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AERA特集記事から考える人脈の価値

こんにちは、荒木です。
AERAの2015年6月1日号における「日本を変える最強の人脈」という特集で、グロービスが紹介されました。

AERA 2015年6月1日号
「ビジネスは人脈で動く」というコンセプトで、人脈形成をしやすい環境の事例として、マッキンゼーや楽天、リクルートのような企業とともにグロービス経営大学院も紹介されています。



記事の中では、グロービス経営大学院の主な卒業生として、20名弱の方々が紹介されていました。90837ea86a7aca37f63e560ec280ef08_s
グロービス経営大学院が輩出している数多くの卒業生の中でここに紹介されている方はほんの一部ではありますが、改めて本当に素晴らしい方々が卒業されているんだなと感慨深く思います。

 

さて、記事においては「こういった人脈があれば、ビジネスチャンスが広がる」という事例が多く紹介されていました。
しかし、こういう人脈における忘れてはならないもう一つの側面があると思います。

それは「当たり前の基準作り」という観点です。

私たちビジネスパーソンが大きく飛躍していくために大事なこと。それは、いきなり何か壮大なチャレンジをし始めることではありません。
むしろ、目の前の一日一日をどうやって密度濃く過ごしていくか。日々の小善の積み重ねこそが大事だと思います。
多くの素晴らしいビジネスリーダーと接していて感じることは、彼らの一日の過ごし方における「当たり前の基準が高い」ということです。

つまり、
「こういうことをやって当然」
「こういう姿勢で取り組んで当然」
「ここまで深く考えて当然」
・・・というように、一つひとつのアクションに対する標準値が高いわけです。

たとえば、平均的な人が「1」という基準で1日を過ごすのに対して、ある人は「1.2」の基準で過ごし続けたとしましょう。
1日の差はたかだか0.2だけの差ですが、これが365日積み重なれば、それだけでも2ヶ月以上の差がついてしまう。
つまり、この1日の「当たり前の基準」というのは短期間で埋めがたい差を生み出すのです。

しかし、この当たり前の基準というのは、相対比較において徐々に形成されていくものです。よほどストイックな人でない限りは、個人だけの力で適切な基準を作ることは難しいでしょう。

だからこそ、「基準を高く設定している人々」の間に身を置いてみることが大事になってきます。
そういう人の傍にいて、その人が日々何をしているのか、どういう姿勢で取り組んでいるのか、どういう目つきで取り組んでいるのか。それを身近に感じてみる。
まだ自分自身の基準が不明確な人にとっては、そのリアリティが何よりも重要です。

「長い時間をともに過ごしている5人」の平均が、今と未来の自分を作っている

という記事が過去にありました。
いかに人生で成功するかというのは、どんな人と一緒に過ごすかということに関わっている」ということを述べたものです。
この内容の真偽のほどは分かりませんが、「どういう人脈の中に自分の身を置くべきなのか」、ということを考えさせてくれる記事だと思います。

さて、私たちの身の回りには、「自分の当たり前の基準が高めてくれる人」がどれくらいいるでしょうか?
その人とどれくらいの頻度で接することができているでしょうか?

もしそこに一抹の不安を感じるのであれば、一度グロービスを覗いてみる価値はあるかもしれません。
物理的に通えない人は、是非オンラインMBAへ。
オンラインMBAはまだスタートしたばかりではありますが、もう既に多くの「当たり前の基準の高い人たち」が集まってきていますので。
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