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投稿日:2023年09月28日

投稿日:2023年09月28日

グロービス卒業生が語る、リブランディングへの挑戦と苦労~山岡朝子×髙口裕之×鈴木祐介×木村光伯×村尾佳子

髙口 裕之
株式会社おやつカンパニー 取締役 専務執行役員 マーケティング本部長
鈴木 祐介
株式会社パラドックス 執行役員/ブランディング・プロデューサー/クリエイティブ・ディレクター/PARADOX創研 所長/東京校2014年卒業
木村 光伯
株式会社木村屋總本店 代表取締役社長
山岡 朝子
株式会社ハルメクホールディングス 取締役/株式会社ハルメク ハルメク編集部 編集長
村尾 佳子
グロービス経営大学院 教員

【音声版はこちら】

あすか会議2023
第5部分科会【アルムナイ特別セッション】「終わりなき挑戦~リブランディングへの想いと葛藤とは~」
(2023年7月1日開催/国立京都国際会館)

世の中のニーズは変化し続け、企業は常に新たな価値を追求していくことが求められる。その中で、リブランディングは重要なテーマである一方、今まで積み上げてきたものが崩れてしまう危険性もある。社内の反対や葛藤などを乗り越え、リブランディングを通して、企業や商品に新たな価値を創り出してきたリーダーと共に、実体験を交えながら、成功への道筋を探っていく。(肩書きは2023年7月1日登壇当時のもの)

01:05 リブランディングする上での挑戦(山岡氏、髙口氏、木村氏、鈴木氏)

15:27 どのような苦労があったのか(山岡氏、髙口氏)

31:05 マーケティングが難しい時代で意識していること(木村氏)

35:50 企業として今の時代に求められていること(鈴木氏)

40:25 質疑応答①

-複数事業がある会社でリブランディングをする際の言葉の選び方。
-巻き込みたい人を内側に入れるための工夫。
-顧客に関心を持つ上でルーティーンにしていることは。

髙口 裕之

株式会社おやつカンパニー 取締役 専務執行役員 マーケティング本部長

1969年、神奈川県生まれ。大学卒業後、中埜酢店(現Mizkan HD)に入社。営業からマーケティングの部署へ移り、さまざまなグループのブランドマネジャーを歴任、多くの新商品を開発する。グロービス経営大学院を卒業後、規格外農産物流通会社の起業や食品マーケティングコンサルタントを経て、日系PEファンド投資先食品メーカー代表取締役就任。バイアウト後の2017年、米系PEファンド投資先のおやつカンパニーに参画、現在に至る。

鈴木 祐介

株式会社パラドックス 執行役員/ブランディング・プロデューサー/クリエイティブ・ディレクター/PARADOX創研 所長/東京校2014年卒業

慶應義塾大学法学部卒業、グロービス経営大学院経営研究科修了(MBA)。2019年、PARADOX創研を設立、所長に就任。280社を超える企業・事業のアイデンティティを策定し、常時150社以上のブランドコンサルティングとクリエイティブ開発を行う。2020年には、社会課題に挑むスタートアップや起業家を支援する投資&共創型ブランディング事業「PARADOX INCUBATION」を立ち上げ、責任者に就任。ブランディング・クリエイティブに関する受賞多数。宣伝会議、企業セミナーなどの講師も務める。

木村 光伯

株式会社木村屋總本店 代表取締役社長

グロービス経営大学院卒。明治2年創業の銀座木村屋總本店7代目。 『食で感動を繋ぐ』を志におき、初代が考案した酒種あんぱんを中心に日本で生まれたパン食文化の普及に努めており、最近は、若い世代にあんこを楽しんでもらうイベント『アンコマンナイト』を共同主催している。

山岡 朝子

株式会社ハルメクホールディングス 取締役/株式会社ハルメク ハルメク編集部 編集長

大学卒業後、大手出版社に入社。女性誌の編集にたずさわり、29歳のとき、最年少で編集長に抜擢される。以後13年間で7誌の編集長を歴任し、雑誌の創刊や再建にたずさわる。 2012年、「編集長として、勘やセンス以外にも強みをつくりたい」という思いから、グロービスの門をたたく。1年間の単科生を経て、2013年に入学、2015年グロービス経営大学院経営研究科経営専攻修了。 2017年、株式会社ハルメクからヘッドハンティングされ、転職。シニア女性向け雑誌「ハルメク」の編集長に就任する。 2019年、執行役員に就任。2021年、ハルメクホールディングス取締役に就任。 入社から5年で雑誌の読者数を約3倍に成長させた実績が注目され、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」を始め、さまざまなメディアで取り上げられる。 現在は、雑誌のみならず、WEBメディア、イベント、講座など、同社のコンテンツ事業全般を管掌している。 グロービス経営大学院が授与する、第18回(2022年度)「グロービス アルムナイ・アワード」の変革部門を受賞。

村尾 佳子

グロービス経営大学院 教員

関西学院大学社会学部卒業。大阪市立大学大学院創造都市研究科都市政策修士。グロービス・オリジナル・MBAプログラム(GDBA)修了。高知工科大学大学院工学研究科博士後期課程修了(博士(学術))。大手旅行会社にて勤務後、総合人材サービス会社にてプロジェクトマネジメント、企業合併時の業務統合全般を経験。現在はグロービス経営大学院、並びにグロービス・マネジメント・スクールの事業戦略、マーケティング戦略立案全般、そして大阪校、名古屋校のマネジメントに携わる。教員としては、「マーケティング・経営戦略基礎」、「リーダーシップ開発と倫理・価値観」、「企業家リーダーシップ」などのクラスを担当する。また複数のNPOに理事として関与しながら、NPOの育成にも携わる。共著に『グロービス流キャリアをつくる技術と戦略』、『27歳からのMBA グロービス流ビジネス基礎力10』、『27歳からのMBAグロービス流勉強力』、『27歳からのMBA グロービス流リーダー基礎力10』、『志を育てる』(東洋経済新報社)、『東北発10人の新リーダー復興にかける志』(河北新報出版センター)がある。