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「頭のカタい人」の5つの特徴

「うちの上司は頭がカタくて困る・・・」といったような愚痴、よく聞きますよね。 しかし、そう言っている自分の頭は十分柔らかいのでしょうか?

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人の批判ばかりしていて、自分の頭がカタかった、なんて言ったらシャレになりません。


そこで、簡単な「頭のカタさのセルフチェックリスト」を作ってみました。是非確認してみてください。

1)どんなときにも通用すると思っている「オレ流」「ワタシ流」ロジックがある

ビジネスをある程度やっていれば、その領域におけるやり方というものが出来上がります。たとえば、
「こうすれば組織がうまくまとめられる」とか
「こうやれば営業で数字をあげられる」など、
仕事に応じた自分なりのやり方というのは遅かれ早かれ出来てくるはずです。
そのような自分なりのロジックがあることはいいことです。

ただ、怖いのは、そのロジックが

「どんな場面でも汎用的に使える」と思い込んでいることです。

環境が変われば、今まで通用していたものも全く使えなくなります。
それを超越した「オレ流」「ワタシ流」のロジックがあると考えている方は、まず自分の頭の固さを疑った方がいいかもしれません。

2)そのロジックの根拠は「自分の過去の経験」のみである 

また、たとえかなり汎用的なロジックがあるとしても、
その背景にあるのが「自分の過去の経験のみ」というのもかなり危険な兆候です。
当たり前ですが、個人の経験というものは限られます。
その限られたものだけをもって世の中すべてのことを片付けようという意気込み自体は素晴らしいですが、同時に頭の固さ疑った方がいいかもしれません。

3)新しい理論に出会った時、ケチをつけることに全精力を注ぐ 

いろいろな人に話を聞いたり、本を読んだり勉強をしたりすると、大抵はその場ですぐには飲み込みきれない理屈に出会います。
その際、素直に理解しようと試みるのではなく、まず「そのロジックのどこに粗があるか」ということを発見することに全精力を注いではいないでしょうか
もちろん「新しいものをすべてを飲み込むべき」、とは言いません。

ただ、このパターンの人は

「自分にとって初めて」→「よく分からない」→「気に入らない」→「粗を探す」

という思考回路が異常に発達している可能性があり、新しいものをすべて反射的に跳ね返してしまう強力なバリアを持っています。
バリアを持ってケチばかりつけていないか、頭を柔らかくして振り返ってみてください。

4)表面的な「謙遜の言葉」だけで会話が終わる 

新しい知見に出会った時、
「さすがです」、「目から鱗が落ちました」、
「いかに自分が未熟かということに気付きました」
というような、ある種の謙遜する発言をよく耳にします。

しかし、その手の言葉だけで終わっていないでしょうか。
本来、新しい知見に出会い、何らかの知的好奇心を刺激された場合は、そういう言葉で終わらずに「なぜそうなのか?」「どうすべきなのか?」というようなガチンコの問いがその先に次々に出てくるはずです。
頭が固い人というのは、この手の謙遜言葉を、脳みその「シャッター」代わりに使います

つまり、

「私にはその手の新しい知見は間に合ってますので結構です~。よそへどうぞ~。」

というサインなのですね。この手の人はいつも謙遜モードなので、「ザ・頭の固い人」みたいに一見しても分からないのが特徴です。
遠目に見れば柔らかそうな人。でも近づいて見るとガチガチ。一番厄介なパターンなので気をつけてください。

5)勉強に対して資金や時間を投資していない

最後に具体的な時間とお金の使い方です。
学びに対する自己投資、どれだけしていますか?
体にたとえるならば、勉強をする、ということは、ストレッチや運動をすることと同じです。定期的にそういうことをしていなければ、すぐに体は固くなります
つまり、頭は柔らかい「つもり」であっても、新しい知見に触れる機会がなければ、「オレ流」「ワタシ流」ロジックが強化されていくだけです。気付けば、かつては忌み嫌っていた「頭の固い人」に自分がなっている、ということになりかねません。
この1年間、具体的に自分自身はどれくらい「勉強」ということに時間や資金の投資をしてきたのか、振り返ってみてください。

5つのチェックポイント、どれだけ合致しましたか?

もし1つでも身に覚えがあれば、周囲からは「頭の固い人」と思われているかも知れません。

そして、我らがオンラインMBAは、そんな頭の固い人をお待ちしています(笑)

自宅からでも参加できるオンラインの体験クラスは常時開催しています。
是非一緒に悩み、考え、議論しながら、柔らかい頭を作っていきましょう。

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