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オンラインMBAの特徴

「超集中状態」のなかで磨かれる言葉とアウトプット力

こんにちは、荒木です。

今回は、オンラインクラスの進め方(通学型とのちがい)についてお話ししたいと思います。

東京校に始まり、大阪、名古屋、仙台、福岡と通学型のキャンパスで学びを提供していたグロービスにとって「ネットを使ってクラスを行う」というチャレンジは未知のもの。

また、オンライン学習というのは、古くはe-Learningから、昨今のMOOCsに代表されるような動画視聴型学習というものまで、幅広く存在しますが、今回グロービスがチャレンジするのは、

「ライブで双方向の議論をしながら学びを深めていく」
という比較的新しいスタイルの学習方法です。

地域は、国内は北海道から沖縄まで、そしてマレーシア、ベトナムなど海外からの参加者も。

自宅からの方もいれば、オフィスから、はたまた営業車から(!)などの参加もあり、ネット環境を活かしてあらゆる場所から参加されています。

また、小さなお子さんを抱えたママも数名いらっしゃり、こういった方々が画面越しに同時に一緒に議論している姿を見ると、やはりオンラインならではのダイナミクスを感じます。

今後の可能性を考えるとワクワクしますね。
さて、私は通学型のクラスも行っていますが、よく聞かれるのは
「オンラインでどれくらい効果的に学べるのですか?」という質問です。

通学型というのはイメージしやすいと思いますが、それと比較して、オンラインで
「ライブ型双方向のディスカッション」と言われても、イマイチイメージが持てないものです。我々自身も、着手して初めて気付いたことも多くありました。

そこで、今回のブログでは、この段階(開講1ヶ月弱の初期段階)で発見した
"オンラインならではのポイント"を3つほど整理しておこうと思います。

■発見その1

最後まで「超集中状態」の90分。オンラインは、オンラインという特性も考慮して、1コマ90分として行っています。pict_02-300x204.jpg
(通学型は1コマ180分なので、半分の時間。)そして、この90分の密度が、異常に高い。
受講した感想としていつも聞くのは、「90分があっという間」だということです。
おそらく受講側の立場としては、「いつ当てられるか分からない」という緊張感や、頻繁にチャットで意見を述べなくてはならない機会があるので、集中を切らすことができないのだと思います。
それは私にとっても同じで、講師としても、受講生側のわずかなサインを見逃さないように、初めから最後まで超集中モード。飲み物に手を付ける暇もありません。
通学のクラスは3時間という長丁場なので、クラスにも起伏があります。
当然集中状態もあれば、多少リラックスした時間も必要。
しかし、オンラインの場合は、短時間かつオンラインという環境要因もあり、集中を余儀なくされます。イメージとしては90分間ダッシュし続ける、という感じでしょうか。
そのおかげで終わった後はぐったりですが、90分の間は、ものすごく学びが凝縮された時間を過ごせるのです。

■発見その2

「個人」としてのアウトプットが問われる
グロービスのクラスは、通学もオンラインも、事前に予習をしてくることが必須です。
クラスは、その予習をベースに「ディスカッション」を行う場になります。
ただ、オンラインが通学クラスと違うのは、グループディスカッションの機会がない(あるいは短い)こと。
これはシステム上の制約という理由もあるのですが、
通学クラスで行っている少人数形式のグループディスカッションは、ほぼ行いません。
その代わりに、個人でやってきた予習をそのまま発表する、というスタイルを取っています。
つまり、通学型であれば「グループで」仕上げたアウトプットをたたき台に議論するのに対して、
オンラインは「個人で」予習してきた題材がたたき台になるわけです。

たとえば、
「じゃあ、××さんの意思決定の結果をまとめた資料を見てみましょう。」
「この資料を踏まえて、この意思決定に対する意見をチャットで書き込んでください。」
こんな感じで、予習内容に対するツッコミを受けるわけですが、これは結構緊張感あると思います。
誰が当てられるか分からないので、当然中途半端な予習はできない、ということになります。
もちろん、フィードバックをする側も、指摘するポイントの良し悪しが個人ごとに明確にチャットに残りますので、こちらも真剣勝負。
このように、オンライン学習においては、「グループの意思決定」というダイナミズムが薄まる一方で、通常以上に「個」としての力が問われるようになります。
その結果として、オンラインクラスの準備度のクオリティは一段階上がります。
みんな気合いを入れてクラスに臨んできている様子がよく分かります。

■発見その3

「言葉」が磨かれる
当たり前ではありますが、オンラインでは「言葉」が唯一の表現方法です。pict_01-300x159.png
面と向かい合っていれば、いろいろな非言語コミュニケーションを通じたメッセージを発することができますが、オンラインは「言葉」がなければ何も伝わりません。
したがって、チャットもしかり、発言もしかり。どんな言葉を選んで自分の言いたいことを伝えるか ということがものすごく問われるわけです。
更に言えば、チャットであれ発言の機会であれ、オンラインの場では総じて「短縮化」の圧力がかかっています。

実際に参加してみれば分かりますが、オンライン上で長々と演説することはかなり心理的な抵抗があるのです。
通常の場では長々とプレゼンするような人も、オンラインではなぜか一様にコンパクト。
チャットもスペースの都合上、結論+αくらいしか書けません。
これは、トレーニングという観点で素晴らしいことだと思います。
限られた時間の中で、限られたスペースの中で伝えなくてはならないからこそ、最も適切でクリスタライズ(結晶化)された表現を考えるわけです。
そういう背景もあって、既にオンライン上のクラスでは、徐々にではありますが、端的な分かりやすい言葉がポンポンと飛び交っていきます。
もちろん初めはこのテンポに慣れない人もいるのも事実。

しかし、これをひたすら反復することによって、間違いなく「言葉」に対する感度は高まっていくのだろうな、と思っています。
ということで、ひとまずここまで気付いたオンラインの特徴を3点ほどあげてみました。
ちなみに、こういうことを書くと、
「私は個としての力も自信はないし、そのスピード感、ライブ感についていけないんじゃないか」と思う人がいるかも知れません。

大丈夫です。初めから自信がある人はいません。
むしろ、そういう「磨かれる前の原石」のような方ほど、こういう緊張感の高いところに身を置くことによる効果は大きいはずです。
さて、わがオンラインMBA、もし気になっている人がいたら、百聞は一見に如かず。
是非一度チャレンジを。

無料で体験できる場を数多く用意しています。イベントなどはこちらへどうぞ。
オンライン学習についてはまだ緒についたばかり。
これからも試行錯誤の繰り返しなので、また発見を都度まとめていきます。乞うご期待!

本当にオンラインで学べるのだろうか?-オンラインMBAのよくある疑問-

『クラスの中で絶対に発言できるのだろうか・・・』
『知識がないからレベルについていけないかもしれない・・・』

これは、グロービスで学び始めることを検討される多くの方持つ不安です。
そして、オンラインMBAであれば、ここに

『パソコンなどに詳しくない私が、そんなインターネット上のサービスを使いこなせるのだろうか・・・』
『必要機材の購入とか、インストールとか・・・果たして自分にできるのだろうか?』

という懸念が加わるケースもあるでしょう。

結論から言えば、心配ありません!
受講検討時には「本当に自分にできるのでしょうか・・・?」と悩んでいた方も、今ではオンライン上で楽しく学んでいます。

では、どうやってそのような気持ちを乗り越えていったのでしょうか?

仲間と学ぶからこそ、ついていける




 

まず、「クラスについていけるのか?」という疑問について答えていきます。

最初に言っておきたいのは、この手の新しい学びの機会では「誰もが気後れする」ということです。
初めから積極的に参加できる方はそれほど多くはありません。
不安を持つことは極めて自然なこと。
しかし、クラスは12コマあります。最初のうちは気後れして発言に躊躇していても、徐々に後半に進むにつれて慣れてくるものです。

また、「クリティカル・シンキング」や「マーケティング・経営戦略基礎」のような入り口で検討されるクラスは、比較的身近な題材が取り上げられます。
たとえば、「自分は〜業界に転職するべきか?」「レストランの待ち時間のクレームにどう対処すべきか?」など。業種こそ異なるかもしれませんが、イメージしやすい課題をベースに進めますので、「まったく手も足も出ない」という距離感を感じることはありません。

さらに、オンラインであっても、クラス終了後は、それぞれ好きなお酒やつまみを持ち寄って語り合う「オンライン懇親会(エア懇親会)」が行なわれます。その場を通じて、徐々に学んでいる仲間たちの思いが理解できるようになります。オンラインコラムイラスト2
そういう過程を経ると、多少の差はあれど、「同じような目線でスタートラインに立つ仲間」であることに気づくことになるかもしれません。

入り口のクラスでは「メンター」と呼ばれる先輩受講生たちが参加者の学びをサポートしてくれるのも、一つの特徴です。
講師や事務局に相談しにくい疑問などがあれば、いつでも気軽に相談できます。メンターも、同じような過程を経て学んできた先輩たちなので、親身になって答えてくれるはずです。

パソコンに対する特別なスキルは不要




 

では、もう一つの「パソコンで学ぶことでの懸念」について考えてみましょう。

これも、具体的に考えればそれほど悩む必要はありません。
必要な機材は2つだけ。
ネットに接続したパソコン(カメラ内臓型でなければ、外付けカメラも必要)と、ヘッドセットだけです。
ヘッドセットとはマイク付きのヘッドフォンですが、iPhoneなどに付属のマイク付きイヤホンでも十分機能します。

一度ログインしてしまえば、あとは基本動作は「挙手ボタンを押す」、「マイクに向かって発声する」、「チャットに書き込む」の3つだけです。その操作に戸惑うことはありません。
それでも「自分に対応できるのだろうか・・・」という人もいると思いますが、体験クラスでも、本番のクラスでも、必ず使用前には使用方法説明のオリエンテーションがあります。何かあれば、事前に慌てずに対処することができますのでご安心を。

ということで、「ついていけるのか?」「PCでちゃんと操作できるのか?」という代表的な疑問に対するお答えを整理してみました。

しかし、新しいことを始める時には「不安があって当然」という側面もあるでしょう。
過去を振り返ってみても、「新学年」「新しいバイト」「新しい職場」・・・何事にも自分が変わる前には不安がつきものです。
もし、オンラインMBAに対して同様の気持ちを抱いているのであれば、それは皆さん自身が「大きく変わるための準備」と言えるかもしれません。

「このような過程を経てきた実際の先輩受講生の声を聞いてみたい」、という方は、オープンキャンパスまで是非お越しください。
先輩たちのリアルなストーリーを聞くことができます。

そして・・・、何事も「百聞は一見に如かず」。
いろいろ悩む前に、一度クラスを体験してみてください。
それでは、皆さんをオンライン上でお待ちしております。

オンラインMBA責任者/荒木博行

知識を得るか、応用力を得るか? -オンラインでのスキルアップサービスの選び方-

最近身の回りでオンラインを通じた学習サービスが増えています。
たとえば語学学習はその典型かもしれません。
skype英会話のように双方向で学ぶものから、発音チェックサービス、ライティングチェックサービス、英単語アプリまで、ちょっと検索をしてみても、様々な形式があることに気づきます。
もしオンライン上で語学力を鍛えたいのであれば、「オンライン語学サービス」と一括りにするのではなく、まずは自分が「サービスを選ぶ軸」を考えておく必要があります。
「こういうサービスが流行っているから・・・」といって飛び着いても、本人にとってそれが適したサービスかどうかは別問題なのです。

そして、いうまでもなくビジネス上でのオンライン学習の世界も同様です。
ひとくちににオンライン学習といっても様々。
語学以上に変数は多く、そしてオンライン上のサービス提供形態も多岐に渡ります。
eラーニングや過去に撮影された動画を通じて学ぶものから、ライブ形式で対人で学びを深めていくものまで、そしてその中にも多くの細分化されたサービスが見つかるでしょう。

ではどうやって選んでいくべきでしょうか。
ここで、「サービスを選ぶ軸」を敢えて一つ挙げるとすれば、オンラインコラムイラスト1 ビジネス上に必要な「知識」を得たいのか
知識を活用しながら実際にビジネスを推進していくための「応用力」を得たいのか


ということにあると考えます。

知識を得たいのであれば、eラーニングでの反復演習や動画閲覧が適しているでしょう。
「いつでもどこでも」という利便性があるので、書籍のように手軽に必要な知識を得ることが期待できます。

一方で、

『顧客との商談の過程で、顧客の課題意識を適切に把握し、最も刺さる提案をしたい』
『社内の会議において、欠けている論点を見つけ出し、無理のない形で論点提示をしたい』
『上司との1時間の面談の中で、部内の問題点のすり合わせをしっかり行いたい』

というような「知識を超えた応用力」が求められている場面に直面しているのであれば、同じオンライン学習であっても、対人でのライブ型セッションが適しているでしょう。
まさに対人のライブ型セッションというものは、「限られた時間の中で対人の中で発揮される能力」を鍛えるためにあるからです。

そして、グロービスが提供するオンラインMBAというものは、eラーニングや動画視聴型のサービスとは異なり、対人でのライブ型サービスになります。
決められた時間に、同じような問題意識を持った人たちが、日本国内のみならず、全世界から集まってきます。
そういった人たちと、バーチャル上で会議をしているかのごとく、とあるテーマに対して自らのスタンスを取りながら意見を交わしていくのです。
どんな学びになるかは、その時、どういう発言が出るか次第、というライブ型ならではの刺激もあります。
だからこそ、参加者はその場の学びをより良いものにするために、真剣勝負で臨むわけです。

さて、もし皆さんがこのような学びの機会に興味があるのであれば、是非オンラインMBAのページをご覧ください。
そして、定期的に体験クラスや各種セミナーもやっていますので、一度この感覚を体感いただければと思います。

オンラインMBA責任者/荒木博行

ファイナンスの効果的な学び方とは?

こんにちは!グロービス教員の濱田です。
私は通学クラスおよびオンラインの両方で「ファイナンス基礎」を担当しています。
今回のコラムでは、この「ファイナンス基礎」というクラスでどんなことを学んでいるのか、さらにはオンラインならではの進め方や特色をご紹介できればと思います。 ■とっつきにくいファイナンスを理解するためにはコツがある

「ファイナンス基礎」では、「投資の意思決定」の考え方を学びます。もう少し平たく言えば、「会社のお金の使い方」、と言い換えてもいいかも知れません。
当たり前のことですが、企業も個人も、お金の貯め方だけでなく、使い方についても賢くならなくてはなりません。

しかし、よく日本企業は「お金を貯め込むばかりで使い方がうまくない」とか、難しい言葉で言うと「資本効率が低い」といったことが言われます。日本企業は、将来の成長を考えながら、もっと効果的・効率的な「お金の使い方」を考える力を持つ必要があります。
そのためには、私たち個人も、しっかりとした「ファイナンス」という概念に対する理解が重要になるのです。

そんな「会社のお金の使い方」を理解するために、この「ファイナンス基礎」というクラスでは、「投資をしようとしているモノの価値は一体いくらなのか」、そして「投資をすべきかどうかは一体どう判断すべきなのか」、といった考え方を学びます。

434107de3f46157aa5cfb58825d2d151_sしかし、「ファイナンス」や「投資」という言葉を聞くと、「自分の仕事には直接関係ない」、「専門家に任せておけばいいのでは」という反応をされる方が多いのも事実です。

確かに用語そのものは難しいものもあるでしょう。ただ、実際には、その本質はそれほど難しいものではありません。むしろ、我々が意識していないだけであって、ファイナンスにまつわる意思決定は日々あふれているのです。


したがって、まずファイナンスを学ぶ上で大事なことは、いきなりテクニカルな話に入らずに、身近な時事ネタなどと紐づけながら、ファイナンスの存在に気付き、その「面白さ」を体感することです。

そこでようやくファイナンスに対して興味を持てるようになった段階で、やや抽象的なファイナンス理論を具体事例とともに理解を深めていくことになります。ファイナンスを「分かる」ようになる段階です。そして最後は、自分の仕事でどうその理論を使うことができるようになるか、ということを具体的に考えることです。これを越えることにより、ファイナンスが「使える」ようになるわけです。

とっつきにくく感じられるファイナンスだからこそ、このように段階を経ながら、学習を進めていくことが大事なのです。

■オンラインで実現する学びの好循環

オンラインMBAの「ファイナンス基礎」は、上記の点を強く意識してクラスを設計しています。

オンラインではグループワークをあまり多用せず、まずは日々の時事ネタをクラス全体で議論し、深める時間に割いています。経済ニュースに限らず、スポーツ関連のニュース等、受講生から興味のあるニュースを挙げてもらい、ファイナンス理論で切っていくのです。受講生のみなさんもご自分の興味・関心のある内容なので、発言も活発になります。

さらにチャットも有用なツールです。声を出すとなると、構えて発言に気後れする方も中にはいますが、チャットだとリラックスして発言することができるようです。

そこまで来たら、次のステップは、理論の理解です。
抽象的な理論だけでは理解が進まないので、活用した具体的な時事ネタ等をベースに、クラスの中で発言やチャットを交わしながら理論の全体像をつかんでいきます。

オンラインは講師も受講生もお互いに丁寧に言語化することが前提になるため、抽象的な理論についても具体化しながら学びを深めていきます。
最初はM&A、ROE向上、株主還元といった旬の経済トピックについても意見が出なかった受講生が知らず知らずのうちに、ファイナンスの理論を頭に浮かべながら語り始めていきます。

そして最後に自らの企業活動におけるファイナンスの「使い方」を議論します。
今までは「ファイナンスは自分に関係ない」と思っていたような方も、自分の仕事と密接に繋げて考えることができるようになっている光景を目にすると、オンラインでの学びの効果に私も嬉しい驚きを覚えます。

このように、ファイナンスについて、まずは面白いかもしれないと感じ、そして興味を持った上で理屈を理解し、さらに自分の仕事を理論とつなげて考えるという「学びの好循環」に入る仕掛けを、オンラインでは設計しています。

一人でも多くの受講生のみなさんに、このオンライン版「ファイナンス基礎」を通じて、「面白い」「分かる」「できる」という学びの好循環を体感いただければ嬉しいです。
皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

※オンラインクラスにご興味をお持ちの方は、ぜひ一度、体験クラス(無料)にご参加ください。
※受講経験者の方は、受講生限定「オンライン体験会」へ。

「数字に強くなるには?」~仮説の再構築速度を速くする~

はじめまして。グロービス教員の溜田です。
私は、通学/オンラインク両方の形式で「ビジネス・アナリティクス」では、受講者1人ひとりが、自らの力で理解を深めやすい仕立てであることを実感しています。
今回はその一端をご紹介させていただきます。
■「数字で考える」力を養うには? b09d1aadc5dfd69999ecc90e97e44ab1_s
時折、ビジネスパーソン向け雑誌に組まれる「数字で考える」「数字に強くなる」タイプの特集記事がありますが、果たして、こういった記事を読むだけで、数字に強くなるものでしょうか?


当然、プロの方が書いているので、内容は分かり易く、読むと理解できた気になるかもしれません。でも、こういう記事が、時折組まれるという事自体、逆説的に言うと、力が中々身に付かないと思っている方が多い事を表しているのかもしれません。恐らく、記事を読むだけでは、数字に強くならないという事です。

そこで、グロービスでは、「数字で考える力」を養っていただくために、自らの手/目/頭/口を使って課題に取り組むことを重視しています。例えばですが、世の中に出回っているグラフや表を元に、「何かおかしいと思うところはないか」「何故そう思うのか」といった問いかけを繰り返しながら、実際に自分の目/頭を使って考えていただきます。単に頭で理解するだけでなく、演習での反復作業を通じて、数字を見る目を養う実践的な科目です。

■オンラインで数字力をどう鍛える?

特に、数字を理解する際には、まずは抽象的な論理を理解しないと前に進みません。その点を踏まえると、本質的にオンラインでの学び方が適している面が多いと考えます。今回は、その中から3点ほどオンラインならではのポイントをご紹介したいと思います。

1. 集中できる

ビジネス・アナリティクスのクラスにおいては、具体的なデータや資料を元に考えを組み立てていきます。そういう科目においては、教室にある大画面スクリーンに映し出されるデータや資料よりも、身近な画面に映し出された資料をベースに考えを深める方が、より集中して理解することが出来ます。オンラインクラスでは、まさにそのような形で、各自目の前のPC画面に、グラフや表を投影し、判断・議論をしていただくことになります。
このように、「目の前の情報だからこそ集中力が増す」というのは、オンラインの一つのメリットだと考えます。

2. 順を追って理解できる

時には、数式を扱うような難易度の高い課題にチャレンジすることもあります。
そういった際、オンラインクラスでは、受講生側の理解が着実に進むように、細かく「問い」を立て、かつ要所要所受講生全員の理解レベルを確認しながら、クラスを進めています。グループワークを敢えて使わずに、講師との双方向の議論を通じて学びを深めるスタイルであるため、受講生側は、順を追って理解を深めて行くことが出来る様になっています。

3. 講師を独り占めできる

質問が浮かべば、すぐにチャットで言語化したり、手を挙げて(実際には、挙手アイコンをクリックすることになるのですが)講師に質問を投げかけることが出来ます。もちろん、講師からの答えは、クラス全体で共有されるのですが、質問を投げかけている時は、あたかもTV電話で講師とマンツーマンで話している気分になることが出来ます。
個人1人当たりの発言量が、通学型のクラスよりも、3倍から5倍多くなっていることも、こういった個人授業的な雰囲気の表れだと考えます。

このようにオンラインクラスでは、TV電話越しに個人レッスンを受けている感覚で、クラスに臨み、自らの思考を深め、理解を推し進めることが出来る様になっています。

普段、数字に自信が無く、かつクラス全体で学習する環境では中々発言する勇気が持てない方でも、気軽に質問が出来るオンラインクラスを使って、数字に関する理解を深めてはいかがでしょうか。1人でも多くの方にご参加頂けることを楽しみにしております。

※オンラインクラスにご興味をお持ちの方は、ぜひ一度、体験クラス(無料)にご参加ください。
※受講経験者の方は、受講生限定「オンライン体験会」へ。

「自由にどこかに行けない人」にとってのオンラインMBA

こんにちは。グロービスで「人材マネジメント」という科目を担当する君島です。

「自由にどこかに行けない」こと。

これは、育児や介護中の方の1つの大きなストレスです。


私には4人の子どもがいます。小さい子どもには制約が付き物です。

どんなに仕事が溜まっていても時間になれば走って帰宅し、食事にお風呂に寝かしつけ、自分の時間は夜10時から。家を離れることはできませんし、友人と飲みにも行けません。育休中や休日も、外出範囲は限られます。自分の自由になることがあまりにも少ないのです。


おまけに、24時間好きに使える(ように見える)同僚と自分を比べると、どんなにがんばっても、遅れを取っている気がします。異動や転職をしたくても、自分の制約を思うと動き出せない・・・、そんな自己嫌悪に陥ることもあるのではないでしょうか。


私も2人目の育児中、毎日家にいる自分がつくづく嫌になり、焦る日々を過ごしました。あの頃の辛い気持ち、暗い毎日が、今でも手に取るように思い出されます。
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同じ志の仲間とリアルタイムでつながるSPOC形式のオンラインMBAは、そんな日々への1つの解決策です。毎週外出するのは無理でも、週に2、3日子どもを早めに寝かしつけ、21時から自宅のパソコンに向かうことであれば可能な方も多いのではないでしょうか。


いったんつながってみると、驚くほど障壁なく画面の向こうの仲間と話し合うことができます。次々と問いかけられ、チャットに書き込んだり、挙手ボタンを押したり、発言したりの連続で、あっと言う間に1時間半のクラスが終わります。画面の向こうの仲間に伝わるよう簡潔に発言しなくてはならないと、意見をまとめて話す癖も身に付きます。

1回1回の議論に鍛えられ、スキルアップの実感を得ることができるでしょう。

もし皆さんが育児や介護中などの理由で、学ぶことができない、という焦りを感じているのであれば、オンラインMBAを検討材料の一つに入れてみてください。刺激的な議論とともに、似たような環境にいる多くの仲間に出会えるはずです。

※オンラインクラスにご興味をお持ちの方は、ぜひ一度、体験クラス(無料)にご参加ください。

※受講経験者の方は、受講生限定「オンライン体験会」へ。

キーワードは『渇望感、多様性、女性』グロービス・オンラインMBAの特徴

こんにちは。グロービス教員の大嶋です。
通学クラス・オンラインクラスの両方を担当しております。オンラインではアカウンティング基礎を担当しました。

今回は、グロービス・オンラインMBAクラスの特徴、
なかでも、キーワードとして『渇望感、多様性、女性』をあげて紹介します。  1)学びへの渇望感 
「地方で働いているが学びたい」、「業務の都合上、平日夜・土日に通学できないが今後のキャリアを考えるとスキルアップしたい」、「育児などの理由で通学できないが、今のうちに自分を高めたい」といった理由から学びに飢えた受講生が集っています。

こうした想いをもった受講生は「折角の貴重な機会を無駄にしまい」と、予習はもとより講義でも集中して取り組み、積極的に発言をしてくれます。また、制約を持ちながら真摯に学ぶ姿はお互い良い刺激となり、「互いを尊敬しあい良く聞いて学び合おう」という学びのコミュニティが創り上げられます。

 2)多様性 4193fc5eb97bf6ca25f486b1251bdcb7_s
国内(札幌、高松、岡山、姫路、浜松など)はもとより海外(ケニア、インド、マレーシア、米国など)からの参加により、異業種、異部門、異文化、異立場の多様性のあるメンバーからの深い気付きが得られます。

オンラインクラスでは、グループワークをあまり使わない一方で、受講生の発言を中心に進行することから、発言の機会は多く、違った視点に触れる機会が大幅に増加します。クラス後の振り返りでも「○○さんの話が印象的だった」、「△△さんの経験談にハッとした」など多くの学びが得られています。
具体的にクラスでは、

"海外現法社長の考える重要な計数"、
"海外で起業した受講生の意識した財務数値"、
"大阪の経営者の実施した病院の損益分岐点分析"、
"高松で経営企画を担当する受講生のIR上重視する数値"、
"浜松で起業した社長のモニターしている管理会計"


など、異なる地域で異なる立場にある受講生が意見・経験を共有してくださり、とても深い学びに繋がっています。
クラス後の懇親会でも、各国・各地域の状況や特徴などが共有され、アカウンティング以外の気付きも多く得られました!

 3)女性の大活躍 
通学クラスと違って最も特徴的だったのが女性の積極的な参加です。通学のカネ系クラスでは女性比率10%に対し、発言占有率も10%程度ですが、オンラインでは女性比率20%で発言占有率は70%でした!

女性の鋭い視点、ユニークな見方、細やかな観察がクラスに新しい風を吹き込みました。例えば、「私であれば○○が大事と感じる」、「私であれば△△が気になる」といった、より広い視点や、見落としがちなポイントが共有され、クラスの深い気付きに繋がりました。

女性の発言が多かったことから、「何でそんなに発言できるの?」と数名の女性に聞いてみたところ、「遠慮なく講師と1対1のつもりで話すことができるから」、「オンラインでは場の雰囲気を気にせず発言のハードルが下がるから」とコメント頂いています。

以上、グロービス・オンラインクラスの3つの特徴、渇望感、多様性、女性についてご紹介ししました。皆さんも是非、体験クラスでこの特徴を体感してくださいね!

※オンラインクラスにご興味をお持ちの方は、ぜひ一度、体験クラス(無料)にご参加ください。
※受講経験者の方は、受講生限定「オンライン体験会」へ。

「教育×IT」の未来予想図:全11話連載完了しました

こんにちは。荒木です。

こちらでも何度か紹介していた「教育×ITの未来予想図」の連載コラムですが、先週の金曜日をもってようやく終了しました。

全11回を通じて、e-Learningの登場からMOOCの衝撃、スマホ学習など、「オンラインで学ぶ」ということの歴史と現状を紐解いています。 2fcc10d6c265f5a9f8461396f3bddfff_s

第1回 1000年変わらなかった教育業界が、今熱い!
第2回 MITの苦渋の決断がMOOCへの流れを作った
第3回 MOOC前夜: カーンアカデミーの衝撃
第4回 異才セバスチャン・スランのMoonshots
第5回 人工知能が支える「10万人教室」
第6回 教育の新たな可能性が見えてきた!
第7回 オンライン教育、理想と現実
第8回 MOOCは儲かるのか?
第9回 アダプティブ・ラーニングという新たな戦い
第10回 ゲーム感覚、コミュニティ意識は学びのスパイス
第11回 オンライン教育でリーダーは育つか?


そして、是非注目いただきたいのは第11話の「オンライン教育でリーダーは育つか?」というコラムです。
こちらには、グロービスが提供するオンラインMBAについて「SPOC」という手法に言及しながら説明しています。

もしこの新たな形態に興味がある方は、定期的に体験クラスや説明会、各種セミナーを開催していますので、いつでもお気軽にご訪問ください。

オンライン・オープンキャンパス/セミナー情報

では皆様にオンラインでお会いできることを楽しみにしています!

 

オンライン型授業と通学型授業の違いについて

現在、オンラインMBAでクリティカル・シンキングの講師を務めている島根です。

私はオンライン型、通学型、双方でクリティカル・シンキングの授業を担当しているので、この二つは「どう違うのか?」ということについて書きたいと思います。

グロービスの通学型授業はこれまで累計8万人が受講しており、その品質についてはあまり質問を頂くことがないのですが、「オンライン型も同じ品質ですか?」という質問はよく頂きます。pict_01

これまでオンライン型授業を担当して感じていることは「オンライン型も通学型も同じ品質の授業を提供できる」ということです。授業の有益度、レポート平均点、受講生のコメントや、私以外の講師の感想を踏まえて、自信を持ってお伝えすることができます。

ただし、授業の進め方に違いはあるので、主な違いをお伝えします。

※以下「オンライン型授業」とは、グロービスのオンライン型授業のことで「ライブ形式」で進めていきます。一般的なオンライン授業のイメージは、録画された動画を視聴するというものだと思いますが、形式が違います。 オンライン型授業は、チャットも活用したアウトプットの機会が多い

挙手ボタンを押して発言するということは通学型と変わりませんが、オンライン型ならではの機能として「チャット」があります。「この演習について、1分で考えをまとめてください」「チャットにあがった他の方の意見と自分の意見との違いは?」など、曖昧な考えを「はっきりと可視化する」ために、チャットを活用したアウトプットの機会が多くなります。

オンライン型授業の受講生からは「90分があっという間だった」という声をよく聞きます。緊張感があり、かつ楽しい授業をオンライン型でも提供することができます

オンライン型授業は、グループワークよりも受講生の題材を多く活用する

通学型授業では、授業時間の1/3-1/4程度はグループワークを行い、多様な意見に触れたり、意見をまとめていくことをトレーニングの一つと位置付けています。
オンライン型授業は、システムの特性からグループワークよりも、受講生が授業前にアップした課題をピックアップして、これを元にディスカッションをすることを多くしています

また、授業中に発表したい方を募り、その場で受講生が課題をアップロードして、全員でディスカッションすることもあります。このように、数多く他の方の考えに触れることができ、考えの幅を広げることができます

オンライン型授業ならではの、ネットワークの築き方がある

オンライン型でも、勉強会(skype, Google hangouts、等)やエア懇親会(授業後、PCの前で乾杯!)を開催しています。海外からの参加者、ご家庭の授業でなかなか時間を作ることができない方もいるので、全員が参加できる状況ではありませんが、先輩受講生からのアドバイスをもらいながら、各クラスで様々な工夫をしています

pict_02私の担当したクラスでは、授業開始の10分程前にログインをして、自己紹介をし合ったり、facebookでグループを作って日々交流を深めたり、集まれる人でリアル懇親会をしたりと、一人ひとりが積極的に行動をしています。同じ地域に住んでいる方が、直接会って勉強会をした、という報告も受けました。遠距離恋愛のように、普段会えないからこそ相手のことを知りたい、という思いが強くなるのかもしれません(私の私見です...)。

以上、オンライン型と通学型の違いをお伝えしましたが、オンライン型授業の雰囲気を感じてみたい方はぜひ,「オープンキャンパス」へご参加ください。一般的なオンライン型授業とグロービスのオンライン型授業の違いを体感できると思います。

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