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オンラインMBAの現場から

「利き手、利き足」に頼りすぎていませんか?

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先日、著名なベストセラーである「LIFE SHIFT」を使った読書会イベントをオンライン上でおこないました。

業種も立場も国も異なる人たちが一堂に集まり議論をしたのですが、その議論を通じて私自身が感じたのは、「取り巻く世界は好むと好まざるを問わず変化している」という事実と、それを乗り越えるためには「新しいことを学び続け、自分自身が変化し続けるしかない」ということです。

多様な参加者のコメントを聞きながら、「なぜ私たちは学び続けるのか?」という原点を一周回って再確認した、そんな感覚でした。

私たちは意識をしていないと、知らないうちに、自分の得意なやり方だけに頼って物事を片づけてしようとしてしまいます。

・思ったように利益があがっていない
・新しくサービスを立ち上げたのに集客ができていない
・顧客からのクレームが増えている

このような問題に直面した時、私たちは無意識のうちに「自分の利き手、利き足」で勝負をします。つまり、営業現場が長ければ営業プロセス的なモノの見方で、会計畑の人であればアカウンティング的アプローチで、対処方法を考え始めようとするでしょう。

しかし、そのアプローチが、果たして今目の前にある問題に通用するかどうかは分からない。もし、新たなテクノロジーの出現など、原因となっているものが変化をしているのであれば、こちらもモノの見方を変えて考えなくてはなりません。利き手、利き足は頼りにしつつも、決してそれに闇雲にこだわり続けない。そんな「柔軟性」が、これからの長い変化の道のりを歩んでいく上で重要だということを、参加したメンバー同士で語り合いました。

しかし、いざという時に利き手、利き足ではない方を使う、というのは、結構無茶な話です。問題のインパクトが大きければ大きいほど、普段から慣れ親しんだアプローチに頼ってしまう・・・。そんなことに心当たりはないでしょうか?

ここ最近の自分自身のアプローチを振り返ってみて、問題そのものが変化しているかも知れないのに、考える方向性は変化していない」ということに覚えがあるようであれば、要注意です。

そして、冒頭にも書いた通り、私たちが「学び続ける」理由はここにあります。変化する環境下において、自分を変えることができない、変えていくことに関心がなくなる、ということほど危険なことはありません。それは、今どんな業界にいても、どんな立場であっても同じです。新しいことを学び、自らを鍛えることを通じて、ようやく「いざ」という場面であっても「利き足とは逆側の足」が動くようになるのです。グロービスが提供する「オンラインMBA」というトレーニングの場は、そういう意味で、新たなモノの見方を得ることができる一つの選択肢になるはずです

異なる業種の参加者と同じ題材を通じて自分の意見を交わしていき、教員からその議論についてのフィードバックをもらう。その反復の過程を通じて、「利き手、利き足に頼らない」柔軟な考え方が身についていくのです。

なお、10月から新たなトレーニングの場がスタートしますが、その前にその様子を体験したい、という方向けに「お試しトレーニング」の機会がオンライン上で行われます。9月9日(土)、9月14(木)、9月20日(水)、9月30日(土)というスケジュールで開催しますので、是非体験してみてください。

オンライン体験クラス&説明会(クリティカル・シンキング)

9月9日(土)10:00~11:15(お申込み・詳細:https://mba.globis.ac.jp/online/trial-class/170909-14529.html

9月14日(木)20:30~21:45(お申込み・詳細:https://mba.globis.ac.jp/online/trial-class/170914-14530.html

9月20日(水)20:30~21:45(お申込み・詳細:https://mba.globis.ac.jp/online/trial-class/170920-14531.html

9月30日(土)10:00~11:30(お申込み・詳細:https://mba.globis.ac.jp/online/trial-class/170930-14532.html

3つの視点でみるグロービス

「体験クラスは楽しかったけれど、グロービスってまだどんなところか良くわからないなぁ。」ひょっとしたら、そんな疑問をお持ちの方もいるのではないかと思います。

お陰さまで、最近はグロービスに対する認知も広まりつつあるようですが、一方で具体的にどんな学校なのか伝えきれていない部分もあります。そこで、グロービスに関する代表的3つのことをご紹介しながら、グロービスについて理解を深めていただければと思います。

1.日本最大のビジネススクール

2006年に経営大学院を開学したグロービスは、現在日本語MBAプログラムにおいて、800名弱の入学者を抱える日本最大のビジネススクール※となりました。

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※文部科学省「専門職大学院一覧入学定員」(平成27年7月)調べより

ご覧いただければお分かりの通り、この10年で10倍という成長となり、日本全国のみならず、オンラインを通じた海外在住の学生も含めて、幅広いネットワークになりました。

多様な業界のみならず、経営者や専門家など多様な立場に身を置く人が集まっているこのグロービスの人的ネットワークは大きな価値につながります。

例えば、

「こういったことを教えてくれる人はいないか?」

「こういった仕事を一緒にやる人を募集したい!」

という想いがあったとき、このネットワークの中にいれば、すぐに何らかの実践的な解決策を見出す仲間に出会えます。これからの長いキャリアを考えたとき、社外にこれだけのつながりがあるということは、皆さんの実務にとって大きなアドバンテージとなるでしょう。

2.150万部を越える『MBAシリーズ』書籍

『MBAシリーズ』を通じてグロービスという名前を知った方もいるのではないいかと思います。

ダイヤモンド社出版のMBAシリーズは、全18タイトル、累計150万部を越える大ヒットとなり(2017年3月)、多くのビジネスパーソンの教科書として愛用されています。

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また、そのほかにも「27歳からのMBA」「実感するMBA」「MBA集中講義」など、多様なニーズに応じたシリーズを出版しています。

このように多くの書籍を出版し続けることができるのは、グロービスの教員がビジネスパーソンにとっての課題意識や悩みに向かい続けているからに他なりません。

3.国内最大規模の独立系ベンチャーキャピタル

グロービスは、複数の事業を展開していますが、その1つにグロービス・ベンチャー・キャピタルがあります。1996年の設立以来、約660億円の資金を130社超の企業に投資ししています(2017年3月)。主な投資策として、メルカリやGREE、ライフネット生命などがあります。

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このベンチャーキャピタル事業を通じて、ベンチャー最前線のノウハウを吸収し、それをカリキュラムに還元しています。グロービスに学びが実務に即しているというのは、この事業の存在にも裏打ちされています。

その他にもグロービスについて語ることはたくさんありますが、ここでは代表的3つのことをお伝えしてきました。これらを通じて、グロービスが大切にしているネットワークや学びの背景にある実践性についてご理解いただければと思います。

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オンラインクラスに参加する、自宅以外の選択肢

「自宅では子どももまだ小さいし、生活音が入りそうで難しいかな...」

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「職場だと参加できるような個室がない」

このように、自宅や職場が受講に適した環境ではなく、どこで受講すべきか、という相談を受ける機会があります。そこで自宅や職場以外から、実際にオンライン生が受けている場所、そしてその注意点についてご紹介します。

~カフェやレストラン~

まず、参加場所として多いのが、カフェやファミリーレストランです。駅近くにあることも多く、Wifi環境が整っている店舗も多いのがメリットです。

注意点としては、まず座る場所です。ノイズの多い場所には座らない。もしくは、後ろに人の動きが映ってしまう場所は避け、できるだけ壁際に座るということを意識されるといいと思います。(※実際のクラスは、発言する際のみマイクをONにするため、常時マイクで音が拾われるわけではありません。発言時のみ、ノイズが入ることにお気をつけください。)

また、店内のWifiを利用される場合は、通信の安定性や通信を継続できる時間にも注意しましょう。店によって、1時間ごとにWifiにログインが必要な場合もあるので確認ください。

~出張先のホテル~

続いて、出張の多い方は、宿泊先のホテルから参加されることが多いです。

その際も、通信環境については要確認です。頻繁に出張され、受講場所が変わる方はポケットWifiを持ち歩いていると安心かもしれませんね。

なお、移動中のモバイルからでもログイン可能なので、新幹線やタクシーの中、場合によっては飛行機など移動中に参加される方もいます。万が一クラスに遅れそうなときも、モバイルから参加することで、遅刻せずに受講することが可能になります。(ただ、移動中も通信が不安定になりがちなので、いざという時の手段としてお考えください。)

ちなみに、通信速度は3Mbps以上であることを推奨しております。速度についてはいくつか測定できるサイト※がありますので、受講前に一度確認いただくことをお勧めします。※例えばスピードテストなどがあります

受講環境について、その他お悩みなどありましたらお気軽にご相談ください。オンラインクラスでお会いできること楽しみにしています。

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その数字から何が言えるのか? ーデータ分析のちょっとしたコツとそのチカラー

「言っていることは分かるがいまいちインパクトが伝わらない」とか「本当にそこに問題があるのか?なぜそう言えるんだ?」

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という指摘を常に受けている人がいるとすれば、それはひょっとしたらあなたに「数字力」が不足しているのかも知れません。

数字と聞くと、「私は文系なので・・・」とか「営業なので・・・」と言って逃げようとする人がいますが(笑)、多くの人が日常的に必要な数字力というのは、それほど難解なものではありません。ちょっとしたコツと定石を理解するだけです。

しかし、このちょっとした差が大きな岐路になります。

定石を全く知らない人から見たら「すごいことをやっている」。でも、やっている当人からして見たら「実は大したことないんだよな・・・」という世界です。

もしあなたが数字からちょっと遠ざかっていたのだとしたら、数字力をつけることによる伸び代は意外に多いはず。

昨今データを活用しないと仕事にならない、ということで注目されているこの分野。数字の羅列に抵抗がある方やデータ分析に自信がない方、気になっていたけどタイミングが合わなかった方、などなど、多くの皆さまの参加をお待ちしています。

セミナー開催概要

数字力入門セミナー ~データを分析し、意思決定につなげるには~

8/22(火) 20:30~21:45(※オンラインにて開催)

お申込み・詳細はこちらから

「いま、学び始めるべきなのか?」 代表的な3つの悩みに答えました

「いま、私はクリティカル・シンキングを学ぶべきなのだろうか?」「私はグロービスで学び始めるべきなのだろうか?」

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グロービスのオンライン体験クラスを経て、このように悩み始めた人もひょっとしたらいるのではないでしょうか。決して安い金額ではありませんので、「良さそう」という気持ちだけでは意思決定に至らない場合も多いでしょう。お金はもちろんのこと、スケジュール問題など、悩みのパターンは人それぞれです。そこで今回は、皆さんからお伺いする悩みの中から代表的なものについてピックアップし、それに対する私たちの考えも併せて整理してみました。

代表的な悩み その1:仕事が忙しい中で、3ヶ月間学び続けられるだろうか・・・?

この悩みに対する答えは、まずは「忙しさの程度」によるでしょう。まさに仕事のピークであり、寝る時間もほとんどないような状態まで追い込まれている方にとっては、学び始めるタイミングを見直した方がいいかも知れません。
しかし、多くの場合、実は「忙しい」と言いつつも、本当に必要なことについての時間はある程度捻出できるものです。事実、受講前は「忙しくて不安」と言っていた方も、受講後に話を聞いてみると「無駄な時間を無くせば何とかなるものだと気付いた」「受講をきっかけに余計な時間が削減できた」ということを、ほぼ間違いなく口にします。
つまり、この「忙しい問題」は、突き詰めると、結局は「何に優先順位を置くか」ということ次第なのです。もちろん、「趣味に時間を使いたい」、とか、「仲間との飲み会は大切にしたい」、「週末のボランティアはライフワークだ」、等々あるでしょう。最終的にはそういったものと「学びの機会」を比較した際、どういうランキングになるか、という話です。
もし、この悩みに直面している場合は、せっかくの機会なので「忙しい」ということで思考を止めずに、自分が何に時間を使っているのかを洗い出し、その優先順位を整理してみることをお勧めします。

代表的な悩み その2:いま、それだけの金額を支払うのが厳しくて・・・

確かに安い金額ではありませんので、この悩みは多くの方が持っていると思います。これも、結局は1番目の「忙しさ」の悩みと答えは同じになるかも知れません。
まず、本当に生活そのものが厳しくなるのであれば、むしろ悩むことなく生活の健全化に向けた方が良いのだと思います。ただ、もし悩む余地がある程度なのであれば、あとは再び優先順位の問題となるでしょう。

また、それに加えてお金の使い方を考える上で忘れてはならないのが、お金の使い方には「消費」と「投資」という2つの種類がある、ということです。「消費」は使えば使うだけ無くなっていきますが、「投資」は現在お金は減っているようで将来にそのリターンが返ってくる可能性があるもの。受講を費用を見て、「この金額を払うのであれば、旅行が行けるかも知れない・・・」「洋服が買えるかも・・・」といったことを脳内比較する人がいますが(笑)、同じ費用であっても「消費」と教育のような「投資」を比較しても意味がありません。教育というのは、うまく活用することができれば、何倍にもなって有形・無形のリターンを持ってきてくれるもの。同じモノサシで比べることがないよう気を付けてください。
※修了生の活躍を調べるのも「投資」の効果を見る上で最適です。グロービスでは定期的にアンケートをとっていますので、ぜひご覧ください。
https://mba.globis.ac.jp/feature/alumni/questionnaire/pdf/enquete_3.pdf

代表的な悩み その3:例えば動画視聴のようにもっと手軽に学べる手段があると思うのですが・・・

今は手軽に学ぶ手段に溢れています。同じオンライン型学習でも、グロービスのオンラインMBAとは異なり、気軽に無料、もしくはかなり割安な価格で、それなりの品質のコンテンツを視聴することが可能です。同じ「クリティカル・シンキング」という領域でも、少し探せば似たような領域のコンテンツは山ほど見つけることができるでしょう。

しかし、そのような動画視聴は、手軽な刺激を受けることはできますが、実際に仕事の真剣勝負で使えるレベルまでにはなりません。本を読んだだけでは速く走ることができないように、どれだけ世の中が便利になったとしても、実体験を伴ったトレーニングの価値が変わることはありません。
そういう視点からすると、無料や低価格の動画で学ぶべきか、グロービスで学ぶべきか、という問いは全く価値の異なるものを天秤にかけているのかも知れません。もしそのような問いに直面しているのであれば、改めて学ぶ目的に立ち戻った方がいいでしょう。
つまり、「自分は刺激を受けたい」というだけなのか、「本当に良い仕事をしたい」のか・・・。そして、もし真剣に現状打破を考えているのであれば、見かけの手軽さに左右されずに、グロービスへ一歩踏み出していただければと思います。

以上、代表的な3つの疑問にお答えしてみました。

1人で悩んでいると、気付かぬうちに同じことをグルグルと考えてしまう傾向にあります。こういった意見を参考にしながら、是非自分にとって今何が大切なのか?ということを考える機会にしていただければ幸いです。

プレゼンに自信がありますか? ープレゼンを左右する準備の仕方ー

さて、皆さんはプレゼンテーションに自信がありますか?

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「どうも人前に出るとあがってしまって・・・」

「昔から人前に立つのは苦手なので、なるべくならプレゼンはしたくありません・・・」

そんな思いを持っている人も少なくないでしょう。

しかし、プレゼンの本質はそんなに難しいことではありません。
プレゼンがうまくいかない理由の大半は、「プレゼンの準備の仕方」が分かっていないから。裏を返せば、準備の仕方さえマスターできれば、多くのプレゼンは改善します。

よく「プレゼンは場数の勝負だ」という人がいます。それももちろん事実ですが、下手に場数を数多く踏んでも意味がありません。準備の仕方はちゃんとマスターする。その上で場数を踏んでみる。これが大切なことです。

プレゼンの準備方法が分かっていない人がよくやりがちなパターンを1つだけ紹介しておきましょう。
それは、「いきなりパワーポイントなどを使って資料を作り出す」ということ。
まだプレゼンに慣れていない人がいきなり手を動かし始めるのはちょっと危険です。
気持ちは分かりますが、手を動かすまでにやるべきことがいろいろあるのです。

ではどうすればいいのでしょうか?
その点について、オンラインMBAのセミナー「プレゼンテーション入門」にてご説明します。当日は、オンラインで参加者の皆さんと接続しながら、ちょっとした演習を通じて皆さんと一緒に「準備の仕方」について深めていきますので、楽しみにしていてください。
では皆さんのご参加をお待ちしています。

プレゼンテーション入門セミナーのお申込みはこちらから

グロービスオンラインMBAが「ライブ形式」にこだわる3つの理由

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グロービスがオンラインMBAを開講して、早くも数年が経過しました。

お陰さまで良い受講生に恵まれ、全世界から多くの方に集まっていただいています。そして、2017年3月には初のオンラインMBAからの卒業生も出ました。

徐々に認知を広げてきたオンラインMBAですが、いまだ勘違いされることがあります。

それは「オンラインMBAって、動画を視聴するんですよね?」というもの。

グロービスのオンラインMBAは、過去に撮影された動画を視聴するタイプではありません。

教室型と同様に、その場に集まったメンバーと、「ライブ形式」で議論を重ねていくスタイルです。ネットを通じて「どこでも」参加することはできますが、「いつでも」というわけではありません。

でも、オンラインなのであれば、録画形式で「いつでも」見られた方が利便性が高いのに・・・という声も聞きます。

なぜグロービスのオンラインMBAは「ライブ形式」にこだわるのか。

そこには3つの理由があります。

1.意思決定力を鍛えるためには、ライブ形式が一番の近道である

ビジネスにおける意思決定の大半は、会議や面談の中でなされます。

事前にいくら入念な準備をしても、当日予想もしてなかった突っ込みや質問によって、会議のモメンタムが変わり、思うような意思決定が出来なかった、ということも多いはず。

「あの時、ああいうことを言っていれば・・・」

「もっと言うべきことがあったのに・・・」

こういった後悔も先に立たず。

全ては「限られた時間」の中で、本質を突いたコミュニケーションやリーダーシップが発揮できるか、ということに大きく影響されるのです。

グロービスがオンラインであってもライブ形式にこだわる大きな理由の1つはここにあります。

「限られた時間の中、意見の違った人たちが集まる中で、瞬発的になされる意思決定に貢献ができるのか・・・?」

ライブ形式でそれを常に問われ続けられるからこそ、ビジネスで使える意思決定力が鍛え上げられていくのです。

2.ライブ形式だからこそ、学びのモチベーションが継続する

ライブである、ということは、クラスの進行も予定調和ではありません。

参加者の発言によって、学びの中身も変化します。つまり、良い発言をしていけば、クラスの中身もいい方向に深まっていくのです。

だからこそ、参加者はしっかり準備をして、クラスを皆で良いものにしていこうと考える。

この点は、動画を一人で視るタイプの学び方と根本的に異なるポイントです。

動画の場合は、いつでも気楽に視ることができるメリットがある反面、「自分がいてもいなくても学びが変わらない」ために、参加意欲を維持することがやがて困難になっていきます。

ライブ形式では、「仲間が画面の裏側にリアルに存在すること」、そして、「自分の存在が学びの質に影響を与えていくこと」が大きな違いです。そして、この違いこそが、学びのモチベーションにつながっていくのです。

3.深い人的ネットワークは、ライブだからこそ形成される

最後の3点目は、ライブだからこそ生まれる学ぶ仲間とのネットワークの深さについてです。

グロービスは、通学版のスクールにおいて、長らく「人的ネットワーク」ということを深めることに尽力してきました。

だからこそ、オンライン開始当初では、「オンラインでどこまでネットワークが深められるのか」、といった疑問があったのも事実です。

しかし、数年間やってみて気付いたことは、チャットや画面越しという限定的なコミュニケーションをするからこそ、その人について「もっと理解しよう」「理解したい」という引力が働く、ということです。

これについて、オンラインMBAの卒業生は、言葉を超えてコミュニケーションしている感覚であり、それはまるで「魂と魂との対話である」という表現をしています。(参考:『バーチャルだからこそ深まる!「オンラインファースト」時代の学び方』http://globis.jp/article/5496

このようなライブ形式の深い対話を続けることにより、より密度のある人間関係が形成されていくのです。

オンラインではあるけど、「ライブ形式」にこだわり続けるグロービスのオンラインMBA。

もしこの「ライブ感」を味わいたい方は、是非各種イベントに参加して体験してみください。

オンライン体験クラス&説明会はこちらから

リーダー候補は要注意!バッティングセンター症候群

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リーダー候補は要注意!バッティングセンター症候群

スケジュールを見れば、会議の山。会議の合間も、上司からの突発的な依頼や顧客からのクレームが届き、対応に追われる。夕方、一旦机に落ち着いたら、数々のメールに対応する。気づけばもう21時。帰らなくちゃ・・・。

このように忙しい毎日を過ごしている方、多いのではないかと思います。それなりに充実感もあるし、関係者からも評価をされている感触はある。ひょっとしたら管理職への昇進も近いかもしれない。少しは休みたい、という思いがありつつも、当面の満足度は高い状態・・・かもしれませんね。

しかし、この状況を別の角度で見るならば、「バッティングセンターに入って、来た球を必死に打ち返している」とも言えるかもしれません。必死にバットを振っていますが、単に反射しているだけで、じっくりと頭を動かしていないとも言える状態。来たボールは目に入るけど、それ以外のことは一切目に入らない「視野狭窄」状態。この状況を私は「バッティングセンター症候群」と呼んでいます。

この症候群に陥った方、中長期的な視点で見るとやや危険です。突破力がある分、早めに「~リーダー」や「~長」など、責任あるポジションに任命されることが多いのですが、そうした「立場の変わり目」のタイミングでもろく崩れやすいのです。

リーダーとプレイヤーは、似て非なるものです。視野狭窄状態でこなせる業務ではありませんし、自分の得意技ばかりやっていればいいわけでもありません。業務に対する深い理解も必要ですが、それ以上に幅広い視野を持ち合わせておくことが何よりも重要なのです。

では、自分自身がこの「バッティングセンター症候群」に陥っていないかどうか、どう判断すればいいでしょうか?7つほどチェックリストを用意しましたので、確認してみましょう。

  1. 現在の自分の組織における外部環境の変化を3点、具体的に語ることができる
  2. 今立てている目標について、外部環境の変化との接続性から語ることができる
  3. 今の自分の業務が会社の会計上にどのような影響を与えるのかを具体的に語ることができる
  4. 自分のリーダーシップ・スタイルがある。そして、なぜ今そのスタイルを取っているのかを説明することができる。
  5. 今の仕事を進めるための最大の利害関係者は誰であり、その当人をどう巻き込むかのイメージがある
  6. 自分に不足している能力を高めるために、習慣化している行動がある
  7. 年初に設定した目標があり、それを意識して確実に行動をしつづけている

さて、どれくらい当てはまったでしょうか?躊躇なく自信を持って「もちろん!」と答えられるポイントが3つ以上なかったとしたら、バッティングセンター症候群を疑った方がいいかもしれません。

そして、バッティングセンターから抜け出すためには、とにかく視野を広げるしかありません。よく「ヒト・モノ・カネ」と言われますが、

・人間の動き方や組織に対する理解を持つこと(ヒトの視点)

・ビジネスの仕組み、戦略のあり方に対する理解を持つこと(モノの視点)

・会計などの金回りに関する理解を持つこと(カネの視点)

といった視野の広がりを持つことが重要です。

もうだいたいある程度変化球や速球は打ち返せるようになってきたな、という感触のある皆さん。そろそろバッターボックスから出て、今度はもう少し「視野を広げる」ためのトレーニングを考えてみてはどうでしょう?

8/18(金)に新潟で! リーダー基礎力を高めるためのセミナーを開催

そして、リーダーとして視野を広げていきたい方の第一歩に向けて・・・という思いで、私も含めたグロービス経営大学院の教員で執筆したのが『グロービス流リーダー基礎力10』という本です。これからリーダーになろう、という人に求められる基本的な要素を10個ほどピックアップして整理しています。この本のエッセンスをお伝えするセミナーを8月18日(金)に新潟で開催します。また翌19日(土)には、グロービスならではのディスカッション形式のクラスを実際に体験いただける体験クラスも開催します。お近くの方はぜひお気軽にご参加ください。

日時: 2017年 8月18日(金)19:00-20:30

場所:駅南貸会議室KENTO ROOM A

〒950-0917 新潟県新潟市中央区天神1丁目1プラーカ3 JR新潟駅 南口 徒歩2分

参加費: 無料

「リーダー基礎力セミナー」への参加申し込みはこちら>>

※8/19(土)開催「論理思考/マーケティング体験クラス」へのお申込みはこちら>>

2017年を飛躍の一年にしたい人へお薦めの一冊 ~『やり抜く力 GRIT』~

皆さん、あけましておめでとうございます。
オンラインMBAの荒木です。

さて年始のご挨拶に代えて、書籍のご紹介をします。

今年最初の1冊としてお薦めしたいのは『やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』です。
すでに出版以来、各所で話題になっているので、読まれた方もいるかと思います。
予め言っておくと、この本、特段の目新しさはありません。
この本のメッセージを5文字で言うとするならば「努力は大事」ということ。
いや、実際にはもうちょっと複雑ではありますが・・・(笑)、つきつめるとそういうことです。
なので、「そんなこと分かっとるわい!」という声がamazonのレビューにもたくさん載っています。
私のように手放しで評価する人がいる一方で、

「努力を強調しているだけで、他に何も新しいことを言っていない。この著者自身が努力の人だったのかも、だけど、面白みも新しさもなく、何も生み出してない。」


とか、散々な書かれ方もしています。イラストby荒木博行
こういった批判、まさにその通り。

しかしその上でなぜこの本が私に刺さったのかというと、私が普段から成長にとって大事だと考えていた「目的」「意図」「意味づけ」という3つの視点が(やや異なる表現方法ではあるものの)しっかり記載されていたからなのです。

「そうそう、俺が常に意識しているのはこれ!」ということで、ページをめくるたびに膝を叩くようなイメージでした。やっぱり自分と同じ主張をしている本は大好きになるものです(笑)

以下、私が定義する「目的」「意図」「意味づけ」という枠組みに沿って、この本の内容の簡単な引用をしておきたいと思います。




「目的」:


手段を考える前に、何を目指すのか。その目的を絶えず意識すべき、ということです。これが何かを始める最初の一歩になるべきです。
言ってしまえば当たり前のこと。しかし、これは相当行動原理の中に染みついていないとあっという間に「手段の目的化」に陥ります。
何を目的にしてやっているのか分からないようなルーティン、身の回りにたくさんありませんか?
本書では、物事をやり抜くために、目標を定義することの重要性を至るところで語っています。

「仕事」のピラミッドの頂点には、複数ではなくひとつの目標を据えるのが望ましい。 要するに、目標のピラミッドが全体としてひとつにまとまり、各目標が関連性をもって、整然と並んでいる状態が望ましいのだ いちばん重要なことは、「やり抜く力」の鉄人たちは「コンパス」を替えないことだ。彼らにはたったひとつの究極の目標があり、ほぼすべての行動がその目標達成に向けられている。だから究極の目標に関しては、そんな投げやりな言葉は口にしない



「意図」:


目標や目的を定義した後、具体的なトレーニングに入るわけですが、トレーニングをがむしゃらにやればいいというわけではありません。
ホークスの工藤監督がかつて現役選手だった頃、「単に筋トレをするだけだったらしない方がまし。どういう能力を鍛えたいのか?そのために具体的にどこの筋肉をどのようにしたいのか、ということを考えなければやる意味はない」というような発言を聞いた記憶がうっすらと残っていますが(遠い記憶なので、相当怪しいです・・・)、要はそういう「明確な意図」と「設計」を持って訓練すべき、ということが本書に書かれています。

エリクソンの研究によるもっとも重要な洞察は、エキスパートたちの練習時間が並外れて多いことではない。いちばん重要なことは、エキスパートたちの練習のしかたが、他とは一線を画するという点だ。 ふつうの人びととちがって、エキスパートたちは、ただ何千時間もの練習を積み重ねているだけではなく、エリクソンのいう「意図的な練習」(deliberate practice)を行っていた 今回の調査でわかったもっとも重要なことは、時間の長さよりも「どんな練習をしているか」が決め手になることだった。ほかのどんな練習よりも「意図的な練習」が、大会を勝ち進むための要因になっていることがわかったのだ



「意味づけ」:


意図を持ったトレーニングを重ねていても、必ずしも望ましい結果が出るわけではありません。
出てきた結果をどう捉えるか、どう意味付けするのか、というのはもう一方で大切な心構えです。
本書においても、「意味づけ」の重要性は各所で語られています。

ポイントは、「心のつぶやき(考え方、物事の受けとめ方)は、よい方向に変えることができる」ということ。そして、目標に向かって進んでいくときに、ネガティブな心のつぶやきに邪魔をさせないようにする方法も、身につけることができるということだ。指導を受けて練習を行えば、困難な状況に陥っても、自分の考え方や感じ方を変えることができる。そしてもっとも重要なのは、行動を変えることができるということだ
(続きを読む...)

オンラインMBAが2周年を迎えました

2014年10月に開講したオンラインMBAですが、気づけばこの10月で2周年を迎えることができました。

先日、その2周年を祝う形で、受講生企画による2周年記念イベントが開催されました。

「イベント」といっても実際に集まったわけではありません。
全世界に散らばる仲間たちなので、イベントも「オンライン上」で行いました。
実数は定かではありませんが、おそらくオンライン上で80名以上は集まったのではないかと思います。

イベントの内容は、盛りだくさん。
アジアから中東、ヨーロッパ、アメリカ大陸をぐるっと世界一周した海外在住者からの現地ネットワークがあったり、
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(写真はシンガポールの受講生からの生中継)

グロービスのクラスをパロディ化した擬似クラスがあったり、
新婚さんからのご家族紹介や、卒業生からのメッセージあり、
まるで24時間イベントのような裏側でのランニングイベントもあり・・・。

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(写真は東京湾岸からのランニング中継。イベント終了時間を目指してゴール地点へ急ぐ。)

ということで、笑いあり、癒しあり、知的刺激あり、グロービスらしく前向きな空気に溢れたイベントになりました。

このイベントは全てオンラインMBAの受講生を中心にして企画がなされたわけですが、オンライン生のみに閉じることなく、グロービスの通学受講生や卒業生、そしてグロービスの講師やスタッフを巻き込んだ「オールグロービス」としてのイベントとなったことも大きな特徴の一つです。
オンラインMBAという場を通じて、ネットワークが今まで以上に広がっていく。そんなパワーを感じました。

振り返れば、2年前、「オンラインでは通学のような凝集感が醸成できるのか?」という問いは、私の頭を常に悩ませていたことでした。
教育理念に「人的ネットワーク」ということを掲げる以上、オンラインだからといって密度の薄いコミュニティを作るわけにはいきません。
しかし、このイベントで繰り広げられているのは、まさに密度の濃い「人的ネットワーク」によって成し遂げられたオンラインならではのコミュニティのあり方です。
2年前の当時の自分がこのイベントを見ることができたら、おそらく安堵と喜びで涙が出るだろうなと・・・。そんな感慨に浸った瞬間でもありました。
こういうコミュニティとその文化を作っていただいた受講生の皆さんには、改めて感謝をしたいと思います。

さて、2周年という一つの区切りを経て、オンラインMBAでも10月期のクラスがスタートしつつあります。
クラスが始まるということは、新たな学びを得るということともに、新たな仲間を得る、ということでもあります。
すでにオンラインMBAという場に入っている人も、これから入ろうという人も、是非このコミュニティを通じてこれからも多くの仲間と出会っていただければと思っています。

また皆さんとオンラインMBAでお会いできることを楽しみにしています。

オンラインMBA責任者 荒木博行

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