グロービスの特徴

グロービス独自の教育メソッド

独自の方法論で「実践力」を鍛える。

私たちは、社会にダイナミズムを起こすリーダーを育成したいと考えています。アカデミックな経営学の知識だけを有する人やMBAを修得した人たちを増やしたいわけではありません。ビジネスの成果にコミットし、社会を導くリーダーを育成するためには、さまざまな業界やリーダーの立場になって疑似体験し、そこから得た知見を実際の現場でも実践していくことが必要です。グロービスでは、学びを日々の実務に応用可能にする独自の学習メソッドや授業形式を採用しています。

グロービスメソッド グロービスメソッド

実践力を鍛えるディスカッション中心の授業

授業で最も重視するのは、実務で使える「実践力」の強化。そのカギとなるのが、卓越したファシリテーション力を有した現役実務家教員によるグロービス独自の教育手法です。すべての科目において、ケース(企業事例)の分析にとどまらず、教員や学生とのディスカッションを通じて、実際のビジネスに引き寄せながら考えることを重視しています。「徹底的に自分の頭で考え抜く力」を鍛えるからこそ、さまざまな知識を実務で使いこなすための「実践力」が身につきます。

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授業は学びのプロセスの一部でしかない

グロービスでは、授業は学びのプロセスの一部です。受講前には必ず予習を行い、自らの意見を明確にしておくことが求められます。また、授業後は、さまざまな手段を用いて復習することも求められます。毎回授業の冒頭では前回の復習を目的とした議論も行われ、教員から実務での応用事例や気づきなどが問われます。

仕事で成果を出すための学びとは?

「知っている」と「仕事で使える」は違う。さまざまな学び方がある中で、どの学び方が目指すキャリアにとって効果的なのでしょうか。それは、何のための学びなのかの目的によって変わります。 学びは、大きく知識を得る学びと思考を深める学びに分かれます。 例えば知識を得たい場合は、動画視聴や読書だけでよいのかもしれません。しかし、仕事で成果を出すためには、知識を得ながら思考を深めていける学びをしないとなりません。 では、どうすれば知識を仕事で活かすための力が身につくのでしょうか?その内容を動画にてご紹介をしています。

ビジネスの第一線で活躍する現役・実務家教員たち

教員は、ビジネスの第一線で活躍する現役実務家。体系的かつ深い経営知識と、経営者やコンサルタントなどの豊富な実務経験を持ち合わせる「経営のプロフェッショナル」です。ビジネスの最前線を知る教員たちがディスカッション中心の授業をリードします。

現役実務家教員

教員の出身企業一覧(抜粋)

アマゾン・ジャパン、メルカリ、ヤフー、日本アイ・ビー・エム、NTTデータ、KDDI、ディー・エヌ・エー、ファーストリテイリング、P&G、日本コカ・コーラ、楽天、エステー、トヨタ自動車、ソニー、電通、サイバーエージェント、三菱商事、住友商事、丸紅、GEインターナショナル・ジャパン、マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストン・コンサルティング・グループ、A.T. カーニー、ローランド・ベルガー、アクセンチュアなど

ビジネスの最新知を取り入れたカリキュラム

グロービスの教材は、時代の変化を見据え、その時々に必要な学びを提供するために常に刷新しています。その源泉となるのは、ベンチャーキャピタル事業でのスタートアップ企業への投資・育成から得た戦略策定や課題の解決手法の知見、そして累計企業数約5,200社に及ぶ企業研修を通じて得られる事業変革や組織変革の最新知。これらを教材に惜しみなく反映しています。

ケーススタディ

運用資金は約1,600億円。
スタートアップへの投資事例から生まれた「創造」領域の科目

約1,600億円の資金を198社(※)に投資する国内最大規模の独立系ベンチャーキャピタル「グロービス・キャピタル・パートナーズ」。スタートアップ企業への投資・育成を中心に取り組み、その知見を「ベンチャー・マネジメント」「ベンチャー戦略プランニング」などといった科目に反映させています。たとえば、「ベンチャー戦略プランニング」では、ゼロから事業を立ち上げ、成長させるまでの一連のプロセスに関して、ユニコーン(時価総額1,000億円以上まで成長したベンチャー)企業やIPOした企業のケースを中心に扱っています。起業や新規事業開発に挑みたい方にとって、最適な科目となっています。

2022年6月末時点

キャピタル事業

グロービス・メソッドの学びの成果

チームでビジネス課題に挑む

応用・展開科目の中には、実際のビジネス課題に「グループワーク」で取り組む科目があります。実際のビジネスでチームを作りながら成果を出すのと同様に、多様なメンバーとともにゴールを目指します。例えば、「ストラテジック・リオーガニゼーション」では、最終回に変革戦略立案チームを作り、再生戦略を立ててプレゼンテーションを行います。

学生の受講後の成果(例)

ARUJI視点:予測P/L
ARUJI視点:予測C/F

「日本ビジネススクールケースコンペティション(JBCC)」

JBCCは、日本企業が抱える問題に対して、日本全国のビジネススクールの学生が課題を抽出し解決に向けた戦略提言を競う大会です。2023年は全国から152チームが参加、選抜された5チームが最終のプレゼンテーション(最終審査)に臨みました。グロービス経営大学院は、2010年の第1回より毎年複数チームが参加し、5度の優勝にも輝いています。実践的なアウトプットを他大学院と競いながら学びを深めています。

「研究・起業プロジェクト(リサーチプラン/G-INCUBATE)」

クラスごとにビジネスにおける課題・テーマを設定し、半年間で教員のアドバイスのもとリサーチ・分析を行い、最終成果物を出します。最終的にケースライティングや書籍(出版)、ビジネスプランの創出などの形になり、同時に本科2年間の学びの総まとめを行います。

「研究・起業プロジェクト(リサーチプラン/G-INCUBATE)」は任意選択科目です。

過去の「リサーチプラン」による受講後の成果(例)

【出版】

  • 『志を育てる』(東洋経済新報社 2011/12/2)
  • 『創業三〇〇年の長寿企業はなぜ栄え続けるのか』(東洋経済新報社 2014/9/19)
  • 『これからのマネジャーの教科書』(東洋経済新報社 2016/6/23)
  • 『「人的ネットワーク」づくりの教科書』(東洋経済新報社 2022/4/15)

など

【ケースライティング】

  • 「新日鐵住金の誕生」
  • 「会社は誰のものか? 阪神電鉄 vs. 村上ファンド」
  • 「JAL 破綻と日本政策投資銀行」
  • 「1999 年のNEC 半導体事業再編」

など

研究・起業プロジェクト(リサーチプラン)

卒業後の変化(アンケート結果)

グロービス経営大学院を卒業した回答者の93.2%が、卒業後、キャリアに「ポジティブな変化を経験した」と回答しています。

ポジティブな変化あり

大きな変化なし

処遇・キャリア面でポジティブな変化を経験
処遇・キャリア面でポジティブな変化を経験