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2015年

リーダーという立場に立つ前に読んでおきたい3冊

スポーツ界において、「名選手、名監督にあらず」という言葉があります。
たとえ選手として優れていたとしても、監督として優れていることにはならない、ということです。
そして、これはビジネスにおいても同様。
プレイヤーとしてはバリバリ業績もあげていたにもかかわらず、チームを持った途端に、チームメンバーから反発を受け、チーム運営が立ち行かなくなる・・・。そんなケースは至る所に見受けられるのではないでしょうか。

怖いのは、プレイヤーとして優秀であればあるほど「なんでもできてしまう」というブランドイメージが自他共についてしまうことです。
担当者とリーダーは延長線上にはありません。
スポーツで言うならば、野球とサッカーくらい違うかもしれません。
にもかかわらず、「野球ができるから、サッカーもできるだろう」と思われてしまうし、自分でもそう思ってしまう。ここに悲劇の始まりがあります。

ではどうすべきか?
その答えは極めてシンプルで、「リーダーになる前にできるだけ準備をしておくこと」。
それ以外にありません。
ということで、今回は、リーダーになるための心の準備、ということで、お勧めの3冊をご紹介したいと思います。


メンバーの才能を開花させる技法


あまり有名な本ではありませんが、名著です。51R-uqQ1JHL._SX338_BO1,204,203,200_
この本では、リーダーを、「増幅型リーダー」と「消耗型リーダー」の2つに分類しています。

増幅型リーダーとは、部下の才能が最大限活かし、結果として部下の能力が「増幅」していくマネジメントを行うタイプです。
部下の隠れた能力を見出し、機会を通じてその能力を引き出し、その成長を支えていく。課題は最終的に「その当人が解決できる」ということを信念においている。しかし、ただ「人当たりがいい」だけでなく、結果には厳格であり、ベストを尽くすことを大前提とする。
こんなリーダーのことを「増幅型リーダー」と呼びます。

他方で、消耗型リーダーとは、その対極です。
つまり、「今できない人間はこれからもできるようになるはずがない」と考え、「問題を解決できるのは、自分しかいない」と思い込んでいる。重要な意思決定は自分が行い、メンバーには細部に至るまで命令を下し、全てのことを「支配」しなければ気が済まない。
結果的にメンバーはあたかも組織の「部品」であるかのように感じてしまい、疲弊し、やがては消耗する・・・。

怖いのは、自分自身がプレイヤーとしての自信が高ければ高いほど、「消耗型リーダー」に陥ってしまう可能性が高いということです。
「この仕事のクオリティは自分でないと出せない・・・」
「他のメンバーは信用できない・・・」
「自分で全部やらなくちゃ・・・」
というマインドセットになりがちな人は、仕事の充実感はあるかもしれませんが、ひょっとしたら「消耗型リーダー候補」かもしれません。
気になる方、是非この本でチェックしてみましょう。


自分の小さな「箱」から脱出する方法


この本は知る人ぞ知る名著。71g0DkP4VIL
これほど「人との向き合い方」を分かりやすく書いてある書籍はないかもしれません。
この本では、「自分は正しくて、相手が間違っている」というものの見方をしている状態を、「箱に入った状態」と呼びます。
一旦「箱」に入ってしまうと、相手がどれだけ正しいことをやろうが、物事が歪んで見えてきます。
自分がやっていることは、全て「正当化」しようとする。
相手がやっていることは、全て批判の対象となる。

一旦誰かが「箱」に入ると、その相手もやがては「箱」に入っていきます。「自分はこれだけ頑張っているのに、相手が理解してくれない・・・」
こうして「箱」に入った者同士、いい関係が築けるはずがありません。
お互いの「人間観」が歪んできて、一人の人間ではなく、「だらしない生き物」くらいにしか見えなくなってくるのです。

大事なことは、「箱」から出て、相手を一人の人間として見ること。
「偉そうなことを言っているこの自分だって、強く見せかけているだけで、いろんな誘惑に負けるし、気分屋だし、大事なことをごまかそうともする弱い人間じゃないか」
そこから物事をスタートしない限りは、先に進むはずがないのです。
これは、同僚や部下に対してもそうですが、上司に対してもそうだし、夫婦関係や子供に対しても同じです。
誰だって「一人の人間」として見られていなければ、「自己正当化」したくなるのです。

ここで書かれていることは、極めてシンプルなことですが、人の上に立つ人間として、しっかり理解しておきたいことです。
リーダー、リーダー候補のみならず、全てのビジネスパーソンにお勧めしたい1冊です。


27歳からのMBA グロービス流 リーダー基礎力10

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営業力をさらに伸ばしたい時に読む3冊

「当初は全く買う気がなかったにもかかわらず、営業担当者の説明を聞くうちに買ってしまった・・・」

そのような経験をお持ちの方、結構いらっしゃいますよね?

そういう時、「あの人は営業力がある」というような表現をよく使いますが、ひとくちで「営業力」といっても奥が相当深いはず。
単なる口八丁手八丁のような「トークが上手」というだけではありませんし、「交渉上手」というだけでもないでしょう。
では、この「営業力」の正体は一体何なのでしょうか?

今回は、その奥深い「営業力」の本質を考えるための書籍を3冊ほどご紹介したいと思います。

1)なぜハーバード・ビジネス・スクールでは営業を教えないのか?

ハーバードビジネススクールを卒業した著者が、世界中の営業力の優れた人に関して取材した内容をまとめた書籍です。41Yr9B7QYsL-210x300.jpg

では、この著者の調査の結果として判明した「優秀なセールスマンの資質」はどのようものかを見てみましょう。

それは、

「共感力」「自我」を兼ね備えている

ということ。

つまり、顧客に耳を傾けてその頭の中を理解する、という力と、何度断られてでも成約にこぎつけるという自我の強さが重要だということです。
この2つは、どちらかだけを持っていてもダメです。
共感が強すぎれば、単なる良い人で終わってしまう。
自我が強すぎれば、強烈な押しの強さはあるが、嫌われる。
したがって、バランスが何よりも大事なのです。

では、その「バランス」というのはどの辺が落とし所なのでしょうか?
どうやったらバランスを取ることができるようになるのでしょうか?

いろいろな疑問は湧いてきますが、この本には以下のような身も蓋もないコメントも引用されています。

「営業は教えてできるものじゃないんです。だって、自分がいつも考えていることや、生きざまそのものが問われる仕事ですから。」

確かに、「共感と自我のバランスをとれ」だとか、それこそ「営業は断られてからが勝負だ!」ということを「教える」ことはできます。
しかし、その教えを実践できるかどうかは、究極的にはその人の「生きざま」次第。
そこには理屈だけでは片づけられない領域が存在します。

「なぜハーバードビジネススクールでは営業を教えないのか?」という表題に対する答えは、この辺にあるのかもしれません。

ちなみに、原題(米国版)は「Life's a pitch」(=人生は売り込みだ!)。
理屈を超えた「営業人生論」を感じたかったら、おススメの一冊です。

2)人を動かす、新たな3原則

こちらは、「ハイ・コンセプト」や「モチベーション3.0」などで有名な、ダニエル・ピンクの書籍です。

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ちなみに本書の原題は、「To sell is Human」訳せば、「セールスは人なり」
自己啓発的な印象を持つ邦題とは全く異なる深いタイトルです。

この本においてダニエル・ピンクは、セールスに必要な特性として、以下3つを定義しています。

同調(Attunement) 浮揚力(Buoyancy) 明確性(Clarity)

英語で見れば「ABC」という韻を踏んでいますが、日本語だと語呂もよくないですし、そもそもよく意味がわかりませんね(笑)

ここでいう「同調」とは、先ほどの「なぜハーバードは~」にある「共感力」、そして「浮揚力」とは、同じく「自我」に近いものです。
やはり、他者を理解する力と、ポジティブさや挫けない心の強さは、営業において何よりも大事なこと。
この辺りは前書との共通点です。

他方で、この書籍は最後に「明確性」というものが加わっています。
明確性とは、「相手が見えていなかった状況を明らかにして、置かれた状況を理解できるようにする能力」のこと。
「問題発見力」、「問題提示力」と言えるかもしれません。

人の心を動かすために重要なのは、他人の問題を「解決」する能力よりも、問題を「発見」する能力なのである。 かつて、優秀なセールスパーソンは疑問に「答える」ことに長けていた。現在、優秀なセールスパーソンは、「訊ねる」ことが得意でなくてはならない。可能性を明らかにし、隠れた論点をあぶりだし、思いもよらない問題を見つけ出すということだ。

といった言葉は、この「明確性」をわかりやすく説明していると思います。
つまり、単に相手に同調・共感するだけではなく、相手が見えない課題を提示してあげられるかどうか。
確かにこの力は大事ですね。

3)営業力

そして、最後は、田坂広志先生の書籍。41GRCSAD8NL._SX322_BO1204203200_-205x300.jpg
タイトルは、そのままずばり、「営業力」です。

これ以上ストレートなタイトルはないでしょう。
この本では、営業に関する行為の一つひとつの意味合いが、田坂先生独特の世界観の中で語られます。

この本では、冒頭に、田坂先生が「営業力」という問いに対して答えてくれています。

もし私が、「営業力とは何か」と問われれば、答えは、一言です。 人間と組織を売り込む力。 それが「営業力」です。

すべての企業や会社も、最初は実績も商品も何もないところから、始まるわけです。
最初にあるのは「人」だけ。その人が語る夢に共感してくれる顧客がいて、初めてビジネスがスタートする。
したがって、営業の原点には、商品やサービスの前に、「自分自信を売り込む」ということがあるわけです。

振り返ってみれば、オンラインMBAのサービスも同じでした。
オンラインを通じて「ライブでMBAを学ぶ」というコンセプトは、実績もなければ目に見えるモノもない。ゼロからのスタートです。
今でこそ受講経験者がいろんなところで語っていただいてますが、当時は「自分たちのコトバを信じてもらうしかない」という状況だったわけです。
だからこそ、サービス開始当初に受講を決めていただいたお客様のことは忘れませんし、「人間と組織を売り込んだ」という経験は大切な経験になっています。

さらに、田坂先生は、この「営業力」という本の中において、

もし我々がプロフェッショナルの「営業力」を身につけたいと思うならば、やはり「商談」において、この「技術」と「心得」の両方を身につけなければなりません。

と語ります。

3冊を通して語られていること

我々は「技術」は学べるかもしれませんが、ここでいう「心得」というものは、経験を通じて磨き上げていくしかないのかもしれません。

そして、結局のところ、3冊を通して語られてきた

「営業とは生きざまそのものが問われる仕事」 「セールスは人なり」 「営業とは人間と組織を売り込む力」

という言葉は、表現こそ違えど、「営業は小手先のテクニックではない。全人格の勝負なのだ」、ということに気づかせてくれます。
この人間味あふれる勝負の奥深さを理解している人こそ、真のセールスパーソンと言えるのかもしれません。

もし営業において壁にぶつかったら、これらの本を手にとってみて、営業の「心得」に思いを馳せてみてはどうでしょうか?
そして、「理屈」の部分を深めたかったら、「クリティカル・シンキング」や「マーケティング・経営戦略基礎」あたりがおススメです!

グロービス経営大学院 教員/荒木博行

オンラインMBAの体験クラス&説明会

自宅からでも参加できるオンラインの体験クラスは常時開催しています。
是非一緒に悩み、考え、議論しながら、学びを深めていきましょう。

本当にオンラインで学べるのだろうか?-オンラインMBAのよくある疑問-

『クラスの中で絶対に発言できるのだろうか・・・』
『知識がないからレベルについていけないかもしれない・・・』

これは、グロービスで学び始めることを検討される多くの方持つ不安です。
そして、オンラインMBAであれば、ここに

『パソコンなどに詳しくない私が、そんなインターネット上のサービスを使いこなせるのだろうか・・・』
『必要機材の購入とか、インストールとか・・・果たして自分にできるのだろうか?』

という懸念が加わるケースもあるでしょう。

結論から言えば、心配ありません!
受講検討時には「本当に自分にできるのでしょうか・・・?」と悩んでいた方も、今ではオンライン上で楽しく学んでいます。

では、どうやってそのような気持ちを乗り越えていったのでしょうか?

仲間と学ぶからこそ、ついていける




 

まず、「クラスについていけるのか?」という疑問について答えていきます。

最初に言っておきたいのは、この手の新しい学びの機会では「誰もが気後れする」ということです。
初めから積極的に参加できる方はそれほど多くはありません。
不安を持つことは極めて自然なこと。
しかし、クラスは12コマあります。最初のうちは気後れして発言に躊躇していても、徐々に後半に進むにつれて慣れてくるものです。

また、「クリティカル・シンキング」や「マーケティング・経営戦略基礎」のような入り口で検討されるクラスは、比較的身近な題材が取り上げられます。
たとえば、「自分は〜業界に転職するべきか?」「レストランの待ち時間のクレームにどう対処すべきか?」など。業種こそ異なるかもしれませんが、イメージしやすい課題をベースに進めますので、「まったく手も足も出ない」という距離感を感じることはありません。

さらに、オンラインであっても、クラス終了後は、それぞれ好きなお酒やつまみを持ち寄って語り合う「オンライン懇親会(エア懇親会)」が行なわれます。その場を通じて、徐々に学んでいる仲間たちの思いが理解できるようになります。オンラインコラムイラスト2
そういう過程を経ると、多少の差はあれど、「同じような目線でスタートラインに立つ仲間」であることに気づくことになるかもしれません。

入り口のクラスでは「メンター」と呼ばれる先輩受講生たちが参加者の学びをサポートしてくれるのも、一つの特徴です。
講師や事務局に相談しにくい疑問などがあれば、いつでも気軽に相談できます。メンターも、同じような過程を経て学んできた先輩たちなので、親身になって答えてくれるはずです。

パソコンに対する特別なスキルは不要




 

では、もう一つの「パソコンで学ぶことでの懸念」について考えてみましょう。

これも、具体的に考えればそれほど悩む必要はありません。
必要な機材は2つだけ。
ネットに接続したパソコン(カメラ内臓型でなければ、外付けカメラも必要)と、ヘッドセットだけです。
ヘッドセットとはマイク付きのヘッドフォンですが、iPhoneなどに付属のマイク付きイヤホンでも十分機能します。

一度ログインしてしまえば、あとは基本動作は「挙手ボタンを押す」、「マイクに向かって発声する」、「チャットに書き込む」の3つだけです。その操作に戸惑うことはありません。
それでも「自分に対応できるのだろうか・・・」という人もいると思いますが、体験クラスでも、本番のクラスでも、必ず使用前には使用方法説明のオリエンテーションがあります。何かあれば、事前に慌てずに対処することができますのでご安心を。

ということで、「ついていけるのか?」「PCでちゃんと操作できるのか?」という代表的な疑問に対するお答えを整理してみました。

しかし、新しいことを始める時には「不安があって当然」という側面もあるでしょう。
過去を振り返ってみても、「新学年」「新しいバイト」「新しい職場」・・・何事にも自分が変わる前には不安がつきものです。
もし、オンラインMBAに対して同様の気持ちを抱いているのであれば、それは皆さん自身が「大きく変わるための準備」と言えるかもしれません。

「このような過程を経てきた実際の先輩受講生の声を聞いてみたい」、という方は、オープンキャンパスまで是非お越しください。
先輩たちのリアルなストーリーを聞くことができます。

そして・・・、何事も「百聞は一見に如かず」。
いろいろ悩む前に、一度クラスを体験してみてください。
それでは、皆さんをオンライン上でお待ちしております。

オンラインMBA責任者/荒木博行

知識を得るか、応用力を得るか? -オンラインでのスキルアップサービスの選び方-

最近身の回りでオンラインを通じた学習サービスが増えています。
たとえば語学学習はその典型かもしれません。
skype英会話のように双方向で学ぶものから、発音チェックサービス、ライティングチェックサービス、英単語アプリまで、ちょっと検索をしてみても、様々な形式があることに気づきます。
もしオンライン上で語学力を鍛えたいのであれば、「オンライン語学サービス」と一括りにするのではなく、まずは自分が「サービスを選ぶ軸」を考えておく必要があります。
「こういうサービスが流行っているから・・・」といって飛び着いても、本人にとってそれが適したサービスかどうかは別問題なのです。

そして、いうまでもなくビジネス上でのオンライン学習の世界も同様です。
ひとくちににオンライン学習といっても様々。
語学以上に変数は多く、そしてオンライン上のサービス提供形態も多岐に渡ります。
eラーニングや過去に撮影された動画を通じて学ぶものから、ライブ形式で対人で学びを深めていくものまで、そしてその中にも多くの細分化されたサービスが見つかるでしょう。

ではどうやって選んでいくべきでしょうか。
ここで、「サービスを選ぶ軸」を敢えて一つ挙げるとすれば、オンラインコラムイラスト1 ビジネス上に必要な「知識」を得たいのか
知識を活用しながら実際にビジネスを推進していくための「応用力」を得たいのか


ということにあると考えます。

知識を得たいのであれば、eラーニングでの反復演習や動画閲覧が適しているでしょう。
「いつでもどこでも」という利便性があるので、書籍のように手軽に必要な知識を得ることが期待できます。

一方で、

『顧客との商談の過程で、顧客の課題意識を適切に把握し、最も刺さる提案をしたい』
『社内の会議において、欠けている論点を見つけ出し、無理のない形で論点提示をしたい』
『上司との1時間の面談の中で、部内の問題点のすり合わせをしっかり行いたい』

というような「知識を超えた応用力」が求められている場面に直面しているのであれば、同じオンライン学習であっても、対人でのライブ型セッションが適しているでしょう。
まさに対人のライブ型セッションというものは、「限られた時間の中で対人の中で発揮される能力」を鍛えるためにあるからです。

そして、グロービスが提供するオンラインMBAというものは、eラーニングや動画視聴型のサービスとは異なり、対人でのライブ型サービスになります。
決められた時間に、同じような問題意識を持った人たちが、日本国内のみならず、全世界から集まってきます。
そういった人たちと、バーチャル上で会議をしているかのごとく、とあるテーマに対して自らのスタンスを取りながら意見を交わしていくのです。
どんな学びになるかは、その時、どういう発言が出るか次第、というライブ型ならではの刺激もあります。
だからこそ、参加者はその場の学びをより良いものにするために、真剣勝負で臨むわけです。

さて、もし皆さんがこのような学びの機会に興味があるのであれば、是非オンラインMBAのページをご覧ください。
そして、定期的に体験クラスや各種セミナーもやっていますので、一度この感覚を体感いただければと思います。

オンラインMBA責任者/荒木博行

意思決定に悩んだ時に見たい映画3本

こんにちは、グロービス・オンラインMBA荒木です。
前回は「コミュニケーション力を高めたい時に読みたい3冊」というテーマで書籍の紹介をしましたが、今回は「意思決定に悩んだ時に見たい映画」というタイトルでお話しします。

リーダーであるかどうかにかかわらず、意思決定というものはついてきますよね。

お客さんからの無理難題に対してどう応えるべきか?
3人の採用候補者のうち、どの1人を選ぶべきか?
今、自分は異動届けを出すべきかどうか?

悩みの大小の差こそあれ、私たちは日々意思決定を重ねている、といっても過言ではありません。

そして、意思決定で何が難しいかと言えば、必ずしもロジカルに割り切れるものではないところにあります。
人と人が作用し合う経営の中において、「感情」という捉えどころのない要素も大事なファクターになりますし、もっと言えば「時の運」みたいな正体不明なものもかかわってきます。
結局、何が正しい意思決定なのか、ということを事前に理解することは不可能であるとも言えるでしょう。
だからこそ、「意思決定」はどんな時であっても私たちを悩ませ続けるし、そして同時に「少しでもその能力を高めたい」というモチベーションが湧き続ける分野でもあるのかもしれません。

さて、今回はそんな「意思決定」を追求するための映画を3本ほど。
敢えて「経営」という領域から離れた映画をピックアップしてみました。
まだ見たことがなければこの機会に是非どうぞ!

1.「八甲田山」






実際に1902年に起きた「八甲田山雪中行軍遭難事件」をテーマにした映画です。914pBfRDxaL._SL1500_
この事件は、参加者210名中199名が死亡、そのうち6名は救出後に死亡という大惨事です。
Wikipediaによると、「日本の冬季軍事訓練における最も多くの死傷者が発生した事故であるとともに近代の登山史における世界最大級の山岳遭難事故」とのことで、その惨事の様子を克明に描いた映画です。

この映画では、実際に行軍に成功した部隊と、失敗して遭難した部隊の2つを対比する形で描かれているのですが、失敗した方についてはまさに「意思決定でよくありがちな落とし穴」にハマるシーンが各所で見ることができます。
例えば、雪中行軍ということの情報収集を十分にせず、その特性を理解しないままに、「組織の理屈ありき」で行軍のプランや体制が決まってしまう、というようなことはその典型です。

「あの部隊には負けられない・・・」
「どうせやるのであればこの目的もついでに・・・」
「せっかくならばこの部隊も一緒に・・・」

こうした思惑がないまぜになり、そしてその思惑が最優先され、結果的にはよく分からない組織体制やプランが組まれることになります。
そして、「そもそも雪山というのがどういうものか」、「本来どのように臨むべきなのか」という考察や分析は二の次、三の次なのです。

「戦う場を十分に理解しないまま、組織の都合だけで勝負に出る」

というこの姿は、ビジネスでもよくある負け戦のパターンに通じます。

そして、映画での1シーン。
追いつめられたこの部隊は、崖の雪山斜面を登る、という無謀な意思決定を行うわけですが、このシーンはもう言葉になりません。
体力尽きて崖から次々に落ちていく隊員達・・・。
しかし、この崖という難関をクリアした隊員たちには新たな悲劇が待ち受けています。
死力を尽くして登ったその先には、希望が見えるのではなく、ただただ無情にも次の真っ白な極寒の世界が広がるだけなのです。
何とか登った先で感じるこの絶望感は、筆舌しがたいものがあります。改めて「意思決定」の重要さを感じさせるシーンです。

この他にも、組織のあり方、現場でのリーダーシップの発揮方法、トップの下につくミドルの役割・・・などなど、ビジネスに置き換えて考えられるシーンがいくつも出てきます。
リーダーの意思決定の本質を考える上で、是非「自分がこの当事者の立場だったらどういう意思決定をするだろうか?」という視点で見ていただきたい作品です。

2. 「ハンナ・アーレント」






ドイツ系ユダヤ人の哲学者であるハンナ・アーレントを描いた作品です。71UybwRa5rL._SL1131_
ミニシアター系の映画で小規模の上映だったにもかかわらず、満員が続き、当初からかなりの話題になった映画。
テーマとしてはナチス・ドイツのアイヒマンの裁判に関する話であり、ややもすると難解なテーマなのですが、テーマに対する知見がある、なしにかかわらず、見た人すべてに深く考えさせる作品になっています。

この作品のメッセージは、アーレントがこの映画の最後に発する8分間の名演説に凝縮されています。
そのメッセージとは、

「考えを放棄した人間は、気付かぬうちに悪の根源になる」

ということです。

つまり、

「なぜこうなっているのか?」
「なぜこれをやる必要があるのか?」

といった根源的な問いを忘れた「惰性の意思決定」を続けていると、結果的に無意識に破滅に至ることになる、ということです。

私たちは往々にして「組織の要請」に基づいて、深く考えることのないままに意思決定をしてしまうことがありますよね。
「まあ仕方ない、ここで何か考えても無駄だ」
「どうせ今までもやってきたことだ」と。
しかし、悪意を持った意思決定以上に、この思考停止の姿勢こそが危険なのだということを、この映画は気付かせてくれます。

実はこの話は先に紹介した「八甲田山」の意思決定においても根底に流れているテーマでもあります。
上官の指示に対して、思考停止のまま言葉を飲み込むリーダー。
結果的にはこういった些細な「惰性の意思決定」の積み重ねが、取り返しのつかない悲劇を生むことになるのです。

考えることを放棄しない「思考の粘り強さ」こそが何よりも重要なことである、ということに気付かせてくれる一本です。

3. 「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」

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コミュニケーション力を高めたい時に読む3冊

こんにちは。オンラインMBA荒木です。
前回のコラム(「ビジネス書を読むときに意識したい3つのポイント」)では、ビジネス書の読み方についてまとめましたので、これからはその続編ということで、何回かに分けて具体的なお薦め書籍をご紹介したいと思います。

今回のテーマは、誰もが悩む「コミュニケーション」についてです。

ちゃんと話しているつもりなのに、うまく話が伝わっていない・・・ メールがなぜか「上から目線」と言われて批判を受ける・・・ 感情的になってしまい、ちゃんとした議論ができない・・・

このようなもどかしさ、おそらく一度ならずとも感じたことがあるのではないかと思います。

そして、そんなもどかしさを感じた時、手に取りたくなる本というのは、堅苦しくなく、教科書っぽくないもの。
それでいてちょっとしたヒントを与えてくれるもの・・・ではないでしょうか。

ということで、今回は「コミュニケーション」をテーマに、敢えて比較的軽く読める「やわらかめ」な本を3冊選んでみました。
それではどうぞ!

1.あなたの話はなぜ「通じない」のか






この本は私が教鞭をとる「クリティカル・シンキング」を受講してくださる方にもお勧めしている一冊です。41oywjKsDSL._SX350_BO1,204,203,200_
コミュニケーションに必要なスキルやテクニックなどが満載。

『考えるスタートは、「問い」の発見だ。問題が与えられたら、私たちはすぐ、「答え」を探そうとする。(略)でも、正解のない問題を自分で考えたいなら、まず、「問い」を探すことだ。』


なんていう素晴らしい一節もあったり。

そんなお持ち帰り盛りだくさんなこの本の中でも、僕が一番強調したいのは、第4章にある「共感の方法」です。
例えば、相手が自分の文章を十分に読まないままリアクションしてくるような時、ありますよね。
こちらが丁寧に書いているにもかかわらず、素っ頓狂な返信メールをしてくる・・・。そんな時、「ちゃんと読めよ」とこちらも言い返したくなります。でも、それでは話は前に進みません。お互いの感情がささくれ立つばかり。
この本では、そういう場面に対して、このようなアプローチを勧めています。

『もう一度、「この人が本当に言おうとしていることはどういうことか」をつかむ気持ちで、相手のメールをじっくり読んでみよう。 そう。「相手にもう一度読め」ではなく、「自分の方がもう一度読む」のだ。想像力を働かせて相手の思考、想いに、いったん寄り添ってみよう。 嫌だろうけど、分かるけれど、「相手の読解力に頼る」より、「自分の読解力に頼る」方が確実だ。』


そうなんです。相手に「読め」と期待するのではなく、自分がもう一度相手の文章を読む。そして、相手の思いを読む・・・。
こんな負の感情が高まっているときほど、ロジカルな「論破モード」のスイッチを入れるのではなく、「共感モード」のスイッチを入れなくてはなりません。
こういうスイッチの切り替えができないと、折角身に付けたスキルやテクニックが全く逆方向に作用してしまうんですよね。もったいない。

この本では、コミュニケーションのスキルとともに、こういったコミュニケーションに対する心のありようなどを教えてくれる良書です。
是非多くの人に読んでいただきたい一冊。

2.20歳の自分に受けさせたい文章講義






さて、次は「文章の書き方」についての本。31QfJVEjrDL._SX306_BO1,204,203,200_
タイトルは「20歳の・・・」となっていますが、年齢は全く関係ありません。
何を隠そう、僕が現在文章を書く際においても貴重な参考材料とさせていただいている本でもあります。

さて、書くことについて、胸を張って「自信がある」と言い切れる人はあまり多くはないでしょう。
僕自身、物を書く際は、短いコラムであれ、書籍のような長文であれ、ひとしきりもだえ苦しみ、「脳みその中身をそのまま言葉にしてくれるデバイスがあれば必ず買うのに!」という類の余計な妄想が必ず入り、「時間を掛けた挙句にこの程度の文章か!」と自己突っ込みを入れ・・・というお約束の紆余曲折を経てようやく形になっていきます。

文章力を高めたい、スピードアップしたい、というのは僕の切実な願いでもあります。
そんな願いに対して、力を与えてくれるのがこの書籍です。超使えるスキルが満載。
一例を引用して紹介しましょう。

『書き手の側も聴覚的なリズムを気にする前に、「視覚的リズム」を考えなければならない。 視覚的リズムとは何か? 分かりやすく言えば、文字や句読点が並んだ時の、見た目の気持ちよさだ。 本屋さんでぱっと本を開いた瞬間、ネットのブログ記事を見た瞬間、受け取ったメールを開いた瞬間。 読者はこの一瞬で「なんか読みやすそう」「なんか読みづらそう」を判断している。視覚的で、直感的な判断だ。 (中略) 「視覚的なリズム」は、ぼくは大きく次の3つによって生まれるものだと思っている。 ①句読点の打ち方 ②改行のタイミング ③漢字とひらがなのバランス 読みやすく、しかもリズミカルな文章を作るためには、いずれも大切な要素である。』


実は、このような文章の基本動作を教えてくれる実用書、あまりないのですよね。
そういう意味で、この本は大変重宝しています。お薦め!

3.心を揺さぶる語り方 -人間国宝に話術を学ぶ-

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ビジネス書を読むときに意識したい3つのポイント

こんにちは。グロービス・オンラインMBA荒木です。

さて、そろそろ夏本番。夏休みだからこそ、たまった積読(つんどく:未読書)をまとめてよみたい!という方も多いのではないかと思います。ffcd87c53fc02edfd5667b95bafc9d59_s
しかし、自分の読書法に自信を持っている人、意外に少ないのではないでしょうか?
もちろん本の読み方は最終的に人それぞれでいいと思いますが、「これだけは!」という3点を整理してみました。
この夏、机の上の積読に向き合う前に、まずは本の読み方そのものを意識してみましょう!

ということで、ビジネス書の読み方を3点ほどご紹介します。




1.合わない本は早めに見切りを付ける


一度買ったら最初から最後の1ページまで読み切る、という読み方をする人は、勉強熱心な方ほど多い気がします。
もちろん丁寧に読み切るというのは決して悪いことではないのですが、たまたま手に取ってしまった「自分に合わない本」まで時間を掛けて丁寧に読む必要はありません。
「折角買ったのだからもったいない」という気持ちは分かります。
しかし、お金以上にもったいないのは、我々の「貴重な時間」です。
「この本はキツい」と思ったら、「さっさと諦める」。「斜めに読んでおく」。「大事だと思ったところだけつまんでおく」。
そんな感じでもいいのです。そして、もしその本が本当に良い本なのであれば、その本の意味が分かるようになったタイミングでまた読めばいい。

念頭に置いておかなくてはならないのは「過去に支払ったお金より、これから過ごす時間の価値」の方が重要だということでしょう。
無理して最初から最後まで同じ力を掛けて読む必要はないのです。




2.ベストセラーよりもロングセラーを選ぶ


皆さんは本を選ぶ時、どのような選び方をしているでしょうか?
勉強熱心な方ほど、「今売れているから・・・」、とか「Facebookで友達の間で話題になっていたから・・・」、というケースが散見されます。

もちろん、純粋に流行を理解する、話題にキャッチアップする、という目的で選ぶならばいいでしょう。
しかし、言うまでもなく、その時のベストセラーが必ずしも今の自分にとって良い本とは限りません。
そもそも、ベストセラーというものは、内容とは関係ないところでの「書籍マーケティングの巧拙次第」といった側面もあるので、必ずしも質を保証するものではありません。
そして、本当に良い本だとしても、今の自分の問題意識に合致しているかどうかはまた別問題です。
本屋で平積みになっていたり、ネットで紹介されている中で、誘惑にかられる気持ちはよく分かります。
しかし、一度冷静に立ち止まって考えたいものです。
「この本は今の自分にとってどのような意味があるのだろうか?」 そして、「どうせ読むのであれば、本棚に前から眠っている別の本の方が良くないか?」と。

よく「ベストセラーよりロングセラーを」ということが言われます。
いわゆる古典的なロングセラーは、見栄えとして新鮮味に欠けるかもしれません。
しかし、同時にロングセラーは、多くの著者の批判的な視点に耐えてきた、という事実もあります。
打率は間違いなく高まるでしょう。
もし何らかの指標を頼るならば、「その瞬間的なの売れ行き」に目を奪われるのではなく、「売れている期間の長さ」に着目した方がいいかもしれません。




3.読んだ冊数にこだわらない


そして、最後のポイントが、「冊数の呪縛」です。
よく「毎月何冊読んでいるんですか?」という質問を受けますが、冊数そのものはあまり意味がありません。
「読み終わったけれども何が書いてあるのかさっぱり覚えていない」という本を増やしても仕方ないからです。
大事なことは、冊数にこだわるより前に、「読んだ本からの持ち帰り」を増やすこと。

・その本から得たことは一体何だったのか?
・その本から引用できる文章があるとするならばそれは何か?
・本を踏まえて自分が変えるべきポイントがあるとするならばそれは何か?

そういった「問い」を自分に問いかけ、自分なりに答えを出しておくことが何よりも重要です。
もし読書時間を1時間使うとした場合、55分は読書に使うとしても、5分程度は問いかけに向き合う時間にあててみてください。それにより読書の冊数は減ることになるかもしれませんが、読書効果は間違いなく高まるはずです。

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オンラインMBA生、あすか会議に初参加!

こんにちは。オンラインMBAの荒木です。

さて、年1回の恒例イベントとなっています「あすか会議」、今年も参加してきました。



あすか会議とは、グロービス経営大学院の教育理念である、能力開発、ネットワーク、志を培う場を継続的に提供することを目的として、グロービスのMBAプログラムの学生・卒業生、講師、政治家、経営者、学者、メディアなどを招待して開催するカンファレンスです。

あすか会議に参加したいために、グロービスの門を叩く方もいるくらいの人気イベント。
今回でもう11回目となりましたが、私にとって今回のあすか会議は「オンラインMBA生が初めて参加する」という意味において、とても特別な場となりました。

それでは、あすか会議におけるオンラインMBA生の活躍を写真で追いかけてみましょう。

まず、1000人近い在校生や卒業生、登壇者が集まるディナーパーティーでは、壇上に上がっていただき、オンライン生を代表して石川さんにご挨拶をしていただきました。

 

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この人数を目の前にしての堂々たるプレゼンテーション。
やはりオンラインを通じて培われたコミュニケーション力、精神力はさすがです(笑)

そして、学長の堀や事務局、関係者含めて記念撮影。

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緊張感高い壇上の場を終えて、安堵の面々。
さんざん議論してきた間柄であっても、実はこの場が「初対面」という方もいらっしゃいます。

その後、夜はナイトセッションということで、少人数形式の議論の場になりましたが、私はせっかくなので「オンライン教育の可能性」というテーマで、オンラインMBAの手法なども含めて今後の教育の在り方を通学型の皆さんと議論しました。

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90分という時間があっという間。
改めてオンライン上のコミュニケーションの可能性を感じた議論の場になりました。

翌朝のパワーモーニングでは、オンラインMBA生がその魅力を語る場を作りました。
通学型の方との議論を通じて、オンラインMBAのあり方を深めていただいたようです。

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これ以外でも、現場ではかなりオンラインMBAについて聞かれる機会が多く、徐々に皆さんに浸透しつつあるのかな、という手ごたえを感じました。
(興味を持った方、是非体験してみてくださいね。)

オンラインMBAでは、どれだけ人的ネットワークや志を醸成できるのか?というご質問をたまに受けますが、このあすか会議のような場は、分かりやすい一つの答えになると思います。
今回参加されたオンラインMBAの皆さんは、その距離感を超えて、大いに親交を広げ、そして深められたのではないかと思っています。

気持ちは早いですが、来年のあすか会議ではまた一人でも多くのオンライン生の方にお会いできればと思っています。

それではまた!

ファイナンスの効果的な学び方とは?

こんにちは!グロービス教員の濱田です。
私は通学クラスおよびオンラインの両方で「ファイナンス基礎」を担当しています。
今回のコラムでは、この「ファイナンス基礎」というクラスでどんなことを学んでいるのか、さらにはオンラインならではの進め方や特色をご紹介できればと思います。 ■とっつきにくいファイナンスを理解するためにはコツがある

「ファイナンス基礎」では、「投資の意思決定」の考え方を学びます。もう少し平たく言えば、「会社のお金の使い方」、と言い換えてもいいかも知れません。
当たり前のことですが、企業も個人も、お金の貯め方だけでなく、使い方についても賢くならなくてはなりません。

しかし、よく日本企業は「お金を貯め込むばかりで使い方がうまくない」とか、難しい言葉で言うと「資本効率が低い」といったことが言われます。日本企業は、将来の成長を考えながら、もっと効果的・効率的な「お金の使い方」を考える力を持つ必要があります。
そのためには、私たち個人も、しっかりとした「ファイナンス」という概念に対する理解が重要になるのです。

そんな「会社のお金の使い方」を理解するために、この「ファイナンス基礎」というクラスでは、「投資をしようとしているモノの価値は一体いくらなのか」、そして「投資をすべきかどうかは一体どう判断すべきなのか」、といった考え方を学びます。

434107de3f46157aa5cfb58825d2d151_sしかし、「ファイナンス」や「投資」という言葉を聞くと、「自分の仕事には直接関係ない」、「専門家に任せておけばいいのでは」という反応をされる方が多いのも事実です。

確かに用語そのものは難しいものもあるでしょう。ただ、実際には、その本質はそれほど難しいものではありません。むしろ、我々が意識していないだけであって、ファイナンスにまつわる意思決定は日々あふれているのです。


したがって、まずファイナンスを学ぶ上で大事なことは、いきなりテクニカルな話に入らずに、身近な時事ネタなどと紐づけながら、ファイナンスの存在に気付き、その「面白さ」を体感することです。

そこでようやくファイナンスに対して興味を持てるようになった段階で、やや抽象的なファイナンス理論を具体事例とともに理解を深めていくことになります。ファイナンスを「分かる」ようになる段階です。そして最後は、自分の仕事でどうその理論を使うことができるようになるか、ということを具体的に考えることです。これを越えることにより、ファイナンスが「使える」ようになるわけです。

とっつきにくく感じられるファイナンスだからこそ、このように段階を経ながら、学習を進めていくことが大事なのです。

■オンラインで実現する学びの好循環

オンラインMBAの「ファイナンス基礎」は、上記の点を強く意識してクラスを設計しています。

オンラインではグループワークをあまり多用せず、まずは日々の時事ネタをクラス全体で議論し、深める時間に割いています。経済ニュースに限らず、スポーツ関連のニュース等、受講生から興味のあるニュースを挙げてもらい、ファイナンス理論で切っていくのです。受講生のみなさんもご自分の興味・関心のある内容なので、発言も活発になります。

さらにチャットも有用なツールです。声を出すとなると、構えて発言に気後れする方も中にはいますが、チャットだとリラックスして発言することができるようです。

そこまで来たら、次のステップは、理論の理解です。
抽象的な理論だけでは理解が進まないので、活用した具体的な時事ネタ等をベースに、クラスの中で発言やチャットを交わしながら理論の全体像をつかんでいきます。

オンラインは講師も受講生もお互いに丁寧に言語化することが前提になるため、抽象的な理論についても具体化しながら学びを深めていきます。
最初はM&A、ROE向上、株主還元といった旬の経済トピックについても意見が出なかった受講生が知らず知らずのうちに、ファイナンスの理論を頭に浮かべながら語り始めていきます。

そして最後に自らの企業活動におけるファイナンスの「使い方」を議論します。
今までは「ファイナンスは自分に関係ない」と思っていたような方も、自分の仕事と密接に繋げて考えることができるようになっている光景を目にすると、オンラインでの学びの効果に私も嬉しい驚きを覚えます。

このように、ファイナンスについて、まずは面白いかもしれないと感じ、そして興味を持った上で理屈を理解し、さらに自分の仕事を理論とつなげて考えるという「学びの好循環」に入る仕掛けを、オンラインでは設計しています。

一人でも多くの受講生のみなさんに、このオンライン版「ファイナンス基礎」を通じて、「面白い」「分かる」「できる」という学びの好循環を体感いただければ嬉しいです。
皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

※オンラインクラスにご興味をお持ちの方は、ぜひ一度、体験クラス(無料)にご参加ください。
※受講経験者の方は、受講生限定「オンライン体験会」へ。

「数字に強くなるには?」~仮説の再構築速度を速くする~

はじめまして。グロービス教員の溜田です。
私は、通学/オンラインク両方の形式で「ビジネス・アナリティクス」では、受講者1人ひとりが、自らの力で理解を深めやすい仕立てであることを実感しています。
今回はその一端をご紹介させていただきます。
■「数字で考える」力を養うには? b09d1aadc5dfd69999ecc90e97e44ab1_s
時折、ビジネスパーソン向け雑誌に組まれる「数字で考える」「数字に強くなる」タイプの特集記事がありますが、果たして、こういった記事を読むだけで、数字に強くなるものでしょうか?


当然、プロの方が書いているので、内容は分かり易く、読むと理解できた気になるかもしれません。でも、こういう記事が、時折組まれるという事自体、逆説的に言うと、力が中々身に付かないと思っている方が多い事を表しているのかもしれません。恐らく、記事を読むだけでは、数字に強くならないという事です。

そこで、グロービスでは、「数字で考える力」を養っていただくために、自らの手/目/頭/口を使って課題に取り組むことを重視しています。例えばですが、世の中に出回っているグラフや表を元に、「何かおかしいと思うところはないか」「何故そう思うのか」といった問いかけを繰り返しながら、実際に自分の目/頭を使って考えていただきます。単に頭で理解するだけでなく、演習での反復作業を通じて、数字を見る目を養う実践的な科目です。

■オンラインで数字力をどう鍛える?

特に、数字を理解する際には、まずは抽象的な論理を理解しないと前に進みません。その点を踏まえると、本質的にオンラインでの学び方が適している面が多いと考えます。今回は、その中から3点ほどオンラインならではのポイントをご紹介したいと思います。

1. 集中できる

ビジネス・アナリティクスのクラスにおいては、具体的なデータや資料を元に考えを組み立てていきます。そういう科目においては、教室にある大画面スクリーンに映し出されるデータや資料よりも、身近な画面に映し出された資料をベースに考えを深める方が、より集中して理解することが出来ます。オンラインクラスでは、まさにそのような形で、各自目の前のPC画面に、グラフや表を投影し、判断・議論をしていただくことになります。
このように、「目の前の情報だからこそ集中力が増す」というのは、オンラインの一つのメリットだと考えます。

2. 順を追って理解できる

時には、数式を扱うような難易度の高い課題にチャレンジすることもあります。
そういった際、オンラインクラスでは、受講生側の理解が着実に進むように、細かく「問い」を立て、かつ要所要所受講生全員の理解レベルを確認しながら、クラスを進めています。グループワークを敢えて使わずに、講師との双方向の議論を通じて学びを深めるスタイルであるため、受講生側は、順を追って理解を深めて行くことが出来る様になっています。

3. 講師を独り占めできる

質問が浮かべば、すぐにチャットで言語化したり、手を挙げて(実際には、挙手アイコンをクリックすることになるのですが)講師に質問を投げかけることが出来ます。もちろん、講師からの答えは、クラス全体で共有されるのですが、質問を投げかけている時は、あたかもTV電話で講師とマンツーマンで話している気分になることが出来ます。
個人1人当たりの発言量が、通学型のクラスよりも、3倍から5倍多くなっていることも、こういった個人授業的な雰囲気の表れだと考えます。

このようにオンラインクラスでは、TV電話越しに個人レッスンを受けている感覚で、クラスに臨み、自らの思考を深め、理解を推し進めることが出来る様になっています。

普段、数字に自信が無く、かつクラス全体で学習する環境では中々発言する勇気が持てない方でも、気軽に質問が出来るオンラインクラスを使って、数字に関する理解を深めてはいかがでしょうか。1人でも多くの方にご参加頂けることを楽しみにしております。

※オンラインクラスにご興味をお持ちの方は、ぜひ一度、体験クラス(無料)にご参加ください。
※受講経験者の方は、受講生限定「オンライン体験会」へ。

仕組みでヒトを動かす:「人材マネジメント」という概念

こんにちは。グロービスで「人材マネジメント」という科目を担当する君島です。

前回は育児や介護中の方がオンラインMBAを学ぶ意義についてお伝えしましたが、今回は私が担当している「人材マネジメント」という科目について説明したいと思います。



さて、突然ですが、どうして皆さんは、スキルアップしたいと思うのでしょう?
それは、皆さん個々人に成長願望があるから、だけではありません。おそらく組織や周囲の人々が皆さんに成長を求めているから、という側面もあるのではないでしょうか。

皆さんの組織では、どんな人が高く評価されますか?
自ら新しいことを学ぼうとする人、リーダーとして周囲を率いていける人、広い視野を持って方向性を打ち出せる人・・・。このような「評価される人材」になるためにスキルアップを目指している、という一面もあるはずです。
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組織は、私たちを動機づけ、努力させるために、評価や報酬などの人事制度を使って、組織が求める人材になるよう、私たちに働き掛けています。
評価、報酬、組織構造、組織文化など、「仕組み」の力を使えば、多くの人を動かすことができるのです。
こうした「仕組み」でヒトを動かすことを学ぶ科目が、「人材マネジメント」です。

「人事制度」というと、自分に関係ない、人事部門かトップの考えることと思われがちですが、「人材マネジメント」の概念は、私たち皆の判断や行動を左右している、とても身近なもの なのです。

オンラインの「人材マネジメント」の授業では、通学クラスで行うようなグループワークが少ない分、より「あなただったら?」「あなたの組織では?」と個人個人に問いかけられる機会が増えます。その問いに対して、各自が自分の考えをチャットに書き、仲間からコメントが付く、濃密なやり取りを通じて、自分の視野に広がりを感じられるようになります。

クラス後には、各回の学びを自分の組織に引き寄せて考えていただきます。きっと、自分がどう動かされているのかにも、気づきがあることでしょう。

オンラインのクラスには、このように、自分自身の考えを深めることができる環境があります。この環境を利用して、多くの方に自分の組織の「仕組み」を考える機会にしていただきたいと思います。オンラインMBAの「人材マネジメント」でお待ちしています!

※オンラインクラスにご興味をお持ちの方は、ぜひ一度、体験クラス(無料)にご参加ください。
※受講経験者の方は、受講生限定「オンライン体験会」へ。

「自由にどこかに行けない人」にとってのオンラインMBA

こんにちは。グロービスで「人材マネジメント」という科目を担当する君島です。

「自由にどこかに行けない」こと。

これは、育児や介護中の方の1つの大きなストレスです。


私には4人の子どもがいます。小さい子どもには制約が付き物です。

どんなに仕事が溜まっていても時間になれば走って帰宅し、食事にお風呂に寝かしつけ、自分の時間は夜10時から。家を離れることはできませんし、友人と飲みにも行けません。育休中や休日も、外出範囲は限られます。自分の自由になることがあまりにも少ないのです。


おまけに、24時間好きに使える(ように見える)同僚と自分を比べると、どんなにがんばっても、遅れを取っている気がします。異動や転職をしたくても、自分の制約を思うと動き出せない・・・、そんな自己嫌悪に陥ることもあるのではないでしょうか。


私も2人目の育児中、毎日家にいる自分がつくづく嫌になり、焦る日々を過ごしました。あの頃の辛い気持ち、暗い毎日が、今でも手に取るように思い出されます。
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同じ志の仲間とリアルタイムでつながるSPOC形式のオンラインMBAは、そんな日々への1つの解決策です。毎週外出するのは無理でも、週に2、3日子どもを早めに寝かしつけ、21時から自宅のパソコンに向かうことであれば可能な方も多いのではないでしょうか。


いったんつながってみると、驚くほど障壁なく画面の向こうの仲間と話し合うことができます。次々と問いかけられ、チャットに書き込んだり、挙手ボタンを押したり、発言したりの連続で、あっと言う間に1時間半のクラスが終わります。画面の向こうの仲間に伝わるよう簡潔に発言しなくてはならないと、意見をまとめて話す癖も身に付きます。

1回1回の議論に鍛えられ、スキルアップの実感を得ることができるでしょう。

もし皆さんが育児や介護中などの理由で、学ぶことができない、という焦りを感じているのであれば、オンラインMBAを検討材料の一つに入れてみてください。刺激的な議論とともに、似たような環境にいる多くの仲間に出会えるはずです。

※オンラインクラスにご興味をお持ちの方は、ぜひ一度、体験クラス(無料)にご参加ください。

※受講経験者の方は、受講生限定「オンライン体験会」へ。

オンライン教育でリーダーシップは開発できるのか?

こんにちは。グロービス教員の竹内です。
通学/オンライン両方で「リーダーシップ開発と倫理・価値観」のクラスを担当しています。



受講者1人ひとりが「いかにしたらリーダーとして成長できるか」を考えていく本講座のオンラインクラスでは、一体どんな進め方をしているのか、今回はその一端をご紹介しましょう。



「経験」「内省」「言語化」~リーダーシップの実践的な学び方



「リーダーシップを学ぶ」というと、一般には「優れたリーダーとはどんな人なのか」を研究していくイメージがあります。たとえば「ジャック・ウェルチはどんなリーダーシップによってGEを変革したのか」とか「日産のカルロス・ゴーンはいかにして日産のV字回復を実現したのか」等々を考察するわけです。
そうした優れたリーダーのことを勉強しても、ただ批評しているだけでは、自身のリーダーシップが高まるとは限りません。



私たちは、ウェルチでもゴーンでもありません。自身のリーダーシップを開発するには、そのまま真似をするのではなく、それぞれのおかれた状況にあわせ「自分らしいリーダー像」を描く必要があります。
ポイントは、自分が職場で実際にリーダーシップを発揮する場面で、どう振る舞ったらよいのかがイメージできるか。そのためには、学びを自分の「経験」と結びつけ、具体的なシーンを想起し、場面場面で自分は何ができていて、何ができていないのかを「内省」し、習得すべきことを意識に刻み込むべく、しっかりと「言語化」しておくことが肝要です。 オンラインクラスのアドバンテージ



矢継ぎ早に出される講師からの問いかけに応じ、各受講者が次々に発言を重ねていき、それぞれの学びをチャットで言語化していくオンラインのクラスは、上述のポイントをおさえた学び方にフィットしています。
以下3点ほどオンラインクラスの利点を補足しておきます。



1.個としての発信力が鍛えられる


クラス全体でのディスカッション中心のオンラインクラスでは、1人ひとりの発信力が試されます。グループワークでの準備体操なしの"本番一発勝負"。いい意味での緊張感の中、リーダーとして自分のことをいかに語れるか、発信力が養われます。



2.意識の高い仲間からの刺激が得られる



多様な受講者が集まっているのがオンラインクラスの特徴です。地方都市で営んでいる家業の承継者の悩みから、グローバル企業の海外赴任先でのローカル人材のマネジメントまで、リーダーシップの課題も人それぞれ。時間と場所の制約を克服して学ぼうという意識の高いメンバーばかりなので、1人ひとりの発言に対し、お互いの成長を意識したフィードバックが交わされます。
リーダーシップ開発の第一歩は自分を知ること。
そのために自己を相対化して理解するための絶好の環境がオンラインクラスにはあります。



3.内省~言語化を高密度で繰り返せる



節目節目で学びを自分に引き寄せ、チャットで言語化し共有し、それについて更にコメントし合うというパターンができてくると、言語化のスピードとレベルがあがっていきます。自身のリーダー行動を描写する表現が充実していくのに比例して、リーダーシップの精度を自覚的に高めていけるようになります。



このようにオンラインクラスでは、「話して書いて、書いて話して」という営みを高密度で繰り返すことで、学びを各自の「経験」と結びつけ「内省」し「言語化」することが強く促されるのです。



世界で活躍する多様な仲間との対話を通じ、自己理解を深め、自分らしいリーダーシップのあり方を明確化していく「リーダーシップ開発と倫理・価値観」のオンラインクラス。1人でも多くの方にご参加頂けることを楽しみにしております。

※オンラインクラスにご興味をお持ちの方は、ぜひ一度、体験クラス(無料)にご参加ください。

※受講経験者の方は、受講生限定「オンライン体験会」へ。

AERA特集記事から考える人脈の価値

こんにちは、荒木です。
AERAの2015年6月1日号における「日本を変える最強の人脈」という特集で、グロービスが紹介されました。

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「ビジネスは人脈で動く」というコンセプトで、人脈形成をしやすい環境の事例として、マッキンゼーや楽天、リクルートのような企業とともにグロービス経営大学院も紹介されています。



記事の中では、グロービス経営大学院の主な卒業生として、20名弱の方々が紹介されていました。90837ea86a7aca37f63e560ec280ef08_s
グロービス経営大学院が輩出している数多くの卒業生の中でここに紹介されている方はほんの一部ではありますが、改めて本当に素晴らしい方々が卒業されているんだなと感慨深く思います。

 

さて、記事においては「こういった人脈があれば、ビジネスチャンスが広がる」という事例が多く紹介されていました。
しかし、こういう人脈における忘れてはならないもう一つの側面があると思います。

それは「当たり前の基準作り」という観点です。

私たちビジネスパーソンが大きく飛躍していくために大事なこと。それは、いきなり何か壮大なチャレンジをし始めることではありません。
むしろ、目の前の一日一日をどうやって密度濃く過ごしていくか。日々の小善の積み重ねこそが大事だと思います。
多くの素晴らしいビジネスリーダーと接していて感じることは、彼らの一日の過ごし方における「当たり前の基準が高い」ということです。

つまり、
「こういうことをやって当然」
「こういう姿勢で取り組んで当然」
「ここまで深く考えて当然」
・・・というように、一つひとつのアクションに対する標準値が高いわけです。

たとえば、平均的な人が「1」という基準で1日を過ごすのに対して、ある人は「1.2」の基準で過ごし続けたとしましょう。
1日の差はたかだか0.2だけの差ですが、これが365日積み重なれば、それだけでも2ヶ月以上の差がついてしまう。
つまり、この1日の「当たり前の基準」というのは短期間で埋めがたい差を生み出すのです。

しかし、この当たり前の基準というのは、相対比較において徐々に形成されていくものです。よほどストイックな人でない限りは、個人だけの力で適切な基準を作ることは難しいでしょう。

だからこそ、「基準を高く設定している人々」の間に身を置いてみることが大事になってきます。
そういう人の傍にいて、その人が日々何をしているのか、どういう姿勢で取り組んでいるのか、どういう目つきで取り組んでいるのか。それを身近に感じてみる。
まだ自分自身の基準が不明確な人にとっては、そのリアリティが何よりも重要です。

「長い時間をともに過ごしている5人」の平均が、今と未来の自分を作っている

という記事が過去にありました。
いかに人生で成功するかというのは、どんな人と一緒に過ごすかということに関わっている」ということを述べたものです。
この内容の真偽のほどは分かりませんが、「どういう人脈の中に自分の身を置くべきなのか」、ということを考えさせてくれる記事だと思います。

さて、私たちの身の回りには、「自分の当たり前の基準が高めてくれる人」がどれくらいいるでしょうか?
その人とどれくらいの頻度で接することができているでしょうか?

もしそこに一抹の不安を感じるのであれば、一度グロービスを覗いてみる価値はあるかもしれません。
物理的に通えない人は、是非オンラインMBAへ。
オンラインMBAはまだスタートしたばかりではありますが、もう既に多くの「当たり前の基準の高い人たち」が集まってきていますので。

キーワードは『渇望感、多様性、女性』グロービス・オンラインMBAの特徴

こんにちは。グロービス教員の大嶋です。
通学クラス・オンラインクラスの両方を担当しております。オンラインではアカウンティング基礎を担当しました。

今回は、グロービス・オンラインMBAクラスの特徴、
なかでも、キーワードとして『渇望感、多様性、女性』をあげて紹介します。  1)学びへの渇望感 
「地方で働いているが学びたい」、「業務の都合上、平日夜・土日に通学できないが今後のキャリアを考えるとスキルアップしたい」、「育児などの理由で通学できないが、今のうちに自分を高めたい」といった理由から学びに飢えた受講生が集っています。

こうした想いをもった受講生は「折角の貴重な機会を無駄にしまい」と、予習はもとより講義でも集中して取り組み、積極的に発言をしてくれます。また、制約を持ちながら真摯に学ぶ姿はお互い良い刺激となり、「互いを尊敬しあい良く聞いて学び合おう」という学びのコミュニティが創り上げられます。

 2)多様性 4193fc5eb97bf6ca25f486b1251bdcb7_s
国内(札幌、高松、岡山、姫路、浜松など)はもとより海外(ケニア、インド、マレーシア、米国など)からの参加により、異業種、異部門、異文化、異立場の多様性のあるメンバーからの深い気付きが得られます。

オンラインクラスでは、グループワークをあまり使わない一方で、受講生の発言を中心に進行することから、発言の機会は多く、違った視点に触れる機会が大幅に増加します。クラス後の振り返りでも「○○さんの話が印象的だった」、「△△さんの経験談にハッとした」など多くの学びが得られています。
具体的にクラスでは、

"海外現法社長の考える重要な計数"、
"海外で起業した受講生の意識した財務数値"、
"大阪の経営者の実施した病院の損益分岐点分析"、
"高松で経営企画を担当する受講生のIR上重視する数値"、
"浜松で起業した社長のモニターしている管理会計"


など、異なる地域で異なる立場にある受講生が意見・経験を共有してくださり、とても深い学びに繋がっています。
クラス後の懇親会でも、各国・各地域の状況や特徴などが共有され、アカウンティング以外の気付きも多く得られました!

 3)女性の大活躍 
通学クラスと違って最も特徴的だったのが女性の積極的な参加です。通学のカネ系クラスでは女性比率10%に対し、発言占有率も10%程度ですが、オンラインでは女性比率20%で発言占有率は70%でした!

女性の鋭い視点、ユニークな見方、細やかな観察がクラスに新しい風を吹き込みました。例えば、「私であれば○○が大事と感じる」、「私であれば△△が気になる」といった、より広い視点や、見落としがちなポイントが共有され、クラスの深い気付きに繋がりました。

女性の発言が多かったことから、「何でそんなに発言できるの?」と数名の女性に聞いてみたところ、「遠慮なく講師と1対1のつもりで話すことができるから」、「オンラインでは場の雰囲気を気にせず発言のハードルが下がるから」とコメント頂いています。

以上、グロービス・オンラインクラスの3つの特徴、渇望感、多様性、女性についてご紹介ししました。皆さんも是非、体験クラスでこの特徴を体感してくださいね!

※オンラインクラスにご興味をお持ちの方は、ぜひ一度、体験クラス(無料)にご参加ください。
※受講経験者の方は、受講生限定「オンライン体験会」へ。

様々なライフスタイルの受講生が集うオンラインクラス

こんにちは、グロービス教員の林浩平です。
通学クラス/オンラインクラスの両方を担当しています。
今回は、私がオンラインクラスを担当して驚いたことをご紹介したいと思います。



それは、通学クラス以上に、様々なライフスタイル&受講スタイルの方がいらっしゃること
早速、以下に代表的な3パターンをご紹介します。

パターン1:遠隔地の方

まず、グロービスの既存校舎(東名阪仙福)に通えない地域の方。

これは、オンラインという形態から、想像し易いですよね。
国内だと例えば、北海道や沖縄、山陰/東北地方の日本海側など。
海外だと、シンガポール、ベトナム、北米、南米、中東など。6310af0bb7c81ec64dcf87ff871eb81e_s

ですので皆さん、クラス前後には自然とこんな会話が…

「そちらは今、何時ですか?」
「そのあたりは今、ちょうど○○の時期ですよね」
「もしかして△△のお近くですか?数年前に行きました、いいですよね〜!」
「今度行きたいんですが、地元視点でのお薦めは?」


さながら「観光案内?」ですが、お互いの距離をぐっと縮めてくれますよね。

また、必ずしも遠隔地ではなく、通学することはできるものの、通学時間がかかってしまう場所に居住、もしくは通勤の方もいらっしゃいます。「オンラインによって通学時間を削ることができたので、その分を家族との時間に使うことができています」という声もちらほら聞きます。こういったことも一つの効果ですね。

パターン2:出張がちな方

次は、国内外を飛び回っている営業職、管理職など、出張がちな方。

同じ場所・時間帯に通い続けるのが難しい方であっても、
オンラインなら、どこからでも/いつでも 受講できますね。
例えば、出張先のオフィス会議室、滞在先のホテル自室。

今や通信環境は整え易いですので、中には毎回、背景のお部屋が違う方もいらっしゃいます。いつもと違う場所から接続する際も、クラス前に接続確認は(事務局に依頼すれば)可能ですし、まれに接続が切れても、皆さんすぐにさりげなくお戻りになる場合が多いので、大きな支障はないようです。

パターン3:ご自宅を空けにくい方

最後に、例えば育児中や介護中など、ご自宅を空けにくい方。

その中でも比較的、「育児中の女性」が多いご様子で、就業中の方もいれば、産休や育休中の方もいらっしゃいました。後者の皆さんは特に、「この機会を活かして勉強しておこう!」「復帰に向けて弾みをつけよう!」という意欲的な方が多いように感じます。

お子さんがいらっしゃる方は、実は隣に or 隣のお部屋にお子さんがいらっしゃったりするわけですが、懇親会などではお互いにお披露目?し合ったり。これは、通学クラスではやりにくい、オンラインならではの良さですね。

以上、オンライン受講生のライフスタイル&受講スタイル、3パターンでした。
皆さん、どれかに該当するでしょうか?

他にも「通学時間すら惜しい。すぐ接続/退席できるオンラインが良い」など、オンラインという形態の魅力を見いだし、挑戦する方もいらっしゃいます。
皆さんもぜひ、挑戦してみてくださいね!

※オンラインクラスにご興味をお持ちの方は、ぜひ一度、体験クラス(無料)にご参加ください。

※受講経験者の方は、受講生限定「オンライン体験会」へ。

「教育×IT」の未来予想図:全11話連載完了しました

こんにちは。荒木です。

こちらでも何度か紹介していた「教育×ITの未来予想図」の連載コラムですが、先週の金曜日をもってようやく終了しました。

全11回を通じて、e-Learningの登場からMOOCの衝撃、スマホ学習など、「オンラインで学ぶ」ということの歴史と現状を紐解いています。 2fcc10d6c265f5a9f8461396f3bddfff_s

第1回 1000年変わらなかった教育業界が、今熱い!
第2回 MITの苦渋の決断がMOOCへの流れを作った
第3回 MOOC前夜: カーンアカデミーの衝撃
第4回 異才セバスチャン・スランのMoonshots
第5回 人工知能が支える「10万人教室」
第6回 教育の新たな可能性が見えてきた!
第7回 オンライン教育、理想と現実
第8回 MOOCは儲かるのか?
第9回 アダプティブ・ラーニングという新たな戦い
第10回 ゲーム感覚、コミュニティ意識は学びのスパイス
第11回 オンライン教育でリーダーは育つか?


そして、是非注目いただきたいのは第11話の「オンライン教育でリーダーは育つか?」というコラムです。
こちらには、グロービスが提供するオンラインMBAについて「SPOC」という手法に言及しながら説明しています。

もしこの新たな形態に興味がある方は、定期的に体験クラスや説明会、各種セミナーを開催していますので、いつでもお気軽にご訪問ください。

オンライン・オープンキャンパス/セミナー情報

では皆様にオンラインでお会いできることを楽しみにしています!

 

【4連載】「制約をメリットにかえる: 逆転の発想」最終回

こんにちは、芹沢です。
オンラインクラスを最高の学びの場にするには、オンラインがもつ制約をデメリットと考えるのではなく、逆に発想をかえて制約をメリットにかえること



いよいよ最終回の今日は、「相手を知りたい欲求が刺激され相互理解が深まる」についてお伝えします。

■相手を知りたい欲求が刺激され相互理解が深まる 「物理的に離れているからこそ 相手をもっと知りたい」

通学クラスとは違って直接会って話せない状況だと、かえって相手のことを知りたいという相手への関心が高まる傾向がみられるようです。相手を知るためには、まず自分を知ってもらおうと自らを積極的に吐露しようとする受講生も増えてきます。そうした欲求を満たすために、1月期のOBHでは、毎回、クラス前の3分間スピーチを設けることにしました。3分間スピーチは、あえて、知りたい人を指名してもらう指名制にしました。

また、クラス後、オンラインをつないだまま、各自がドリンクを用意し対話を楽しむ「エア懇親会」も、異常に盛り上がります。ここではクラスの内容に関する質問も当初はありましたが、いつの間にか、受講生の仕事や生き方に関する質問や悩み相談の方が多くなっていきました。講師だけが返すのではなく、他のクラスメートも親身になって聞きアドバイスする、そんな場に。

ときには30分、1時間と長くなるので、グロービス麹町スタジオからクラスを行っている私は、しばしば終電に乗り遅れそうになることもありました。受講生には終電はありませんが、講師には終電がある、このハンディは大きい(笑)。講師の自宅からクラスを行うこともできなくはないですが、ITオンチのわたしはまだそこまでの勇気はありません。

pict_02最後のクラスDay12終了後のエア懇親会では、最後まで全員でゴールできたことに歓喜したり、クラスメメイトの仕事の悩みに共感し涙したりと夜中1時近くまで盛り上がり、最後は「エア一本締め」。


このようは懇親会の他、
もちろん、「勉強会」も活発に行われていました。

最後に、オンラインクラスで講師が意識していることは?

オンラインを通学クラスに近づけるとか、通学と同じやり方を実現するとか、そのような発想ではなく、通学クラスを超えるものにチャレンジし、転用可能なものは逆に通学クラスにどんどん組み入れ双方の次元を高めていく。そんな意識でわれわれはチャレンジしています。

そんな可能性があるからこそ、みなさんにもぜひ通学とオンライン両方受講する機会を持っていただきたい!これが最後にみなさんにお伝えしたいことです。

では、オンラインクラスでお会いしましょう!

※このようなオンラインでの議論に関心がある方は、
 ぜひ一度、体験クラス(無料)にご参加ください。

※受講経験者の方は、受講生限定「オンライン体験会」へ。






【4連載】「制約をメリットにかえる: 逆転の発想」第3回

こんにちは、芹沢です。


オンラインクラスを最高の学びの場にするには、オンラインがもつ制約をデメリットと考えるのではなく、発想をかえて制約をメリットにかえること。今回は2つめの特徴である「集中力と発言数が格段に向上する」について考えてみましょう。 ■集中力と発言数が格段に向上する

オンラインクラスは、一人離れた場所から参加するので「集中力が維持できるのか?」という疑問をお持ちかもしれません。しかし実際の受講生の声を聞くと、「通学クラス以上に集中する(正確には、集中せざるをえない)」という感想が圧倒的に多いです。



まず、いつ講師からコールドコール(指名)されるかわからないので、ヘッドホンからの質問や発言を聞き逃すまいという緊張感を持たざるを得ません。また、「チャット」(講師の質問に対して、受講生が自分の考え方を打ち込む機能)をつうじて、講師の問いに1分とか2分という短い時間のなかで自分の考えを言語化しなければなりません。

思考のスピードとそれを言語化するスピード、その両方が同時に求められます


これだけでも相当鍛えられるのは想像できるでしょう。
pict_01
講師からの問いにクィックに答えていくという流れが繰り返されるので、受講生も、初めはとまどいもありましょうが、次第にそのスピード感にも慣れてきます。質問のたびにほとんどの受講生が挙手ボタンを押している感じです。
なかにはその流れに乗り遅れまいと、挙手してから答えを考えるという受講生も出てくる始末です(笑)。

1月期のわたしのOBHクラスでは、1クラス(90分)あたりの受講生の発言数は60と、通学クラスの約倍を記録しました。



このハイテンションのため、クラスが終わってもすぐには寝つけないという受講者もいるようです。しかしそれもポジティブにとらえる姿勢がオンライン受講生には備わってます(笑)。すぐに寝つけないなら振り返りの言語化をその日のうちに終えてしまおうといった具合に。


「なぜそんなにアップが速いの?」と聞いてみると、
「寝つけないから(笑)」に加え、
「早く見てもらいたいという気持ちが強いから」という答えでした。
「距離の遠さは、人からの承認欲求をも高めるのか?」これまた新たな発見でした。


「距離の遠さが、人の欲求をもかえる!」

次回はこんな視点から、オンラインの3つめの特徴についてご紹介します。

※このようなオンラインでの議論に関心がある方は、
 ぜひ一度、体験クラス(無料)にご参加ください。
※受講経験者の方は、受講生限定「オンライン体験会」へ。



【4連載】「制約をメリットにかえる: 逆転の発想」第2回

こんにちは、芹沢です。
さて、早速ですが、第1回の続きを。

私が考えるオンラインの学習効果面の特徴3つのうち、
今日は、「多様性からの学びをより高めることができる」についてお伝えします。 <再掲>オンラインの学習効果面の特徴
1.多様性からの学びをより高めることができること
2. 集中力と発言数が格段に向上すること
3. 相手を知りたい欲求が刺激され相互理解が深まること


オンラインクラスは、通学クラスよりも、より多様性からの学びを得ることができます。それは受講生プロフィールの多様性からくるものと、セッションで多様な意見や考え方に触れられるオンライン固有のツール活用からくるものとの2つがあります。

1.受講生プロフィールの多様性
1月期のOBHクラスでは、北は北海道から南は沖縄まで全国各地からの国内勢に加え、海外からの参加者(シンガポール、韓国など)、さらには女性の参加者がクラスの1/3を占めたのが特徴的でした。
海外の参加者からは、文化や価値観の異なる現地人といかにコミュニケーションをはかっているかなど、日本では実感できない海外での悩みがリアルに共有されます。また、女性の参加者のなかには、事業継承が決まっているため早急に経営の習得が必要な方や、小さなお子さんの子育てをしながらビジネスの第一線で活躍している方など、二足も三足ものわらじを履きながら受講している方がいらっしゃいました。限られた時間を必死にマネジメントされている姿から、他の受講生が何かを感じないわけがありません。

2.多様な意見や考え方に触れられるツールの活用
オンラインではグループディスカッションはほとんどなく、基本は講師が受講生に問いを投げかけつづける進め方がメインになります。いろいろな意見が聞けるグループディスカッションが少ないのはマイナスのように感じるかもしれませんが、それを補完するために、受講生個々の考え方に触れる機会をツールとして導入しています。

一つは、「チャット」という機能です
講師の質問に対して、全受講生が自分の考え方を短時間で言語化して画面に打ってもらう際に「チャット」を使います。打ってもらったあとに、全員でそれぞれのアウトプットを見る時間を設けるので、全員が一人ひとりの考え方を確認することができます。

「チャットをあとで改めて読んでみて、その多様性を実感しました」(受講生談)。

これは通学クラスでは体験できないことですね。

二つ目は、事前の予習課題の使い方です
1月期の私のクラスでは、各人がそれぞれの視点で仕上げてきた提出物をクラスの中で見せながら議論を展開するスタイルで進めていました。提出物は個人ごとにそれぞれユニークな視点が入っているため、受講生は多様性からの学びを最大化することができます。

以上が、特徴「多様性からの学びをより高めることができる」のご紹介でした。
次回は「集中力と発言数が格段に向上すること」。お楽しみに。

【4連載】「制約をメリットにかえる: 逆転の発想」第1回

「皆さん有難うございました。本当に最高の一時でした!
皆さんのこれからの取り組みや志を聞けて、涙がホロホロと頬を伝わりっぱなしでした」
「私も涙してしまいました。この思いを胸に、これからもがんばっていきます!」


「感動の最終日でした。皆様ともっともっとクラスやりたいです。
本当に最高のOBHでした。感謝感謝感謝です。」
「3か月、実際にお会いはできていない仲間と、
こんなに充実感を得られるなんてグロービスサイコーです。」
「何でしょう、この今の気持ちは・・・
寂しい+信じられない+充実+やったるぞ!の混ざった気持ちです。
皆さんの頑張りに負けないように、この後も前進し続けたいと思います!」


これらはすべて、「組織行動とリーダーシップ」(OBH)初のオンラインクラス終了後、受講生から次々とアップされてきたコメントです。

自己紹介が遅れました。私は、オンライン科目「組織行動とリーダーシップ」を担当している芹沢と申します。これから4回にわたって、皆さんにオンラインクラスの様子をお届けしたいと思います。

さて。このブログを読まれている皆さんの最大の関心事は、
「オンラインの学習効果ってどうなの? 通学クラスレベルの学びを得ることはできるの?」ということでしょう。
「オンラインはお互い直接会って議論することができないなど制約があるので、通学クラスに比べて学習効果が下がるのでは?」という懸念を持っていらっしゃるのではないかと思います。実はこの私も、オンラインクラスの準備をする前は、そのような思い込みがどこかにありました。

しかし、実際に3ヶ月のクラスを担当してみての結論は、
「制約をメリットにかえる逆転の発想をすることで、通学クラスに勝るとも劣らぬ効果を得ることができる」ということです。
「制約をメリットにかえる」発想は、企業の戦略を考えるときにも、あるいは人生の難局を乗り越えるときにも大事ですね。同じことがこのオンラインクラスにもあてはまるというわけです。

オンラインの学習効果面の特徴は、
1.多様性からの学びをより高めることができること
2. 集中力と発言数が格段に向上すること
3. 相手を知りたい欲求が刺激され相互理解が深まること
の3つだと、わたしは考えています。

これらはすべて、通学クラスと比べた時にオンラインがもつ制約をデメリットと考えるのではなく、発想をかえて、制約をメリットにかえる工夫をすることで生まれてくる特徴といえます。
次回(第2回)から、この3つについてもう少し詳しくご紹介していきます。

【開催レポート】オンラインMBA一期生 入学式開催しました!

事務局の大野です。
3月29日(日)、桜が咲く陽気の中、オンラインMBA入学式を実施しました。pict_02
東京校の入学式をオンラインで繋ぎ、入学式も“ライブ”で実施です。

アメリカ、韓国、シンガポールなどの世界各国、また日本各地にいる入学者がオンライン上に集い、これから2年間の大学院生活に向けて、想いを新たにする機会となりました。また、東京近郊に在住の方は、中にはご家族同伴で、東京校の式典に直接参加されました。

式典では、学長の堀から、グロービス設立当時の話や大学院で何を得て欲しいのか、という祝辞が述べられ、その後、東京校の入学生に加え、オンラインMBAの入学生がアメリカから中継して代表挨拶!
(スクリーンに顔が映った時、会場から「おぉ!」と、どよめきが!)

オンラインMBA生の代表挨拶は、【オンラインMBA一期生】としての自覚と覚悟、これから自分たちが永く続く「良き文化」を創っていくという決意に満ちた素晴らしいスピーチでした。

式典後には、東京校の会場と各人を繋ぎ、「オンラインレセプション」を実施。

「どのようなきっかけで学ぶ決意をし、何のために入学したのか」を一人ひとり、じっくりと語り合う素晴らしい時間となり、その場に実際に参加していなくても、どの入学生の画面からもポジティブなエネルギーが溢れていました。

私個人としても、事務局という立場を越え、同じ同窓生として、
「これから、この人達と面白い事が出来そう!」と
ワクワクするような時間を過ごすことができ、一生の思い出です。

pict_01今後もオンラインMBAに要注目!
入学生の皆さん、この度は、誠におめでとうございました。

オンライン型授業と通学型授業の違いについて

現在、オンラインMBAでクリティカル・シンキングの講師を務めている島根です。

私はオンライン型、通学型、双方でクリティカル・シンキングの授業を担当しているので、この二つは「どう違うのか?」ということについて書きたいと思います。

グロービスの通学型授業はこれまで累計8万人が受講しており、その品質についてはあまり質問を頂くことがないのですが、「オンライン型も同じ品質ですか?」という質問はよく頂きます。pict_01

これまでオンライン型授業を担当して感じていることは「オンライン型も通学型も同じ品質の授業を提供できる」ということです。授業の有益度、レポート平均点、受講生のコメントや、私以外の講師の感想を踏まえて、自信を持ってお伝えすることができます。

ただし、授業の進め方に違いはあるので、主な違いをお伝えします。

※以下「オンライン型授業」とは、グロービスのオンライン型授業のことで「ライブ形式」で進めていきます。一般的なオンライン授業のイメージは、録画された動画を視聴するというものだと思いますが、形式が違います。 オンライン型授業は、チャットも活用したアウトプットの機会が多い

挙手ボタンを押して発言するということは通学型と変わりませんが、オンライン型ならではの機能として「チャット」があります。「この演習について、1分で考えをまとめてください」「チャットにあがった他の方の意見と自分の意見との違いは?」など、曖昧な考えを「はっきりと可視化する」ために、チャットを活用したアウトプットの機会が多くなります。

オンライン型授業の受講生からは「90分があっという間だった」という声をよく聞きます。緊張感があり、かつ楽しい授業をオンライン型でも提供することができます

オンライン型授業は、グループワークよりも受講生の題材を多く活用する

通学型授業では、授業時間の1/3-1/4程度はグループワークを行い、多様な意見に触れたり、意見をまとめていくことをトレーニングの一つと位置付けています。
オンライン型授業は、システムの特性からグループワークよりも、受講生が授業前にアップした課題をピックアップして、これを元にディスカッションをすることを多くしています

また、授業中に発表したい方を募り、その場で受講生が課題をアップロードして、全員でディスカッションすることもあります。このように、数多く他の方の考えに触れることができ、考えの幅を広げることができます

オンライン型授業ならではの、ネットワークの築き方がある

オンライン型でも、勉強会(skype, Google hangouts、等)やエア懇親会(授業後、PCの前で乾杯!)を開催しています。海外からの参加者、ご家庭の授業でなかなか時間を作ることができない方もいるので、全員が参加できる状況ではありませんが、先輩受講生からのアドバイスをもらいながら、各クラスで様々な工夫をしています

pict_02私の担当したクラスでは、授業開始の10分程前にログインをして、自己紹介をし合ったり、facebookでグループを作って日々交流を深めたり、集まれる人でリアル懇親会をしたりと、一人ひとりが積極的に行動をしています。同じ地域に住んでいる方が、直接会って勉強会をした、という報告も受けました。遠距離恋愛のように、普段会えないからこそ相手のことを知りたい、という思いが強くなるのかもしれません(私の私見です...)。

以上、オンライン型と通学型の違いをお伝えしましたが、オンライン型授業の雰囲気を感じてみたい方はぜひ,「オープンキャンパス」へご参加ください。一般的なオンライン型授業とグロービスのオンライン型授業の違いを体感できると思います。

ITによって教育はどう変わったのか?~「教育×IT」の未来予想図連載中

こんにちは。荒木です。

毎週更新しています「教育×IT」の未来予想図ですが、6話まで到達しました。
今のところMOOC(大規模公開型オンラインコース)の話を中心に、過去の経緯を紐解きながら、教育の可能性のヒントをまとめています。7a31b680c08d3a1a4539fb401cbe786d_s

第1話:1000年変わらなかった教育業界が、今熱い!

第2話:MITの苦渋の決断がMOOCへの流れを作った

第3話:MOOC前夜: カーンアカデミーの衝撃

第4話:異才セバスチャン・スランのMoonshots

第5話:人工知能が支える「10万人教室」

第6話:教育の新たな可能性が見えてきた!

これから徐々に、今後の展開や日本の話にも触れていくつもりです。
そして、もちろんグロービスの「オンラインMBA」が見据える将来像についてもまとめていきます。

ということで、教育の可能性に興味関心がある方は、引き続きWatchしていただけるとありがたいです。
また、オンラインを気軽に体験できるセミナーやオープンキャンパスもやっていますので、いつでもご訪問ください。
現在まとめているMOOCとは違った良さを体験できるはずです。

オンラインMBA 体験クラス&説明会情報

それでは!

【レポート】2015年度入学オリエンテーション開催しました!

こんにちは。事務局の大野です。
先週日曜日、グロービス・オンラインMBAの記念すべき第一期入学生向け 【入学オリエンテーション】を行いましたので、その模様をレポートします! pict_01

この【入学オリエンテーション】は、この春入学するメンバーが“同期”として初めて集まり、これからの2年間の生活に思いを馳せ、仲間と交流を図る機会として開催するものです。

研究科長の話、先輩受講生の熱い話を聴き、その後、メンバー全員で自己紹介を行うのですが、この自己紹介が、大変面白い時間となりました。

さすが、どんなプログラムになるのかも分からない開講初年度にチャレンジしてくれた方々は、とても個性的なメンバーばかり!
主な特徴を紹介すると……

<オンラインMBA 第一期生の主な特徴> 未知の領域が大好き
バックパック、海の底(ダイビング)、山の上など日常生活では満足できず世界中を駆け巡っている!
やっぱりオンラインの素養がある?
アマチュア無線、ラジオのDJコンテストでの優勝者などオンラインの素養がたっぷり!
自分を追い込む(笑)のが得意
マラソン、登山、ボルダリング…とにかく「しんどい?!」スポーツが大好きな方が多そう。

これまで、全く別々の場所で生きてきたはずなのに、なぜか共通点がたくさんあるメンバーです。(共通点が見つかるたびに、チャットの盛り上がりがスゴかった。。。)

そのやり取りを見ていると、オンラインとは思えないカナリ騒がしい(笑)学年になりそうです。
これから本格的に始まる、大学院生活が楽しみです!

「教育×IT」の未来予想図:連載スタートしています!

こんにちは。荒木です。

既にご存知の方もいるかも知れませんが、このたび「GLOBIS知見録」において、連載を始めました。

タイトルは、『「教育×IT」の未来予想図』 。
ということで、オンライン教育の過去を紐解き、そして最終的に今後の方向性を考えていく、という仕立てにしています。

毎週金曜日に更新の連載で、ここまで3回の連載がスタートしています。

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第1回:1000年変わらなかった教育業界が、今熱い!

第2回:MITの苦渋の決断がMOOCへの流れを作った

第3回:MOOC前夜: カーンアカデミーの衝撃

 

今のところはまだ過去の振り返りになっていますが、徐々にオンライン教育の現状の課題や今後の可能性について議論を深めていく予定です。

私自身も、オンラインMBAの責任者と経営戦略の講師、という絶妙な立場を活かして、出来る限り客観的にこの業界の変化を考えていきたいと思います。

残り10回くらい続く予定なので、引き続き連載を楽しみにしてください!

アカウンティング(会計)/ファイナンス(財務)を学ぶ理由

MBAを検討されている方から、よく
「このxxxという科目とはどういうことを学ぶのですか?」
「このxxxという科目は私には必要でしょうか?」
という質問を受ける機会があります。

なので、このブログにおいても定期的に、MBAの各領域について学ぶ内容や必要性みたいなものを簡単に紹介していきたいと思います。

まず初回は質問を受ける機会が最も多い「カネ系領域」=アカウンティング(会計)/ファイナンス(財務)から始めたいと思います。

なぜ質問を受ける機会が多いのか・・・

それは、おそらく、この「カネ系領域」に対して、多くのビジネスパーソンが潜在的に抱える「苦手意識」に依るものではないかと思います。

大概の場合は、カネ系に関する質問は、

「なんか難しそうですけど・・・私には関係ありませんよね?」

という微妙に腰の引けた感じでなされます(笑)

おそらく、その裏側には、

「カネ系の知識は自分には不要。経理や財務のキャリアを志望する人か、金融関係の人だけ学べばいいのでは?」

という考えが根強くあるのではないかと思います。

確かに、社会人になってまだ数年。とりあえず与えられた仕事に対して成果を出していればいい、という範囲で業務をこなしている限りにおいては、その必要性は理解しにくいと思います。
それよりは、いわゆる自己啓発的なものや、語学習得といったようなことが魅力的に映るのも理解できます。

しかし、たとえば、もし皆さんが自社や顧客の経営者や役員に対して、何らかの意思決定を求めるような機会が出てきた場合、このカネ系に関する知識の欠如はやや深刻になります。

なぜならば、経営層が何かを意思決定する場合、カネに関することを無視して意思決定することはほとんど無いからです。
それが大企業であれ中小企業であれ、経営層に対する提案であれば同じです。

「どれくらい儲かるのか?」 「そのために今キャッシュはいくら必要なのか?」 「それはなぜか?」

これらは経営者から投げかけられるとてもシンプルな質問ですが、この手のシンプルな質問に対して、「BS/PL/キャッシュフロー」と言われるような財務諸表、もしくは「金銭の現在価値」の概念などを感覚的に押さえていないと的確な答えができません。

そして、その場面においては、財務や経理の担当者は助けてくれません。
ビジネスを推進していく当事者である我々自身が責任を持って答えきれなければ説得力は生まれないのです。

冒頭に「苦手意識を持つ人が多い」ということを書きましたが、実は単なる「食わず嫌いだった」というケースが多いのも事実です。
ひょっとしたら「会計用語やルールの暗記」と思っているような方もいるかもしれませんが、少なくとも我々が行うカネ系の学習は、「ビジネスの現場で使える知恵」の習得を目指しています。
仕訳がどうこう、という細部の話ではなく、ビジネスを取り巻くお金にまつわる流れをざっくりと理解することによって、

「こんなことをしたら、おそらく会計上ではこんな影響がでてくるのかな」

「こんな結果になった、ということは、おそらくこういうことをしていたのかな」

というような、「原因」と「結果」を頭の中で自由に往復できるようにする、ということです。

・・・ということで、もし、これから「自社の大きな意思決定の現場に立ち会いたい」、

もしくは「顧客の経営者に向かってインパクトのある提案をしたい」と考えているのであれば、今のうちにカネ系に関する苦手意識を克服し、理解を深めておくことをお勧めします。

「カネ」というのは、業界や国境を越えて、普遍的な概念

「カネ」というのは、業界や国境を越えて、普遍的な概念とも言われます。
そういう意味では英語以上に普遍性が高い、とも言えるでしょう。
学んでおけば、世界は一気に広がるはずです。

そして、この未知の領域に対する第一歩目を踏み出そう、と志された方。
まずは「アカウンティング基礎」から受講されることをお薦めします。オンラインでも(もちろん通学でも)定期的に開講していますので、開講スケジュールを確認してみてください。
(ちなみにファイナンスはアカウンティングの知識を前提としていますので、順序としては「ファイナンス基礎」よりも「アカウンティング基礎」から 受けた方がいいです。)

ではまたオンラインでお会いしましょう!

オンラインMBAの体験クラス&説明会

自宅からでも参加できるオンラインの体験クラスは常時開催しています。
是非一緒に悩み、考え、議論しながら、経営視点や思考力を磨いていきましょう。

広がる海外受講生

こんにちは。荒木です。
この1月期も引き続き、オンラインMBAにおいて「マーケティング・経営戦略基礎」というクラスを担当しています。

今期のクラスメンバーで特徴的なことは、クラスの半分くらいの方が海外からの参加である、ということです。
もちろんオンラインであるから海外からの参加もそれなりにいるだろうとは思っていましたが、開講して2期を経て、これだけの方々が海外から集まるとは少々意外でした。
しかも、アジアのみならず、アメリカやメキシコなど、かなりの遠隔から参加されている方も少なくない、ということも嬉しい誤算です。

我々のクラスは土曜日の朝なので、挨拶は「おはようございます」なのですが、アメリカの皆さんは金曜の夜なので、「こんばんは」。

まあ、グローバルに展開している企業がテレビ会議などを通じてコミュニケーションする場合には普通の光景でしょうが、やっぱり少々不思議な気持ちになりますね。

さて、そんなこともあり、海外から参加されている方数名に、雑談交じりで学ぶ背景を聞いてみましたが、総じて言うと

海外駐在になると、
日本の時と違ってマネジメントのレベルが2~3段くらいあがるため、
マネジメントスキルの必要性を実感しやすい

気軽に体系的に(かつ日本語で)マネジメントを学べる機会があまりない
人的ネットワークが意外に閉鎖的で、人間関係が広がりにくい

といった背景があるようです。
そんな中で、
「場所を選ばずに学べる」
「土地の制約や立場を超えて多くの人と仲間になれる」

というオンラインMBAのツールはフィットしやすいのかもしれない、と改めて思いました。

ということで、もし上記のような問題意識を抱えている方がいましたら、一度グロービス・オンラインMBAの門を叩いてみてください。
オープンキャンパスや入門セミナーなどは随時開催していますので、気軽に体験することが可能です。
※時間は日本時間なので、時差に気をつけてください。

また、もし学びの最中で帰国となっても、引き続き国内からオンラインで学ぶこともできますし、通学型に切り替えて東京・大阪・名古屋・仙台・福岡校で学ぶことも可能ですよ。

それではまたオンラインでお会いできることを楽しみにしています!

「頭のカタい人」の5つの特徴

「うちの上司は頭がカタくて困る・・・」といったような愚痴、よく聞きますよね。 しかし、そう言っている自分の頭は十分柔らかいのでしょうか?

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人の批判ばかりしていて、自分の頭がカタかった、なんて言ったらシャレになりません。


そこで、簡単な「頭のカタさのセルフチェックリスト」を作ってみました。是非確認してみてください。

1)どんなときにも通用すると思っている「オレ流」「ワタシ流」ロジックがある

ビジネスをある程度やっていれば、その領域におけるやり方というものが出来上がります。たとえば、
「こうすれば組織がうまくまとめられる」とか
「こうやれば営業で数字をあげられる」など、
仕事に応じた自分なりのやり方というのは遅かれ早かれ出来てくるはずです。
そのような自分なりのロジックがあることはいいことです。

ただ、怖いのは、そのロジックが

「どんな場面でも汎用的に使える」と思い込んでいることです。

環境が変われば、今まで通用していたものも全く使えなくなります。
それを超越した「オレ流」「ワタシ流」のロジックがあると考えている方は、まず自分の頭の固さを疑った方がいいかもしれません。

2)そのロジックの根拠は「自分の過去の経験」のみである 

また、たとえかなり汎用的なロジックがあるとしても、
その背景にあるのが「自分の過去の経験のみ」というのもかなり危険な兆候です。
当たり前ですが、個人の経験というものは限られます。
その限られたものだけをもって世の中すべてのことを片付けようという意気込み自体は素晴らしいですが、同時に頭の固さ疑った方がいいかもしれません。

3)新しい理論に出会った時、ケチをつけることに全精力を注ぐ 

いろいろな人に話を聞いたり、本を読んだり勉強をしたりすると、大抵はその場ですぐには飲み込みきれない理屈に出会います。
その際、素直に理解しようと試みるのではなく、まず「そのロジックのどこに粗があるか」ということを発見することに全精力を注いではいないでしょうか
もちろん「新しいものをすべてを飲み込むべき」、とは言いません。

ただ、このパターンの人は

「自分にとって初めて」→「よく分からない」→「気に入らない」→「粗を探す」

という思考回路が異常に発達している可能性があり、新しいものをすべて反射的に跳ね返してしまう強力なバリアを持っています。
バリアを持ってケチばかりつけていないか、頭を柔らかくして振り返ってみてください。

4)表面的な「謙遜の言葉」だけで会話が終わる 

新しい知見に出会った時、
「さすがです」、「目から鱗が落ちました」、
「いかに自分が未熟かということに気付きました」
というような、ある種の謙遜する発言をよく耳にします。

しかし、その手の言葉だけで終わっていないでしょうか。
本来、新しい知見に出会い、何らかの知的好奇心を刺激された場合は、そういう言葉で終わらずに「なぜそうなのか?」「どうすべきなのか?」というようなガチンコの問いがその先に次々に出てくるはずです。
頭が固い人というのは、この手の謙遜言葉を、脳みその「シャッター」代わりに使います

つまり、

「私にはその手の新しい知見は間に合ってますので結構です~。よそへどうぞ~。」

というサインなのですね。この手の人はいつも謙遜モードなので、「ザ・頭の固い人」みたいに一見しても分からないのが特徴です。
遠目に見れば柔らかそうな人。でも近づいて見るとガチガチ。一番厄介なパターンなので気をつけてください。

5)勉強に対して資金や時間を投資していない

最後に具体的な時間とお金の使い方です。
学びに対する自己投資、どれだけしていますか?
体にたとえるならば、勉強をする、ということは、ストレッチや運動をすることと同じです。定期的にそういうことをしていなければ、すぐに体は固くなります
つまり、頭は柔らかい「つもり」であっても、新しい知見に触れる機会がなければ、「オレ流」「ワタシ流」ロジックが強化されていくだけです。気付けば、かつては忌み嫌っていた「頭の固い人」に自分がなっている、ということになりかねません。
この1年間、具体的に自分自身はどれくらい「勉強」ということに時間や資金の投資をしてきたのか、振り返ってみてください。

5つのチェックポイント、どれだけ合致しましたか?

もし1つでも身に覚えがあれば、周囲からは「頭の固い人」と思われているかも知れません。

そして、我らがオンラインMBAは、そんな頭の固い人をお待ちしています(笑)

自宅からでも参加できるオンラインの体験クラスは常時開催しています。
是非一緒に悩み、考え、議論しながら、柔らかい頭を作っていきましょう。

「専門実践教育訓練給付制度」を利用するには?【事前手続きの3ステップ】

こんにちは。事務局の大野です。

今回は「専門実践教育訓練給付制度」について、より詳しくお伝えいたします。

(先日、更新した「専門実践教育訓練給付制度」のお知らせの続編です。前回はこちら。)

この制度の利用には、入学前に行っていただく「受講前申請」が必要です。

申請がないと、そもそも受給ができなくなってしまうので、

申請〆切や提出書類に、お気をつけください!

~受給開始までの「受講前申請」3ステップ~
【1】居住地の管轄ハローワークで受講前申請にて提出する書類を入手する

【2】その他の受講前申請に必要な書類を入手する

【3】居住地の管轄ハローワークで提出書類を提出する


※受講開始後は、半年毎の申請と修了後の申請が必要です。

以下、それぞれのステップについて詳細をご案内します。

【1】居住地の管轄ハローワークで受講前申請にて提出する書類を入手する

「受講前申請」の際、提出が必要な書類のうち、

以下どちらかの書類を事前に準備する必要があります。

それぞれ、入手までに時間がかかる場合があります。

また、事前の予約が必要な手続きもありますので、お早めにご準備ください。

① 「専門実践教育訓練の受講に関する事業主の証明書」

 →指定フォーマットに必要事項を記載後、

  勤務先に提出し、証明書として発行いただきます。

② 「ジョブ・カード」

 →"訓練前キャリア・コンサルティング"を受け、「ジョブ・カード」の交付を受けます。

 ※"訓練前キャリア・コンサルティング"を受けるには、事前に電話予約が必要です。

  居住地の管轄ハローワークにお問合せの上、日程をご調整ください。 

【2】その他の受講前申請に必要な書類を入手する

以下、その他の提出書類となりますので、それぞれ準備をします。

~主な提出書類~

◆教育訓練給付金及び教育訓練支援給付金受給資格確認票(用紙はハローワークで配布)

◆本人・住所確認書類(運転免許証、住民基本台帳カード(写真付き)など)

◆雇用保険被保険者証(コピーでも可)

◆写真2枚(正面上半身、縦3.0cm×横2.5cm)

◆払渡希望金融機関の通帳またはキャッシュカード

※提出書類は、個別事情によって異なることがあります。

 また、代理人による書類提出には委任状が必要です。必ず詳細をご確認ください。

各書類の詳細は、こちらをご確認ください。

【3】居住地の管轄ハローワークで提出書類を提出する

すべての書類が揃ったら、居住地の管轄ハローワークに「受講前申請」を行います。

ハローワークへの受講前申請締切日: 2015年2月27日(金)

※窓口の受付時間については、ハローワークへ直接お問合せください。

※合否発表を待たずに、先行して手続きが必要です。

受給に必要な「受講前申請」は、以上で完了です。

お住まいの地域や、ご自身のご事情によって、必要な準備が異なることがありますので、

必ずハローワークにご確認の上でご準備いただければと思います。
全国のハローワークの所在案内

※グロービス経営大学院での制度利用時の詳細については、こちらをご確認ください。

定期的に開催している、
オンラインセミナーやオープンキャンパスでも詳細を確認いただけます。

それでは、また、オンラインでお会いしましょう!

オンラインMBAが「専門実践教育訓練」給付対象講座に含まれました

こんにちは。グロービス・オンラインMBAの事務局の大野です。

今年は、事務局のメンバーからも、このブログを通して、

オンラインMBAのお知らせや、受講されている方の様子などを発信していければと思います。

よろしくお願いいたします!

さて、事務局からの初投稿は、昨年末、飛び込んできた嬉しいニュースのお知らせです。

この度、オンラインMBAが、

厚生労働大臣の指定した専門的・実践的な教育訓練が対象となる
【専門実践教育訓練給付制度】の対象講座に含まれました。

この制度は、雇用保険の一般被保険者の方向けに、主体的、中長期的なキャリア形成を支援していくための給付制度です。

この制度を活用する事で、受講料の最大96万円 が支給されます!

専門実践教育訓練給付制度について(厚生労働省HP)

支給金額やお手続きについて(グロービス経営大学院HP内)

オンラインMBAでは、初年度となる2015年度入学者向けに、

受講料の3割を給付するグロービス独自の「オンラインMBA特別奨学金」を設置していますが、それに加えて、今回の【専門実践教育訓練給付制度】を活用することができます。

【経営研究科経営専攻 オンラインMBA履修可】として指定を受けたため、通学、オンラインのどちらで受講しても、同じ講座として給付を受ける事が可能です。

ぜひ、ご活用ください(^^)

(次回のブログで、お手続きの際の注意点などもまとめたいと思います。)

これからもより多くの方にとって、学びやすいプログラムになるようパワーアップさせていきます。ご期待ください!

※2015年入学試験への出願期限は、【1月23日(金)13時】です。

 詳細は、「こちら」をご覧ください。

年頭のご挨拶:ポジティブな1年を!

荒木です。

改めまして、あけましておめでとうございます。

年末年始はいかがお過ごしだったでしょうか?

私の方は、この春に出版予定の書籍の原稿執筆に追われつつ、その一方で溜まっていた未読本を読みまくる、という相変わらず(笑)の年末年始でした。

さて、念頭のブログでは、「荒木が年末年始に読んで感動した本の紹介!」ということで、本を1冊この場をお借りしてご紹介したいと思います。


タイトルはズバリ
「ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則」

タイトルだけ聞くと、よくある自己啓発本のように感じてしまいますが、さにあらず。

この本は「ポジティブ心理学」という研究領域における、ちゃんとしたリサーチに基づいた書籍です。

端的に要約すると・・・、

日常的に我々が持つ「ポジティブな感情」(例:喜び、感謝、安らぎ等)と「ネガティブな感情」(例:いらだち、恐れ、怒り等)というものがありますが、
その比率が「3:1」以上(つまり、ポジティブがネガティブの3倍以上)になれば、メンタルが急速に健全になり、自分が持つ能力を最大限に発揮できるようになるという本です。

要約を聞くと、なおさら自己啓発本ぽく感じてしまいますが(笑)、著者の様々なリサーチに基づいてまとめたものなので、納得感は高いです。

これの面白いところは、単に「ポジティブになるといいことがあるよ」ということではなく、「3:1」という数字が、「ティッピングポイント」、つまり「転換点」であることを突き止めている、ということです。

つまり、たとえば「2:1」や「2.5:1」ではその効果はまったく見えないのですが、「3:1」になった瞬間から、目に見えるような形で効果が出てくる、ということです。

その他にも、

「どのようにしたら測定できるのか?」

「どうしたら3:1を上回れるようになるのか?」

「3:1を超えるとどのようなマインドになるのか?」

といった素朴な疑問にも答えていますので、是非気になった方は手にとってみてください。

(ちなみに、一般的な平均値としては、「2:1」くらいで、うつ病などの方は、「1:1」という比率になっているようです。皆さんは何対何でしょうか?)

さて、昨年10月からスタートしましたオンラインMBAですが、今年は4月からの本科入学を控え、さらに加速していきます。

我々スタッフや講師陣も、この本の教えのように、今年一年「ポジティブさ」を心がけて、オンラインMBAという場を盛り上げていきたいと思います。

今年もどうぞよろしくお願いします。

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