テクノベートMBA

テクノロジーを活かし、
創造する

これからの時代、ビジネスにおいてテクノロジーの活用が重要であるとだれもが理解している。では、革新的なプロダクトやサービスを生み出すのは、知らない世界のだれかなのだろうか。体系的な学びによって、新しい価値を創造する当事者になることができる。テクノロジー活用の知見、ビジネスの原理原則、知恵を交換し合える仲間、そして自身や周囲を突き動かす原動力となる志。これらを兼ね備え、まだ世の中にないモノを生み出す力を徹底的に磨く。

テクノベートMBAプログラムの概要

テクノロジードリブンで、 ビジネスに革新的な価値をもたらす。これがテクノベートMBAプログラムのコアコンセプトです。AIを誰もが使える時代に、AIが空想だったころのセオリーだけでは、新たな価値を創造し、ビジネスや社会を進化させることは難しいでしょう。時代が変われば、求められる能力も変わります。

テクノベートMBAは、実践的なカリキュラムと最先端の知識を提供することで、新たな価値創造をリードするための能力を養えるプログラムです。ビジネスの普遍的な原理原則を学ぶヒト・モノ・カネの科目群とグロービス独自の領域である思考及び志領域などの科目群に加えて、テクノベート領域の科目を拡充しています。

テクノベートMBAプログラム優先履修可能科目(一部抜粋)

  • テクノベート・
    ビジネスモデル論

    テクノベート時代の事業経済性や競争原理について従来との違いを明らかにし、競争優位を実現するためのビジネスモデルの要諦について理解を深める。

  • テクノベート・
    プロダクトマネジメント

    多職種と連携しつつ、プロダクトマネジャー(PdM)としてデジタルプロダクトの立ち上げ・運営をリードする力を養う。

  • デジタル・
    プロトタイピング

    プロダクト・サービスの具体化にあたって、テクノロジーを活用し、実際に手を動かしながらアウトプット力を高めるスキルを養う。

※「テクノベート」とは?

「テクノベート」とは、テクノロジーとイノベーションを掛け合わせたグロービスの造語です。テクノロジーにより企業経営・事業を刷新することや、テクノロジーやデータを活かしたビジネスモデルを構想し、指数関数的な成長を実現する体制を築くための方法論なども包含しています。詳しくは、こちら

テクノベートMBAプログラムで得られるもの

  • 新たな価値創造の現場をリードする

    テクノロジー活用の知見と実装力

    スタートアップを中心にハンズオン型の投資を行うベンチャーキャピタルや日経225(日経平均採用銘柄企業)の約86%の企業にサービスを提供する企業内研修事業などを手掛けるグロービス・グループ。グロービス経営大学院は、こうしたビジネスの最前線を知る事業から得た知見を常にカリキュラムに反映させています。だからこそ、テクノロジーを活用し、ビジネスにイノベーションをもたらすために必要な能力を体系的に身に付けられるのです。具体的には、主に以下のような実践的な能力を養えるカリキュラムとなっています。

    テクノベート時代の問題解決法/ビジネスにおけるAIの活用法/テクノベート時代における環境分析及び戦略立案、ビジネスモデル構築法/デザイン思考/デザイン経営/AIを用いたデータ分析力/デジタル・プロトタイピングやリーンスタートアップの方法論/プロダクトマネジメントの手法/ビジネスをスケールさせるオペレーション構築法/デジタルマーケティングの手法 など

  • テクノベート時代のビジネスにも必須の

    経営の原理原則と志

    テクノベート時代においても「何のために、誰に、どのような価値を提供し、どう経営資源を使い、どのように利益を出すのか?」というビジネスの基本的な枠組みは変わりません。上司や経営陣、取引先の意思決定者といったビジネス経験豊富な人と議論し信頼を勝ち取るためには、自身の経験だけに頼るのではなく、ビジネスに関する体系的な知識と思考力、リーダーシップ、志が必要になります。

    グロービスのカリキュラムは、テクノベート時代に必須となるヒト・モノ・カネ・思考・志・テクノベートの6つの領域の科目を基本・応用・展開の3つのレベルに分け、経営の定石を段階的に修得できる設計になっています。また、さまざまなバックグラウンドを持ったビジネスパーソンとのディスカッション形式の授業やグループワークなどを通じて、多面的に考える力や周囲の人を動かす力を同時に鍛えられる場を提供しています。

    グロービスでは志の醸成にも力を入れています。創造や変革は必ず誰かの想い(志)から生まれると考えているからです。グロービスでは、「本当にやりたいことは何か。それはなぜか」を自らに問いかけ、仲間と対話しながら志を育んでいく機会を数多く用意しています。それらを通じて、キャリア観にとどまらず人生観が大きく変わり、自分らしい人生を歩むきっかけを得られるでしょう。

  • キャリアと志の実現を支える

    国内最大のMBA
    ネットワーク

    今後は個人の価値観の多様化が一層進み、業界の垣根を超えたビジネスが増加し、多様性を尊重する社会へと大きく変化していくでしょう。ゆえにグロービスでは、学生の多様性を重視しています。

    グロービスは、在校生・卒業生合わせて1万人を超える日本最大のMBAコミュニティを有しており、20代の若手から経営層、スタートアップの経営者、デザイナー、エンジニア、フリーランス、弁護士や会計士、医師や看護師、プロスポーツ選手、NPO関係者など、さまざまな社会人が集っています。バックグラウンドが異なる一方で、創造や変革をリードするという同じ目的意識を持ったもの同士の対話は、イノベーティブな思考を刺激し、今まで思いつきもしなかったアイディアを創発します。加えて、多才なプロフェッショナルが集うコミュニティだからこそ、多方面からサポートを得ることができ、皆さんの「志」を実現させることが可能となるのです。

どのような環境でテクノベートMBAを学べるのか?

なぜグロービスはテクノベートMBAを提供できるのか?

グロービス経営大学院の母体となるグロービス・グループは、1992年の創業以来、「経営に関するヒト・カネ・チエの生態系を創り、社会の創造と変革を行う」というビジョンを掲げてきました。グロービスは、日本のスタートアップの成長を支援する数々の投資・経営参画を行ってきた実績に加え、企業研修や動画学習サービスなどの人材育成事業を通じて事業の創造や企業変革を担う人材の育成に尽力してきました。こうした事業から得た知見は、大学院のカリキュラムに惜しみなく反映されています。自らビジネスを通じて事業創造や企業変革を推進してきたグロービスだからこそ、テクノベート時代のリーダー育成のためのカリキュラムを提供できるのです。

  • 大学院

    前身のプログラムを合わせた大学院の累計卒業生数8,640人
    国内最大のMBAスクール。

  • 投資実績

    ベンチャー・キャピタルの累計投資社数202社。ファンドの累積運用額1,800億円

  • DX事例

    定額型動画学習サービスの動画開発実績1万本以上。累計受講者ID数は75万ユーザー

  • 企業研修

    法人向け人材育成サービスを導入した累計企業数約6,700社
    累計受講者数約230万人

  • G1サミット

    2009年から年間6つのカンファレンス、4つのシンクタンク、30以上のイニシアティブを運営。

  • 大学院

    7つのキャンパス(東京・大阪・名古屋・福岡・仙台・水戸・横浜)に加え、オンラインも開講。

  • 投資実績

    ベンチャー・キャピタルの出資企業累計IPO(上場)社数45社
    累計M&A社数27社

  • ビジネス書籍出版

    刊行したビジネス書籍の累計販売部数約365万部。累計冊数約134冊

グロービスでの学び方

グロービスでは、アウトプット重視の学習メソッドを通じて、仕事で実際に役立つスキルを効果的に身に付けていきます。1科目は3ヶ月のサイクルで進み、2週間に1回3時間、計6回の授業があります。授業はディスカッション中心で進行し、現役実務家の教員やクラスメートとの対話を通じて、知識の修得にとどまらず、知識を実務で活かすために必要な考える力を鍛えることができます。より詳しく知りたい方はこちらの動画をご覧ください。

具体的な授業の流れ

グロービスの授業では、自らの頭で考え抜き実務で成果につなげる「実践力」を身に付けるために独自のメソッドを採用しています。卓越したファシリテーション力を有した教員や学生と議論し、フィードバックを得ることで、学びを深めていきます。授業の内容は、基本的に以下のような流れで進行していきます。通学とオンライン、どちらにおいてもこれらの学びの質は変わりません。

  • まず予習してきたケース(企業事例)の内容を振り返ります。情報を整理した上で、解決策を議論する上で押さえるべきポイントはどこか、どういった観点で議論するべきかなどを確認します。

  • 次に4〜6人程度のグループに分かれて、教員から指定されたテーマについて議論します。予習してきた内容を踏まえて自らの意見をそれぞれ発表し、互いにフィードバックしながらグループとしての意見をまとめます。

  • 教員のファシリテーションの下、各グループの意見を織り交ぜながら、クラス全体で議論します。バックグラウンドの異なる学生たちの多様な意見や教員からのフィードバックに触れることで、数多くの気付きを得ることができます。

グロービスで得られる
「実践性」とは?株式会社横浜DeNAベイスターズ ビジネス統括本部
浦⽥ 晃仁さんのエピソード

常識を打ち破って新しいことに挑戦するには困難もたくさんあると思います。これまでで最も⼤変だったことについて教えてください。

飲⾷部の仕事はどれも印象に残っていますね。球団に⼊社したのに、まさか飲⾷をするとは夢にも思わなかったので。そもそもの始まりは2016年1⽉、ハマスタのTOBが成⽴したこと。球場での体験に⼤きく影響するフードメニューを抜本から⾒直すことになりました。開幕まで3ヶ⽉、なかなかスリリングなスケジュールでした。ちょうどこのころ、グロービスの⼤学院(本科)に通っていたので仕事と学業の両⽴も⼤変でした。⼀⽅で、グロービスで学んだことをすぐに実践することができるありがたい環境でもありました。例えば、「サービス・マネジメント」の授業で学んだ、⼤⼿ハンバーガー店のオペレーションの⽅法や、ボトルネックの⾒つけ⽅などは、すぐにスタジアムのホットドッグ店運営に落とし込みました。

2017年には、ハマスタで野球だけではなく、オリジナルのクラフトビールやフードも楽しんでほしいと思い、会社帰りにふらっと⽴ち寄れるカフェ&ダイニング「CRAFT BEER DINING &9」をオープンしました。店舗運営の知⾒なんてまったくありませんでしたが、グロービスで学んだことを活かして売上原価計画を⽴てたり、マーケティングの視点で野球ファンの⼼をくすぐる空間を作ったり、飲⾷店オーナーさながらの経験ができました。このころは、卒業間近でレポートに追われていて、今にして思えば「どうやって両⽴していたのか」と不思議に思うほど忙しい⽇々でしたね。でも楽しかったんですよ。きっと、⾃分の取り組みによって球場に⾜を運ぶ⼈が増え、喜んでくれる姿を⽬の当たりにできていたからだと思います。

株式会社横浜DeNAベイスターズ
ビジネス統括本部 マーケティング部 I☆YOKOHAMAグループ

浦⽥ 晃仁さん グロービス経営⼤学院2018年卒業

⼤阪府出⾝。⼩学3年⽣から野球を始め、⾼校3年⽣のときは⼤阪の地区予選でベスト16進出を果たす。2008年に⼤学を卒業後、⽇本サムスンへ⼊社。5年間営業として活躍し、単科⽣としてグロービス経営⼤学院の授業を初めて受講した2013年に横浜DeNAベイスターズへ転職。球団職員として活躍する傍ら、プライベートでも草野球チームで汗を流し、プロボノでアフリカの野球振興事業にも参画。ポジションは外野⼿。広い守備⼒と強肩が武器。グロービス経営⼤学院2018年卒業。

出願資格

【テクノベートMBAプログラム(日本語)】

入学時点において20代・30代の方で、【両プログラム共通】の要件を満たしている方(※)

【エグゼクティブMBAプログラム(日本語)】

入学時点において40歳以上の方で、【両プログラム共通】の要件を満たしている方(※)

出願資格に該当しないプログラムを志願する場合は、出願書類の「プログラム志望理由」にその理由を400文字程度で記載すること。

【両プログラム共通】

入学時点において企業・官公庁等における原則2 年以上の社会人経験(フルタイム勤務相当)を有し、以下いずれかに該当する方とします。

  1. 大学を卒業した方
  2. 大学改革支援・学位授与機構により学士の学位を授与された方
  3. 外国において学校教育における16年の課程を修了した方
  4. 外国の学校が行う通信教育を我が国において履修することにより当該国の16年以上の課程を修了した方
  5. 我が国において、外国の大学相当として指定した外国の学校の課程(文部科学大臣指定外国大学日本校)を修了した方
  6. 外国の大学等において、修業年限が3年以上の課程を修了することにより、学士の学位に相当する学位を授与された方
  7. 指定された専修学校の専門課程(文部科学大臣指定専修学校専門課程一覧)を修了した方(「高度専門士」の称号を付与された方)
  8. 本学において、個別の出願資格審査により認められ、22歳に達した方

日本国籍を有しない方の場合
本プログラムにおいて、在留資格の取得・更新、VISA申請のサポートを本学では行いません。入学後、日本国へ滞在可能な在留資格については、ご自身でお手続きください。
日本語に習熟し、学習に困難をきたさないことを条件とし、以下のいずれかに該当する方。
・日本語を母国語とする
・一貫して日本語で教育が施される大学/大学院を卒業
・日本語試験(日本語検定試験1級、日本語能力試験N1)相当の日本語力のある方
※試験についてはあくまで水準感の例示であり、日本語力は自己診断とする

上記8による出願希望の方は、事前に資格審査を行います。該当する方は、出願システムをご利用のうえ各入試のエントリー期間中に出願資格審査の応募申請を行ってください。

出願資格審査(上記の出願資格に当てはまらない方はご確認ください)

出願資格審査

【両プログラム共通】の出願資格を満たしていない方で、出願を希望される場合は、出願に先立ち書類による「出願資格審査」を行います。出願資格審査では、これまでの学歴、職歴、保有する資格、業績、学会・協会・社会・研究等における活動などをもとに総合的に判断いたします。

対象 学士以上の学位を有さない方(大学を卒業見込で、出願時点において大学在学中の方も含む)
または入学時点で社会人経験(フルタイム勤務相当)2年未満の方
なお、社会人経験のない学生の方の出願は受け付けておりません。
※ 一部の職種(本学の規定するテクノベート領域に関わる職種、例えば、デジタルエンジニア、デザイナー等)においては、パートタイムでの就業も考慮しますので、正社員でない職歴も詳しく記載してください。
審査内容 書類審査
志願者基本情報・職歴・学歴を出願システムから入力(職歴は詳細に記載のこと)
最終学歴の卒業証明書・成績証明書を出願システムからアップロード(退学証明書や在籍証明書は無効)
※ 成績証明書が出身校事情にて発行できない場合はその旨の証明書(保存期限経過証明書等)を代わりにアップロードしてください。
費用 無料
応募締切日時 全キャンパス(東京・大阪・名古屋・福岡・オンライン)共通
・5月入試 ~ 4/11(木)13時
・9月入試 ~ 8/22(木)13時
・1月入試 ~ 12/5(木)13時
※各入試の出願資格審査応募締切後に、翌入試の審査応募受付開始となります。
※前年度入試に出願した方は、4月1日(月)から審査応募受付開始となります。
※年度をまたいで応募される場合、提出書類の持ち越しはできません。
審査結果 ・5月入試 4/18(木)15時
・9月入試 8/29(木)15時
・1月入試 12/12(木)15時
審査結果の有効期限は当年度限りとなり、翌年度に出願される場合は改めての応募が必要です。

テクノベートMBAコンテンツTechnovate MBA content

よくあるご質問FAQ

  • 自分はエンジニアなどテクノロジーに関わる仕事には就いていません。年齢は20・30歳代なのでテクノベートMBAが対象となっていますが、学んで活かせる内容でしょうか。

    テクノベート領域の科目の学びは、テクノロジーに直接関わる職種の方でなくても活かせる内容です。

    現在、AI・IoTの進化により既存のビジネスの在り方が大きく変わってきており、いかにテクノロジーを活用できるかが企業の競争力に直結しています。 そのため、今後はテクノロジーの知見を基に従来とは異なる戦略を策定することや、テクノロジーを駆使して問題解決することなどが、職種を問わず求められてきます。

    なお、テクノベート領域の科目群は、テクノベートMBA・エグゼクティブMBAいずれのプログラムにおいても履修いただけます。また、テクノベートMBAは20・30歳代のビジネスパーソン向けのカリキュラムになっており、テクノロジーをビジネスに実装する力を体得して新たな価値創造を最前線でリードするための科目を優先的に履修いただけます。

  • 2025年度からTMBA・EMBAがプログラム別に分かれるとのことですが、2024年はどのようになる予定ですか。2023年度・2025年度と比べた時の違いも含めて、具体的に教えてください。

    2024年度からは、2025年度に先駆けてTMBA・EMBA各プログラム向けの新科目を履修いただけます(新科目の一例はこちらのページ上部の概要表を参照)。また、東京校・オンライン校では、多くの方が初受講時に選択される「クリティカル・シンキング」のクラスをTMBA・EMBAに分けて開講します(東京校・オンライン校以外では共通で実施)。同年代・課題意識が近い方と能力開発いただけるとともに、クラス後も続く強いつながりを築いていただけます。

    2025年度からは、2024年度の変更に加えて、各プログラムの必修科目および選択必修科目が変更されます(対象科目はこちらのページ上部の概要表を参照)。また、MBA(本科)入学後のセクション(学生生活をともにする同期コミュニティ)はプログラム別に設けられ、同年代・課題意識が近い方とより一層強固なネットワークを築いていただけます。

  • 別プログラムの優先科目は受けられないのでしょうか?

    別プログラムの優先科目も履修いただけます。ただし、別プログラムの優先科目を履修登録する際は、当該プログラムの学生の履修登録が完了した後に履修登録いただくことになります。詳細は、大学院入学時にご案内いたします。

  • 40歳以上で東京以外に住んでいる場合、EMBAのオンライン校以外に選択肢はないのでしょうか?

    EMBAのオンライン校以外にも選択肢はございます(例:TMBAの東京以外のキャンパスあるいはオンライン校所属)。

    プログラムは、基本的には年齢を基準に選んでいただくため、EMBAのオンライン校の所属を推奨いたします。一方で、ご自身の学びのニーズがTMBAに近い場合は、TMBA(最寄りのキャンパスあるいはオンライン校)に所属いただくことも可能です。その場合、志願理由を基に、ご希望のプログラムへの入学可否を判断させていただきます。

    なお、プログラム共通の科目はキャンパスでも開講されます。そのため、EMBAのオンライン校所属であってもキャンパスのクラスのご受講機会はございます。

  • プログラムは選択できるのでしょうか?また、どういう基準で選ぶと良いでしょうか?

    プログラムは選択可能です。しかし、基本的には年齢を基準に選んでいただくことをおすすめします。

    TMBAは20・30歳代、EMBAは40歳代以上に、それぞれのキャリアフェーズに対応した学びを提供しているためです。

    一般的に、20・30歳代は現場のリーダーとして、クリエイティビティやテクノロジーのビジネスへの実装力を体得し、新価値の創造を最前線でリードすることが求められます。

    一方、40歳代以上は、激しい環境変化に適応するための自己・組織変革力の習得やテクノロジーへ精通することで経営・マネジメントの一翼を担うことが求められます。

    このような年代ごとに求められる期待役割とその要件に応じて、各プログラムのカリキュラムは最適化されています。

    なお、個々の状況次第ではご自身の年齢と異なるプログラムを志願いただくことも可能です。その場合、志願理由を基に、ご希望のプログラムへの入学可否を判断させていただきます。

  • 「テクノベート」とは何ですか?

    「テクノベート」とは、テクノロジーとイノベーションを掛け合わせたグロービスの造語です。グロービスでは最新のテクノロジーを理解した上でイノベーションを起こし、次の10年を率いるリーダーを育てるために「テクノベートMBA」を提供しています。具体的には「経営の定石」「考える力」「人を巻き込む力」という既存のMBAプログラムで培う能力に加えて、「テクノロジーの定石」「テクノロジーで競争優位を築く力」「テクノロジーを使ったコミュニケーション/リーダーシップ能力」という新たな3要件を積み上げ、時代の要請に応える人材を育てることを意図しています。テクノベート関連の科目の内容については、こちらのページのカリキュラムマップ内の「テクノベート」領域の科目名をクリックしてご確認ください。