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【卒業後~MBAを終えて~】「理学療法士×MBA」で医療介護のイノベーターを目指す

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【名前】松山太士

【勤務先】社会医療法人財団新和会 八千代病院
     総合リハビリセンター 技師長

【入学年】2014年4月


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<自己紹介>
理学療法士(※)として複数の病院勤務を経て現職。リハビリテーション専門職総勢99名のマネジメントに従事。地域課題をリハビリテーションの視点で解決することを目的とした「安城地域リハビリネットワーク」を立ち上げ、代表として活動している。大学や愛知県理学療法士会などで、年に数回非常勤講師を務める。
グロービス経営大学院2014年入学、2016年卒業。

(※)理学療法士
主に「動作」の専門家として病気やケガの回復を促し、社会や日常生活に戻るまでを支援する役割を担う。さらに、生き甲斐やその人らしさをサポートする自立支援、生活支援、健康増進、介護予防などの分野や、プロスポーツチーム、教育、研究機関などさまざまな場面でも活躍しているリハビリテーションの専門職。

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■グロービスMBAを卒業した、理学療法士である私の志

日本の医療介護は、団塊の世代が後期高齢者となり医療介護需要が激増する2025年に向けて大変革の真っ只中です。国策としての地域包括ケアシステムを構築するためには、今までのように各病院や各施設のマネジメントのみならず、地域全体をマネジメントすることが求められます。


私は、理学療法士としてリハビリテーションの視点でこの大変革に少しでも貢献したいと考えています。具体的には、法人所在地である安城市のリハビリテーション専門職仲間と共に、「安城地域リハビリネットワーク」という有志の会を4年前に立ち上げ、その代表として行政や地域住民の方々と地域の課題解決に向けた仕組みづくりに取り組んでいます。

そんな私が、なぜこのような志を抱くようになったのか。グロービスを卒業した今、学ぼうと思ったキッカケを振り返りお話ししたいと思います。

■プレーヤーからリーダーへ 自分のキャリアを見つめた結果MBAへ

①昇格と葛藤
理学療法士登録から11年間、私は患者さんに直接対峙する理学療法士の仕事に魅了され、やりがいと誇りを持って働いていました。2011年4月、私は自分自身のキャリアについて深く考える大きな転機を迎えました。突如70名超のメンバーが所属する総合リハビリセンターという部署のトップに昇格することが決まったのです。

それまで、プレーヤーとしての理学療法士に魅力を感じ、研修会への参加や学会発表、リハビリテーション系大学院での研究などを通してスキルアップを目指してきたわけですが、突如マネージャー・リーダーへと変化することが求められ、私の中で大きな葛藤が生じました。「人と直接関わる理学療法士の仕事がしたくてこの仕事を選んだ。まだ現場から離れたくはないし、大学院にまで行って理学療法の研究をしてきた。組織のマネジメントをやることが果たして自分のやりたいことなのか?」そんな想いで迷いながらも仕事に没頭していたある日、ふとこう思ったのです。

「でも、70名超のメンバーをマネジメントする仕事を経験した理学療法士は、全国で今までに何人いるのだろう?」
「組織に期待されて立場を任された以上、前を向いて進むしかないのでは?」
「まだ自分のキャリアは30年近くある。どうせやるなら、今までの仕事の延長上だけで終わらせるのではなく、他の理学療法士がやっていないことをやってやろう!」
そう考えるようになってからは、迷いは吹っ切れました。

②昇格後に求められたスキル
マネージャー・リーダーとして求められるスキルは、プレーヤーとして働いていた頃とは全く質の異なるものでした。自ら動いて成果を出すだけではなく、部署内外の人たちにビジョンを示し、共感を得て、結果として動いてもらわないと成果を出すことはできなかったのです。 必然的に、医療やリハビリテーションの専門書だけでなくリーダーシップ・経営関連のビジネス書を読み漁るようになりました。

そんなある日、ネットでグロービスの書籍「ロジカルシンキング教室」を見つけました。普段、書籍はネットで注文して自宅に配送されるのを待つのですが、この時ばかりはなぜか自分でも分からないくらい今すぐに読みたい衝動に駆られ、近所の書店を探し回って手に入れました。その勢いで一気に読破し、「自分に足りないものはこれだ。これで何かが変わるかもしれない!」直感的にそう感じたことを覚えています。

このことがきっかけで、MBAについて調べるようになり、グロービスのクリティカル・シンキングセミナーを発見。早速参加したところ、雷に打たれたような衝撃をうけました。

「こんな世界があるのか!ここに通えば、間違いなく成長できる!」そう思ったわずか1ヶ月後には、単科生として受講を決めていました。

さらに色々と調べてみると、医療や介護の領域は経営を体系的に学んでいる人材は非常に少ないことが分かりました。しかし、これから大変革が必須である医療介護領域には必ず経営のスキルが必要とされることを確信、「理学療法士×MBA」というキャリアは面白いことができそうだ!と思うようになり、そのまま本科生への出願を決めました。

■グロービスMBAで学んだ変化 ~志が定まり、迷いなく実行に移せるように~

グロービスMBAで学んで自分自身が感じている変化は、2つあります。
ひとつは、志が定まったことで意思決定に迷うことが少なくなったこと、もうひとつは、実行力が向上したことです。

他のMBAとグロービスの大きな違いのひとつに、志系科目の存在が挙げられます。
グロービスでは、
 「リーダーシップと倫理・価値観
 「経営道場
 「企業家リーダーシップ
 「企業の理念と社会的価値
などの志系科目を通して、常に自分自身の志を問われ続けるのです。
また、クラス以外の機会として、全国各地の受講生が一同に会するイベント「あすか会議」にて、同期2名と共に発表した経験も、自らの志を考える上で非常に有意義な経験でした。自分自身について深く考え続けることは非常に大変なことでもありますが、志が洗練されたことでブレない軸が定まり、意思決定に迷いが少なくなりました。

そして、その志を実現するためには「実行力」が必要となります。今思えば、グロービスMBAで学ぶ以前は理学療法士であることを無意識にこだわりすぎて、自分が取り扱う仕事の範囲を自分自身で狭めていたように思います。数多くのケースを通して経営者の視点で考え続けることで、経営者に近い視点が養われ、 責任範囲を広く捉え、役割に縛られることなく自分自身で実行することに躊躇しなくなったように感じています。

具体的には、グロービスで学びながら新病棟開設のワーキンググループ責任者を経験したり、新規事業としてリハビリデイサービスを企画・提案し、責任者として開設を経験したりと、グロービスMBAで学ぶ前後では明らかに仕事の範囲が広がりました。グロービスの実践的な学びはすぐに活用できることも多く、学びながら実行し、その経験からまた学ぶというグッドサイクルを回すことを意識してきたことが、結果として良かったように思います。

■最後に
これから、「医療・介護×MBA」といったスキルを持つ人材が全国的に求められる時代が到来すると思います。一人でも多くの理学療法士・作業療法士・言語聴覚士がグロービスのMBAで学び、医療介護大変革時代のイノベーターが増えることを楽しみにしています。

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