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投稿日:2023年04月12日
投稿日:2023年04月12日
自分のスキルをアップデートし続けるリスキリング〜後藤宗明氏(一般社団法人ジャパン・リスキリング・イニシアチブ 代表理事)
- 後藤 宗明
- 一般社団法人ジャパン・リスキリング・イニシアチブ 代表理事
SkyHive Technologies 日本代表 - 柳田 佳孝
- グロービス経営大学院 教員
「読者が選ぶビジネス書グランプリ2023」にて、イノベーション部門賞を受賞した『自分のスキルをアップデートし続ける リスキリング』。
リスキリングは、主に企業の人材戦略の一環として使われ、岸田総理の所信表明演説内にて「リスキリングに今後5年間で1兆円投入」と言及するなど、日本でも認知され始めている。著者である後藤 宗明氏に「今リスキリングが必要とされているのはなぜか」「日本におけるリスキリングの課題」「どのように実践すればいいのか」など、リスキリングの重要性について伺った。
講演の中では「リスキリングは、個人が自由に好きなことを学ぶ『学び直し』とは異なり、DX等、組織の変革に基づくものである」「リスキリングとは個人と組織の生存戦略である。答えは自分自身の中にある。まずは自分としっかり向き合い、人生の選択肢を増やして欲しい」などの意見が出た。
参加者からは「自分の将来のために必要なスキルを検討し、本当にやりたいことを考えるためのよい考え方を聞けた」「リスキリングに年代は関係ないという言葉に勇気を貰った。50代が一番本気で学べること。部下も含めて学ぶことへの成功体験を積ませる必要があることを気付いた」などのコメントが寄せられ、多くの気付きを得られるセミナーとなった。
読者が選ぶビジネス書グランプリ2023 イノベーション部門 部門賞受賞
書籍:『自分のスキルをアップデートし続ける リスキリング』
著者:後藤 宗明 発売日:2022/9/30 価格:2,035円(税込) 発行元:日本能率協会マネジメントセンター
後藤 宗明
一般社団法人ジャパン・リスキリング・イニシアチブ 代表理事
SkyHive Technologies 日本代表
早稲田大学政治経済学部卒業後、1995 年に富士銀行(現みずほ銀行)入行。2002年、グローバル人材育成を行うスタートアップをNYにて起業、卒業生約2,000名を輩出。2008年に帰国し、米国の社会起業家支援NPOアショカの日本法人を2011年に設立後、米国フィンテック企業の日本法人代表、通信ベンチャーの国際部門取締役を経て、アクセンチュアにて人事領域の DX と採用戦略を担当。2021年、日本初のリスキリングに特化した非営利団体、一般社団法人ジャパン・リスキリング・イニシアチブを設立。2022年、AIを利用してスキル可視化を含むリスキリング・プロセス支援を可能とするカナダ初のリスキリングプラットフォーム、SkyHive Technologiesの日本代表に就任。
「日本をリスキリング」するため、石川県加賀市「デジタルカレッジKAGA」理事、広島県「リスキリング推進検討協議会/分科会」委員、経済産業省「スキル標準化調査委員会」委員、リクルートワークス研究所 客員研究員を歴任。日本全国にリスキリングの成果をもたらすべく、政府、自治体向けの政策提言および企業向けのリスキリング導入支援を行う。
著書は『自分のスキルをアップデートし続ける リスキリング』が初めてになる。
柳田 佳孝
グロービス経営大学院 教員
慶應義塾大学理工学部機械工学科卒業
グロービス経営大学院経営研究科経営専攻(MBA)修了
株式会社ブリヂストンにて世界最大の超大型タイヤ生産技術開発に従事。その後、株式会社ワークスアプリケーションズでAI・ビッグデータほか最先端IT技術の研究開発に従事した後、株式会社グロービスに入社。
現在はグロービス・グループのディレクターとして、グロービス経営大学院の経営戦略・マーケティング戦略の立案・実行、CRM・SFA・MA・分析基盤・基幹系業務システムの構築・運用をはじめとしたDX推進やレベニューオペレーション(RevOps)を中心に、学校経営全般に携わっている。