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年頭のご挨拶:ポジティブな1年を!
荒木です。
改めまして、あけましておめでとうございます。
年末年始はいかがお過ごしだったでしょうか?
私の方は、この春に出版予定の書籍の原稿執筆に追われつつ、その一方で溜まっていた未読本を読みまくる、という相変わらず(笑)の年末年始でした。
さて、念頭のブログでは、「荒木が年末年始に読んで感動した本の紹介!」ということで、本を1冊この場をお借りしてご紹介したいと思います。
タイトルはズバリ
「ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則」。
タイトルだけ聞くと、よくある自己啓発本のように感じてしまいますが、さにあらず。
この本は「ポジティブ心理学」という研究領域における、ちゃんとしたリサーチに基づいた書籍です。
端的に要約すると・・・、
日常的に我々が持つ「ポジティブな感情」(例:喜び、感謝、安らぎ等)と「ネガティブな感情」(例:いらだち、恐れ、怒り等)というものがありますが、
その比率が「3:1」以上(つまり、ポジティブがネガティブの3倍以上)になれば、メンタルが急速に健全になり、自分が持つ能力を最大限に発揮できるようになるという本です。
要約を聞くと、なおさら自己啓発本ぽく感じてしまいますが(笑)、著者の様々なリサーチに基づいてまとめたものなので、納得感は高いです。
これの面白いところは、単に「ポジティブになるといいことがあるよ」ということではなく、「3:1」という数字が、「ティッピングポイント」、つまり「転換点」であることを突き止めている、ということです。
つまり、たとえば「2:1」や「2.5:1」ではその効果はまったく見えないのですが、「3:1」になった瞬間から、目に見えるような形で効果が出てくる、ということです。
その他にも、
「どのようにしたら測定できるのか?」
「どうしたら3:1を上回れるようになるのか?」
「3:1を超えるとどのようなマインドになるのか?」
といった素朴な疑問にも答えていますので、是非気になった方は手にとってみてください。
(ちなみに、一般的な平均値としては、「2:1」くらいで、うつ病などの方は、「1:1」という比率になっているようです。皆さんは何対何でしょうか?)
さて、昨年10月からスタートしましたオンラインMBAですが、今年は4月からの本科入学を控え、さらに加速していきます。
我々スタッフや講師陣も、この本の教えのように、今年一年「ポジティブさ」を心がけて、オンラインMBAという場を盛り上げていきたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いします。