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投稿日:2023年11月27日

投稿日:2023年11月27日

ブランディングと生成AI/現代は「カッコイイ金持ち」が少ない?/これからの時代は「安定こそリスク」【三浦崇宏×久志尚太郎×遠山正道×吉松徹郎×田川欣哉】

久志 尚太郎
NEW STANDARD株式会社 代表取締役
遠山 正道
株式会社スマイルズ 代表
三浦 崇宏
株式会社GO 代表取締役
吉松 徹郎
株式会社アイスタイル 代表取締役社長 兼 CEO
田川 欣哉
Takram Japan株式会社 代表取締役/ロイヤル・カレッジ・オブ・アート 名誉フェロー

あすか会議2023
第5部分科会【地域・社会・組織】「ブランディングとデザインの最新潮流~Generative Alはデザインをどう変えるのか~」
(2023年7月1日開催/国立京都国際会館)

ブランディングとデザインは、企業やプロダクトの競争力に直結する極めて重要なファクターであり、その最前線には常に新たなテクノロジーや潮流が生まれてくる。Generative AIの登場はそうしたデザイン・ブランディングを一変させる可能性をも包摂する。新たなテクノロジーはデザインと経営のプロセスをどのように変えるのか。その可能性と最新の潮流に迫る。(肩書きは2023年7月1日登壇当時のもの)

00:31 ここ1~2年のアットコスメの動き(吉松氏、三浦氏)

05:58 コロナやAIの台頭を経て、テクノロジーの在り方、ブランドの作り方は変わったか(吉松氏、三浦氏)

14:11 生成AIをどのように活用しているのか、活用していくべきか(久志氏、三浦氏、吉松氏)

20:25 AIの活用法(遠山氏、三浦氏、久志氏)

25:47 口コミの有用性と生成AI(吉松氏)

28:14 若者の生涯におけるビジョン、成功に関する嫌悪(三浦氏、遠山氏)

35:45 終身雇用のような日本の社会は、次はどこへ行くのか(遠山氏、久志氏)

44:21 パーパスの必要性について(吉松氏)

47:21 サポートし甲斐のある経営者の基準とは(三浦氏、久志氏)

49:50 質疑応答

-個人でのプロジェクト型で目的を持つ時代になるのか。
-合理と非合理の間を埋めるためにAIを使えると思っているが、どのように活用したら良いか。
-テクノロジーが進化することによりブランド体験が希薄化しているが、それを払しょくするために実施していること。
-共感生むためにをどのようなことを実施しているのか。

久志 尚太郎

NEW STANDARD株式会社 代表取締役

「この世界は、もっと広いはずだ。」をパーパスに、創作、経営、研究を行う。デザイン思考や意味のイノベーションが専門。外資系IT企業や社会起業家を経て、2014年『TABI LABO』(現: NEW STANDARD)を創業。経営学修士、東京大学大学院工学系研究科共同研究員。

遠山 正道

株式会社スマイルズ 代表

1962年東京都生まれ。2000年株式会社スマイルズを設立。現在、「Soup Stock Tokyo」のほか、ネクタイブランド「giraffe」、ニューサイクルコモンズ「PASS THE BATON」、ファミリーレストラン「100本のスプーン」、海苔弁専門店「刷毛じょうゆ海苔弁山登り」を展開。「生活価値の拡充」を企業理念に掲げ、既成概念や業界の枠にとらわれず、現代の新しい生活の在り方を提案している。最近では、小さくてユニークなミュージアム「The Chain Museum」、アーティストと出会えるプラットフォーム「Art Sticker」などをスタート。さらに、サブスク型の幸せ拡充再分配コミュニティ「新種のimmigrations」を2020年9月より始動。2023年4月より女子美術大学の教授。

三浦 崇宏

株式会社GO 代表取締役

The Breakthrough Company GO 代表取締役 PR/CreativeDirector。 2007年 博報堂入社、マーケティング・PR・クリエイティブの3領域を経験、TBWA /HAKUHODOを経て2017年独立。「表現をつくるのではなく、現象を起こすのが仕事」が信条。Cannes Lions、PRアワードグランプリ、ACC TOKYO CREATIVITY AWORDS グランプリ/総務大臣賞など受賞多数。 著書『言語化力(言葉にできれば人生は変わる)』(SBクリエイティブ)がAmazonのビジネス書ランキングで1位に。他に『人脈なんてクソだ(変化の時代の生存戦略)』(ダイヤモンド社)。『超クリエイティブ(発想✖️実装で現実を動かす)』(文芸春秋)『何者かになりたい』(集英社)など。大学での講師や、テレビの情報番組でコメンテーターなども務める。

吉松 徹郎

株式会社アイスタイル 代表取締役社長 兼 CEO

1972年、茨城県生まれ。1996年、東京理科大学基礎工学部卒業後、アクセンチュア株式会社に入社。主に教育分野のBPR・新業務策定プロジェクトに従事。1999年7月に有限会社アイスタイル(現:株式会社アイスタイル)を設立、代表取締役社長に就任。同年12月、化粧品クチコミサイト「@cosme」をオープン。以降、「@cosme」は日本最大のコスメ・美容の総合サイトへと成長。2012年3月、東証マザーズに上場。同年11月に東証一部へ市場変更。現在は「Beauty×ITで世界ナンバーワン」をミッションとして、化粧品専門店「@cosme store」の運営やEC事業をはじめ事業を拡大、アジアを中心にグローバルにビジネスを展開している。2017年より、公益社団法人 経済同友会東京オリンピック・パラリンピック 2020 委員会副委員長就任。また、2018年より公益社団法人 経済同友会幹事及び日本の明日を考える研究会副委員長、若手経営者参加促進委員会委員を務める。その他、公益社団法人アイスタイル芸術スポーツ振興財団の理事長として現代アートの制作・展示への助成支援やスポーツイベント開催活動への助成支援を行うなど、活動の幅を広げている。

田川 欣哉

Takram Japan株式会社 代表取締役/ロイヤル・カレッジ・オブ・アート 名誉フェロー

デザインを駆使したイノベーションやブランディングを多く手掛けるTakramを代表として率いる。経済産業省・特許庁の「デザイン経営」宣言の作成にコアメンバーとして関わった。グッドデザイン金賞、 iF Design Award、ニューヨーク近代美術館パーマネントコレクション、未踏ソフトウェア創造事業スーパークリエータ認定など受賞多数。東京大学工学部卒業。英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート修士課程修了。2015年から2018年まで英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート客員教授を務め、2018年に同校から名誉フェローを授与された。日本デザイン振興会理事、東京大学総長室アドバイザーなどを務める。