説明会では、グロービスの特徴やカリキュラム、忙しい社会人でも通いやすい各種制度、
多くの卒業生が活躍している理由などをご説明します。
体験クラスでは、参加者や教員とのディスカッションを楽しみながら、授業の進め方や学び方を疑似体験できます。
ぜひお気軽にご参加ください。
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筑波大学大学院数理物質科学研究科を修了後、2007年キヤノンに電気系エンジニアとして入社。本社R&D部門の新規プロジェクトにて、開発業務と並行して商品企画、品質保証、CEなど、製品化の実現に向けたさまざまな業務を担当。2016年、グロービス卒業後に事業企画部門へ異動し、新規プロジェクトの立ち上げに向けて奮闘中。
※肩書はインタビュー当時のものです
体系的な経営知識という「2本目の武器」を手に入れたい。
― MBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?
ビジネススクールでの学びを検討し始めたのは、「2本目の武器への渇望」「家業承継に向けた準備」という2つの危機感に後押しされてのものでした。
メーカへ入社して5、6年たったころ、当時携わっていた新規プロジェクトの事業化に向けて、社会人としてさらに成長する必要性を強く感じていました。「よいものを作れば売れる」といった発想に陥りがちな環境の中で、現状を何とか打破したいという気概を持ってはいたものの、そこに必要な知識やスキルが不足していたのです。自身の技術に加えて、ビジネスの体系的な学びという「2本目の武器」がどうしても必要でした。
一方、父が地元で会社経営をしており、事業承継の問題を考えていく中で、準備として経営知識を体系的に学ぶ必要もありました。
無意識に行っていた「考える」ことの奥深さに衝撃を受けた。
― なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?
単科生での受講を通じて「学ぶ楽しさ」を知り、グロービスでの学びは成長につながるという確信が生れました。これが、グロービスを選択した理由です。
最初に受講した「クリティカル・シンキング」で、課題解決のためにイシューを特定し、論理で支えるという思考プロセスについて学び、それまで無意識に行ってきた「考える」という行為が、これほどまでに広く深いものなのかと大きな衝撃を受けました。また、ご自身の経験や学びを惜しみなく提供してくださる魅力的な教員によって、非常に濃密な学びを得られること、授業や勉強会での議論を通じて自らの視野が広がっていく感覚を何度も経験したことで、グロービスの学びを継続する意欲が芽生え、本科進学を決意するに至りました。
グロービスという「学び合える場」が最大の魅力。
― グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?
「仲間と互いに学び合う」というマインドセットされたグロービスという「場」――ここに属すること自体が最大の魅力だと思っています。
授業や勉強会のみならず、クラブ活動やあすか会議といったさまざまな「場」を通じて、年齢や経験、業種、役職や得意分野などに多様性のある、数多くの仲間と出会うことができます。親しみやすく前向きな彼ら、彼女らと、リスクフリーな関係性の中で、さまざまな課題について真剣に意見をぶつけ合い、議論し、互いに学び合う。このような仲間と数多くの失敗を経ながら、高速にPDCAを回す経験を積み重ねることで、一人で勉強するよりも何倍も早く自らの成長を実感することができ、自信を持てるようになるのです。
成長のチャンスに気付いているのだから、迷わずに一歩踏み出して欲しい。
― グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。
皆さんは、現状に課題を感じたり、なんとか改善したい問題があったり、自分はもっとできるはず、純粋に学びたいと感じたことで、このページを見ているのではないでしょうか。ここまで辿り着けば、あとは腹を括り、一歩踏み出すだけです。
仕事をしながら勉強するための時間の確保や家庭との両立など、グロービスで学ぶことは楽なものではありませんが、それだけに大きな成長が得られるはずです。
まずは体験クラスに参加してみてください。皆さんは今まさに、自身の成長に向けたとても大きなチャンスに向き合っている状態なのですから。
神戸大学経営学部を卒業後、カゴメ株式会社に新卒で入社。現在、入社14年目。入社以来、営業、広告宣伝を経験し、現在はマス広告、デジタルマーケティングに携わっている。 2017年4月期に「クリティカル・シンキング」を単科生として受講、その後2018年4月に本科生としてグロービス経営大学院へ入学。
※こちらの記事は、在学時のインタビューとなります
経験だけに頼った仕事の進め方に危機感を抱いた。
― MBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?
2016年に営業から広告宣伝部門へ異動となり、今までの経験だけではどうにもならない仕事に圧倒されました。広告宣伝に関して必死で勉強しキャッチアップしている最中に、再び営業部門へ異動。これがきっかけとなり、自分の今後のキャリアを改めて考えるようになりました。
経験だけに裏打ちされた仕事の進め方の危うさを実感しました。目の前の仕事だけをそつなくこなしているだけでは、成長範囲が限られてしまいます。いずれマネジャーを目指すのであれば、最低限ヒト、モノ、カネという経営資源の原理原則を理解していることが必要だと考えました。そこで経営に関する体系立てた学びを得るべく、MBAの取得を考えました。
グロービスの和気あいあいとした雰囲気に魅力を感じた。
― なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?
MBA取得に際しては、グロービスだけでなく他の大学院も検討しました。さまざまなビジネススクールを検討する中で、グロービスを選択した理由は、2つでした。
1点目は授業の開講時間帯と立地、授業振替制度など社会人にとって、学びを継続しやすい環境があることです。担当業務は時期によって繁忙期が異なるため、平日夜間や土日など、仕事に合わせて受講時間帯を選べるという点が、私にとっては重要でした。
2点目は、グロービスの和気あいあいとした雰囲気です。成長意欲が高い人が集まっている一方で、互いを尊重し、共に学びを深めようとする人たちが多く、生涯の仲間ができそうだと感じました。
自社のビジョンにどう影響するのか考慮しながら
仕事に当たるように。
― 入学後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?
営業として扱う商品だけでなく、人事制度、会計・財務など、これまではあまり関わりのなかった分野にまで興味を持ち、自社のヒト・モノ・カネを考えながら実務に当たるようになりました。
ほとんど自社の人事制度に意識を向けることはなかったのですが、「人材マネジメント」を受講した後は、全社戦略と人事制度、また各種の人事施策間の繋がりが見えるようになり、自社の経営理念とどう結びついているのか腹落ちしました。そうすると自然と自身の仕事に関しても視座が高まり、常に自分の行動が中長期ビジョンのどの部分に影響を与えるのかを考えつつ、実務を遂行できるようになっています。
やらずに後悔するより、やってから後悔したほうがいい。
― グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。
これからのキャリアや人生を考えると「やらずに後悔するより、やってから後悔したほうがいい」と考え、受講を始めました。2年という期間は長いようにも感じられますが、長い人生を考えたときには「たった2年」です。そして、今がいちばん若く、学んだことを活かせる残りの時間が一番長いタイミングです。
大学院に入学するというと、必要以上にハードルを高く感じてしまう人が多いと思いますが、グロービスには思いやりのある仲間がたくさんいますので、安心してぜひ最初の一歩を踏み出してみて下さい。
大学卒業後、現在大手広告会社に勤務。教育機関へメディア広告を中心としたコンサルティング営業に従事。また早期のキャリア教育として高等学校での講演を担当。経営視点の課題解決のため、さらなる成長が必要だと感じ、グロービス経営大学院へ入学。将来は起業し、教育の課題を解決する人材を志す。
※肩書はインタビュー当時のものです
商談相手が経営者となり、途端に売れなくなった。
― MBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?
クライアントの規模が大きくなるにつれ、解決すべき課題も事業課題から経営課題となり複雑になっていきました。それまではクライアントの広報責任者という立場になって目の前の課題をクライアントと一緒に解決するスタンスをとり、ある程度は納得のいく提案や課題解決ができていました。
しかし、商談相手が経営者となった途端、自分の営業が一切通用しなくなったのです。それまでは、短期的かつ定性的な視点に寄っており、具体的な根拠に乏しい提案を、人間力で押していたような状態でした。商談相手が変わった途端に売れなくなり、とても焦ったことを覚えています。経営者の考える課題に伴走できる力がないことは明白で、定量的な状況把握や中長期を見越した提案がまったくできていなかったのです。
この時、私は「人一倍の努力をしないとダメだ」と覚悟を決め、27歳でMBAの取得を決意しました。余談ですが、私の実家は家業を営んでいたこともあり、小学校の頃には自分で会社を経営したいという明確な将来の目標を持っていました。20代のうちにその基礎固めとしてMBAを取りたいと考えていたことも、理由の1つです。
はじめは他のビジネススクールに入学する予定だった。
― なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?
「単科生制度」が、グロービスへの入学を決意するきっかけになりました。はじめは、授業料の問題や歴史が浅いことなどから他のビジネススクールに入学する予定でした。
しかし、「クリティカル・シンキング」と「マーケティング・経営戦略基礎」を受講してみると、グロービスには志の高い方々が集まっていて、学生同士の議論を通して自分では気づかない視点をたくさん得ることができました。
教員が投げかける問いに対して、学生の数だけの多様な答えが出てくることが何より刺激的で、毎回大きな気づきを得るとともに唯一の答えのない議論の楽しさを実感できます。また、授業での学びが日々の仕事に活かすことができるのも選んだ理由のひとつです。どこの大学院よりも、実践で活かすことにフォーカスをしており、教員と学生がインタラクティブに自由に発言する授業スタイルが、私には合っているのだと感じました。
他の学生と意見をぶつけ合うことで
納得できる解を得られ、ワクワクする。
― グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?
グロービスの魅力は、3つあると思っています。1つ目は、「教員の質」です。教員の紹介ページには経歴が細かく掲載されているのですが、全員がビジネスの第一線で活躍されている素晴らしい方々ばかりです。私がビジネススクールを選ぶ際の大きな基準が、「実務に直結するか」「起業の力が身につくか」であったため、グロービスの教員を見た時は、素直にこの方々のもとで学びたいと思いました。実際、さまざまな実践のケースをレクチャーしてくれるので、リアルさを体感できます。
2つ目は、「授業の形式」です。私は、アカデミックな授業が嫌でした。大学のような講義形式で、一方向のインプット型だと、日ごろの仕事の疲れなどで眠くなるのではないかと思っていました。しかし、グロービスの授業はディスカッション形式で、教員と学生同士で意見交換をしながら進めていきます。自分の意見を持って授業にのぞまないと学びを得る機会が減ってしまうため、予習にかなりの時間を割くようにしています。私がいちばん面白いと感じるのは、自分なりの考えを持って授業にのぞむと、他の学生と意見をぶつけ合うことで納得できる解を得られることです。これが、正解のない実際のビジネスと似ていると感じて、いつもワクワクしています。
3つ目は「コミュニティ形成」です。グロービスには、利害関係のない多様な人々が在籍し、仕事では会えないような方々とのコミュニティを形成することができます。私は2つのクラブ活動の幹事を担当していますが、授業以外にも、高い志を持った仲間と議論できる場があり、自らの「志」を磨くことができるのもグロービスの大きな魅力ではないでしょうか。
「必要だ」と確信した時に学び始めても卒業まで数年かかる。
― グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。
2つのことをお伝えしたいと思います。まず1つ目は、何らか事業や会社の「創造や変革」を成し遂げたいと考えているのであれば、グロービスでそのために必要なヒントを多々得られると思います。グロービスで学ぶ学生たちは皆、自身の「志」の実現のために日々努力しており、教員やスタッフの方々もそれを全力で支援してくれます。これほど「創造や変革」に挑戦するための環境が整っている場は、他にはないと思います。
2つ目は、MBAは早めに取得したほうが賢明だということです。多忙な仕事、家族の存在がある中で、夜や週末に大学院へ通うのは本当に大変です。それゆえ、迷う方も多いと思います。私自身、入学を決意する前は「本当に今がベストなのだろうか」とかなり悩みました。しかし冷静に考えると、「早いにこしたことはない」のです。これから先、キャリアを積むごとに、現在より仕事が複雑になり責任も増していきます。「必要だ」と確信した時に学び始めても、卒業するのに数年かかります。また、残りのビジネスパーソン人生が長いほど、MBAで学んだことを活かす機会は増えるはずです。迷っているなら、早めにチャレンジすることをお勧めします。
愛知県立大学外国語学部卒業後、株式会社ジェイテクトに入社。海外現地法人の事業管理業務を担当した後、2011年に人事部へ異動。同部にてダイバーシティ推進・WAY浸透活動に従事。
※こちらの記事は、在学時のインタビューとなります
仕事をこなすだけでは、成長し続けることはできない。
― MBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?
中堅社員となり、今後の自分のキャリアを真剣に考えたとき、目の前の仕事をただこなすだけではこの先、成長し続けることはできないし、会社に対して今以上の貢献ができないという不安を抱くようになりました。そんな中で、「社外で学ぶことで自分を客観視し、足りない能力や磨くべきスキルを知りたい」そして、「リーダーとしての覚悟を得たい」と思うようになりました。
また、組織風土改革を担当する中で、トップマネジメント層と議論する機会が増えたこともあり、自分の視座を上げる必要性も感じていました。大きな組織では全ての部門での業務を経験することは難しいのが実際です。そのため、多様なケース(企業事例)を通じて、さまざまな立場や部門を疑似体験できるMBAプログラムで、経営を体系的に学びたいと考えるようになったのです。
本科生の人たちともっと学びたいと思うように。
― なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?
いくつかのビジネススクールのWEBサイトを見比べて、1科目からMBAの基本科目を受講できる単科生制度があるグロービスに決めました。私は最初から本科の入試を受けようと決めていたわけではありませんでした。しかし、本科生の方と一緒に学んでいるうちに、「私も彼ら、彼女らのように成長したい」「このような成長意欲が高く、志を持った人たちともっと一緒に学びたい」と思うようになり、本科に進学することに決めました。
転勤があっても全国にあるキャンパスやオンラインで継続して受講できる点も、グロービスを選択した理由のひとつです。
全社戦略を踏まえて、
自部門でやるべきことを考えられるように。
― 入学後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?
グロービスで学び始めるまでは、上司から言われたことに対して、あまり深く考えずにすぐに行動していたように思います。今では、まず「上司が今、最も期待していることは何か?」「今ここで、私が答えるべき問いは何か?」などを常に考えるようになりました。こうした変化によって、対処する問題の優先順位がクリアになり、価値あることに時間と労力を使えるようになり、以前より効率的に成果を出せるようになりました。
また、これまでは「自部門の視点から会社全体を見る」ことしかできなかったのですが、今では「全社戦略・事業戦略から逆算して、自部門でやるべきことは何か」を考えられるようになり、これまで見落としていた点に意識が向くようになりました。日々、視野が大きく広がっていることを実感しています。
一歩を踏み出すことで、世の中の見え方ががらっと変わる。
― グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。
「迷ったら、やる」――それまでチャレンジすることを進んで選んでこなかった私が、入学後は「新しいこと」に対するスタンスが変わりました。もし少しでも迷う気持ちがあるなら、まずは単科生制度を活用して、1科目だけでも受講してみることをお薦めします。一歩を踏み出すことで、世の中の見え方がこれまでとはがらっと変わり、仕事への向き合い方が大きく変化するはずです。
皆さんとともに学び、切磋琢磨できる日がくることを楽しみにしています。
短期大学卒業後、自動車メーカーで次世代自動車の先行開発に携わる。その後、不動産業界のコンサルタントを経て、2014年からプロデューサーとして活動。クライアントのデジタルマーケティング支援と多種多様なプロジェクトやクリエイティブを手がける。現在は、株式会社グッドパッチのビジネスデベロップメント担当として「デザインの力でクライアントのビジネスを成功に導く」という志のもと邁進中。
※こちらの記事は、在学時のインタビューとなります
クライアントから「パートナー」として認められるクリエイターになりたい。
― MBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?
2014年に前職のWeb制作会社でプロデューサーになり、がむしゃらに企画書を書いてはコンペに応募する日々を送っていたのですが、それなりに受注できていました。しかしプロデューサーになって3年目の頃から、難易度の高いコンペで勝てず、悩むようになったのです。そんなとき偶然、書店で出会ったのがグロービスの『MBAクリティカル・シンキング』でした。読み進めるうちに、「これがビジネススタンダードの考え方なのか」と、無知な自分を思い知りました。それまで「MBA」という言葉すら知りませんでしたが、この先自分がどのようなスキルを身につければいいのか、答えが少し見えたような気がしました。
私が目指しているのは、「クライアントにパートナーとして認めてもらう」こと。クライアントと同じ目線でビジネスについて会話ができなければ、「受託するだけのクリエイター」の域は出られないと感じたことがきっかけでした。
多様な社会人との議論を通じ、クライアントへの提案の疑似体験ができる。
― グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?
授業以外にも、他の学生と予習・復習を行い、学びを共有できる機会がある点です。これは普段の生活や仕事では、なかなかできない経験だと思います。一人で学習するよりも、業種や職種、役職、年齢が異なる多様な社会人と意見をぶつけ合うことで、納得できる解が得やすくなります。私の意見に対し、ともに学ぶ仲間が賛成・反対の意見やその理由を述べる。それに対して、さらに私が自分の考えをぶつける。こうした営みを繰り返すことを通じて、クライアントへ実際に提案する企画を紡ぎ出すプロセスを疑似体験することができ、実務の大きな糧となっています。
チームや組織全体、そしてクライアントのために何ができるかを徹底して考え抜くように。
― 入学後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?
自己肯定感が高まり、今まで以上に仕事を楽しめるようになりました。グロービスでの学びを通してスキルアップできたこと、クライアントへの提案レベルが高まったことが主な理由です。
また、受講をはじめる前は「私が」クライアントに認められたい、「私が」プロジェクトを成功させたいという気持ちが強かったのですが、グロービスで学ぶ中で「デザインの力でクライアントのビジネスを成功に導く」という志を言語化できたことにより、仕事の進め方が劇的に変化しました。
現在は、組織力を上げるための施策を実施したり、プロジェクトのチームビルディングに関わったりと、プロデューサーという枠を超えてチームとクライアントのために何ができるかを徹底して考え抜くようになりました。
感性と理性の両方を兼ね備えたクリエイターに進化できる。
― グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。
クリエイターやエンジニアといった普段はあまりビジネスサイドとのコミュニケーション頻度が高くない方々にメッセージを贈りたいと思います。
グロービスに入学してしばらくの間は、ビジネスのスタンダードに慣れるまで大変な思いをするかもしれません。ですがその期間を乗り越えると、事業会社の課長・部長や経営者の方々と徐々に会話がフィットするようになってきます。その頃から、クリエイターとしての提案の質が変化しはじめて、クライアントの反応が変わってきます。私たちクリエイターが得意とする感情的思考(エモーショナル)に、MBAの論理的思考(ロジカル)が加わり、次世代のビジネスパーソンに進化できる。そのための環境がグロービスにはあると感じています。
広島大学大学院理学研究科修了。「将来の子どもたちのために良い環境を残してあげたい」と、太陽光発電事業を強みとする三洋電機(現パナソニック株式会社)に入社。太陽光発電のコア部品「セル」の研究開発に従事し、2013年に「世界最高変換効率24.7%」を達成。海外営業、テスラ事業推進部を経て、現在は商品戦略に従事。
※こちらの記事は、在学時のインタビューとなります
これからは技術者にとっても、事業戦略を描く力が重要になる。
― MBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?
「将来の子どもたちのためにより良い環境を残したい」と太陽光発電事業の研究部門の門を叩いたのが社会人としてのキャリアの始まりです。当時は技術競争の渦中にあり、どれだけ効率を高められるかが差別化のポイントでした。しかし、今後は技術による差別化が難しくなり、技術者にとっても経営に関する知識や事業戦略を描ける力がより重要になると考えるようになりました。
そんな中、グロービスに通っていた後輩に話を聞く機会があり、単科生として学び始めました。その翌年に海外営業企画部へ異動となり、海外戦略を描くには経営を体系的に学ぶことが必要だと考え、入学を決めました。
論理思考力を鍛えることで効率的に学べるように。
― 出願するにあたっての懸念点はどのようなものでしたか?
当時は研究開発の上流にいたため、ビジネス知識をほとんど持ち合わせていませんでした。少しでも仲間に追いつこうと、毎日必死に予習・復習を行い、少しでも仲間から学ぼうと勉強会や懇親会にもかかさず出席していました。1科目に全力投球していたので、本科生になった際には「2科目同時での受講は無理だ」と悩みを仲間に相談したのですが、「クリティカル・シンキングを使って論点を明確にすれば、効率化できる」とのアドバイスをもらいました。実践するにつれ予習復習の時間が短くなり、その結果、パフォーマンスを落とすことなく2科目受講をやり遂げられるようになりました。お陰で仕事も早くなったと実感しています。
頭の中で描いていることと
アウトプットにギャップがなくなった。
― 入学後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?
さまざまな科目を受講するに従って、自分なりの「戦略の型」ができあがります。「これだ!」と確信に至ったのは、経営戦略の授業で自分なりの戦略の導き方を図式化したときでした。この「戦略の型」に沿うことで考える順番ややるべきことの優先順位が明確となり、今では職場での議論や企画を検討しても頭の中で描いていることとアウトプットすることにギャップがなくなりました。
また、同僚に「戦略の型」に沿って質問をすることで、彼らの持つ考えをうまく引き出せるようになり、議論が終わるころには企画書が完成している状態に導くことができようにようになりました。
「理系人間で研究開発の道しかない」と思っている方にこそ薦めたい。
― グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。
私は入社以来ずっと、「自分は理系人間で、研究開発の道しかない」と考えていました。しかし、グロービスという素晴らしい環境の中に身をおく機会に恵まれ、少しずつですがビジネスに関する知見が備わり、仕事で成果を出せるようになりました。
技術面だけでの差別化が難しくなってきた時代、「技術者も経営に関する知識を持ち、戦略を描く力が大事なのでは?」と少しでも思っている方は、迷うことなくグロービスの門を叩いてみてください。新しい科目を学ぶごとに、これまで想像もしなかった選択肢が増える喜びを味わえると思います。