大学院について
研究科長からのメッセージ
グロービス経営大学院で得られるもの
1. 「創造と変革」の現場でリーダーとして活躍できる能力を開発する
グロービス経営大学院への進学を検討くださっている皆さん。
あなたはどんな能力を身に付けたいと考えていますか?
「新規事業を立ち上げたい」「スタートアップ企業を創造したい」「あるいは現在所属している企業の現状を打破し、会社や世の中を変えていきたい」といった想いを持っている方も多いと思います。「自分のキャリアをそうした方向に変えたい」と願っている方もいるでしょう。
しかし、組織の一員として仕事をするだけでは、そうした経営に必要な能力を体系的に身に付けることは難しいものです。どんな能力が必要か、知ることさえ難しいかもしれません。
グロービス経営大学院は、MBAの学位を取得すること自体が目的の場ではありません。行動するために、自分の想いを形にするために、能力を身に付けていただく場です。ビジネスの基本と経営の意思決定力を身に付け、自信を持ってチャレンジできるよう、ご自身の能力を開発していきましょう。

グロービス経営大学院 経営研究科 研究科長
君島 朋子Tomoko Kimijima
2. 深い自己理解を通じて、自らの「志」と生き方を見つける
グロービス経営大学院が大切にすることのひとつが「志」の醸成です。「志」とは、ここでは、「自分の人生をかけて、一定の時間をかけて成し得たいと、心の底から思うこと」とします。
リーダーとなる能力が身に付いても、その能力を活かす方向性が定まらなければ、十全な発揮ができません。グロービス経営大学院では、学ぶと同時に、自分の成し得たいことを見つめ直し、キャリアの軸となる「志」を言語化していただきます。
「今は『志』と呼べるようなものはない」という方も多いと思います。心配することはありません。最初は小さい「想い」でも大丈夫です。いろいろな学びを積み重ね、自分と対話し、仲間と対話する中で、ご自身の「志」を結晶化させていきましょう。グロービス経営大学院は、志領域の科目、学事、各界のリーダーと触れ合うカンファレンスなどを通じて、皆さんの「志」の言語化を支援します。
3. 一生涯にわたって切磋琢磨していく「人的ネットワーク」を構築する
リーダーとなる力を磨くためには、他者の存在が必須です。知識を得るだけでなく、ビジネスで使える状態にするには、知識を活かして意思決定を試み、他者に説明し、異なる見方からの意見を受けて意思決定を磨き直すプロセスを経て、知識の使い方を体得することが必要だからです。
また、どんなビジネスでも、ひとりで成し得ることは多くありません。考え、議論するプロセスを通じて他者を動かす方法を学ぶことも、学びの大切な一部分です。
そのためには、真剣に議論し、切磋琢磨する仲間が必要です。グロービス経営大学院では、学生の皆さんがお互いに「こんな方と一緒に自らを高めたい」と思われるような方々にご入学いただいています。クラスでの議論に加え、ネットワークを促進する場も、多数設けています。ここから自然に、一生涯ともに学び合える仲間が作られているのです。
本当に困難な状況に直面したときに相談でき、心から信頼できる仲間を、まったくリスクのない状況で見つけられる場所はそれほど多くないはずです。学びを通じて素晴らしい人間関係を構築し、仲間とともにご自身を磨いていきましょう。
ぜひあなたも、グロービス経営大学院でこれら3つの獲得にチャレンジしてみませんか。そこには、「ご自身の人生を変え得る経験(Life changing experience)」が待っています。