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投稿日:2022年05月11日
投稿日:2022年05月11日
超ファシリテーション力~テレビ朝日アナウンサー/「ABEMA Prime」進行 平石直之
- 平石 直之
- テレビ朝日アナウンサー 「ABEMA Prime」進行
- 中村 直太
- グロービス経営大学院 教員
ビジネスの現場で日々行われている会議は、ファシリテーションの力によって有意義な時間にもなれば、意見が出ない、決まらない、つまらない会議で終わることもある。ビジネスパーソンに求められる重要なスキルであるファシリテーション力をどのように磨いていくべきか。
インターネットテレビ局ABEMAの報道番組「ABEMA Prime」の進行を担当し、これまで様々な登壇者・テーマによる議論の場をファシリテートしてきた平石氏は、ファシリテーション力を高めるためには、「準備力」「聞く力」「場を作る力」の3つの力をつける必要があると語る。
講演の中では「聞く時はその人だけを見ていないで、その場にいる参加者の反応も見る」「リアクションもファシリテーション。オンライン会議こそファシリテーターが積極的にリアクションをして話を引き出す」などの意見が出た。
参加者からは「平石さんの哲学、信念、発言の質、すべてが驚くほど為になるセミナーでした」「ファシリテーションはその場の対応だけでなく、準備や型を身につけることが重要と感じました」などのコメントが寄せられ、多くの気づきを得られるセミナーとなった。
平石 直之
テレビ朝日アナウンサー 「ABEMA Prime」進行
1974年、大阪府松原市生まれ。佐賀県鹿島市育ち。早稲田大学政治経済学部を卒業後、テレビ朝日に入社。
報道・情報番組を中心に、「地球まるごとTV」「やじうまテレビ! 」などでMCを務め、「ニュースステーション」「スーパーJチャンネル」「サンデー・フロントライン」「報道ステーション」などでは、キャスターおよびフィールドリポーターとして全国各地を飛び回る。訪れた地は全47都道府県。
2004年6月から1年間、ニューヨーク支局に勤務し、イチロー選手(当時)が年間最多安打記録を打ち立てた歴史的な試合や、アメリカ大統領選を取材。帰国後に「数字が読めるアナウンサー」を目指し、独学で8カ月かけて簿記3級と2級を取得。
2019年から新しい未来のテレビABEMAの報道番組「ABEMA Prime」の進行を担当。
“論破王"と呼ばれるひろゆき氏との軽快なかけあいや、ジャーナリスト・佐々木俊尚氏との熱い議論など、アナウンサーという枠を超え、ファシリテーターとしての役割を存分に発揮。個性が強い出演者たちを巧みにまとめ上げる、“アベプラの猛獣使い"として番組を大いに盛り立てている。
特技はテニス。学生時代はテニススクールのインストラクターのアルバイトで、コミュニケーションスキルを磨いた。 自他ともに認めるスイーツ男子で、愛猫家の一面も。 また、大学の卒業旅行で中国のゆかりの地をめぐった“三国志マニア"で、本、映画、連続ドラマ、ゲームなど、あらゆる形でこよなく愛する。
著書に、これまでの仕事を通して培ってきたノウハウをまとめた『超ファシリテーション力』(アスコム)を上梓。発売後すぐに重版がかかるなど反響を呼び、また、各界を代表する著名人からも絶賛の声が相次いでいる。「読者が選ぶビジネス書グランプリ2022」ビジネス実務部門賞受賞。 Twitterアカウント @naohiraishi
中村 直太
グロービス経営大学院 教員
慶應義塾大学理工学部卒業、慶應義塾大学大学院理工学研究科修士課程(工学)修了、グロービス経営大学院経営研究科経営専攻修了。
株式会社インテリジェンス(現:パーソルキャリア)にて約1,000名のキャリアコンサルティングを経験した後、事業企画にてサービス・営業企画を担当。その後、グロービスに入社。経営大学院/グロービス・マネジメント・スクールのマーケティング(学生募集)、名古屋校の組織マネジメント、アルムナイサービスチームの設立、学生募集チームの責任者などを経験。現在は、顧客コミュニケーション設計やセミナー開発・登壇、Webコンテンツ企画・執筆など様々な事業推進活動に従事。
グロービス経営大学院の専任教員としては、思考系科目『クリティカル・シンキング』、志系科目『リーダーシップ開発と倫理・価値観』に登壇。また、キャリア関連プログラムのコンテンツ開発及び講師を務める。
個人としては、経営者、アーティスト、NPO法人代表、ベンチャー起業家など、様々な人生を本質的変化に導くパーソナルコーチとして活動する。