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投稿日:2022年03月11日
投稿日:2022年03月11日
【現代アーティスト 小松美羽】世界のなかで自分の役割を見つけること
- 小松 美羽
- 現代アーティスト
モデレーター
- 田久保 善彦
- グロービス経営大学院 経営研究科 研究科長
グロービス経営大学院で初となる現代アーティストを招いてのセミナーを開催した。祈りをテーマに神獣を描き世界でも注目される現代アーティスト 小松美羽氏は、第一線で活躍するビジネスパーソンにこそ、伝えたいメッセージがあると言う。
「自らの魂と他者や生命すべての魂に寄り添う中で、いろいろなものが組み合わされ、まとめることによって、創造(新しい未来)が生まれる。この大調和(グレートハーモナイゼーション)こそ、今の時代に求められている力ではないでしょうか。」(「NEXT MANDALA~魂の故郷」より)
講演の中では「肉体や脳の快楽ではなく、魂と向き合い成長させるために生きている」「生きていることは、可能性をいただいていること。この世界のなかで自分の役割は何なのか、探し続けることが大切」など、アーティスト活動の中で感じた気持ちや考え方が語られた。
参加者からは「感じた時、思いついた時に記憶を記録に落とし込む姿勢、過去に区切りをつけて挑戦する姿勢、日々置かれている環境に感謝する姿勢など、とても参考になりました」、「心と心が繋がって調和する時代。 今までの価値観でなく、自分の魂や心にウソをつかず、この時代に何を成し遂げたいのかを考えさせられる時間でした」などのコメントが寄せられ、多くの気づきを得られるセミナーとなった。
小松 美羽
現代アーティスト
1984年長野県生まれ。女子美術大学短期大学部卒業。現在、同大学特別招聘教授、東京藝術大学非常勤講師。プロジェクトチーム「風土」に所属。狛犬をモチーフにした作品で知られる。銅版画の作品『四十九日』で、際立つ技巧と作風で賞賛されプロへの道を切り開く。近年ではアクリル画、有田焼などに制作領域を拡大。パフォーマンス性に秀でた力強い表現力で神獣をテーマとした作品を発表。日本の美術界へ衝撃を与え、国際的な評価は高く多方面でその存在感を増している。著書に『世界のなかで自分の役割を見つけること(ダイアモンド社)』、作品集に『小松美羽-20代の軌跡-2004-2014(KADOKAWA)』『小松美羽 大和力を、世界へ(求龍堂)』
2014 出雲大社に絵画「新・風土記」を奉納、神姑殿に展示される。
2015 英国王立園芸協会主催「チェルシーフラワーショー」に石原和幸氏とコラボしエントリー、一対の有田焼狛犬「天地の守護獣」を庭の守り神として展示、「EDO NO NIWA」がゴールドメダル獲得。この狛犬は大英博物館所蔵となり日本館に永久展示。
2016 G7交通大臣会合開催記念特別展「小松美羽 ~灯し続け、歩き続け」
2017 「小松美羽展 神獣~エリア21~」9日間で入場者数約3万人を記録。
2018 日本橋三越本店で展覧会「小松美羽展 ー大和力を、世界へ。ー」が12日間で売上3億円を超えバブル期以降の記録となる。
2019 台湾企業HTC VIVE OriginalsとコラボレーションしたVR作品『INORI~祈祷~』が第76回ヴェネツィア国際映画祭VR部門にノミネートされる。
2020 日本テレビ「24時間テレビ43」チャリTシャツのデザインを担当。
2021 THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2021にて【NEXT MANDALA〜魂の故郷〜】を発表。
モデレーター
田久保 善彦
グロービス経営大学院 経営研究科 研究科長
慶應義塾大学理工学部卒業、修士(工学)、博士(学術)、スイスIMD PEDコース修了。株式会社三菱総合研究所にて、エネルギー産業、中央省庁、自治体などを中心に調査、研究、コンサルティング業務に従事。現在グロービス経営大学院にてマネジメント業務・研究等を行なう傍ら、リーダーシップ系・思考系科目の教鞭を執る。経済同友会幹事、経済同友会・新産業革命と社会的インパクト委員会副委員長(2016年度)、新産業革命と規制・法制改革委員会 副委員長(2017、2018年度)、ベンチャー企業社外取締役、顧問等も務める。
著書:『ビジネス数字力を鍛える』(ダイヤモンド社)、『社内を動かす力』(ダイヤモンド社) 共著:『志を育てる』、『グロービス流 キャリアをつくる技術と戦略』、『27歳からのMBA グロービス流ビジネス基礎力10』、『これからのマネジャーの教科書』(東洋経済新報社)、『MBAクリティカル・シンキングコミュニケーション編』(ダイヤモンド社)ほか多数。