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投稿日:2020年03月17日

投稿日:2020年03月17日

クラウドファンディング最前線を知る!今社会で何が起きているのか~青柳光昌×佐藤大吾×宮城治男×米良はるか×杉山文野

青柳 光昌
一般財団法人社会的投資推進財団 代表理事
佐藤 大吾
一般財団法人ジャパンギビング 代表理事/NPO法人ドットジェイピー 理事長
宮城 治男
NPO法人ETIC. 代表理事

モデレーター

杉山 文野
特定非営利活動法人東京レインボープライド 共同代表理事/株式会社ニューキャンバス 代表取締役

あすか会議2019
第5部分科会(44会議室)「クラウドファンディングを通じた社会変革」
(2019年7月6日開催/アクトシティ浜松)


クラウドファンディングを通じて社会課題の解決にアプローチする手法が急速に拡がっている。そもそも日本でクラウドファンディングの文化が立ち上がったのは、2011年、東日本大震災の後だ。それから8年、インターネットを通じて小さな支援の力を集めるというネットの模範的な活用法であったこの手法によって、寄付文化の根ざしていない日本でも数多の困難を乗り越えながらネットを通じて社会変革を支援する文化が醸成されてきた。今、社会変革の最前線では何が起こっているのか。これからの社会変革のあり方を考える(肩書きは2019年7月6日登壇当時のもの)。

青柳 光昌

一般財団法人社会的投資推進財団 代表理事

1991年に財団法人日本船舶振興会(現在の日本財団、http://www.nippon-foundation.or.jp/)に入会。阪神淡路大震災後の復興支援活動にはじまり、障害者の移動困難の解消、NPO支援センターの強化といったテーマに取り組む。2011年3月の東日本大震災後には、財団内に立ち上げられた支援センター(現在の東日本大震災復興支援チーム)のリーダーの任に就き、企業と連携した数多くの支援事業に携わる。フィリップモリス社の協力を得て高校生向けキャリア教育に取り組んだり、ダイムラー社の協賛を得てグロービス経営大学院仙台校に奨学金プログラムを創ったり、地方人材への投資を通じて、都市と地方の関係性を変革しようと奮闘している。

佐藤 大吾

一般財団法人ジャパンギビング 代表理事/NPO法人ドットジェイピー 理事長

73 年、大阪生まれ。大阪大学法学部在学中に起業、その後中退。10 年、英国発世界最大の寄付サイト「JustGiving」の日本版を立ち上げ、国内最大の寄付サイトへ成長(15 年、「ジャパンギビング」へ改称)。12 年、株式会社JG マーケティング(現 株式会社LIFULL SocialFunding)を設立し、17 年、株式会社LIFULL グループへ参画。寄付のみならず、事業者と投資家とを結ぶ金融プラットフォームの構築に取り組む。

宮城 治男

NPO法人ETIC. 代表理事

早稲田大学在学中の1993年、学生起業家支援の全国ネットワーク組織として創設。以来、若い世代が自ら社会に働きかけ、仕事を生み出していく起業家型リーダーの育成に取り組み、これまで150名を超える起業家を輩出。96年より中小・ベンチャー企業やNPOに学生が参画する長期実践型インターンシッププログラムを事業化。2001年ETIC.ソーシャルベンチャーセンターを設立し、社会起業家育成のための支援をスタート。以降日本初のソーシャルベンチャーのビジネスプランコンテストSTYLE、NEC社会起業塾等を手がける。04年からは、地域における人材育成支援のチャレンジ・コミュニティ・プロジェクトを開始。現在全国30地域で展開中。11年からは震災復興支援にも注力し、100のプロジェクトにリーダーを送り込み、コミュニティ再生、産業復興等の支援に取り組む。

モデレーター

杉山 文野

特定非営利活動法人東京レインボープライド 共同代表理事/株式会社ニューキャンバス 代表取締役