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【卒業後~MBAを終えて~】グロービスで学ぶとは~結果責任を負う役割を担うための準備~

名古屋2009期生の薮 秀実です。

私はメーカー営業職を20年、 本社管理本部に3年勤務の後、
公益財団法人が経営する病院の経営企画室に転職して
3年目を迎えています。
(現在48歳ですから、オッちゃんになってからの学びでした)

グロービスで学んだこと、解るようになったこと、
できるようになったことは、非常に多いですよ。

 

【 出来るようになったと感じるのはカネ系領域 】

特にカネ系の科目
アカウンティング」「ファイナンス
から学んだことは大いに役立っています。

財務諸表の読み方、
特にバランスシートの読み方が理解できるようになり、
私なりの解釈や仮説を立てられるようになったことには自ら驚き、
感動すら覚えました。

ファイナンス的な考え方は
首都圏のマンションオーナーである私の「大家」としての
意思決定に影響を与えています。
(転勤の際にお部屋を売りそびれただけです。
狭い1部屋だけのオーナーですが…)

また、転職してから、
銀行の役職の方々と面談する機会も多くなりましたが、
銀行自身の「自己資本比率」や「収益性」の話題が多い中で、
弊法人のような中小法人への貸付金額や比率、
その社会的(地域的)意義について、
こちらから「数字」を根拠に話題を振ることで会話が盛り上がり、
その後は何かと「お声かけ」いただくことが多くなったりして、
重宝しています。



経営会議では、
毎月の損益から年度末の経常利益の予測数字をはじき出すのですが、 これは占いではありません。 このままではこんな結果になるとの仮説です。 今日からのアクションプランをよい方向に転換するための資料です。 この予測を上ブレするように外すことが求められ、 その行動が理念の実現にも繋がります

と自信を持って発言できるようにもなっています。

 

【カネ系領域もやはり「志」が大切】

グロービスの学びで印象深かったのは、ファイナンスの講師から叩きこまれた

君たちは経理・会計担当者で終わる立場を 望んでいるのではないだろう。 だから単に数字計算の正誤にはこだわるな。 数字計算は部下に任せなさい。 なぜ、その前提と仮定を置いたのかを考え続け、質問しろ。 そもそも、何のために事業価値を計っているのか、 どのように事業を発展させたいのかを考えろ

との言葉で、
『志』があってこその事業展開でなくてはならないことに目覚めました。

 

【「志」が見えたことで転職】

今から考えると、
グロービス・マネジメント・スクールの門を叩き、
GMBAプログラムに入学していなかったら、
おそらく前職に在職し続け、
「そこそこの役職と収入」を得ていたと思います。

でも
「ストレスは半端なかったろうなぁ~」
「ええ齢してウジウジしていたかなぁ~」
と想像します。

結果として私はオッちゃん年齢なのに
グロービスで「志」を学んだ(モヤモヤしていたことがハッキリした)
ことがきっかけで転職したことになります。

私にとって
「自分の志(価値観)に添った仕事」に就くことが許されたことは
何よりの報酬でした。

 

【私の役割は結果責任を負う経営者のよきフォロワーになること】

今の私は、主に公益財団法人副理事長の補佐として
病院の経営と運営に参画させていただいています。

グロービスで学び、多くの時間を経営層と過ごすことで
「経営者が果たすべき結果責任」と「職員が果たすべき実行責任」
の役割の違いを以前より意識して考えるようになっています。

私は、グロービスでは単に
「ビジネススキル」を学んだのではなく、
「経営と経営者のスタイル」
について学んだのだと思っています。

今では、戦略や戦術の優劣を議論しても
あまり意味はないと思うようになりました。

大切なのは「やりきる力」です。

定石といわれるフレームワークはいずれも優れているわけですが、
経営者は好ましい条件がそろっているわけではない制約の中で、
判断と決断を迫られています。

時間的な余裕もありませんので、
6~7割方の条件が揃ったら「やってみる」しかありません。
(あるいは「何もしない」という選択をとるケースもあり、
さらに追い込まれたりするようです)

このような環境の中では、
決めた戦略や戦術を「やり切る」ことこそが大切なのは
クラスで学ぶ通りですが、
これが思いのほか勇気が必要で難しいことであることが
経営層を間近に見ていて思わされます。

彼らの決断を支える「第一のフォロワー」となることが、
今の私に与えられている役割です。

「なぜ、彼らはそう考えて決断を下すのか。何を迷っているのか」
を整理して、
決めた戦略・戦術の『メリットの最大化とデメリットの最小化』
を考え、
『経営者・経営層を孤独にしない』ように周りに説明し、
現場で実践してもらえるように部署間を飛びまわっています。

これは、ビジネスフレームワーク(経営の定石)が環境(外部と内部)及び
人的資源と「整合」してこそ効果を発揮することを学び「腹落ち」したことで、
生まれている意識と行動だと思っています。

そして今の経験が次へのステップ(法人の結果責任を負う役割)
へと繋がると考えています。

 

【グロービスの絆はお互いを公私ともに支える】

グロービスでは多種多様なビジネスパーソンと学び合い、
お互いを理解し、その絆は卒業後も続きます。

グロービスの仲間と学びを共にすることで、
私は欠けの多い者であることを素直に認めることができました。

卒業後は、私にできないことは、
彼らに助けてもらうことにしています。

具体的には、
私の職場のいくつかの研修で彼らの力を借りています。

接遇研修(ホテル業界)や管理職研修(医療関係者)
の講師をお願いし、アドバイスもいただいています。

経営層は当初、半信半疑でしたが、
その内容の充実度に高い評価を得ています。
(それが私の評価ともなり、私も提案が非常にやりやすくなっています)

これからの私の歩みには、
まだ一波乱二波乱があるように思います。
「志」が見えなくなり挫折しそうになるかも知れません。

しかし、私はおそらく倒れて立ち上がれなくなることはないと信じています。

それは職場の仲間はもちろん、
「心地よい距離感」のグロービスの新旧の同志
(各地にどんどん新しい同志が排出されています)
が私を支えてくれるだろうと信頼しているからです。

そして当然、私も喜んで彼らのお役に立ちたいと願っているのです。

 

【グロービスでの学びを検討されておられるみなさんへ】

グロービスには「志高いビジネスパーソン」
が集っていると評価されているようです。

しかし、私は多種多様なメンバーと
「切磋琢磨しながら学ぶ」からこそ
「明確な志とそれを実践できるスキル」
を手に入れることができる(つまり成長できる)のだと思います。

今後も多くのビジネスパーソンの方々が
私たちの「仲間に」加わってくださることを願っています。
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