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投稿日:2023年11月17日

投稿日:2023年11月17日

農業・漁業などの一次産業が、ブランディングする方法とは/2024年物流問題をどう捉えるべきか/ミガキイチゴ・食べチョク・ファームスズキなどの好事例【秋元里奈×生駒祐一×佐々木伸一×鈴木隆×岩佐大輝】

秋元 里奈
食べチョク 代表
生駒 祐一
テラスマイル株式会社 代表取締役
佐々木 伸一
株式会社ルートレック・ネットワークス 代表取締役社長
鈴木 隆
株式会社ファームスズキ 代表取締役
岩佐 大輝
株式会社GRA 代表取締役CEO/グロービス経営大学院経営研究科経営専攻(MBA)修了

あすか会議2023
第7部分科会【創造と変革】「一次産業起業家の挑戦~持続可能な社会とビジネスの両立~」
(2023年7月2日開催/国立京都国際会館)

気候変動への適応から担い手不足まで課題山積の日本の農業をブルーオーシャンととらえて挑戦する起業家たち。彼らのビジネスモデルは、環境や社会との調和を図りながら、地域経済を活性化し、世界的な食糧問題に対応する重要な役割を果たす。一次産業に挑む起業家たちの視点から、持続可能な未来を実現するための新たなアプローチを考える。(肩書きは2023年7月2日登壇当時のもの)

00:40 自分は何をしている人か。自分の業界で何が持続的でないか?それに対してどんな取り組みをしているか(秋元氏、生駒氏、佐々木氏、鈴木氏)

17:56 コロナ禍で事業が伸びて以降、その後の変化は?産直ECマーケットの市場規模は?物流の2024年問題への課題は(秋元氏)

22:23 一次産業のブランディングと消費者の関係性(秋元氏、佐々木氏、鈴木氏)

27:55 ミガキイチゴのブランディング(岩佐氏)

30:11 テクノロジードリブンなアグリテック企業の現状、投資家との関係性(生駒氏、佐々木氏)

34:32 ファームスズキのビジネスモデル、資金調達の方法(鈴木氏、秋元氏)

40:03 質疑応答①

-潮流を外れたことをやるときにどう進めて行けば良いか。
-川上側と川下側を繋いで、どのようにブランディングするのが良いのか。
-いかにJAを巻き込んでいけばよいのか。
-ビジネス展開は、日本の消費者向けなのか、海外向けにもやっているのか。その違いとは。

47:54 質疑応答②

-農業において、テクノロジーで商品単価が上がった事例
-付加価値の高い農家とネットワークを構築する上で重視していることや課題とは。

52:32 ラストメッセージ(鈴木氏、佐々木氏、生駒氏、秋元氏)

秋元 里奈

食べチョク 代表

神奈川県相模原市の野菜農家に生まれる。 慶應義塾大学理工学部を卒業した後、2013年にDeNAへ新卒入社。新規事業の立ち上げ、ゲームアプリのマーケティング責任者などを経験。 農業分野の課題に直面し2016年11月に株式会社ビビッドガーデンを創業。2017年にこだわり生産者が集うオンライン直売所「食べチョク」を立ち上げる。リリース3年で認知度/利用率No.1の産直通販サイトに成長。TBS「Nスタ」の水曜レギュラーコメンテーター。オンオフ問わず365日24時間着ている「食べチョクTシャツ」がトレードマーク。

・秋元里奈Youtubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCavV4Bs7Ut_n9VE1iijmjBg
・食べチョク:https://www.tabechoku.com/

生駒 祐一

テラスマイル株式会社 代表取締役

グロービス経営大学院卒。『全ての営農者を豊かにし、国家を守ることを創造する』をモットーに、農業に特化したデータ分析サービスを行うテラスマイルを2014年に創業。FutureFoodFundやJAグループ、農機メーカー、関西電力等が出資し、生産地やGHG等のデータを用い、サプライチェーンで農と食を繋げる取り組みを行っている。個人では、内閣官房の society5.0有識者委員の他、JA営農指導員など人材の育成にも力を入れている。月刊誌「JA経営実務」や「日本農業新聞」にて連載中。J-Startup KYUSHU。

佐々木 伸一

株式会社ルートレック・ネットワークス 代表取締役社長

明治大学工学部卒業、モトローラ、ウェスタンデジタル社を経て、1990年シリコンバレーのICT関連スタートアップの日本進出を行う(株)アイシスに参画、後に同社代表取締役に就任。10年間で20社を担当し事業化とExitに貢献(SnapTrack,Synaptics,GeoWorks, Palm Computing, Sigma Designs 他を担当)。 2005年、IoTプラットフォームのルートレック・ネットワークス社創業、2013年よりスマート農業に算入。 アジアモンスーン地域の農業の抱える社会問題、環境問題、気候変動、フードロスを解決して、 世界の子供たちに安全で美味しい食を平等に与え、貧困を無くしたい。 そして、農業分野で 「Japan as No.1」 と日本が再び呼ばれる事に挑戦。

鈴木 隆

株式会社ファームスズキ 代表取締役

1976年 東京都生まれ。 2000年 山口県下関市の水産大学校水産学部卒業。 東京築地の水産物卸売会社を経て、2008年7月に国産牡蠣加工品を海外へ販売するための貿易商社、ケーエス商会株式会社を設立。アジア向け中心にオーストラリア、米国へ国内で製造された冷凍牡蠣加工品の販売を開始。 2011年 広島県豊田郡大崎上島町の塩田跡の養殖池を利用して牡蠣、車海老の養殖を開始。 世界で通用する活牡蠣の生産を目指し、欧米式の牡蠣養殖方法を採用し、種苗生産~養殖、輸出まで自社で一貫して行うビジネスモデルを構築。

岩佐 大輝

株式会社GRA 代表取締役CEO/グロービス経営大学院経営研究科経営専攻(MBA)修了

起業家。1977年、宮城県山元町生まれ。 2002年、大学在学中に起業。2011年の東日本大震災後は、壊滅的な被害を受けた故郷宮城県山元町の復興を目的にGRAを設立。アグリテックを軸とした「東北の再創造」をライフワークとするようになる。農業ビジネスに構造変革を起こし、ひと粒1000円の「ミガキイチゴ」、いちごスイーツ専門店の「いちびこ」を生み出す。著書に『99%の絶望の中に「1%のチャンス」は実る』(ダイヤモンド社)、『甘酸っぱい経営』(ブックウォーカー)、『絶対にギブアップしたくない人のための成功する農業』(朝日新聞出版)などがある。