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投稿日:2024年12月05日

投稿日:2024年12月05日

未来のリーダーを育てる: アントレプレナー教育の重要性

漆 紫穂子
品川女子学院 理事長
水野 雄介
ライフイズテック株式会社 代表取締役 CEO
山口 文洋
株式会社LITALICO 代表取締役社長
鈴木 寛
東京大学 教授

あすか会議2024 第7部分科会【キャリア】
「アントレプレナーを生み出す教育~これからの時代の人材育成の手法を考える~」漆紫穂子×水野雄介×山口文洋×鈴木寛
(2024年7月7日開催/国立京都国際会館)

生成AIを含むテクノロジーの劇的な進化は教育と人材育成の領域にも大きな変革をもたらしている。テクノロジーの発展により職場や社会で求められるスキルも変化する中、これからの時代の人材育成・教育はどうあるべきか。これからの教育のかたちを議論する。(肩書きは2024年7月7日登壇当時のもの)

※タイムスタンプは生成AIで作成しているため、一部誤りがある可能性があります。あらかじめご了承ください。

00:01 セッション開始: アントレプレナー教育の重要性

  • 登壇者たちが集まり、これからのアントレプレナーを育成する教育手法について議論を始める。

05:14 学校と企業プログラムの連携

  • 2006年から始まった企業体験プログラムの成果と追跡調査についての話が展開される。

10:30 自己決定能力と企業教育

  • 中高での企業教育が自己決定能力に与える影響と、その後のキャリア形成にどのように貢献するかが議論される。

18:14 高校の学習指導要領との関連

  • 総合的な探求の時間の導入と、その時間を企業家教育に活用する取り組みについて話される。

24:50 社会的インパクトと小さな成功体験

  • 若い世代が社会にインパクトを与えるために、小さな成功体験を積み重ねることの重要性が強調される。

32:02 リーダーシップと起業家精神

  • リーダーシップを育成するための企業教育プログラムの設計と、個人の成長を促す方法について議論が展開される。

40:31 フォロワーシップとリーダーシップのバランス

  • 企業や部活において、リーダーとフォロワーの役割を理解することの重要性が強調される。

48:50 組織内でのアントレプレナーシップの育成

  • 組織内でアントレプレナー精神をどのように育てるか、リクルート社での成功例を紹介。

54:02 質疑応答: 教育現場での課題

  • 視聴者からの質問に応じて、教育現場で直面している課題についてのディスカッションが行われる。

56:00 セッション終了

  • セッションのまとめと、今後の教育と企業の連携についての展望が語られる。

漆 紫穂子

品川女子学院 理事長

1925年創立の中高一貫校、品川女子学院 理事長。 早稲田大学国語国文学専攻科、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修了。国語科教師を経て2006年より校長、2017年より理事長に就任。行政改革推進会議構成員(内閣官房)、国立教育政策研究所評議委員、日本芸術文化振興会評議員。 同校は1989年からの学校改革により5年間で入学希望者数が30倍に。「28プロジェクト」を教育の柱に社会と子どもを繋ぐ学校作りを実践している。近著に『女の子が幸せになる子育て』(だいわ文庫)

水野 雄介

ライフイズテック株式会社 代表取締役 CEO

1982年生まれ。慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒業後、同大学大学院在学中に、開成高等学校の物理の非常勤講師を2年間務める。大学院修了後、人材系コンサルティング会社に入社。2010年7月、ピスチャー株式会社(現ライフイズテック株式会社)を設立。翌年、中高生向けIT教育プログラム「Life is Tech!」を立ち上げる。 中学・高校向けプログラミング学習用EdTech教材「Life is Tech ! Lesson」や学校横断型のデジタル部活「Life is Tech ! School X(スクール・エックス)」を通して、公教育の分野でも「デジタルを活用し、自分で世界を変えられる人」への一歩を後押ししている。 また、丸井グループ主催「アクセラレーター・プログラム」や、株式会社経済界主催「金の卵発掘プロジェクト」、東京証券取引所「JPX起業体験プログラム」、NPO法人ETIC.主催「MAKERS UNIVERSITY 」をはじめとする起業家育成に関するプログラム・アワードのメンター・審査員を歴任。 2022年5月には岸田総理大臣との「社会的起業家との車座対話」に参加。社会をよりよく変えていく次世代のデジタル・アントレプレナー育成に取り組む。

山口 文洋

株式会社LITALICO 代表取締役社長

ITベンチャー企業でのマーケティング・システム開発担当を経て、2006年、株式会社リクルート(現 株式会社リクルートホールディングス)入社。進学事業本部の事業戦略・統括を担当し、2011年の新規事業プランコンテスト「New RING」にてグランプリを受賞、オンライン予備校事業「受験サプリ(現スタディサプリ)」を立ち上げる。 2012年10月、株式会社リクルートマーケティングパートナーズの執行役員に就任。新規事業開発・メディアプロデュース・ネットビジネス本部を担当。 2015年4月より、リクルートホールディングス執行役員およびリクルートマーケティングパートナーズ代表取締役社長に就任。2018年4月より、リクルート執行役員 教育・学習担当に就任。2022年4月株式会社LITALICOに入社、副社長執行役員を経て、2023年4月代表取締役社長に就任。

鈴木 寛

東京大学 教授

1964年生まれ。東京大学法学部卒業後、1986年通商産業省に入省。慶應義塾大学助教授を経て、2001年参議院議員初当選(東京都)。12年間の国会議員在任中、文部科学副大臣を2期務めるなど、教育、医療、スポーツ・文化・情報を中心に活動。2012年一般社団法人社会創発塾設立。 2014年2月より、東京大学公共政策大学院教授、慶應義塾大学政策メディア研究科兼総合政策学部教授に同時就任、日本初の私立・国立大学のクロスアポイントメント。10月より文部科学省参与、2015年2月文部科学大臣補佐官就任、2018年10月まで四期務める。1995年インターカレッジゼミすずかんゼミ(ソーシャルプロデューサースクール)を立ち上げ、現在までに多くの教え子がITベンチャー、バイオベンチャー、ソーシャルベンチャーで活躍中。そのほかOECD教育スキル局教育2030プロジェクト役員、Teach for All Global board member, 日本サッカー協会参与、NPO法人日本教育再興連盟代表理事(ROJE)、与党Wellbeing政策特命委員会WG委員長、ウェルビーイング学会副会長なども務める。