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【4連載】「制約をメリットにかえる: 逆転の発想」第3回

こんにちは、芹沢です。


オンラインクラスを最高の学びの場にするには、オンラインがもつ制約をデメリットと考えるのではなく、発想をかえて制約をメリットにかえること。今回は2つめの特徴である「集中力と発言数が格段に向上する」について考えてみましょう。 ■集中力と発言数が格段に向上する

オンラインクラスは、一人離れた場所から参加するので「集中力が維持できるのか?」という疑問をお持ちかもしれません。しかし実際の受講生の声を聞くと、「通学クラス以上に集中する(正確には、集中せざるをえない)」という感想が圧倒的に多いです。



まず、いつ講師からコールドコール(指名)されるかわからないので、ヘッドホンからの質問や発言を聞き逃すまいという緊張感を持たざるを得ません。また、「チャット」(講師の質問に対して、受講生が自分の考え方を打ち込む機能)をつうじて、講師の問いに1分とか2分という短い時間のなかで自分の考えを言語化しなければなりません。

思考のスピードとそれを言語化するスピード、その両方が同時に求められます


これだけでも相当鍛えられるのは想像できるでしょう。
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講師からの問いにクィックに答えていくという流れが繰り返されるので、受講生も、初めはとまどいもありましょうが、次第にそのスピード感にも慣れてきます。質問のたびにほとんどの受講生が挙手ボタンを押している感じです。
なかにはその流れに乗り遅れまいと、挙手してから答えを考えるという受講生も出てくる始末です(笑)。

1月期のわたしのOBHクラスでは、1クラス(90分)あたりの受講生の発言数は60と、通学クラスの約倍を記録しました。



このハイテンションのため、クラスが終わってもすぐには寝つけないという受講者もいるようです。しかしそれもポジティブにとらえる姿勢がオンライン受講生には備わってます(笑)。すぐに寝つけないなら振り返りの言語化をその日のうちに終えてしまおうといった具合に。


「なぜそんなにアップが速いの?」と聞いてみると、
「寝つけないから(笑)」に加え、
「早く見てもらいたいという気持ちが強いから」という答えでした。
「距離の遠さは、人からの承認欲求をも高めるのか?」これまた新たな発見でした。


「距離の遠さが、人の欲求をもかえる!」

次回はこんな視点から、オンラインの3つめの特徴についてご紹介します。

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