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投稿日:2022年10月17日

投稿日:2022年10月17日

ウクライナ危機と地政学リスク~塩野誠×神保謙×村田晃嗣×鈴木寛

塩野 誠
株式会社経営共創基盤(IGPI) 共同経営者・マネージングディレクター/JBIC IG Partners 代表取締役CIO
神保 謙
慶應義塾大学 教授/キヤノングローバル戦略研究所 主任研究員
村田 晃嗣
同志社大学 教授

モデレーター

鈴木 寛
東京大学 教授/慶應義塾大学 教授

視聴時間 01:00:08

【音声版はこちら】

あすか会議2022
第4部分科会【経済・グローバル】「ウクライナ戦争が変える世界情勢~地殻変動する地政学リスクを考える~」
(2022年7月2日開催/国立京都国際会館)

長期化の様相を呈するロシアによるウクライナ侵攻。国際秩序に平然と変更を加えようとするロシアの実力行使に対して、国際社会はどのようにして効果的な対応をしていくことになるのか。台湾海峡や南シナ海への膨張傾向を隠さない中国と隣接する日本とアジアにも、ウクライナの危機は大きな影響を与える。複雑さを増す国際情勢のもと、地殻変動するこれからの地政学リスクを考える。(肩書きは2022年7月2日開催時点のもの)

塩野 誠

株式会社経営共創基盤(IGPI) 共同経営者・マネージングディレクター/JBIC IG Partners 代表取締役CIO

企業投資について15年以上の経験を有し、近年はロシア、北欧、バルト地域への投資に注力。
大企業向けにデジタルテクノロジーやESG領域への戦略コンサルティングを行う。
ゴールドマン・サックス、ベイン、ライブドア等を経て現職。

近著に『デジタルテクノロジーと国際政治の力学』がある。

内閣府デジタル市場競争会議WG議員、産業構造審議会 グリーンイノベーションプロジェクト部会WG委員、ビービット社外取締役、ワシントン大学修士。

神保 謙

慶應義塾大学 教授/キヤノングローバル戦略研究所 主任研究員

専門は国際政治学、安全保障論、アジア太平洋の安全保障、日本の外交・防衛政策。政府関連では防衛省参与、国家安全保障局顧問、外務省ODAに関する有識者委員会委員などを務めた。現在の主な研究テーマは地域安全保障アーキテクチャ論及び外交政策シミュレーション。シャングリラ・ダイアローグ、夏季ダボス会議など多数の国際会議に出席し、外交・安全保障分野で国際的に発信している。キヤノングローバル戦略研究所主任研究員、東京財団上席研究員を兼務。

村田 晃嗣

同志社大学 教授

1964年 兵庫県神戸市に生まれる。 1987年 同志社大学法学部卒業。 1991-95年 米国ジョージ・ワシントン大学留学。 ホワイトハウス近くに在住(ただし招待されたことはない)。 1995年 神戸大学大学院法学研究科博士課程(国際関係論)修了。 1995年 広島大学総合科学部専任講師(アメリカ研究)。 1998年 神戸大学博士(政治学)。 1999年 広島大学総合科学部助教授。 2000年 同志社大学法学部助教授(外交史・安全保障政策論)。 2005年 同志社大学法学部教授。 2011-13年 同法学部長。 2013-16年 同志社大学学長を務める。

モデレーター

鈴木 寛

東京大学 教授/慶應義塾大学 教授

1964年生まれ。東京大学法学部卒業後、1986年通商産業省に入省。慶應義塾大学助教授を経て、2001年参議院議員初当選(東京都)。12年間の国会議員在任中、文部科学副大臣を2期務めるなど、教育、医療、スポーツ・文化・情報を中心に活動。大阪大学招聘教授(医学部・工学部)、中央大学客員教授、福井大学客員教授、和歌山大学客員教授、日本サッカー協会理事を務める。2012年一般社団法人社会創発塾設立。2014年2月より、東京大学公共政策大学院教授、慶應義塾大学政策メディア研究科 兼 総合政策学部教授に同時就任、日本初の私立・国立大学のクロスアポイントメント。10月より文部科学省参与、2015年2月文部科学大臣補佐官就任。1995年以来、一貫して、インターカレッジゼミすずかんゼミ(ソーシャルプロデューサースクール)を主催。多くの教え子がITベンチャー、バイオベンチャー、ソーシャルベンチャーで大活躍中。『熟議のススメ』(講談社、2013年)、『「熟議」で日本の教育を変える』(小学館、2010年)等著書多数。