活躍する卒業生・在校生

卒業後の変化・
キャリアアンケート

卒業生1,788名を対象に、卒業後のキャリアの変化についてアンケートを実施しました。

卒業後のキャリアの変化は?

ポジティブな変化

93.2%

回答者の93.2%が処遇・キャリアの面でポジティブな変化を経験。

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年収の変化(入学時→現在)は?

増加した

71.8%

回答者の71.8%が入学時と現在を比較し、年収が増加。

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卒業後のキャリアの変化は?

ポジティブな変化

93.2%

回答者の93.2%が処遇・キャリアの面でポジティブな変化を経験。

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卒業後のキャリアの変化は?(n=1,788)

処遇・キャリア上の変化

良い変化があった方の回答内訳(複数回答可)

「創造と変革」あるいは
「経営に近いポジション」を担っている

社内外であなたの評価を高めることに
つながった

回答者の93.2%が「処遇・キャリア面でポジティブな変化があった」と選択。内訳をみると、過半数が「年収が増加した」「業務で業績・実績を上げた」と回答している。また、入学時と比べ「創造と変革、あるいはより経営に近いポジションを担っている」「社内外であなたの評価を高めることにつながった」との回答がともに90%を超えており、次代のリーダー創出につながっていることが確認できる。回答者のコメントからも、新たな課題を発見し所属企業に提言をしたり、部門を横断したプロジェクトを立ち上げたりと、グロービス経営大学院での学びを積極的に実践していることがうかがえる。

回答者のコメント

卒業後、営業職ながら設計・開発・マーケティングを主導し、B2B新規開発案件において、5年間で10件以上の世界初事例を実現しました。結果、当時社内最年少で営業課長に昇格、続いて最年少で営業部長に抜擢されました。現在は、西日本のB2Bビジネス全体を統括しています。

ソニーマーケティング株式会社 エリア営業2部 統括部長 酒井 大輔さん 東京校 2012年卒業

外資系保険会社の完全歩合制営業でチームを率いていましたが、グロービスの教育理念に感銘を受け、「経営の専門性」「人的資源」「志」を一から見つめ直し、営業所の再構築を行いました。結果、当初5名のチームでしたが生産性も採用も右肩上がりで伸び、15名まで規模を拡大。その後、2年基準である社内基準を達成させ、全役員の前でプレゼンを行い、AMT(Agency manager trainee)と呼ばれるポジション(東京本社での半年の研修)を経て2021年9月に大阪堂島で新設支社を開設しました。

プルデンシャル 生命保険株式会社 京阪第六支社 支社長 木村 篤史さん 大阪校 2021年卒業

経営企画担当だった際、法人営業の不満の多さに課題認識を持ち、役員へ法人営業部門と連携した改善提案を行いました。それを実現した後、組織を跨いだチームを率いてマーケティング宣伝部門を作り、法人営業を手助けする環境を整えるなどの実績を上げました。その後昇進し、希望に沿って国際事業部門(海外拠点)へ異動しました。

Smart communications, Inc. core planning and engineering senior technical advisor 藤本 亮さん オンライン校 2021年卒業

書道講師を続けながら、自身の家族のバックグラウンドである医療関係の仕事にも従事しています。ドクターのための世界最先端の幹細胞ペプチドを学ぶ大学の学長となり、億単位のプロジェクトを成功させました。その実績によって、日本に安心安全な副作用のない新たな医療の選択肢を広げ、多くの患者様の治療を促進するきっかけを作りました。また、クリニックの経営面や、ドクター並びにスタッフの人材育成での相談にものり、ドクターを総合的にサポートすることに成功しました。

株式会社サンシナジー 学会部 部長 佐竹 裕子さん 東京校 2019年卒業

卒業後に、Learning&development(人材開発部門)の専門家として独立・起業しました。インストラクショナルデザイナーやトレーナー、トレーニングコンサルという位置づけで企業から業務を請け負っています。
また、グロービスの同期生からシステム導入に伴う教宣活動の計画立案や、ガイドライン作成などの業務も請け負っています。今後は社名に込めた「周囲から不可能だと言われることにチャレンジする人を応援する」を実現すべく、業務範囲を広げていきたいです。

MooN SHOT株式会社 代表取締役社長 黒田 真由さん 東京校 2019年卒業

在学中に転職をし、卒業後に起業、現在は複業で仕事を行っています。転職後は、上司という存在がいない中で、グロービスで学んだ知見を基にあらゆる判断を自身で行い、事業企画やカンファレンス企画運営などに取り組みました。これらの経験を通して、所属企業の看板ではなく、個人としての社会的認知の拡大、人的資源の高度化(経営者の増加)ができていると思います。

株式会社With World 代表取締役 田村 一也さん 東京校 2017年卒業

入学当時は、法人向けシステム会社の人事・総務・IRを担当していました。在学中にベンチャー系科目を受講したり、学外活動も含め複数のグループワークへの取り組みで、自ら事業を生みだすことに興味を持つように。その後、人事向けの女性活躍推進や、ライフイベントをきっかけとしたキャリア停滞の課題解決支援を行う企業に転職しました。現在は、前職の人事の経験を活かして、現状のサービスのみならず新サービスを模索するなど、自ら考えたことを高速でPDCAまわす経験含め、グロービスでの学びを、知識だけにとどめず実践しています。

株式会社NOKIOO 古賀 奈津紀さん オンライン校 2021年卒業

元々、農業機械の会社で就業していましたが、自身の志により近かった人材系の会社へ転職しました。営業のビジョン設計に関わった後、バックオフィス部門の変革プロジェクトを推進しました。グロービスの志領域の科目や「パワーと影響力」「経営戦略」などの学びが転職の決意や、その後の大きなプロジェクトへの参画につながったと感じています。

株式会社トライト 池田 司さん 東京校 2020年卒業

入社以来15年間エンジニアでしたが、エンジニア×経営に興味を持ち、社内フリーエージェント制度を活用しました。その結果、グループ全体の技術戦略策定を担う部署から声をかけていただき、異動が実現しました。

ソニーグループ株式会社 生熊 良規さん 東京校 2021年卒業

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年収の変化(入学時→現在)は?

増加した

71.8%

回答者の71.8%が入学時と現在を比較し、年収が増加。

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年収の変化は?(n=1,788)

入学時の年収と現在の年収の比較

入学時の年収と現在の年収を比較すると5%以上増加した、という回答者は71.8%に上った。その中でも、100%以上増加(入学時の年収から2倍以上に増加)したとの回答が7.8%60%以上増加(仮に、入学時の年収を600万円とした場合、960万円以上)したとの回答が16.6%を占めた。回答者のコメントからは、金銭面だけではなく、新規プロジェクトへの抜擢やスタートアップの立ち上げなど、機会やネットワークの獲得に大きなリターンを実感していることがうかがえる。

回答者のコメント

SESエンジニアからコンサルティングファームの人事・採用担当へキャリアチェンジを果たすことができ、年収が約40%アップしました。また、「経営目線を持ち、コンサルタントと共通言語で会話ができる採用担当」になることができました。グロービスに通わなければ、コンサルティングファームで採用されることはなかったと思います。転職してからまだ1年ですが、採用の質・数の両方で会社に寄与できています。今年度には紀尾井町ガーデンテラスへ拡大移転する予定で、企業成長にも貢献している実感があります。

株式会社Regrit Partners コンサルティング事業部 人事・採用 山口 美咲さん 大阪校 2022年卒業

2020年より営業企画マネジャーに昇進しました。コロナ禍1年目は営業DXをチームでリードし、売上対前年110%達成に貢献しました。また、部下をDX推進で社内イノベーションアワード銀賞受賞(応募総数3000件中)に導きました。これらのDXリードの功績が認められた結果、2021年はスイス本社所属オムニチャネル推進プロジェクトチームに1年間アサインされました。2022年の帰任後は、日本のB2Bオムニチャネルをシステム、戦略の両面をリードするチームの責任者に抜擢。日本はグローバルでもオムニチャネルパイロットマーケットの位置付けであり、重要な役割を担っているといえます。

ネスレ日本株式会社 ネスレヘルスサイエンスカンパニー営業統括部オムニチャネル推進部 部長 岡野 美佳さん 東京校 2019年卒業

HRコンサルティング系ベンチャー企業で経営コンサルタントとして転職しました。同時に自社の経営全般に携わるポストにつき、管理部門全般の業務のマネジメントを担当。オペレーションの見直しにより、人員が4名減の環境下でも、営業アテンド効率をおよそ2倍に改善しました。現在はコンプライアンス強化とDXを担当し推進中です。他社との提携から、労働問題、訴訟対策、レジリエンス強化なども実施するなど、多様なジャンルで学びを活かす機会を得ることができています。

株式会社リンドバーグ 事業戦略室 課長 菅井 信平さん 東京校 2020年卒業

エンジニアとして技術的な業務の担当者からマネージャーに昇進し、1年後には執行役員に、さらに半年後には取締役に就任しました。また、取締役を2年経験した企業で、SaaS事業を行うスタートアップを立ち上げました。

株式会社Topotal 代表取締役 高村 成道さん 東京校 2019年卒業

入学時は営業課長でしたが、卒業後マネジメント力向上を認められ、最年少で部長昇格となりました。要因としては、「変革」「創造」「グローバル」といった領域の科目をバランスよく履修し、さまざまなノウハウを蓄積できたことが大きかったと思います。その後、希望していたグローバル市場におけるアライアンス、M&A推進、ベンチャー投資業務を担当する部署の部長として、全社中核戦略を担う役割を与えられています。

SCSK株式会社 グローバル事業戦略部 部長 黒木 俊平さん 東京校 2017年卒業

グロービスで学んだ内容を即実践することで、経営者の視座で仕事ができるようになりました。結果として、昇進や給与所得増加につながったと感じます。

株式会社フジミインコーポレーテッド 品質管理部 部長 森 俊一郎さん 名古屋校 2017年卒業

2020年の新発売製品の東日本プロモーターとして抜擢され、東日本の実務を担当する傍ら、営業全体の営業施策や評価制度などの立案に貢献。製品は、20年度:約2,000万円、21年度:約1億円、22年度:約10億円と順調に成長しました。特に21年度には、自ら提案し導入に至った評価制度により、商品単価売上が5%、単価利益が10%以上上昇しました。その結果、経営企画部門が主導していたプロジェクトのリーダーに抜擢されました。現場の営業担当者がこのようなプロジェクトに参加するのは異例だと思っています。

日本ケミファ株式会社 古賀 直樹さん 東京校 2020年卒業

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人的ネットワークの活用は?

活用した

93.2%

回答者の93.2%がグロービスの人的ネットワークを活用。

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これからの人生における寄与

人生の選択肢が増えた

98.1%

回答者の98.1%が人生の選択肢が増えた・広がったと体感。

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人的ネットワークの活用は?

活用した

93.2%

回答者の93.2%がグロービスの人的ネットワークを活用。

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ネットワークの価値は?(n=1,788)

グロービスの人的ネットワークの活用

グロービスの人的ネットワークを活用して、
これまでに取り組んだこと(複数回答可)

人的ネットワークによって心の拠り所が得られた

93.2%が「グロービスの人的ネットワークを活用したことがある」と回答。中でも、半数以上の57.1%にも上る回答者が、卒業後も勉強会や懇親会を開催しており、在学中の活動が卒業後も継続していることは印象的だ。今後もネットワークが継続し、さらに拡大していくことを期待したい。回答者のコメントからは、企業や人材の紹介、海外での情報収集、業界を超えた交友関係の構築など、具体的な相互貢献の事例が多数あることもわかる。また、85.1%が、「人的ネットワークによって心の拠り所が得られた」と回答しており、具体的な相互貢献の事例のみならず、卒業生の精神面での安定にも寄与していることがうかがえる。

回答者のコメント

様々な業界でご活躍されている卒業生の方々と交友関係を持つことができ、一緒に仕事に取り組んでいます。経営歴の長い先輩や専門知識を持つ先輩たちに、経営や事業、人生に関して相談し、アドバイスをいただく機会が多々あります。真に信頼できる人間関係を築くことができた方々も多く、ビジネスパートナーであり、頼もしい戦友だと思っています。そんな方々を、私が信頼する経営者や友人に紹介するケースも多々あります。

株式会社アサヒ 改修事業部 取締役 近藤 有紀さん 名古屋校 2020年卒業

卒業から10年経ちますが、互援ネットでのつながりに本当に心から感謝しています。キャリアの危機に何度、助けてもらったか分かりません。また、人事担当なので、互援ネットのメンバーに限らず、友人の転職の相談やちょっとした転職サポートを頼まれることもあり、自分もグロービスのコミュニティに貢献できていると感じられるのもうれしく、励みになっています。

互援ネットとは、卒業生が定期的に情報交換などを行うネットワークです。

江崎グリコ株式会社 グループ人事部 採用グループ長 吉原 聖子さん 大阪校 2011年卒業

グロービスのコミュニティ内で「SDGsといったら佐藤に相談すればいい」と評判になっているようで、グロービスの学生が所属する企業の役員やメンバー向けにSDGsワークショップをする経験を得ることができました。また、グロービスの公認クラブで活動する中で、さまざまな方からコラボレーションの申し出をいただくこともあり、個人では出会えない可能性の高い方々に出会えていると感じます。

公認クラブとは、社会の「創造と変革」に貢献することをテーマに掲げ、学年の枠を超えて、学生が自主的に取り組む活動です。

株式会社未来創造&カンパニー 企画 執行役員 佐藤 彰さん 東京校 2021年卒業

経営に近いポジションについたことで専門知識が不足する案件に対応することが増えましたが、グロービスの仲間に相談し、アウトソーシングサービスや実績豊かなスタッフを紹介してもらっています。常にグロービスの人脈をたどれば支援が得られるので事業運営が円滑になり、人脈が力になっていると実感しています。

株式会社リンドバーグ 事業戦略室 課長 菅井 信平さん 東京校 2020年卒業

海外勤務中、グロービスの仲間たちと定期的にオンラインでの勉強会を開催し、帰国時には懇親会も開催しました。海外勤務中は日本からの情報が入りにくくなったのですが、グロービスの人脈のお陰で、定期的にさまざまな業界の情報を得ることができました。また、グロービスの仲間と連絡を取り合うことで、コロナ禍における海外勤務でも、ビジネスを推進する力を得ることができました。

パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社 経営企画室 部長 元家 淳志さん 大阪校 2018年卒業

グロービスの恩師に、論文作成を手伝っていただいたり、企画する番組に登場してもらったりしました。また、これまで経験したことがなかった問題に直面したときは、グロービスのネットワークを活用して、問題解決に適した方にコンタクトし、適切なアドバイスをいただいています。本当に素晴らしい出会いをいただき、感謝しています。

株式会社テクロス 橋本 悟さん 東京校 2021年卒業

グロービスの人的ネットワークがきっかけで、スポチュニティ株式会社へプロボノとして参画しています。本業とは違う領域であるスポーツ業界に貢献できることを非常にうれしく思っています。他業界の実務から得られる学びも大変多く、本業にも好影響をもたらしています。

ファイザー株式会社 佐藤 公応さん 東京校 2021年卒業

グロービスの教員からのお誘いを受け、有志の卒業生でチームを組み、某企業のコンサルティング(プロノボ)に取り組みました。まったく違う業界・職種のメンバーとの活動を通してさまざまな知見を得られ、多様な考え方に触れることができ、大変貴重な経験でした。
互援ネットへの参加も丸5年になりますが、メンバーとの定期的なミーティングにて過去の振り返りを行い、今後の予定や悩みを言語化することで、自身によい刺激を与えることができています。

互援ネットとは、卒業生が定期的に情報交換などを行うネットワークです。

神戸市役所 廣田 伸明さん 東京校 2016年卒業

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これからの人生における寄与

人生の選択肢が増えた

98.1%

回答者の98.1%が人生の選択肢が増えた・広がったと体感。

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これからの人生における寄与

人生の選択肢が増えた・広がった

自分が思い描くような人生に近づいている

回答者の98.1%が「人生の選択肢が増えた、または選択肢が広がった」と回答。また、96.8%が「自分が思い描くような人生に近づいている、または、自分が思い描くような人生を歩めている」と回答している。具体的なコメントからは、獲得した経営能力と自信が選択肢を広げ、社会貢献事業や異業種にチャレンジした、という声が目立ち、グロービスコミュニティの多様なネットワークが機会をもたらし、志がキャリアの決断の軸となっていることが確認できる。変化の中にチャンスを見出し、リスクを前に躊躇せず、自分らしく挑戦し続ける卒業生の姿がうかがえる。

回答者のコメント

これまで災害分野において、研究・NPO活動・社会貢献活動・商品開発というさまざまな立場で関わってきましたが、MBAを取得したことで問題解決能力が身に付き、志の実現に向けて、非常に役に立ったと感じます。今後は出向元に戻りますが、経産省での経験も活かし、社内で独自の貢献を果たしたいと思います。さらには、プライベートで災害支援NPOのアドバイザーをしていますが、ビジネス化が難しい災害支援NPO業界のなかで、企業の被災地支援促進という独自の役割を担えている点からも、グロービスのMBAが果たした役割は大きいと感じています。

経済産業省(セコムから出向) 情報経済課 課長補佐 小松原 康弘さん 東京校 2020年卒業

グロービスに通っていなければ、大企業からベンチャーに転職しようとは思わなかったと思います。人があまり選ばない道を選ぶようになり、特定分野の専門性を高められたことで、希少性の高い人材になれた実感があります。以前は考えられなかったような、イベントに呼ばれて講演する機会にも恵まれています。できることととやりたいことが常にマッチしている実感があり、「転職したくてもできない」という不安を感じることがなくなりました。

ビットバンク株式会社 山本 光子さん 東京校 2017年卒業

社内の社員教育への期待が高いこともあり、若手・中堅社員の養成担当を任されることが非常に多くなりました。現在所属する内勤セクションから営業セクションへの異動を命じられた後輩も増えており、グロービスで学んだことがリーダーシップの開発に寄与していることが多いと感じています。

株式会社電通東日本 東北ソリューション室プロモーション部 部長 卜部 良太朗さん 仙台校 2021年卒業

学歴をプロフィールに記載することで初対面の人が興味を持ってくれるようになり、お会いいただける機会が増えたと感じています。また、経営戦略やマーケティングなどの領域で、経営層と同じ視座や知識量で会話できることが増えたため、仕事のオファーを受ける機会が増えています。

一般社団法人プロティアン・キャリア協会 理事 千葉 裕子さん 大阪校 2020年卒業

これまで営業以外の選択肢を考えたことはなかったのですが、グロービスで学びはじめ人生には多くの選択肢があると認識し、学び続けることで私でもそのチャンスをつかみ取ることができると考えるようになりました。そして、本社でより川上で仕組みを作る仕事がしたいと考えるようになり、今年度それが実現しマーケティング部門に異動となりました。これからも学びを生かして、より広範囲な医療・社会への貢献に向けて取り組んでいきます。

日本メドトロニック株式会社 Structural Heart事業部 Senior Market Development Specialist 若木 孝文さん 大阪校 2021年卒業

事業継承のため、今までのキャリアとは全く違う「製造業」に飛び込みました。グロービスでの学びがなければ、その道数十年のキャリアを持つベテラン社員や、今まで事業を推進してきた先輩社員に向き合うことはできなかったと思います。また、これまでのキャリアであるIT(ハードウェアのシステムインテグレーション事業)分野の事業においては、現場責任者から経営者へと視座・視点を切り替え事業運営に取り組むことができています。グロービスでの学びを活かすことで、具体的事象から距離をとって俯瞰的に捉え、進むべき方向を示し、合意形成し、メンバーが力を発揮できるようにリーダーシップを発揮できていると考えています。

株式会社コスモ 取締役 社長 佐生 直大さん 東京校 2021年卒業

グロービスで学んだことで、「安全で持続可能な豊かな社会、豊かな生活を実現する。信州発、日本発、そして世界へ。」という自身の志を言語化できました。その結果、「第三者事業承継による経営者」という目指すべきキャリアが明確になり、「サーチファンド活動、プロ経営者コミュニティへの参画」という行動にもつながっています。また、志の実現に向けて、支え助けてくれるのは、グロービス公認のクラブ活動などのコミュニティであり、今でもとてもお世話になっています。

公認クラブとは、社会の「創造と変革」に貢献することをテーマに掲げ、学年の枠を超えて、学生が自主的に取り組む活動です。

三菱ケミカル株式会社 山口 潤さん 東京校 2021年卒業

物事に対する不安感がなくなり、何でもやり切れる自信を持つことができました。昨年、40代後半で転職しました。とくに不安もなく新しいことにチャレンジできており、「人生において不安や安定を求めて行動しない、できないというのはもったいない」と考えるように。グロービスで学んだことで、いつでも新しいことにチャレンジできるチケットを手に入れたと感じています。

NTT西日本 出渕 弘さん 名古屋校 2015年卒業

昨年、林業の会社を設立しました。元々興味のある領域ではあったものの、なかなか踏み出せずにいたのですが、グロービスで学んだことを駆使して事業化にチャレンジすることができました。根拠の無い無謀なチャレンジではなく、さまざまな可能性を織り込んだシナリオを描くことができており、着実にステップを踏んで事業を進められている実感があります。

ソフトバンク株式会社 仲田 新さん 東京校 2020年卒業

グロービスに入学するまでは、研究開発部門で基礎研究に従事していました。営業やマーケティング、経営に関する知見がなく、基礎研究の成果を世の中に出して、社会に新しい価値を提供できないことにもどかしさを感じていました。グロービスで経営を学び、また転職先で事業開発の実務を経験したことで、世界的に価値のある研究成果を事業として成功させるために必要な知見を身につけることができました。その結果、実際に会社を創業して、着実に新しい価値を社会に届け始めることができています。

株式会社カルディオインテリジェンス 波多野 薫さん 東京校 2018年卒業

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アンケート結果のまとめ

本調査では、グロービス経営大学院のMBAプログラムがどのような価値を提供し、結果的に卒業生のキャリアにどのような変化をもたらしているかの検証を試みた。

まず、グロービス経営大学院を卒業した回答者の93.2%が、MBAを取得した後、社会人としてのキャリアに「ポジティブな変化」を経験している。変化の内容を具体的に見てみると、年収の増加は、一側面に過ぎない。「希望のキャリアチェンジ(社内異動/転職/独立・起業など)を実現している」と回答した方は、合計で75.2%を占めた。さらに、「人生の選択肢が増えた・広がった」と回答した方が98.1%、「自分が思い描くような人生に近づいている」と回答した方が96.8%存在している。このことから、金銭的報酬やMBAの学位取得を目的とせず、グロービス経営大学院で育てた「志」を軸に、自らが望むキャリアの実現に邁進する卒業生の姿が浮かびあがる。

これらの結果の背景にある、ネットワークの価値も見逃すことはできない。93.2%が「グロービスの人的ネットワークを活用したことがある」と回答し、さらに、85.1%が「人的ネットワークによって心の拠り所が得られた」と回答した。直接的な交流が難しい昨今の状況においても、特別な情報交換やキャリア相談、仕事紹介、起業や事業開発における協働など、多岐にわたってグロービスの人的ネットワークが活用されているうえ、具体的な相互貢献の事例のみならず、卒業生の精神面での安定にも寄与していることが確認できた。また過半数の回答者が、卒業後も、業界や年代を超えて勉強会や懇親会などの交流を継続しており、さまざまな業界・職種・年代のビジネスパーソンが集い、多様性に富んだ約10,350名規模の圧倒的なグロービス・コミュニティがもたらすインパクトも大きいと言える。

成功や幸福が一義的ではなくなった今、自らの「志」を立て、その実現に向けた「能力」と「人的ネットワーク」を獲得することが、一人一人の人生を、そして社会を豊かにする。本調査を通して、グロービス経営大学院のMBAプログラムの貢献を確認したと同時に、卒業生のより一層の活躍を後押しするためにグロービス経営大学院のさらなる進化を約束したい。

<調査概要>

  • 調査実施日(回答可能期間):2022年4月21日(木曜日)~2022年5月22日(日曜日)
  • 対象者:グロービス経営大学院を2021年3月までに卒業した方

    グロービスオリジナルMBAプログラム(グロービス経営大学院の前身プログラム)を卒業した方も含む

  • 調査方法:インターネットによるアンケート形式
  • 配信数と回答率:配信数(対象者数)5,787、回答1,788(回答率31%)