活躍する卒業生・在校生

学生の活躍

2012卒業式 卒業生代表スピーチ 岩佐大輝さん

2012年05月20日

5月20日、祝福と感謝に溢れたグロービス経営大学院 東京校の卒業式が執り行われました。


みなさまにも、卒業生の眼差しの先にある志を感じていただければ思い、ご紹介いたします。



以下は、卒業生代表 岩佐大輝さんによる卒業スピーチです。


※岩佐大輝さん(株式会社ズノウ 代表取締役)は、東北地方太平洋沖地震直後より宮城県亘理郡山元町にて多くの大学院生とともにボランティア活動を続け、NPO法人GRAを立ち上げられました。同町における「ビジネス、教育、交流」支援を通して「被災農家の雇用創出」を行う等、地域活性化に貢献されていらっしゃいます。





   岩佐大輝さんによる卒業スピーチ(全文)


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 『この日を迎えられたことを、そしてここに、スピーチの機会をいただいたことを皆さんに感謝します。


 まず初めに、私は堀学長のアントレプレナーシップに心から敬意を表します。志をもって生きることの素晴らしさを私たちは堀さんの背中を見て学ぶことができました。

今この瞬間も、グロービスの卒業生が世界中で活躍していると思います。

次世代のリーダを育てるのもリーダーシップです。私たち卒業生も自分の成長だけでなく、ヒトの成長を支えられるような人間でありたいと思います。



 次に私の死生観についてのお話しをします。


 3.11の直後、死体がいたるところに転がっている変わり果てた故郷を見ました。「ああ、人生は本当に一度しかないんだなー。」

その日、人生の一回性を強く想い、しばらく泣き崩れたことを覚えています。その日から、惰性で時間を送ることが出来なくなりました。


 私たちは1万5千人の死を乗り越えて生きていかなくてはなりません。その為には「復旧」や「復興」だけでなく、その未来にある「創造」と「変革」を目指すべきだと考えています。

私は自分の力をすべて捧げ、人生を懸けた勝負をしようと、その日誓いました。命ある人間ができるもっとも大切なことは、命を懸けて事を成そうとする死生観にあるのではないかと思います。



 次に、グロービスでの学びの本質について家族の話を交えてお話しします。


 今から一年前。昨年の5月21日に私たちの息子が原発事故の渦中にあった福島県で生まれました。原発の恐怖で多くが他県へ移って出産する中で、私たちは福島で出産することにしました。妻には心労をかけましたが、健康な赤ちゃんが生まれました。息子には大人になった時に堂々と「僕はあの原発事故の年に福島で生まれたんだ。」と故郷に誇りをもってほしいと思います。


 「どんなに困難な問題に直面しても、絶対に解決できることを疑わず、自分自身で考え抜き、一度決めたら命を懸けてやり切るというという信念。」

それがグロービスで学んだもっとも大切なことです。



 最後に、仲間の話をします。


 グロービスで得たもっとも貴重で、私にとってすべてと言っていいものは、皆さんとの出会いです。皆さん、今日からがスタートです。一緒に新しい時代を創っていきましょう!グロービスでの日々は生涯忘れません。皆さん、ありがとうございました。


2012年5月20日 グロービス経営大学院2010期 卒業生代表 岩佐大輝』



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■特定非営利活動法人GRA(NPO GRA/Non Profit Organization)による山元町における支援活動は

こちらからご覧いただけます。

(外部リンク先 http://www.facebook.com/npo.gra を別ウィンドウで開きます)



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