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投稿日:2023年12月20日

投稿日:2023年12月20日

危機にさらされ続ける日本の食。そこに見出す活路とは!?〜はなまるCMO髙口裕之氏×元エー・ピーホールディングスCEO野本周作氏

髙口 裕之
株式会社はなまる 企画本部 チーフマーケティングオフィサー(CMO)
bfj(株) 社外取締役
(株)SAKUSEN TOKYO 社外取締役
(株)Asobica 顧問
名古屋王者(株) 非常勤CMO
東京理科大学オープンカレッジ 講師
情報経営イノベーション専門職大学 客員教授
野本 周作
元 株式会社エー・ピーホールディングス 代表取締役 社長執行役員 CEO
廣瀬 聡
グロービス経営大学院 経営研究科 研究科長(MBAプログラム[英語])
学校法人グロービス経営大学院 常務理事
慶応義塾大学経済学部卒業、カーネギーメロン大学大学院経営管理工学科(MSIA/MBA)修了

日本の「食」は、消費者の志向や国内外の環境変化の影響に常にさらされ続けてきた。業界内の競争も激しい中、生き残りをかけ、顧客と時代の流れを先読みし、新しい取り組みを行っていかざるを得ない。そんな中、新型コロナや物価上昇などが加わり、環境は更に過酷になっている。本セミナーでは、様々な食品会社にてリブランディング等からの企業変革を手がけ、現在では、はなまるうどんを展開する株式会社はなまるにてCMOを務める髙口氏と、飲食ブランドを運営するエー・ピーホールディングスにて黒字転換、その後新型コロナによる危機からの脱却をCOO/CEOとして先導してきた野本氏のお二人に、変革時の難所や乗り越え方、今後の変化をいかに捉えどのような挑戦をしていくのか、その原動力についてお話を伺った。

講演の中では「課題が山積する中では、コントローラブルなところに集中して価値を出していかないと未来は切り開けない」「マーケティングの大きなカギは、3C/4Pの前にあるPEST。自分で変えられない大きな流れを、空中から見て予見することが大事」などの意見が出た。

参加者からは「リーダーとして、将来を見据えた思考と前向きな振る舞いの大切さを改めて感じた。明日から、新たな行動をしようと背中を押された」「タイプの異なる経営者の視点が良く分かった。現在から未来を変えるか、描く未来から現在とのギャップを埋めるか、どちらも腑に落ちる内容だった」などのコメントが寄せられ、多くの気づきを得られるセミナーとなった。

髙口 裕之

株式会社はなまる 企画本部 チーフマーケティングオフィサー(CMO)
bfj(株) 社外取締役
(株)SAKUSEN TOKYO 社外取締役
(株)Asobica 顧問
名古屋王者(株) 非常勤CMO
東京理科大学オープンカレッジ 講師
情報経営イノベーション専門職大学 客員教授

1992年ミツカン入社。みりんやたれカテゴリーのブランドマネージャーなどを歴任し、食酢カテゴリーのマーケティングを統括。食品マーケティングコンサルタントなどを経て、日系PEファンド投資先のフードレーベルセールス 代表取締役社長に就任し、投資回収に成功。その後、米系PEファンド投資先であったおやつカンパニーCMOとしてマーケティング組織の構築、ベビースターラーメンのV字回復、新ブランドの立ち上げなど同社の発展に貢献。同社投資回収後、2023年8月から、はなまるCMOに就任。
グロービス経営大学院経営研究科経営専攻修了。

野本 周作

元 株式会社エー・ピーホールディングス 代表取締役 社長執行役員 CEO

新卒で松下電工(現・パナソニック)に入社、リサーチャーならびに社長のスピーチライターとしてのキャリアを積む。その後、欧州系戦略コンサルティングファームのローランド・ベルガーを経て、複数のBtoCサービス企業で事業責任者や経営企画、マーケティング責任者を務め、業績引き上げや事業基盤強化を実現。2018年に「塚田農場」「焼鳥つかだ」等の外食ブランドを運営するエー・ピーホールディングスに入社後。赤字事業の撤退・改善や塚田農場事業の再生、コロナ禍を生き残るための舵取りをCOO/CEOとして先導し、時価総額をCEO就任時の2倍以上に引き上げ2023年9月に退任。
グロービス経営大学院経営研究科経営専攻修了。

廣瀬 聡

グロービス経営大学院 経営研究科 研究科長(MBAプログラム[英語])
学校法人グロービス経営大学院 常務理事
慶応義塾大学経済学部卒業、カーネギーメロン大学大学院経営管理工学科(MSIA/MBA)修了

日本長期信用銀行にてデリバティブ・リスク管理業務に従事後、米系戦略コンサル:ATカーニーにて、全社/事業戦略立案、提携戦略支援、M&A推進プロジェクト等多数のプロジェクトに参画。その後AIG/AIU保険会社執行役員、ベルシステム24常務執行役員・共同COOを経て、2016年よりグロービスに参画。既存事業の変革、新規事業の立ち上げ経験多数。また、危機管理対応面での経験も豊富。