【 基本科目 】 テクノベート・シンキング
コンピューターの急激な進化により、想像を超える大量データや地理的制約を受けない複雑なネットワークが実現される時代、「人間が理解可能なデータ量を人間自身が手を動かして解決する」という従来の問題解決プロセスが適用できなくなっています。このような時代においては、「技術的なことはわからないのでエンジニアに全て任せる」のではなく、進化するテクノロジーに関する知見を自ら持ちながらビジネスを構想実行していくビジネスリーダーが業種業界問わず求められています。
この科目では、大量データ・繰返し処理はコンピュータが、論理設計を人間が行うという役割分担による「テクノベート時代の問題解決」手法を、実際にプログラミングを行うなどしながら身につけ、ご自身のビジネスにおける問題を解決できるようになることを目指します。
また、本科目では、Web上のサービス・アプリケーション等をご自身のPCでID取得やインストール等を行って、実際の操作を体験したり、プログラミングを行いながら、学びを深めていただきます。
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Day1
テーマ:
- セッションA : テクノベート・シンキングとは
- セッションB : アルゴリズム基礎「プログラミング基礎、フローチャートなど」
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Day2
テーマ:
- セッションA : アルゴリズム基礎「プログラミング基礎、フローチャートなど」
- セッションB : Transition Diagram
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Day3
テーマ:
- セッションA : アルゴリズム基礎「プログラミング基礎、フローチャートなど」
- セッションB : テクノベート・シンキングによる問題解決プロセスの実践
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Day4
テーマ:
- セッションA : テクノベート・シンキングによる問題解決プロセスの実践
- セッションB : テクノベート・シンキングによる問題解決プロセスにおける実行手法
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Day5
テーマ:
- テクノベート・シンキングによる問題解決プロセスにおけるより高度な手法
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Day6
テーマ:
- テクノベート・シンキングによる問題解決プロセスの実践
この講座の受講は、事前に以下の講座の履修が推奨されます。
OTHER CURRICULUM
TECHNOVATE SUBJECTS
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テクノベート・シンキング
本科目では、大量データ・繰返し処理はコンピュータが、論理設計を人間が行うという役割分担による「テクノベート時代の問題解決」手法を、実際にプログラミングを行うなどしながら身につけ、自身のビジネスにおける問題を解決できるようになることを目指す。
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テクノベート・ストラテジー
本科目では、ICTの劇的な進歩によって生じた経済原理をひもとき、従来の企業戦略の定石とされてきた考え方とは180度異なる「テクノベート」時代の企業戦略の定石を明らかにし、それに基づいた戦略思考を身につけることを狙いとする。
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ソーシャルメディア・コミュニケーション
本科目では、「味方」にすれば心強く、「敵」にすると事業存続すら脅かす恐ろしい存在であるソーシャルメディアを使う顧客の姿を捉え、ビジネスにつなげるコミュニケーションの理論とスキルを学ぶ。ワークショップでは、リアルタイムに変化する顧客の反応を見ながら適切な判断を下す、実践的なトレーニングを行う。
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デザイン思考と体験価値
ケースを通じた議論によって、人間中心的な発想からテクノロジーを活用し、顧客の体験価値を一新するようなイノベーションの事例について理解を深める。また、Day1でグループを組成し、三ヶ月間継続的にプロジェクトワークをしながら、デザイン思考の手法、ビジネスへの生かし方について学ぶ。
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ビジネス・データサイエンス
AI(機械学習)を賢く活用するために必須となるデータサイエンス分野の先端的な知見を、ビジネスリーダーにとって必要な要所に絞り込んで学ぶ。
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テクノロジーとSDGs
デジタル・テクノロジーの最先端と社会課題を結び付け、解決策を紡ぐ力をつけるため設計されており、最先端の情報事例“テクノジービジョン”やダボス会議の資料、SDGsに関する政府発表等をベースに、これらトレンド・概念を組織が取り入れるうえで直面する課題、およびその解決の糸口を受講生の皆様と共にディスカッション形式で探ります。