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オンライン型授業と通学型授業の違いについて

現在、オンラインMBAでクリティカル・シンキングの講師を務めている島根です。

私はオンライン型、通学型、双方でクリティカル・シンキングの授業を担当しているので、この二つは「どう違うのか?」ということについて書きたいと思います。

グロービスの通学型授業はこれまで累計8万人が受講しており、その品質についてはあまり質問を頂くことがないのですが、「オンライン型も同じ品質ですか?」という質問はよく頂きます。pict_01

これまでオンライン型授業を担当して感じていることは「オンライン型も通学型も同じ品質の授業を提供できる」ということです。授業の有益度、レポート平均点、受講生のコメントや、私以外の講師の感想を踏まえて、自信を持ってお伝えすることができます。

ただし、授業の進め方に違いはあるので、主な違いをお伝えします。

※以下「オンライン型授業」とは、グロービスのオンライン型授業のことで「ライブ形式」で進めていきます。一般的なオンライン授業のイメージは、録画された動画を視聴するというものだと思いますが、形式が違います。 オンライン型授業は、チャットも活用したアウトプットの機会が多い

挙手ボタンを押して発言するということは通学型と変わりませんが、オンライン型ならではの機能として「チャット」があります。「この演習について、1分で考えをまとめてください」「チャットにあがった他の方の意見と自分の意見との違いは?」など、曖昧な考えを「はっきりと可視化する」ために、チャットを活用したアウトプットの機会が多くなります。

オンライン型授業の受講生からは「90分があっという間だった」という声をよく聞きます。緊張感があり、かつ楽しい授業をオンライン型でも提供することができます

オンライン型授業は、グループワークよりも受講生の題材を多く活用する

通学型授業では、授業時間の1/3-1/4程度はグループワークを行い、多様な意見に触れたり、意見をまとめていくことをトレーニングの一つと位置付けています。
オンライン型授業は、システムの特性からグループワークよりも、受講生が授業前にアップした課題をピックアップして、これを元にディスカッションをすることを多くしています

また、授業中に発表したい方を募り、その場で受講生が課題をアップロードして、全員でディスカッションすることもあります。このように、数多く他の方の考えに触れることができ、考えの幅を広げることができます

オンライン型授業ならではの、ネットワークの築き方がある

オンライン型でも、勉強会(skype, Google hangouts、等)やエア懇親会(授業後、PCの前で乾杯!)を開催しています。海外からの参加者、ご家庭の授業でなかなか時間を作ることができない方もいるので、全員が参加できる状況ではありませんが、先輩受講生からのアドバイスをもらいながら、各クラスで様々な工夫をしています

pict_02私の担当したクラスでは、授業開始の10分程前にログインをして、自己紹介をし合ったり、facebookでグループを作って日々交流を深めたり、集まれる人でリアル懇親会をしたりと、一人ひとりが積極的に行動をしています。同じ地域に住んでいる方が、直接会って勉強会をした、という報告も受けました。遠距離恋愛のように、普段会えないからこそ相手のことを知りたい、という思いが強くなるのかもしれません(私の私見です...)。

以上、オンライン型と通学型の違いをお伝えしましたが、オンライン型授業の雰囲気を感じてみたい方はぜひ,「オープンキャンパス」へご参加ください。一般的なオンライン型授業とグロービスのオンライン型授業の違いを体感できると思います。

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