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投稿日:2023年11月20日  更新日:2023年11月22日

投稿日:2023年11月20日
更新日:2023年11月22日

感情知性を高めることの重要性とは/最後人間は「好き」「嫌い」で物事を選ぶ/ChatGPTをどのようにコミュニケーションに活用すべきか?/生成AIは擬人化しすぎ?【若新雄純×駒崎弘樹×木暮太一】

駒崎 弘樹
フローレンスグループ 会長CEO
若新 雄純
慶應義塾大学 特任准教授/㈱NEWYOUTH 代表取締役
木暮 太一
一般社団法人 教育コミュニケーション協会 代表理事/作家

あすか会議2023
第6部分科会【キャリア】「Generative AIの登場とこれから求められるコミュニケーションのスキル」
(2023年7月2日開催/国立京都国際会館)

Generative AIの登場は人間のコミュニケーションの形にも大きな影響を与える。人と人、人とAI、そしてAIを介したコミュニケーションの形はどう変わっていくのか。それはただのツールの進化なのか、それとも社会全体、人間自身のコミュニケーションのあり方を変えるきっかけとなるのか。コミュニケーションのプロフェッショナルたちが、この新しい時代に求められるコミュニケーションのスキルを深堀する。(肩書きは2023年7月2日登壇当時のもの)

00:45 ChatGPTを何に使っているか、どのように捉えているか(若新氏、駒崎氏)

05:04 AIの出現で仕事が奪われることについて、どう考えているか(駒崎氏)

08:10 「自分の専門領域がイマイチ」というChatGPTの精度について、生成AIは擬人化しすぎなのではないか(若新氏、駒崎氏)

18:53 ChatGPTを、仕事で使うとしたらどのように使うか。解像度の深め方は。(駒崎氏)

24:11 自分の感情の言語化の仕方、これからは知的労働から感情労働の方が付加価値が高くなる(若新氏)

30:11 感情知性を高めることが大事なのではないか。最後人間は「好き」「嫌い」で物事を選ぶ(駒崎氏、若新氏)

41:45 AIの登場により人との関わりが減る中で、我々は何をすべきか(駒崎氏、若新氏)

48:56 質疑応答

駒崎 弘樹

フローレンスグループ 会長CEO

1979年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、「地域の力によって病児保育問題を解決し、子育てと仕事を両立できる社会をつくりたい」と考え、2004年にNPO法人フローレンスを設立。日本初の「共済型・訪問型」の病児保育サービスを首都圏で開始、共働きやひとり親の子育て家庭をサポートする。 2010年からは待機児童問題の解決のため、空き住戸を使った「おうち保育園」を展開。「おうち保育園」モデルは、2015年度より「小規模認可保育所」として、政府の子ども子育て新制度において制度化され、全国に広がった。 2014年には、これまで保育園に入れなかった医療的ケアのある子ども達を中心とした障害児を専門的に預かる「障害児保育園ヘレン」を東京都杉並区に開園。2015年4月から、医療的ケアのある障害児の家においてマンツーマンで保育を行う「障害児訪問保育アニー」をスタート。2016年、赤ちゃんの特別養子縁組を支援する事業「フローレンスの赤ちゃん縁組」事業、2017年からは「こども宅食」事業をスタート。 公職としては、2010年より内閣府政策調査員、内閣府「新しい公共」専門調査会推進委員、内閣官房「社会保障改革に関する集中検討会議」委員、内閣府「子ども・子育て会議」委員などを歴任。 現在、厚生労働省「イクメンプロジェクト」推進委員会座長、こども家庭庁「子ども・子育て支援等分科会」委員を務める。 著書に『「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方』(英治出版)、『働き方革命』(ちくま新書)、『社会を変えるお金の使い方』(英治出版)、『社会を変えたい人のためのソーシャルビジネス入門 』(PHP新書)、『社会をちょっと変えてみた』(岩波書店)等。翻訳書に「あなたには夢がある」(英治出版)。2022年1月、『政策起業家 「普通のあなた」が社会のルールを変える方法』を上梓。 一男一女の父であり、子どもの誕生時にはそれぞれ2か月の育児休暇を取得。

若新 雄純

慶應義塾大学 特任准教授/㈱NEWYOUTH 代表取締役

大学在学中に就労困難者支援を行う㈱LITALICO(東証プライム上場)を共同創業し、2年弱取締役COOを務める。その後大学院を経て独立し、組織づくりやPR・ブランディング支援などを行いながら歌舞伎町でバー経営するなど独自のスタイルを模索。 現在は、企画プロデュース会社を経営しながら、大学ではコミュニケーションデザインの研究ラボを運営。人間関係・コミュニケーション、感情表現、キャリア・教育、まちづくり、ライフデザインなどに関する実験的プロジェクトや研究活動を企画・実施。 近年は多数の報道・情報番組にコメンテーターとして出演し、東京と地元福井の2拠点で生活・活動中。

木暮 太一

一般社団法人 教育コミュニケーション協会 代表理事/作家

慶應義塾大学 経済学部を卒業後、富士フイルム、サイバーエージェント、リクルートを経て独立。 学生時代から難しいことを簡単に説明することに定評があり、大学時代に自作した経済学の解説本が学内で爆発的にヒット。現在も経済学部の必読書としてロングセラーになり、また国内外40の大学/専門学校で指定教科書に採用されている。 相手の目線に立った話し方・伝え方が、「実務経験者ならでは」と各方面から高評を博し、現在では、企業・大学・団体向けに多くの講演活動を行っている。 『自分の気持ちを言葉にする練習帳』(永岡書店)、『「自分の言葉」で人を動かす』(文響社)、『カイジ「命より重い!」お金の話』(サンマーク出版)、など著書60冊、累計170万部。