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名古屋校学生ブログ

|シリーズ1| エンジニアにとってのMBA

【MBAを学びはじめるまで】今なぜMBAなのか、どこに向かうのか

2013年蛯澤俊典さん_160×160.jpg
【名前】蛯澤 俊典

【勤務先】大手旅行会社

【入学年】2013年



GMBA2013期 蛯澤俊典です。
私は、大手旅行会社にて学校営業を主軸とした営業部門に所属しています。

日々、中学校から大学までを訪問し、学校内の旅行需要を追いかけながら、
各学校内が抱えているそれぞれの課題に対して、ソリューションを提供して
いくことが目下の仕事内容です。

◆グロービスを知ったきっかけ

「これだ!!探していたのは・・」
グロービスを知ったのは2011年5月頃。今の会社に入社して7年目を迎え、
会社の中で中堅社員、主任職になり1年が経った時でした。

その頃はある程度、仕事(営業)でも成果を残し、また指導する後輩も増えていたので、
社内でも認められるようになっていました。
しかし、何か漠然と
「このままでいいのか、目の前にある仕事だけを取り組んでいれば本当にいいのか」
と感じるようになった頃でもありました。

課題意識はあっても何をどのように勉強すればよいのか、分かりませんでした。
例えば、本屋に行っても、数多の本が並んでいて、どう選ぶのか、適当に選んでも、
身になっている感覚が全くないことも多かったのです。

ビジネスの啓蒙雑誌を定期購読もしましたが、
やはり自分の成長に直結している感覚はありませんでした。
そんな時でした。目に入ってしまいました。土曜日の揺れる地下鉄の中で。

「徹底的に実践にこだわったMBA 説明会・体験クラス」

グロービスのマーケティング戦略にまんまとひっかかったわけです(笑)。
しかし、何か、変われるのでは!何か新しいものに触れられるでは!なんて気がしたのです。

そう思ってからは早かったですね。
その日には説明会の申し込みを済ませていました。

そして説明会では、1時間程度の体験クラスを受けたのですが、
使っていなかった頭をハンマーで叩かれたような、
強烈な刺激を受けました。

今思うと、心の中でずっと何かを探し求めていたのだと思います。
触角が敏感になっていた分、その反応は早かったように思います。

◆なぜMBAが必要だと感じたか

「変化に強い普遍的な虎の巻」

当初はMBAまで必要だという認識はありませんでした。
あくまで学びを深めていく中で変化をしながら醸成されたものです。
グロービスへ通い始めた理由は前述したように、自分に対する課題意識からでした。

そして、いざ学びはじめてみると、いかに普段の仕事が経験と勘だけに
頼っているのかを痛感させられました。

例えば、部下に「この見積の数字の根拠は何ですか?これならば競合他社に勝てますか?」
と聞かれても、これまでは窮する事が多かったのですよね。

今ならば、市場エリアの特徴、昨年との対比、競合他社の今年の傾向、
営業浸透状況、自社商品の優位性・・・・ゆえに、この線で勝負しよう!と
答えることができます。それでも勝てるとは言い切れませんが(笑)。

私が学び始めたのは、今目の前にある仕事を通して、顧客に対して、
上司に対して、 また部下に対して、必要な事柄を的確に話ができる
「虎の巻」を持っていなかったからでした。

しかし、学びを深める中でそれだけで決してないことが分かってきました。
だれしも社会人になると、学ぶ場や教える者は目の前の業務や近くの先輩社員が
基本になってきます。会社が安定している、この先も安定するだろう世の中であれば、
それでも問題なく会社は成長していくのだろうと思います。

しかし、今は著しい変化の時代。成熟しているかに見える市場でも2,3年前までは、
市場で戦っていなかった企業が急激に伸び、一気に最大の競合になることすらあります。
そんな時代に自社の先輩から受け継いだOJTだけで乗り切れるのか、と言ったら
正直心もとないと思ったのです。

変化に強い普遍的なベースのようなものが必要なのだと。

もちろん社内のOJTはどのステージでも必要ですが、社内で実績を上げるとおのずと、
人の上に立つ機会が増え、より高度な意思決定が必要とされます。
その時に、これまでの経験や社内の基準だけでは決められなくなっていくと思うのです。

私にとっての「変化に強い"普遍的な"虎の巻」は、MBAを通して学べることでした。

◆GMSから大学院へ進学を決めた理由

「多くの知らない世界を知る事が楽しい」

はじめにグロービスで学び始めたのは、
グロービス・マネジメント・スクール(GMS)での「クリティカルシンキング」でした。
このクリシンは私にとって、衝撃的な体験でした。
何しろ、これまで一端の社会人として7年間懸命に仕事をしてきたのですが、
その経験がまったく通用しなかったからです。

講師の問いに対して的確な返答ができない、下手をすると講師の問いの意味すら
つかめないこともありました。ゆえに、毎回のクラスが本当に刺激的でした。
そんなクラスを繰り返すうちに、「基礎体力」と言われるクリシンを土台とした
他の専門的なクラスを大学院で受けたいという思いが強くなっていきました。

最初は、クリシンでこれだけ苦労しているのだから、クリシンをベースとした
大学院の専門クラスはよほど大変なのだろうとも思われましたが、それ以上に、
「新しい世界」を学ぶことへの興味や関心の方が勝ったと言えました。
単純に、多くの知らない世界を知る事が楽しかったのです。

しかし、一サラリーマンで既婚だったこともあり、いかにして仕事と家庭とグロービスを
両立させるかが課題でした。いきなり本科を受けて2年ないし3年で卒業することも
考えましたが、あまりに負荷をかけて両立が崩れる事は避けたかったので、
3年半計画で考えました。実質的には単科生で1年半、本科で2年と計画を立てたのです。

◆今後学んでいく中での決意や目標

「働く人が夢を見られる会社にしたい」

よく「MBAを学んでいる」と会社の人などに言うと、「独立するの?」という質問を受けます。
そのたびに「今そんなことは全く考えていません」と答えます。
私は元々、前述のように自分の課題意識からグロービスの門をたたきました。
そして、普遍的な虎の巻を身につけたいと感じ、MBAを学ぶ決意をしました。

学び始めてちょうど丸2年になりますが、今の目標は勤める会社をより強い会社、
より働く人が夢を見られる会社にしたいと思っています。

夢や幸せを売ることが得意な旅行会社で、学生からの就職人気も高い業界ですが、
残念ながら、従業員の満足度(ES)は常に低い状態を推移しています。
つまりは、入る前と後でのギャップがあるのだと思います。

しかし、このギャップは十分埋められると思っています。
新入社員のうちは夢や希望に溢れているが、年次を経るに従って、それが落ちていく。
その原因は社内の教育環境にあると感じています。

私の勤める企業は本当に事業フィールドが果てしなく広く、人の努力次第で
どんな事業フィールドにも足を伸ばせる魅力的な企業だと思っています。
しかし、どのように自身で目指したいフィールドに足を伸ばせばよいのか、
伸ばすためには何が不足しているのか、示す人、教えられる人が極端に少ないのが現状。
私はまず、社内の環境を整備し、社員一人ひとりが夢を追い続けられるような仕組みづくりを
していきたいと思っています。

◆今後、受講を検討している方へ

「新しい世界を切り開いていきましょう!」

まず、このブログをここまで読んで下さった方に感謝申し上げます。
何かしらの想いを持っていらっしゃる方だと思います。
新しいことを始めてみたい、もっと成長したい、現状を打破したい、など。
どんな方にしろ、グロービスの門を叩くと、間違いなく、新しい出会いが
待っていると思います。
そしてその出会いは、さまざまな可能性を秘めた出会いではないかと思います。

この出会いを最大限生かし、一緒に新しい世界を切り開いていきませんか?

参考:グロービスの2つのスクール 

【卒業後~GMBAを終えて~】新世紀AGに突入

GMBA2008期生の中山裕司です。
現在は衛生機器メーカーで事業戦略の企画・推進をしています。

GMBAに入学するまで

私は、経営やマネジメントには学生時代から何となく興味があり、
会社でMBA系の通信教育を受講したこともありました。
会社の先輩の話からグロービスの存在を知り、
もっと自分を高められるのではないかと思って門戸を叩いたのが受講の経緯です。

グロービスでの学びを通じて

私は、2006年7月から受講を始めて、2010年の春にグロービスを卒業しました。
グロービスでの学びは、私にとってかけがえのない財産になっています。
例えば、様々な職種・業種からやってきた強者が揃うグロービスの中で、
何とか一定のアウトプットを出そうと食らいついていった経験は、
仕事を進める上で大きな自信になっています。
また、グロービスの特徴である創造と変革系の科目は、
MBAの知識をフル活用して事業計画を考えることを要求するので、
私の力を大きくストレッチしてくれました。
全体最適や、相手の部門の立場を尊重した思考ができるようにもなりました。
そのような中、仕事上で大きく学びを活用できる機会が、2度訪れました。
1度目は、商品企画・マーケティングの業務へ異動した時です。
私は、今務めている衛生機器メーカーに新卒で入社し、商品開発部に配属。
3年間、エンジニアとして設計業務に携わり、
その後、商品企画・マーケティングの業務に4年間携わりました。
私は、商品企画での最終年に主力商品のほとんどをモデルチェンジするという企画を提案。
市場、競合から考える商品投入のタイミングと、組織の人員を考えたときに、
「自分という駒を動かすことが最も有効だ」と判断して、
「私が設計を担当するので、この企画を是非遂行させてほしい」
と上司(企画課長)と設計を担当する課の課長にお願いをしました。
こうした提案ができたのも、
俯瞰的に物事を考えることを要求するグロービスのおかげだと思います。
2度目は、現在携わっている事業戦略の企画・推進業務への異動した時です。
2010年4月に企画課から古巣の設計課に戻り、7人の設計・評価部隊を率いる係長という立場で、
自ら企画した商品の設計推進をしていたのですが、半年後にまたも異動の機会が訪れました。
ある日、商品開発部長に呼ばれて受けた指示は、
「10月から係長を外れてもらい、▲▲事業の事業企画をやれ」というものでした。
私にとって▲▲事業の商品には少し携わったことはあったものの、
事業の詳細までは熟知していなかったですし、
チームメンバーと一緒に、2011年の商品発売まで設計の面倒を見たいという思いもありました。
しかし、自分にとってさらなる成長のチャンスと思い、
心機一転新たな業務に取り組み始めることにしました。
現在の業務には、5ヵ月間携わってきましたが、
業務の性格上グロービスでの経験が毎日のように役に立っています。
例えば、前述の創造と変革科目の中で、ビジネスプランを幾度も描いた経験があるので、
事業計画を考える際にも、
何を描けばよいのか?
どんな数値が必要なのか?
このビジネスのキードライバーは何か?
何が利益の源泉なのか?
という勘所を素早く押さえられるようになっているのです。
こうしたチャンスを手にできたのも、今振り返ると
グロービスでの経験が言動となって表れていた結果だったのではないかと思っています。

MBAを修了することでステージが上がる

GMBA名古屋校の卒業生は、現在のところ20人いますが、
みんな卒業後に活躍のステージがグッと上がっています。
「Chance favors the prepared minds.(チャンスは準備ができている人に微笑む)」
という言葉がありますが、
MBAはチャンスに微笑んでもらうための準備の場なのでしょう。
そう考えると、
旧世紀BG(Before GLOBIS)から新世紀AG(After GLOBIS)への変わり目は
本当に大きな節目なのだと思っています。

MBAの知識を使う上での留意点

私は、MBAの知識を実務で使う上で、これまでの経験から3つの留意点があると思っています。

1つめは、知識の使い方です。 例えば、知識を振りかざすと間違いなく厄介者扱いですが、
知識やフレームワークを頭に入れつつ、
相手の経験に基づく話を整理しながら議論をすると、
お互いに納得して結論に到達することができます。

2つめは、理論偏重にならずに現場を見て実態を把握することです。
例えば、販売量が大きくなることで働くとされる「規模の経済性」について、
製造業でいうと、工程で何をどのように作っているかによって働くのか働かないのか、
あるいはどのレベルまでだったら働くのかが変わってきます。
こうしたことは、実際に現場を見た経験があるとより見えやすくなる部分だと思います。

3つめは、実行するのは人ということです。
仮に納得感のある戦略ができても、人が動かないとアウトプットが出ないので、
推進体制が重要になります。
よい体制を作るには、人の得意分野、部下であれば潜在能力を
常日頃の付き合いの中から見極めておく必要があると感じています。
知識の使い方、現場感覚、体制を作る能力をプラス側に最大限伸ばすことで、
MBAの理論を掛け算したときに大きな力になって効いてくるのではないでしょうか。

最後に、私はMBAを学んだ人間として、自分だけが力を発揮するだけでなく、
まわりの人にも自分の力を掛け算して力を発揮してもらえるような人間になることが
とても重要だと感じています。

エンジニアにとってのMBA~第4回:開発と経営の共通点~

みなさんこんにちは。このブログも第4回目となりました。

最近、グロービスの中だけでなく、僕の勤め先の人からも
「ブログ見たよ」なんて言われて嬉しく思っています。

さて今回は「MBAの仕事への活かし方」について書くつもりでしたが、
色々と考えている内に新たな気づきが得られたので、
テーマを変更して「開発と経営の共通点」と題してお送りしたいと思います。

■開発と経営は同じ!?

いきなりですみません。
「おいおい、いきなり何を言い出すんだ。開発と経営が同じな訳ないじゃないか!」
というみなさんの声が聞こえてきそうです。

しかし、「エンジニアにとってのMBA」という内容でブログを書くようになって、
開発と経営の関係を改めて考えてみると、開発と経営はその業務内容・プロセスが
非常に良く似ているということに気がつきました。

●V字型開発プロセス

僕が勤めている会社では、一般的な開発プロセスとして
図1に示すようなV字型プロセスをとることが多いです。

開発プロセスについてあまり詳しくない方のために、
V字型の開発プロセスとはどのようなものかを簡単に説明させていただきます。

V字型開発プロセスでは、どんなものを開発するかという「要件定義(仕様定義)」に始まり、 要件を満たすためにどのような機能が必要かを設計する 「機能設計」、 各機能をどうやって実現するかを設計する 「詳細設計」、 とブレークダウンしていき設計図を作成します。

続いてその設計図に基づき実際にモノづくりを行ないます。 モノが出来上がったら、「単体評価」のステップで部品レベルでの評価を行ないます。

次に「機能評価」で部品を組み上げて機能として評価し、 さらに「システム評価」において全機能を統合して 最初の要件を満たしているかどうかを評価します。

加えてV字型開発では、設計段階でシミュレーションを行って
ものを作る前に評価を行うことで手戻りを少なくし、
開発効率を向上させます。

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●経営プロセスへの適用

冒頭にも書きましたが、僕はエンジニアにとってのMBAというものを考えている中で、
経営のプロセスがこのV字型開発プロセスに似ているということに気がつきました。

そこでV字型開発の各部分に経営の要素を当てはめてみました。

まず、開発プロセスの要件定義にあたる部分ですが、 経営では「経営理念」あるいは「ビジョン」の定義に相当すると思います。 企業としてステークホルダーに対して何がしたいかを明らかにします。

次に機能設計に相当する部分は、「経営戦略」あるいは「事業戦略」です。 開発で要件を満たすためにどのような機能が必要かを設計するように、 ここでは、経営理念やビジョンを実現するためにどのような事業や商品を扱うかを決めます。

そして詳細設計に相当するのは「実行計画」です。 ここでは経営戦略や事業戦略を実行していくために、 バリューチェーンの各要素毎により詳細な戦略を立案します。

例えば、「マーケティング戦略」「技術戦略」「オペレーション戦略」「組織設計」などです。 この段階まで来たら各戦略に基づき、計画を実行します。

実行したらその結果をまずは個人やチーム単位で評価します。 ここではMBOなどを用いて評価することになると思います。

次に事業単位で評価します。

事業単位の評価では、評価指標としては色々ありますが、例えば事業部毎の「売上」「利益」「FCF」などで評価します。

最後に全ての事業をまとめて会社全体として評価します。ここでの評価指標も様々なものがありますが、 「売上」「利益」「FCF」「株価」「顧客満足度」「社会的責任」「従業員満足度」など
全ステークホルダーの観点から評価されることになると思います。

また、開発の各設計段階でシミュレーションを行ったように、
経営においても各戦略構築段階でシナリオ分析を行うのが一般的だと思います。
シナリオ分析を行うことにより、戦略の実現性や問題点などが明らかになり、
リスクを減らすことができます。

以上のプロセスをまとめたものが図2になります。

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以上のように経営の各要素は開発プロセスにうまく当てはめることができます。
大企業になればステップ数が増えるかもしれませんが、
大筋こんな所ではないかと思います。

また、プロセスだけでなく内容についても、
開発が知恵を絞って新規商品を開発するように、
経営も知恵を絞って新規ビジネスを開拓したり、 開発が既存商品について評価・分析を行い改善するように、
経営も既存ビジネスについて評価・分析を行い改善したり、
と似た部分が多いように感じます。

このように、経営とはビジネスの開発そのものだと思うのです。
開発の世界では専門領域を技術軸で分けて、
メカ屋、エレキ屋、ソフト屋などと呼んだりします。

この考えに基づくと、経営者はビジネス屋とでも呼ば
れる存在なのではないでしょうか?

つまり、専門領域をビジネスとする開発者、それが経営者なのではないでしょうか。

MBAで学ぶ科目の経営プロセスにおける位置づけ

経営プロセスが開発プロセスにうまく当てはまった所で、さらに調子に乗って、
MBAで学ぶ科目がこの経営プロセスのどこに位置するのかを考えてみました。

それが図3になります。

まず、企業理念・ビジョン定義のプロセスにおいては、 そもそもどんな企業にしたいのかを考える必要があります。 それを考える上で重要になってくるのが、経営者の「志」だと思います。 どんな企業にしたいのかは誰も決めてくれません。 経営者が企業を通して何がしたいか、それがはっきりしなければ 企業理念やビジョンは定まるはずもありません。

次に経営戦略・事業戦略および実行計画のプロセスですが、 ここは名前の通り「戦略系」の科目が当てはまるでしょう。 開発プロセスでは機能設計や詳細設計に相当する部分なので、 戦略というのは「ビジネスにおける設計図」と言えるかもしれません。

「実行計画の一部」「戦略実行」「個人評価の一部」といったプロセスは 「ヒト系」の科目が当てはまるのかなと思います。

ここが開発と経営の決定的に異なる部分で、 開発では設計図に従ってモノを作るのですが、 経営では戦略という設計図に基づいてビジネスを作っていく、 そのためにリーダーシップを持ちヒトや組織を動かしていく必要があるのだと思います。

そして評価プロセスには「アカウンティング」の科目が該当すると思います。 個人レベルから事業レベルの評価においては内部のマネジメントということで 「管理会計」が重要な役割を果たし、企業全体の評価においては会社外の人からも 評価されることを考えると「財務会計」のウェイトが大きくなるのかなと思います。

最後に開発ではシミュレーションに相当するシナリオ分析のプロセスには 「ファイナンス」の科目が当てはまると思います。 開発では設計したものが妥当かどうかをシミュレーションによって モノづくりの前に確認しますが、経営でも描いた戦略が妥当かどうかを ファイナンスという道具を使って実際に戦略を実行する前に確認します。

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このように整理してみると、 「志」が経営プロセスのスタート地点であることが分かります。

どこのMBAでも戦略系・ヒト系・カネ系(アカウンティング・ファイナンス) の科目は学ぶと思いますが、 グロービスでは「志」の部分を学ぶ(というよりは自分の中で醸成させていく)
ことができるので、しっかりとした土台をもって経営プロセスを辿ることが
できるのではないかと思います。

■目指せ!ビジネス屋!!

さて、ここまで開発と経営の共通点(だと僕が思うもの)について
書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。
この考え方はみなさんの中でしっくりきたでしょうか。

僕自身はこの考え方に辿り着いて、自分のフィールドである開発と
同じフレームワークに落としこむことができた上に、
これまで学んできたことが全てつながり1つにまとまったので、
かなりしっくりきています。

もししっくりこなかった方は、
自分の得意分野で整理しなおしてみると良いかもしれません。

ここまで書いてきたように、開発と経営は色々な部分で共通点があると思います。

僕の中のイメージは、
経営は開発のモノづくりの部分をビジネスづくりに置き換えた「だけ」、です。 そこが最大かつ唯一の違いだと思います。

経営の難しさは、扱うのがビジネスであり、 それを動かすヒトや組織であるという点にあると思います。
開発で扱うのはモノであり、きちんと設計して作れば、大体は思い通りに動きます。

しかし、経営の場合はそうはいきません。 いくらきちんとした戦略(設計図)を描いても、ヒトや組織が戦略通りに動くとは限りません。
むしろ思い通りに動かない事の方が多いと思います。
そこをいかに動かしていくか、それに尽きると思います。
このような難しさはあるものの、そこが経営の醍醐味であるとも言えます。

僕はこの難しさを克服し、メカ屋でもエレキ屋でもソフト屋でもない「ビジネス屋」を目指したいと思います。

今回最後まで読んでいただいた方、
長文にお付き合いいただきありがとうございました。

今後もエンジニアという観点でMBAを見つめていきたいと思いますので、
次回以降も楽しみにしていてください。それでは。

エンジニアにとってのMBA~第3回:エンジニアの一日~

みなさんこんにちは。

前回はエンジニアのメリット・デメリットというテーマで、
エンジニアがMBAを学ぶ上で留意した方が良い点、
エンジニアならではの学びの実践方法などをお伝えしました。

今回はこれまでと少し趣きを変えて、

エンジニアの1日というテーマで
エンジニアってこんな仕事をしていて、
こんな所で喜びを感じたり悩んだりしているんだよ!

という所をお伝えしたいと思います。

一言にエンジニアといっても、
その業務内容は開発ステージ毎(研究開発~量産設計)にも違いますし、
業種毎(電機、機械、情報)にも違います。

もちろん、企業や会社内でのポジションによる違い等もあります。

そんな中で、今回は僕の体験を基にエンジニアの仕事について
お伝えできれば、と思います。

第1回目のブログでもお伝えしましたが、

僕は入社してから6年間R&Dにいました。

R&Dでは最新技術の調査や研究開発を行うのですが、
重要なミッションの一つに最近の技術動向から、
世の中がどういう方向に動いていて、今後どのような市場が立ち上がり、
どのような技術が必要になるのか?、 を明確にすることがあります。

端的に言えばシーズ動向から将来のニーズを予測するというミッションです。

実は技術屋と言えども、
こういった戦略系の仕事をしていることも多いんです。

という訳で、戦略から技術開発まで、
僕があるプロジェクトのテーマリーダーをしていた頃の
1日の様子をお伝えします。

■午前

朝出社して一番最初にやることは、
WBSを見直して計画と進捗を確認することです。

ご存知の方も多いと思いますが、

WBSとは Work Breakdown Structureといって
大きな目標を達成するために必要な業務を分解し、行動計画に落とし込んだものです。 (グロービスではクリティカル・シンキングで出てきます)。

WBSを作成することで、 やるべき事が明確になり、業務の進行状況を見える化することができます。

とはいえ、R&Dという部署は
計画通りに事が運ぶことはまずありません。

これまで世の中にないことに挑戦するのですから当然です。

しかし、だからといって
WBSが必要ないということではありません。

WBSがあることによって、
どこに問題があるかが明確になり、軌道修正を速やかに行うことができるからです。

次に出社してきた同僚に声掛けして、
ざっくばらんな話(いわゆる雑談)をします。

この中では特に仕事の話はしません。

この雑談の目的はコミュニケーションを取りやすい雰囲気づくりです。

雑談をすることで、ざわざわした雰囲気を作りだし、
声を発しやすい状況にしようと努力しています。

R&Dという部署はその特性上、
一人で集中して仕事をすることが多いのですが、
そうなるとどうしてもフロアがシーンとしてしまい、
パソコンのキーボードの音だけが鳴り響いている、
なんて状況になりやすいです。

これでは、どんな人でも声を出すことをためらってしまうでしょう。
そんな理由で、声かけをしています。

以前はその重要性に気付かなかったのですが、

グロービスでリーダーシップを学んで以降、
重要性に気づき職場で実践をしています。

とっても簡単でコストもかからないんですが、効果は的面で チーム内でのコミュニケーションが非常に円滑になりました。

さて、そろそろ仕事をしないと怒られます(笑)。

まず、世の中で自分たちに関係のあるものないものも含めて
大きな技術革新が起こっていないかどうかを確認します。

関係のないものまで調べるのは、そこで絞ってしまうと、
思わぬ飛び火をしたときに対応できないからです。

最近はそういう技術の飛び火的なものが増えてきているので、
大まかに押さえておく必要があります。

定型的な作業は大体ここまでで、
これ以降はR&Dらしく型にはまらない様々な業務に取り組みます。

プロジェクト着手前は、
技術を中心に3C的な観点で今の状況を分析し、
ポートフォリオなども考えながら、
マネジャーとディスカッションしてプロジェクトの方向性を決定します。 ただ、この辺りがきちんと出来るようになってきたのは
MBAを学びだしてからですが。

プロジェクト開始後は、
プロジェクトリーダーといえども自ら手を動かして、
技術論文を読んだり、ハードウェアの構造を考えたり、
ソフトウェアのアルゴリズムを考えたりと、
いち技術者として業務を行います。

ただし僕の場合、実験や製作、コーディングなど
作業的な事はあまり午前中に行いません。

なぜなら午後1時~3時はどうしても眠たくなるから(笑)。

手足を動かす作業的なことを午後に回すことで、眠気に対処しています。

■午後

午後は作業的なことを中心に取り組みます。
技術者としてはワクワクする時間です。

自分の考えた事を自分で具現化して形にできる、 ここが技術者の醍醐味ですね。

特に自分が思った通りにモノが動いた瞬間というのは、最高です。

これは技術者以外の人も同じかもしれません。

自分で考えた戦略を自分で実行し、思い描いたストーリー通りになる、 これが経営者の醍醐味かもしれません。

しかし技術と同じで、
考える土台となる基礎知識がしっかりしてないと
成功確率はぐっと下がってしまうことでしょう。

基礎知識があるからといって必ず成功するとは言えませんが、 成功に基礎知識が寄与することは間違いありません。

その基礎知識となるのが、
技術者の場合は工学であり、経営者の場合は経営学なのでしょう。

やや話が脱線しましたが、
午後はこうやって作業を中心に仕事をしています。

僕の場合、午後3時を過ぎると眠気もなくなり、また頭が動きだします。
そうなると考えながら作業ができたりします。

そうなった時は、プロジェクトの進め方やプロジェクトのあり方などに思いを巡らせます。

これまでは思いつくままに考えていましたが、
MBAを学びだしてフレームワークを知ることによって、 考えにヌケ・モレが減ったように思います。

フレームワークにとらわれ過ぎるのは良くないと思いますが、 フレームワークが助けになることも多々あります。

一番大事なのは自分の頭でしっかり考えることだと思います。

色々とインプットされる情報を事実と解釈に分けて、
解釈の部分については鵜呑みにするのではなく、
自分の頭で納得するまで考える。

そのために頭を鍛える。

それが何をするにしても重要であると思います。

そろそろ帰宅です。

しかし、仕事でかなり頭を使っているため、
なかなか仕事の事が頭から抜けません。

運転しながらとか、帰宅後もついつい仕事のことが頭をよぎります。

でも実は会社を離れてリラックスしながらも
ぼんやり仕事の事を考えているような時に
ものすごく良いアイディアが思い浮かぶ事が多いです。

仕事中は必死に考えてもなかなか出てこないのに。
不思議ですね。

そういう時はメールをよく使います。
思い浮かんだことをメールで自分宛に送るのです。

そうすれば思いついたアイディアを
無駄にすることなくストックしていけます。

僕の一日は大体こういった感じで過ぎていきます。

みなさんは、いかがでしょうか?

僕は他の職種や業種についたことがないので、
みなさんがどういう風に一日を過ごしているか
非常に興味があります。

もし良ければ、みなさんの一日を教えてくださいm(_ _)m
コメントをお待ちしております。

それでは次回は、『MBAの仕事への活かし方』と題して、
エンジニアとしてMBAで学んだことをどのように仕事へ活かしているか、
といった事をお伝えしたいと思います。

エンジニアにとってのMBA~第2回:エンジニアがMBAを学ぶ上でのメリット・デメリット~

先週、先々週はレポート回でしたので、第1回目から
随分と間が空いてしまいました。

レポートがあってもブログぐらいの文量なら書けるかな?
と思っていたのですが無理でした。
やはりレポートは大変です。

さて、前回は『なぜエンジニアがMBAなのか?』
という内容でしたが、いかがでしたでしょうか。

僕がMBAを志した背景をつらつらと書かせてもらいましたが、
みなさんはどのように感じられたでしょうか。
また、感想でもいただければと思います。

それでは、今回のメインテーマである、
エンジニアがMBAを学ぶ上でのメリット・デメリット
の内容に入っていきたいと思います。

一般的にMBA受講生の中でエンジニアの割合というのは
それ程多くないと思います。

そんな中で僕が
「エンジニアだとこういう所が有利だな~」
とか
「こういう部分はちょっと難しい」
と感じたことを書きたいと思います。

あくまで僕個人の感じた所ですので、
当てはまらない場合も多いかもしれませんが、
個人的な感想という事で捉えていただければと思います。

■エンジニアのメリット

◇ロジカルに考える事に慣れている。

これに関してはエンジニアの特権だと思います。

エンジニアリングも突き詰めていくと感性の領域に突入しますが、
一般的にはファクト&ロジックの世界ですので、
ロジックを整理したり、構築したりする力には
長けているのではないでしょうか。

◇数字に対して抵抗が少ない。

これもエンジニアがMBAを学ぶ上で有利な点かなと思います。

数字への拒否反応が少ないだけでなく、
計算式の意味を理解する力が結構役に立っているのではないかと思います。

特にカネ系の科目でフル活用しています。

◇通常の業務を行っているだけでは到底身につかない、
経営の知識/ノウハウを習得できる。

エンジニアをやっていると普段はなかなか経営的な部分に触れることが
できないと感じています。

会社内でのポジションによる部分も多いかと思いますが、
エンジニアが経営的な部分に触れるのは開発審議や期初の社長挨拶ぐらいで、
それも受け身的であることが多いのではないでしょうか。
少なくとも僕はそうでした。

自分の中に今までとは全く異なった軸ができるため、
考え方やスキルの幅が格段に向上すると思います。

そうなるとエンジニアとしてもMBA生としても
ユニークなポジションが築ける。
面白いと思いませんか?

■デメリット

◇普通に業務をしているだけでは、実践の場が少ない。

普段単にエンジニアとして仕事をしていると、
MBAで学んだことを活かせません。

僕もエンジニアの仕事としては、自らはんだごてを握ったり、
プログラムを書いたりする身ですから、MBAで学んだことを
活かす場はほとんどありません。

しかし、そんな中でも工夫次第で学びの実践は可能です。

例えば僕は開発チームのリーダーを任されていますが、 自チームの将来戦略を提案する、
自チームの課題や成果を定量的に分析してみる、 社長の言葉をクリティカル・シンキングで考えて 自チームの仕事にブレークダウンしてみる、
などといったことに取り組んでいます。

また、家庭でも
我が家のP/L、B/S、C/Fを作って
売上目標(僕の稼ぎ目標)とコストダウン目標(妻の節約目標)
などを設定して 楽しんでいます。

僕はまだ家を購入していないのですが、
家を購入する際はファイナンスなどを役立てよう
などと考えています。
そうそう、車を買い換えた時にファイナンスを使って
価値評価をしました。

◇自社の経営情報に触れる機会が少ないため、学んだことを実感しにくい。

これも受け身でいると研究開発という立場では
なかなか接する機会がないと思います。

経営情報に関しては公開されている自社のIR情報を見たり、
会社の各部署に知り合いを作って情報を入手したりと、
公式/非公式問わずネットワークを作って
積極的に情報を取りに行く姿勢が必要だと思います。

僕は会社の非公式な行事に参加したり、
色々な部署に顔を出したりしてネットワークを拡げています。

◇文章作成になれておらずレポート作成が大変。

これは慣れですね。
最初は本当に言葉が出てこなくて苦労しました。
特に普段文書を箇条書きで書くことが多い人は
接続詞に苦労すると思います(僕がそうです)。

自分の語彙力の無さに嫌気がさしましたが、
何回かレポートを書くうちに徐々に慣れてきました。

併せて色々な本を読むとより自然な文章が書けるハズです。

◇1からのスタート、知らないことだらけなので大変。

だからこそ学びが多い!と自分に言い聞かせて頑張ってます!!

◇絶対の正解がない。

最初はどうしても正解を求めたくなってしまいます。

特にエンジニアとしては、「A」をインプットしたら
「B」というアウトプットが欲しくなってしまいます。

でもビジネスでは不確定要素の多い『人』や『未来』が
大きく深く関わってきます。

絶対の正解はない世界ですが、因果関係やロジックは存在します。

ですので、不確定要素はパラメータと捉えて、
どのパラメータが影響が大きいか、
パラメータが変化した時にシナリオがどう変化するか、
といった事を考えて数式のように捉えると納得感が
高まるのではないかと思います。

さて、ここまで
エンジニアにとってのメリット/デメリット
を書いてきましたが、工夫次第でデメリットはなくす事ができます。

是非みなさんもチャレンジして、
今度はみなさんの工夫をお聞かせください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

次回は、『エンジニアの1日』というテーマでお送りしたいと思います。

エンジニアにとってのMBA~第1回:なぜエンジニアがMBAなのか?~

みなさん、はじめまして。
GMBA2009期名古屋校の小板橋と申します。

これから『エンジニアにとってのMBA』
というテーマでブログを書いていきたいと思います。

つたない文章ではありますが、みなさんの心に響くものを伝えられたら、
と思っています。

第1回目は『なぜエンジニアがMBAなのか?』
というテーマでお届けしたいと思います。

その前にまずは、みなさんの「お前は誰だ?どんな奴だ??」
という疑問に答えるべく、
僕の自己紹介をさせて頂きたいと思います。

僕は大学の工学部を卒業し、オムロン(株)に入社しました。

入社から最初の3年間は技術本部という研究開発部門に所属し、
主にステレオカメラの研究開発を行っていました。

エンジニアの方はご存知かもしれませんが、

ステレオカメラというのは、
2つのカメラを用いて計測対象を撮影し、三角測量の原理で
計測対象の三次元形状や計測対象までの距離を測るものです。

2つのカメラを少し距離を離して置き、
同じ計測対象を写すと、
対象が近くにある場合は、対象が2つのカメラに写る位置が大きくずれ、
遠くにある場合はほとんど同じ位置に写ります。

電車から窓の外を見ると
近くの電柱は大きく動いて見えるのに、
遠くの山はあまり動かないですよね。

あれと同じ原理です。

技術本部の次はオートモーティブテクノロジー研究所
という所に配属になりました。

ここでは同じようにカメラを使うのですが、
今度はカメラ1つを使い
自動車の車外環境を認識するという研究を行いました。

車外環境の認識とは例えば、
白線の認識、先行車両の位置計測、歩行者の検出
といったことを行います。

こういった車外環境の認識が可能になれば、
ドライバーの脇見や不注意などによる見落としをサポートすることができるため、
より安全な自動車を実現することができます。

このような部門を経て、

今はオートモーティブエレクトロニックコンポーネンツカンパニーという所に所属し、
次世代の自動車のための先行技術を開発しています。

さて前置きがずいぶん長くなってしまいましたが、
そろそろみなさんの頭の中には、

なんでそんな技術畑を歩んできた奴がMBAを取ろうと思ったんだ?

という考えが浮かんでいるかもしれません。
そのまま技術を極めれば良いじゃないか、と。

ここで、エンジニアのみなさんに1つ質問をさせてください。

『みなさんは会社の中でどの程度エンジニアリング(技術開発)していますか?』

会社の中で過ごす時間は100%技術開発しているという人も
中にはいるかもしれませんが、

入社から年月を経て、

部下が増えてきた人、
リーダーとしてチームを引っ張っている人、
マネジャーとして運営管理を行っている人、

など「実は技術開発に当てている時間は働く時間のごく一部」
なんて人が意外に多いのではないでしょうか。

技術開発で認められ、
昇進すればするほど技術開発に携わる時間が減っていく、
そういう風に感じているエンジニアの方は多いと僕は思います。

ここでまず1つ目の気づきがありました。

『エンジニアは技術に秀でているだけではダメ』

まぁ、当たり前と言えば至極当たり前なのですが、
それを見聞きするだけでなく、
自分の肌身で実感してから考え方が大きく変わりました。

そうすると次々と疑問が僕の中でわいてきました。

『じゃあ技術以外に何がいるのか?』
『リーダーやマネジャーに求められるものは何か?』
『なぜリーダーのプロフェッショナルやマネジャーのプロフェッショナルはいないのだろう?』

そういった疑問・問題意識が日に日に強くなり、
考えを巡らせているうちに、

「このままではいけない」、
「技術者としてだけでなく、リーダーやマネジャーとしてもプロフェッショナルでありたい」

という思いが強くなっていきました。
そこで、

プロフェッショナルなリーダーやマネジャーになるためには
何が必要だろうと考え、

辿り着いた先が「MBA」でした。

「MBAの取得=リーダーやマネジャーのプロフェッショナル」
ではないと思いますが、

リーダーやマネジャーとして何を考えなければならないのか、
どのような選択肢があるのか、
複数の選択肢の中から今何を実行しなければならないのか、
そういったノウハウをMBAでは体系的に学ぶことができると思います。

当然、MBAを取らなくても経験値を積むことで実体験として学ぶことで
ノウハウを身につけることもできるとは思いますが、

やはり自分の経験以上のことを得るのは難しく
困難に直面した際に、選択肢の幅が狭まってしまうのではないかと思います。

先人たちの経験を体系化して効率良く学びながら、
先人たちが経験したことのない課題に
仮説とロジックを持って果敢に挑戦していく、

これはまさに
『ビジネスにおけるエンジニアリング』
と呼べるのではないでしょうか。

MBAを取得する動機はみなさんそれぞれでしょうが、
僕は以上のような経緯でMBAを取得することを決心しました。

みなさんの今後の選択の一助になればと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

次回は、『エンジニアがMBAを学ぶ上でのメリット・デメリット』
というテーマでお送りしたいと思います。

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