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科目別教員紹介

登壇への想い

なぜグロービスで教えるのか。
ビジネスエグゼクティブの選択。

グロービス経営大学院の大きな特徴の1つは、ビジネスの第一線で活躍する実務家が教鞭を執っていることです。2人の教員が、グロービスで教えることへの想いを語ります。(※本ページは、週刊東洋経済に掲載された記事に一部修正を加え転載しています)

グロービスで教えることで新たな自分の発見につながる

グロービス経営大学院 教員 昆政彦

グロービス経営大学院 教員

昆 政彦

「グロービスでは、さまざまな業種業態の企業に勤める年齢も肩書きも異なる人たちが、ともに切磋琢磨する雰囲気がある。学生たちと接することで、私自身もいつも新しい発見が得られます」と話すのは、グロービス経営大学院教員の昆政彦氏だ。昆氏は、住友スリーエムの取締役を務める傍ら、グロービスで「アカウンティング」「企業の理念と社会的価値」などの科目を教えている。
「住友スリーエムは、産業分野から生活関連分野、ヘルスケア分野に至るまで、多彩な製品を提供しています。だからグロービスの学生たちは住友スリーエムの『顧客』でもあります。日曜日の授業で『このようなバッググラウンドの人は、こんな考え方をするのか』と気づかされ、月曜日の社内会議に生かすといったことも珍しくありません」と、昆氏は、グロービスで教えるメリットを説明する。といっても、著名な企業の取締役を務めるというだけでも多忙なはずだが。
「確かに、決して楽ではありません。特にグロービスは、教員が教壇で教科書を読み上げるような授業ではなく、『ケース』を基に教員と学生や学生同士が双方向でディスカッションするスタイルです。学生はもちろんのこと、教員も入念な準備が不可欠です。今でも、授業の前にはいつも緊張を感じています」(昆氏)。
昆氏は大学卒業後、日本のメーカーを経てGEインターナショナル・ジャパン、GE米国本社、GEグループ企業、ファーストリテイリング執行役員、GEキャピタルリーシングCFOなどを経験。その間に、米国公認会計士の資格を取得、シカゴ大学経営大学院修士課程(MBA)を修了している。まさにビジネスエグゼクティブと呼ぶにふさわしい経歴だ。CFOやCEOとして入社してほしいという声がかかることも多いというだけに、グロービスも三顧の礼で教員に迎えたのだろうと思っていたが、「グロービスには、私のほうから、『教えさせてほしい』とメールを打ったんですよ」というから驚く。

自らの可能性にふたをせず世界で活躍する人材を育てたい

昆政彦

昆氏が自ら、グロービスの教員を志願した理由の一つに、自身が経験した挫折があるという。「GEの米国本社に勤務した時には、すでに米国公認会計士の資格を取っていました。鼻息荒く乗り込んで、会計の報告書をつくったのですが、現場でオペレーションに携わる経営幹部からは『こんなもの使えない』とけんもほろろでした。いくら会計のツールを駆使して数字をまとめても、現場が理解できなければ意味がない。特に、それを経営に活かせなければならないということを痛感しました。それから、会計のツールを使うのは、結局は人であり、人を育てなければ実務に活かせる本当の会計戦略は実現しないと感じるようになったのです」。
「その点で」と昆氏は警鐘を鳴らす。「日本の企業は依然として財務諸表などに示された「結果」だけを見がちです。数字をまとめて『今年は悪かったなあ』といっているだけでは経営に活かすことはできません。財務諸表と日々の活動をつなぎ合わせて、ありのままの会社の姿を描き出すことが大切であり、それが会計の本当の役割だと思うのです」。
文字どおり百戦錬磨でビジネスの世界を渡り歩いてきた教員から、このように、実践的な教訓を得られるのも、グロービスの特色なのである。
「自らの可能性にふたをせず、世界で活躍する人材を育てたいと思っています」(昆氏)。

昆政彦

昆 政彦Masahiko Kon

早稲田大学商学部卒業、シカゴ大学経営大学院修士課程修了(MBA)
博士(学術)-早稲田大学大学院 アジア太平洋研究科 博士後期課程修了

主な職歴:GEインターナショナル・ジャパン、GE米国本社勤務、GE横河メディカルシステム(株)CFO、株式会社ファーストリテイリング執行役員、GEキャピタルリーシング(株)執行役員 最高財務責任者(CFO)等を経て、住友スリーエム(株)取締役 財務・情報システム・総務担当。米国公認会計士。経済同友会幹事。

著書:『トレジャリー・マネジメント』(中央経済社、2015年、共著)、『キャッシュ・マネジメント入門』(東洋経済新報社、2013年、共著)、『効果的な企業会計システムの研究』(中央経済社、2011年、単著)、『やわらかい内部統制』(日本規格協会、2007、共著)、『CSRとガバナンスがわかる事典』(創成社、2007、共著)『やさしいCSRイニシアチブ』(日本規格協会、2007、共著):『CSRイニシアチブ』(日本規格協会、2005、共著、監訳)。

2年連続、学生満足度ランキングNo.1を実現した努力と手応え

グロービス経営大学院 経営研究科 研究科長 中村知哉

グロービス経営大学院 経営研究科

研究科長

中村 知哉

2008年10月23日に発売された『MBA、会計、MOTパーフェクトブック2009年度版』(日経キャリアマガジン特別編集)に「国内MBA学生満足度ランキング」が掲載されている。その第1位に、グロービス経営大学院が選ばれた。
同ランキングは、MBAを取得中、もしくは取得済みの現役生・修了生に、自分の母校についてアンケートを行ったものだ。10項目について5段階、50点満点で評価をしてもらい各校の平均点が算出された。グロービスは、10項目における総合点は50点満点中48.4点と高得点を得た。中でも、実践的なカリキュラムや、充実した教員陣、教員との密接なコミュニケーション、多岐にわたる授業内容、人脈づくりのしやすさといった5項目においては、いずれも5点満点と、高い評価を得た。
「本学の考え方が、決して独りよがりではなく、学生の方のニーズに応えていることがわかり、大いに自信を持ちました」と、グロービス経営大学院の中村知哉研究科長は話す。中村氏は、「組織行動とリーダーシップ」「人材マネジメント」などの科目を教えながら、グロービス経営大学院の立ち上げにも携わっていた。
「05年の4月に、グロービスに初めて来た時には、まだ大学院はありませんでした。これまでに得た経験を教員として学生に伝えたいという思いだけで、まさか自分が大学院づくりに携わるとは思っていませんでした。堀義人代表から『大学院をつくりたい、ついてはMBA世界大会のあるロンドンに出張してMBAの潮流を見てきて欲しい』と言われたのが、グロービスに来て1週間目のことでした」。
スピードを重視するグロービスらしいエピソードだ。

グロービスは意識が高い人の『エネルギー』が溢れる場

講義風景

中村氏は、大学卒業後、丸紅に入社。アドバンテッジパートナーズの投資関連業務で倒産会社の再建に携わった。また、JASDAQに上場するサービス業の会社で専務取締役を務めた経験も持つ。米国ハーバード大学経営大学院修士課程を修了(MBA)している点では、堀学長と同窓ということになる。
「グロービスに興味を持ったのは、『アジアNo.1のビジネススクールを目指す』という堀の想いに感銘を受けたからです。出来上がったものではなく、皆さんといっしょに創り上げていくというのが面白いと感じました」と語る中村氏自身も、未開拓のマーケットに取り組んできた経験が豊富だ。日本のファンドとしては、初めて倒産会社の再建に取り組み、ゼロから企業再生の成功事例をつくった。
「資金を出すだけでなく、実際に経営破たんした企業に常駐して毎日のように経営戦略やオペレーションにつき議論しました。最初は、現場の従業員の方々から『商社から来た兄ちゃんに何ができるんだ』と面と向かって言われました。しかし、何度も夜更けまで話し合ったり、実際に新しい生産設備を導入するなど、われわれが本気でその会社を再生しようとしていることが伝わるにつれ、現場の従業員の方々との間に一体感が生まれてきました。その時に『ああ、この会社は成功する』と感じたのです。なぜなら成功する会社には、良いものを創るためには切磋琢磨しようという独特の『場としての空気感』があるからです」。中村氏が「人間力」に注目するようになったのも、その頃だという。

中村知哉

「何かを成し遂げたいという強烈な志を持つリーダーの下には、意識の高い人が集まります。モチベーションの高い人が結集すると、そこに『成功する場が持つ空気感』が生まれるのです。グロービスには教員も学生も高い志を持った人たちが数多く集まっています。良いものを創ろうという『空気』や『エネルギー』がグロービスには満ちています」(中村氏)。
グロービスで学びたいという人はもちろんのこと、グロービスで教えたいという人が増えているという事実にも納得がいく。2009年4月には名古屋校も開学、加えて、グロービス経営大学院のすべての科目を英語で学べるMBAプログラムもスタートした。多様な国籍の学生たちによる、熱いクラスが日々展開されている。名実ともに「アジアNo.1のビジネススクール」に向けて、同校への期待が高まる。

週刊東洋経済12月6日号

中村知哉

中村知哉Tomoya Nakamura

グロービス経営大学院 経営研究科研究科長 MBAプログラム(英語)
学校法人グロービス経営大学院 常務理事

一橋大学社会学部卒業。米国ハーバード大学経営大学院修士課程修了(MBA)。同校在学中にGeneral Management UnitのResearch Associateとして東洋哲学のケースを2部執筆。これらケースは現在もハーバード大学経営大学院のMBA Programで使用される。丸紅株式会社入社、アドバンテッジパートナーズの投資関連業務で倒産会社富士機工電子の再建などに携わる。JASDAQ公開の株式会社サン・ライフでは、専務取締役としてアルバイト・パートを含む250名強へのストック・オプション・プログラムの実施など先進的な取り組みを行う。現在は、グロービス経営大学院MBAプログラム(英語)の責任者として、顧客企業にて数多くのグローバル研修を手掛けると共に、グロービス経営大学院にて日本・アジア企業のグローバル化戦略、企業家リーダーシップなどの教鞭を執る。GLOBIS.JPに、コラム『氣と経営』を連載している。

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