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投稿日:2019年12月03日

投稿日:2019年12月03日

グローバル視点でみる経済リスクとコミュニケーション力~武田洋子×成田悠輔×柳川範之×ロス・ローブリー

武田 洋子
株式会社三菱総合研究所 政策・経済研究センター長 チーフエコノミスト
成田 悠輔
イェール大学助教授/社会データ科学者
柳川 範之
東京大学大学院 経済学研究科・経済学部 教授

モデレーター

Ross Rowbury
エデルマン・ジャパン株式会社 代表取締役社長

あすか会議2019
第5部分科会(43会議室)「リーダーが認識すべきグローバルなマクロ経済リスクとコミュニケーション」
(2019年7月6日開催/アクトシティ浜松)

世界の中でも特に安定した長期政権が続き、新たな時代「令和」を迎えた日本。しかし世界を見ると、自国第一主義を強める米国、その米国との覇権争いが激しさを増す中国、ブリグジッドのみならず社会の分断に喘ぐ混迷する欧州、ますます緊迫する中東情勢など、世界は不透明感を増している。そうした時代にグローバルに活動するビジネスパーソンが認識すべきグローバルなマクロ経済リスクと、備えるべきコミュニケーション力とはいかなるものか。流動性を増す世界情勢の下、認識すべきマクロ経済リスクとグローバルに必要とされるコミュニケーション力について議論する(肩書きは2019年7月6日登壇当時のもの)。

武田 洋子

株式会社三菱総合研究所 政策・経済研究センター長 チーフエコノミスト

成田 悠輔

イェール大学助教授/社会データ科学者

柳川 範之

東京大学大学院 経済学研究科・経済学部 教授

1988年慶應義塾大学経済学部通信教育過程卒業。1993年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士(東京大学)。慶應義塾大学経済学部専任講師を経て、1996年東京大学大学院経済学研究科助教授、同准教授を経て、2011年より現職。主な著作物:『法と企業行動の経済分析』(日本経済新聞社)、『契約と組織の経済学』(東洋経済新報社)、『会社法の経済学』(東京大学出版会(三輪芳朗・神田秀樹と共編著))、『独学という道もある』(ちくま書房)、『元気と勇気が湧いてくる経済の考え方』(日本経済新聞出版社)等。

モデレーター

Ross Rowbury

エデルマン・ジャパン株式会社 代表取締役社長

ロス・ローブリーは30年以上の日本生活と勤務経験を、エデルマンにて活かす。日本での経歴は、三洋証券でのブローカー業と投資銀行業に始まり、その後クロスビー証券とBZW証券の上級管理職に就任する。

約15年前にPR業界に渡り、ギャビンアンダーソンのマネージング・ディレクターとして選任され、Cable&Wirelessによるインターナショナルデーターコーポレイションジャパン株式会社の買収やべーリンガーインゲルハイムによるエスエス製薬の敵対的な株式公開買付け等、幾つもの刷新的なM&Aコミュニケーションによりチームを指揮する。また、ボーダフォン、テスコ、ウインタートウル・スイス生命保険株式会社の日本市場参入キャンペーンを引率し、さらにメディアとパブリックアフェアーズのキャンペーンを実行し、財務省を日本投資者保護基金の設立を認めるまでに先導する。

後に日本の最大手のPR会社プラップ・ジャパンで専務取締役兼最高執行責任者として選任され、飲食、エンターテインメント、テクノロジー、高級ブランド、日用品、ヘルスケア、金融のアカウントをリードするチームを取りまとめ、個人的にも日本と海外のクライアントに向けた危機管理キャンペーンを提供する事業を運営した。