グロービス経営大学院

お知らせ

2021年07月05日

2021年07月05日

第17回「グロービス アルムナイ・アワード」を授与

~社会や組織の課題解決に果敢に挑戦し、事業の創造・組織の変革に成果を上げた5氏に~

アルムナイ・アワード

グロービス経営大学院は、第17回「グロービス アルムナイ・アワード」の2021年度受賞者を決定し、7月3日(土)、「(*)あすかオンライン」にて授賞式を執り行いました。創造部門、変革部門、新たに創設されたソーシャル部門の3部門で合計5名に授与しました。
(*)京都で開催を予定していた「あすか会議2021」は、新型コロナウイルス蔓延状況およびあすか会議の規模・内容を鑑み、「あすかオンライン」としてオンライン開催に変更。

受賞5名はいずれも、社会や所属する組織に対して課題意識を持ち、それぞれに事業の創造、組織の変革、社会課題の解決に取り組み続ける中で、成果を上げてきました。選考は、多方面で活躍する候補者の中から厳正に行われ、「志の醸成」「創造と変革の現場で活躍するリーダー」「社会貢献」というグロービス経営大学院の教育理念と輩出したい人材像を体現する5名が、高い評価を得て受賞の運びとなりました。

2021年 グロービス アルムナイ・アワード受賞者(敬称略)

<創造部門>

  • 恒田 有希子 フォースタートアップス株式会社 常務取締役 タレントエージェンシー本部長(2013期)
  • 平野 歩   OurPhoto株式会社 代表取締役(2012期)


<変革部門>

  • 元家 淳志  パナソニック株式会社 パナソニックインド インドイノベーションセンター所長(2016期)
  • 山崎 一史  株式会社アックスヤマザキ代表取締役(2010期)


<ソーシャル部門>

  • 和田 智行  株式会社小高ワーカーズベース 代表取締役(2016期)


「グロービス アルムナイ・アワード」はグロービス経営大学院と前身であるグロービスのオリジナルMBAプログラムGDBAの卒業生の中から受賞者を選出しています。受賞部門は、ベンチャーの起業や新規事業の立ち上げなどの「創造部門」、既存組織の再生といった「変革部門」に加えて、社会課題の解決を実現した「ソーシャル部門」を今年新たに創設しました。選出にあたっては、社会の創造や変革に寄与し、社会価値の向上に資するものであるか、またそのリーダーが高い人間的魅力を備えているかといった点を重視しています。

受賞理由

創造部門:恒田 有希子氏(フォースタートアップス株式会社 常務取締役 タレントエージェンシー本部長) 

創造部門:恒田 有希子氏(フォースタートアップス株式会社 常務取締役 タレントエージェンシー本部長)

恒田有希子氏は、フォースタートアップス株式会社にて、2018年に執行役員就任後、タレントエージェンシー本部を統括し、ベンチャー業界の人材不足の問題解決に尽力されました。人材紹介にとどまることなく、どのような人材と会社が日本を変えるかという、本質的な視座と視点を持って取り組まれたことで、数多くのスタートアップ企業の誕生、成長に貢献されました。2019年6月に取締役へ就任し、2020年に東証マザーズへ上場。2021年6月には常務取締役に就任され、経営メンバーとして会社の躍進を支えてこられました。日本のスタートアップ企業へのご貢献、さらなる飛躍を志し、チャレンジし続けるリーダーとしての姿勢を称え、アワードを授与します。

創造部門:平野 歩氏(OurPhoto株式会社 代表取締役) 

創造部門:平野 歩氏(OurPhoto株式会社 代表取締役)

平野歩氏は、2015年に新しい写真文化・新しい撮影スタイルの創出を目指し、写真を「撮ってほしい」依頼者と「撮りたい」写真家をつなぐ、出張撮影マッチングサービスOurPhoto社を創業。「アワーフォト」のビジネスプランはグロービス・ベンチャー・チャレンジで優秀賞を受賞。各種イベントへの登壇なども通し、在校生に対する創造領域でのロールモデルとしても寄与されました。創業後、2017年には、キャノンマーケティングジャパンとの協業をきっかけに、前年比でユーザー数を10倍に拡大。2020年には、累積依頼件数が前年比140%の規模となり、更なる急成長を遂げ、OurPhoto社を株式会社うるるへ事業売却し、見事にExitを達成されました。これまでの活動と、経営者として戦い続ける姿勢を称え、アワードを授与します。

変革部門:元家 淳志氏(パナソニック株式会社 パナソニックインド インドイノベーションセンター所長) 

変革部門:元家 淳志氏(パナソニック株式会社 パナソニックインド インドイノベーションセンター所長)

元家淳志氏は、2018年よりインドのデリーに駐在し、最年少でインド イノベーション センター長へ就任。
歴史ある大企業におけるイノベーションに果敢に挑み、変革に挑戦し続け、着任後3年間で10件という、異例のスピードで新事業創造を実現されました。特に、医療や教育格差など、インドの社会課題を起点に創造したソリューション事業は、インドの社会課題解決と自社収益向上の双方に貢献しました。2020年には、IoTプラットフォーム「MirAIe(ミライ)」を、わずか1年間で開発と事業立上げに成功。それにより、事業部の垣根を超えた商材連携による顧客価値の創造と新ビジネスモデルを実現されました。更に、現在はインドでの事業拡大と共に、これまでに創出された事業の他国展開を図る等、自社のイノベーションを牽引する組織のリーダーとして、グローバルに挑戦を続けています。これまでの活動と、会社の変革を実践し続けるリーダーとしての姿勢を称え、アワードを授与します。

変革部門:山崎 一史氏(株式会社アックスヤマザキ代表取締役) 

変革部門:山崎 一史氏(株式会社アックスヤマザキ代表取締役)

山崎一史氏は、2005年、家庭用ミシンメーカーとして厳しい経営状態が続いていた家業の変革を決意して、株式会社アックスヤマザキへ入社。長年の課題であった低利益率体質に加えて、円安の影響が重なり赤字に陥った2015年に代表取締役へ就任されました。就任後は、ミシン市場が縮小する中、売上至上主義の考えを捨て、利益率優先という方針を明確に打ち出し、OEM依存の脱却、ファブレス化などの会社の収益改善に尽力されました。加えて、グロービスのクラスで、アイデアを作り上げた新商品の子供用ミシン「毛糸ミシンHug」を実現化させ2か月で2万台を販売するヒット商品として育て上げ、2016年には黒字にV字回復を実現しました。2020年には、手作りのハードルを下げたミシンとして発売した「子育てにちょうどいいミシン」がコロナ禍で最大3か月待ちのヒット商品となりました。EC強化も一気に進んだ結果、創業以来最高益の達成を成し遂げました。これまでの活動と、ミシン業界の変革を成し遂げ、成長し続ける経営者としての姿勢を称え、アワードを授与します。

ソーシャル部門:和田 智行氏(株式会社小高ワーカーズベース 代表取締役) 

ソーシャル部門:和田 智行氏(株式会社小高ワーカーズベース 代表取締役)

和田智行氏は、東日本大震災に伴う原発事故により、避難生活を余儀なくされる中で、2014年に小高ワーカーズベースを起業。「地域の100の課題から100のビジネスを創出する」をミッションとして、小高区の復興支援に関わる数多くの活動に尽力されました。コワーキングスペース「小高ワーカーズベース」の開設を皮切りに、避難先の地元主婦を店員にした、食堂「おだかのひるごはん」をオープン。翌年、仮設商業施設「東町エンガワ商店」をオープンさせ、日用品や食料品の販売開始に尽力されました。ガラスアクセサリー工房や、ローカルベンチャー事業を誘致することで、雇用を創出するなど、住民帰還の呼び水となる事業の創出に取り組まれました。2019年には、新たにゲストハウス併設型コワーキングスペース「小高パイオニアヴィレッジ」を開設。これまでの活動と、社会課題に献身的に取り組み続けるリーダーとしての姿勢を称え、アワードを授与します。

「グロービス アルムナイ・アワード」の創設は2005年に遡ります。これまでの受賞者には、農業生産法人株式会社GRA 代表取締役CEO 岩佐大輝氏、株式会社i-plug 代表取締役CEO 中野智哉氏、同取締役CMO 田中伸明氏、同取締役CTO 山田正洋氏、株式会社コメ兵 代表取締役社長 石原卓児氏、日本マクドナルド株式会社 ナショナルマーケティング部 部長 唐澤俊輔氏、Insta VR株式会社 代表取締役社長 芳賀洋行氏、株式会社ポジティブドリームパーソンズ 代表取締役社長 杉元崇将氏、株式会社ノボット 代表取締役社長 小林清剛氏など、各界のトップリーダーが名を連ねています(役職は全て受賞当時のもの)。

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あすか会議

2019年に15周年を迎えたあすか会議は、政治家、経営者、学者、メディアなど各界の数多くのトップリーダーの知見・志・情 熱に触れることができる合宿型のカンファレンスです。また、 東京、大阪、名古屋、仙台、福岡、オンラインの学生が1,000人規模で一堂 に集うことで、ネットワークを広げる貴重な機会となっており、「能力開発・人的ネットワークの構築・志の醸成」という教育理念が2日間に凝縮されたイベントとなっています。


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