)。
*3 調査では、本科入学時点および現在の年収それぞれを、該当する金額の幅(レンジ)を示す選択肢で回答。各レンジの中央値をそのレンジの代表値とし、加重平均で平均値を算出
また、昇進したと答えた人に対して入学時点と現在の役職を聞いたところ、部長以上の割合が本科入学時点では10.3%、現在は46.7%と、より責任範囲の広いポジションにつく人が増加しているということがわかりました(図6)。なお、今回の調査対象者は、グロービス経営大学院を2022年3月までに卒業した方であり、2025年度から「エグゼクティブMBAプログラム」を開講することで、入学時点および卒業後の役職の比率は今後変化していくものと考えます。
グロービス経営大学院は、学びを日々の実務に応用可能にする独自の学習メソッドや授業形式を採用しています(https://mba.globis.ac.jp/feature/practical/)。ディスカッション中心の授業、ビジネスの最新知を取り入れたカリキュラムなどを通して培われた力が、上述のような処遇・キャリアの変化につながったものと考えられます。
人生全体への影響
入学時と現在を比べたとき、人生の選択肢が増えたかという質問に対し、約97%が「そう思う」と答えています。また、約95%が、グロービスMBAでの能力開発・人的ネットワーク・志の醸成を通じて、社会への貢献意欲が高まったと答えました(図7)。
こうした結果から、卒業生にとってグロービスMBAは、知識や学位の習得にとどまらず、人生そのものに影響を与え、社会への意識を変える経験であったことがうかがえます。
より詳しい調査結果については、グロービス経営大学ウェブサイトをご覧ください。(https://mba.globis.ac.jp/alumni/questionnaire/)
調査概要
- 調査実施日(回答可能期間):2024年10月3日(木曜日)~2024年11月4日(月曜日)
- 対象者:グロービス経営大学院を2022年3月までに卒業した方
- グロービスオリジナルMBAプログラム(グロービス経営大学院の前身プログラム)を卒業した方も含む
- 調査方法:インターネットによるアンケート形式
- 配信数と回答率:配信数(対象者数) 7,887、回答2,602(回答率33%)
グロービス経営大学院 経営研究科研究科長 君島 朋子からのコメント
君島 朋子
グロービス経営大学院 経営研究科 研究科長(日本語MBA)
学校法人グロービス経営大学院 常務理事
新規事業などの「創造」や、組織や社会の「変革」をリードする人材を育てるのが、グロービス経営大学院の使命です。今回の調査を通して、グロービスMBAでの経験を実践に活かし、また、それにより人生のポジティブな変化を実感している方が多くいらっしゃることを、非常にうれしく思います。
また、今回の調査では、大変多くの卒業生が、グロービスMBAで「能力開発」「志の醸成」「人的ネットワークの構築」を実現していることがわかりました。「経営知識を学ぶこと」は、私たちが提供したいと考える価値の、ごく一部でしかありません。知識と、それを活かす能力や経験を得られる能力開発の場。そして、人生をかけて成し遂げる「志」を醸成する場、生涯続くネットワークを得る場――。グロービス経営大学院は、こうした場をつくることで、学生ひとりひとりの人生をより豊かなものにしたいと考えています。
調査回答者のほとんどが「人生の選択肢が増えた」と答えていますが、変化の速い現代において、人生の選択肢を複数持てることは、非常に重要です。「能力開発」「志の醸成」「人的ネットワークの構築」、そのすべてが皆さんの選択肢を増やすことにつながり、その方らしいキャリアの支えになっているものと思います。
グロービス経営大学院はこれからも、一人ひとりの学生・卒業生を強くサポートするとともに、「創造と変革の志士」の輩出を通じて社会に貢献してまいります。
グロービス経営大学院 入試情報
グロービス経営大学院は現在、2025年度入学者を募集しています。2025年度は、テクノベートMBAプログラム、エグゼクティブMBAプログラム開講の初年度となります。
- 出願締切日: 2025年1月8日(水) 13時
- 詳細(選抜方法、出願方法など):https://mba.globis.ac.jp/admissions/
12月以降も各校舎およびオンラインで、体験クラス&説明会を実施します。