お使いのブラウザはサポート対象外です。推奨のブラウザをご利用ください。

『スタンドUPスタート』に学ぶ!起業を通して見つける新しい生き方

『スタンドUPスタート』に学ぶ!起業を通して見つける新しい生き方

目次

参加者同士で自分の気に入った本を持ち寄り、その本の魅力を紹介するゲーム「ビブリオバトル」。
本記事では、社会人向けビジネススクール・グロービス経営大学院の公認クラブ「グロービスMBAマンガ研究会」で行われた「マンガビブリオバトル」の様子を10回にわたってお届けします。
身近なマンガという題材から、グロービスの学生はどんな学びを得ているのでしょうか?
明日からの仕事への活力となるような名作マンガに、出会えるかもしれません。

プレゼンターのプロフィール

Cnote_211105_profile_Ueno_PC.jpg

Cnote_211105_profile_Ueno_SP.jpg

ヤングジャンプに載った、唯一のMBAスクール!?

今、僕が協力・監修をしている『スタンドUPスタート』という漫画の話をします。
もともとはグロービスで漫画研究会をつくったからこそ、ヤングジャンプと関わった...っていう、よく分からない経緯でこの漫画に携わることになりました(笑)
すでに第4巻も発売されて、売り切れにもなって、本当にありがとうございます。

84affd44eeabc2f29425bd8afd2b8d774e14bb50.jpg
(「グロービスMBAマンガ研究会」代表の上野さん。グロービス在学中にマンガがビジネスに与える影響を研究していました)

グロービスのスペシャルインタビューがヤングジャンプに掲載されたり、メディアジャックを行なったり。
たぶんMBAスクールで唯一、ヤングジャンプにインタビューが載ったんじゃないですかね。
田久保善彦(※グロービスの研究科長)、息子から唯一褒められたインタビューって言ってましたからね(笑)

息子「お父さん今日何のインタビューなの?」
田久保「ヤングジャンプ」
息子「マジで?すごいじゃん!」

...みたいな。
週刊ダイヤモンドとか日経ビジネスとか言われても全く興味を示していなかった息子が...そのくらいやっぱり漫画ってすごいんだなって改めて思いましたね。

リアルな声が、スタンドUPスタートをつくっている

実際のビジネスとか、グロービス生のみなさんからいただいたアイデアをもとに、ストーリーを構成しています。
例えば、僕の友人が顧問をしている「メロンケーキ」の話とか。
いろんなビジネスの要素をネタとして上げて、その中から福田先生が拾ってくれています。

「高齢者マンション編」「パチンコ業界編」「渋沢栄一転生編」「プログラマー・AI編」「地方創生編」「M&A編」など、いろんな長編がありました。
ちなみに「渋沢栄一転生編」は、教員の守屋淳さんがネームまで全部添削してくれて、「間違いないですね~」って感じで見てくれています(笑)
渋沢栄一研究の第一人者からもお墨付きをいただいており、結構リアルだと思います。

セリフひとつ取っても、いろいろな人に協力いただいています。
例えば、「デバッグが終わった後のセリフとかどうしてるの?」って聞いて、リアルでもらった声がそのまま漫画に反映されたり。
「ゲーム開発のときの社長と社員の会話教えて」みたいなことを、グロービス生に聞いたり。
ほかにも東急リバブル社長の太田さんなど、本当に幅広くご協力いただいています(笑)

まだ読んでいない方がいれば、ぜひご一読ください。

スタンドUPスタート』とは?

週刊ヤングジャンプで連載中の、スタートアップ(起業)をテーマとした漫画。
著者は、TVドラマ化もされた大人気作『ドロ刑』を手掛ける福田秀先生。
そして、グロービス卒業生である上野さんは、起業・経営コンサルタントとしてビジネスネタの提供・監修を担っています。

皆さんは「起業家」と聞いて、どんな人をイメージしますか?
「ビジネスの才能を持っている人」「バリバリ働いて成功している人」など、特別な才能や経験を持った人を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
しかし、この漫画に出てくるのは、私たち読者が共感するような悩みを抱えたキャラクターばかりです。

例えば、不器用で何の取り柄もなく、いつしか会社の"お荷物"となった50代の会社員。
イケてる自分を演出してきたものの、就活では内定ゼロだった大学生。
社会人経験がない専業主婦。

こうしたキャラクターが、「人間投資家」を名乗る主人公・三星太陽に出会い、起業を目指していくというお話です。
起業を通して、自分自身も気付いていなかった新しい可能性を発見したり、新しい生き方を見つけたりしていきます。

リアルなビジネスの面白さ、思わず共感してしまうキャラクターの心情、心に響くセリフなど、見所がたくさん詰まった漫画です。

著者情報

池田 桃香(グロービス経営大学院 大阪校 スタッフ)

池田 桃香(グロービス経営大学院 大阪校 スタッフ)

愛知県立大学外国語学部卒業。大手人材会社に入社し、コピーライターとして求人広告の制作を担当。多くの企業の採用支援に関わる中で、社会人教育に興味を持つようになり、株式会社グロービスに入社。現在はグロービス経営大学院のコンテンツメディア企画チームに所属し、コンテンツや広告の制作などに従事している。

※本記事の肩書きはすべて取材時のものです。

BACK TO CATEGORY

Related Content

合わせて読みたい記事

『テロール教授の怪しい授業』に学ぶ!日常に潜む魔の手から身を守る方法

『テロール教授の怪しい授業』に学ぶ!日常に潜む魔の手から身を守る方法

『天地明察』に学ぶ!理想と現実の間で、自分のやりたいことを成し遂げる方法

『天地明察』に学ぶ!理想と現実の間で、自分のやりたいことを成し遂げる方法

『クイーンズ・クオリティ』に学ぶ!理想の姿を演じることの大切さ

『クイーンズ・クオリティ』に学ぶ!理想の姿を演じることの大切さ

『左ききのエレン』に学ぶ!天才になれなかった

『左ききのエレン』に学ぶ!天才になれなかった"凡人"の戦い方

『健太やります!』に学ぶ!様々な境遇を経て成長するリーダーの在り方

『健太やります!』に学ぶ!様々な境遇を経て成長するリーダーの在り方

Recent Entries

最新記事

4/8(月)【グロービス特別セミナー】 企業が取り組む地方創生 -スマートライフイニシアティブが生み出す豊かなライフスタイルの実現-

4/8(月)【グロービス特別セミナー】 企業が取り組む地方創生 -スマートライフイニシアティブが生み出す豊かなライフスタイルの実現-

5/15(水)【ビジネス書グランプリ2024特別セミナー】 自分も相手もラクになる正しい

5/15(水)【ビジネス書グランプリ2024特別セミナー】 自分も相手もラクになる正しい"丸投げ" 『任せるコツ』

4/15(月)【ビジネス書グランプリ2024特別セミナー】 きみのお金は誰のため ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」

4/15(月)【ビジネス書グランプリ2024特別セミナー】 きみのお金は誰のため ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」

例え話を上手く使うための3つのポイント

例え話を上手く使うための3つのポイント

Share